Android 9.0 Pieの変更点&覚えておきたい新機能

Googleが先日発表したAndroid OSの最新バージョン「Android 9.0 Pie(パイ)」。
ホームボタンが必要ないiPhone Xに似たスワイプ操作が可能になったり、画面の切り欠き(ノッチ)に対応したりと大幅な変更が加えられました。
(すでにGoogle Pixelシリーズではインストールが可能ですよ。Huawei P20 liteなど、一部のAndroid端末での対応も発表されていますが、少し遅れているようです。)
今回は、Android 9.0 Pieで追加された新機能や変更点、操作方法を噛み砕いて分かりやすくご紹介していくので、Android 9.0が気になる!という人は参考にどうぞ!
Android 9.0 Pieの変更点&新機能

まずは、Android 9.0 Pie(パイ)で追加された新機能や変更点について超簡単にサクッとご紹介。
箇条書きでご紹介していくので、さらっとチェックしてもらえればと思います。
Android 9.0で追加された新機能
- ホームボタンの無いiPhone Xのようなスワイプ操作「New System Navigation」の追加。(上スワイプでアプリスイッチャーの起動など、操作が大きく変わります。従来の操作も可能)
- 切り欠き(ノッチ)のあるディスプレイ表示に対応。
- 機能性が向上し、見やすくなった通知画面。(機械学習で返信内容を掲示してくれるスマートリプライが追加)
- デュアルカメラやトリプルカメラなど、マルチカメラをサポート。
- ユーザーの行動を学習し、バッテリーを節約してくれる「Adaptive Battery」の追加。
- 画面の明るさを学習して調整してくれる「Adaptive Brightness」の追加。
- Apple製品でお馴染みのフォーマット「HEIF」に対応。(JPEGの2倍の圧縮効率)
- ユーザーの行動を学習・予測し、次に起動するかもしれないアプリを表示してくれる「App Action」。
- スマホをどれくらい使っているかが把握できる「ダッシュボード」。
- アプリの使用時間を自分で決めて制限できる「App Timer」。
- スマホを伏せて通知をOFFにできる「Do Not Disturb」。
- 画面の明るさを調整したり、通知を切って快適な睡眠をサポートする「Wind Down」。
上記がAndroid 9.0 Pieのチェックしておきたい主な変更点と新機能。
Android 9.0 Pieでは、ほかにもデザインやUI、大・小含めて様々な機能が追加・変更されているため、気になる人はAndroid.comをチェックしてみましょう!
iPhone Xライクなスワイプでのホーム画面操作がAndroidで出来るようになったのは、かなり快適ですよ。
Android 9.0 PieはGoogle Pixelでインストール可能
すでにGoogle PixelシリーズにはAndroid 9.0 Pieへのアップデートが提供開始されており、Essential Phoneにもアップデートの提供が開始されています。
Android 9.0 PieにアップデートできるGoogle Pixelの対象モデルは以下の通り。
- Pixel/Pixel XL
- Pixel 2/Pixel 2 XL
- Pixel 3/Pixel 3 XL
- Pixel 3a/3a XL
また、Android 9.0 PieはGoogle Pixelシリーズ、Essential Phoneのほか、様々なAndroid端末で配信開始予定とのこと。
追記! 2019年現在、多くのAndroidスマホで搭載されていますよ
2019年現在、GalaxyやXperiaなど、多くのAndroidスマホはAndroid 9.0を搭載しています。
Huawei P20 Liteなど、対応が発表されていながら、少し遅れているモデルもあるようなので、購入時は気にかけておくといいかもしれません。
国内向け「Android 9.0 Pie」アップデート対象端末は続報を待とう
残念ながら、日本では技適の問題でGoogle Pixelを利用できないですが、Essential Phoneであれば日本の技適もあるらしいのでAndroid 9.0 Pieでいけるかな?
キャリアが販売するXperiaシリーズやGalaxyシリーズなど、国内向けモデルのアップデート対象端末についてはもう少し情報を待つ必要がありそうです。
Source:Android.com