AnyTransにAndroidからiOSへの引っ越し機能が追加

iMobieのiPhone用データ転送ソフト「Any Trans」がアップデートでバージョン6になり、AndroidからiPhoneへデータが移動できる「iOSへ引っ越し」機能が追加されました。
AndroidからiOSへのデータ移行にはApple公式の方法もありますが、Any Transはより柔軟にデータを移動することが出来ます。
Appleの公式移行アプリ「Move to iOS」では一括転送しかできないデータも、AnyTransを利用すれば個別に選んで移行できるので、データを選んでAndroidからiPhoneに移行したい時におすすめですし、これはありかも。
Any Transはデータを選んでAndroid→iOSに移行できます
Any Transの「AndroidからiOSへ引っ越し」は個別にデータを選んでデータを移行できますが、手順はApple公式の移行アプリより少し多めです。Any TransでAndroid→iOSへデータ移行する時は、手順を説明してくれるのでそんなに難しくないんですけどね。
Apple公式のデータ移行アプリ「Move to iOS」はケーブルが必要なくて手順が簡単な分、移行できるデータには制限がありますが、Any Transで移行できるデータは下記の通り。
移行出来るデータ | 転送方法 |
メッセージ | 添付ファイルつきチャット形式 一括または個別転送 |
通話履歴 | 一括または個別転送 |
写真・ビデオ | 一括または個別転送 アルバムも転送可 |
連絡先 | 連絡先の詳細付き 一括または個別転送 |
音楽 | 一括または個別転送 iOS用の形式に自動変換 |
ビデオ | ダウンロード、 インポートしたビデオを転送可 |
着信音 | iOS用の形式に自動変換 |
Books(PDF/EPUBs) | 必要なPDF、 EPUBを選択して転送 |
カレンダー | 一括または個別転送 |
ファイル(圧縮ファイル) | デバイス上のすべてのファイルを探し、 必要に応じて転送 |
ドキュメント | デバイス上のすべてのファイルを探し、 必要に応じて転送 |
Apple公式のAndroid→iOSへのデータ移行ソフト「Move to iOS」が転送できるのは、カメラロール、メッセージ、Googleアカウント、連絡先、ブックマークなので、Any Transで移行できるデータは本家より多いんですよ。
その代わり、Any TransはPCが必要な点とデータ移行までの手順が多くなっているので、自分が移行したいデータによってどちらを選ぶか決めるといいと思います。
これからAndroid→iPhoneへ乗換えする人も多いと思うので、データの移行方法は事前にチェックしておきましょう。
AndroidからiOSに移行する時はアプリごとの引き継ぎも忘れずに
ちなみに、Any Transを使ったAndroidからiPhoneへのデータ移行を使った場合も、Apple公式「Move to iOS」を使った場合もアプリ内データの引き継ぎはできません。
LINEなどもそうですが、アプリごとの引き継ぎ設定があるので、AndroidからiPhoneへのデータ移行が終わったらアプリの引き継ぎも忘れないように要注意です。
Any Transの「iOSへ引っ越し機能」は無料で利用可能。対応機種は、AndroidフォンがAndroid4.0以降、iPhoneはiOS 5以降となっており、ソフトはWindows/Mac版が用意されてます。
AndroidからiPhoneへ乗換えを検討している人はAny Transも要チェック!
Source:iMobie