復元/クローン/バックアップ「AOMEI Backupper」で大事なデータを管理しましょ

AOMEI Backupper

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復元にバックアップ、クローン…。この3つってWindows PCを使っていると避けられない大事なことじゃないですか? 特にバックアップは定期的に行っておかないと悲しいことになりがちで。いざという時にバックアップソフトを1つ持っているとなんとかなることが多いのです。

で、今回紹介したいのがバックアップや復元、データ管理ができるソフト"AOMEI Backupper“なんですけど、要はPCのデータに関することを一括で管理できるソフトなんですよね。

AOMEI Technologyから製品をご提供頂いたので、さらっとチェックしつつ使い方やできることについてご紹介していきます。

最近は無料でクローンを作成できるソフトも無くなったので…Windows PCのHDDをSDDに換装する際のクローン作製ソフトとしても良い選択肢になるかもですよ、ブラザー。

AOMEI Backupper(プロ版)を見る – 公式HP

AOMEI Backupper(無料版)を見る – 公式HP

シンプルな操作のバックアップ&復元ソフト「AOMEI Backupper」

AOMEI Backupperは、その名に冠するとおりデータのバックアップや復元、クローンの作成ができるWindows向けソフト。

システムやディスクのバックアップや復元のほか、システムクローンやファイル同期、ブータブルディスクの作成、自動バックアップ設定などを行うことができます。

  • ファイル/フォルダ/システム/ディスク/パーティションのバックアップ
  • ファイルやフォルダの同期
  • ファイル/フォルダ/システム/ディスク/パーティションの復元
  • システムクローン、ディスククローン、パーティションクローンの作成
  • 付属機能として、回復環境の作成やブータブルメディアの作成、バックアップログの表示

有料版の"AOMEI Backupper Professional"でできることをさらっとおさらいすると上記の通り。

個人向けのAOMEI Backupperには、制限なく利用できる有料版「Professional」と無料の「Standard」の2つのラインナップが用意されているのですが、場合によっては無料版で事足りるかもしれませんね。※商業利用する場合は"Workstation“などの企業向けバージョンが必要です。

上述の通り、このソフトはブータブルメディア作成なんかもできるため、持っているだけで役立つこと間違いなしです。

ディスクバックアップを作成する方法については、AOMEI公式HPで丁寧に解説してくれているので、気になるブラザーはこちらもあわせてどうぞです。

AOMEI Backupperでディスクバックアップを作成する方法 – AOMEI

AOMEI Backupperの製品仕様(システム要件)

OSWindows 7/8/8.1/10以降
CPU500MHz ×86または互換CPU
メモリ256MB
ドライブブータブルメディアの作成にはCD-RW/DVD-RWドライブが必要

有料版と無料版の違い

せっかくなので、有料の"AOMEI Backupper Professional"と無料で使える"AOMEI Backupper Standard"の違いについてもおさらいしておきましょう。

有料版(Professional)無料版(Standard)
実行速度より高速普通
バックアップ
自動バックアップ
ダイナミックボリュームのバックアップ×
CD/DVDにバックアップ×
ファイル同期
リアルタイム同期×
復元
ダイナミックディスクボリュームの復元×
クローンの作成
システムクローンの作成×
価格5,480円無料

無料版ではシステムクローンの作成ができないなど、いくつかの制限がかかりますが、AOMEI Backupperの有料版と無料版の違いについてもう少し詳しく知りたいかも…って人は公式HPもどうぞ。

AOMEI Backupperの製品を比較する – 公式HP

ライセンスを登録する方法(プロ版)

無料版からでもAOMEI Backupperは製品登録を行うことができるのですが、プロ版のライセンスキーを登録する方法についてもちょこっと見ておきましょう。

ライセンスキーの登録は、画面下に表示されている「登録」から。

あとは、購入して入手した"19桁のライセンスキー"を入力し、登録をクリックすればOKです。

AOMEI Backupperを実際に使用してみる(バックアップと復元)

AOMEI Backupper

それじゃ、実際に"AOMEI Backupper Professional(有料版)“を使ってチェックしていきましょう。

ファーストインプレッションとUIの使いやすさはめちゃ良い感じで。(カテゴリを選ぶたびに勝手にカーソルが移動するのはBad)

PCの操作に慣れていない人でも簡単に使えそうな印象です。もし、分からない場合でも公式HPのヘルプページには使い方の解説が充実しているため、初心者に優しいってのも良いですね。

この記事では、ファイルのバックアップ → データの復元までを試していこうと思うので、気になるブラザーはぜひ参考にどうぞ。

AOMEI Backupperのヘルプを見る – 公式HP

ファイルバックアップを試す

さてさて、まずは大事なデータを保存しているファイルのバックアップから。ホーム画面から「バックアップ > ファイルバックアップ」へと移動し、「フォルダを追加」からバックアップを取りたいファイル(フォルダ)を選択しましょう。

※フォルダは複数選択可能です。

右下の「開始」を選択するとバックアップがスタート。今回は"ダウンロード"のファイルをバックアップしています。

バックアップが完了すると、"ホーム"にバックアップしたファイルが表示されるため、管理も楽々。

嬉しいことに、一度バックアップを行ったファイル(フォルダ)はAOMEI Backupperがログを取ってくれていまして。

ファイル名右端の"メニューアイコン"をクリックすることで「バックアップ」「復元」「スケジュール」「バックアップを編集」「削除」「ショートカットを作成」「プロパティ」など、簡単な編集を行うことができます。

で、ですね。嬉しいのが一度作成したバックアップファイルはスケジュールを設定して自動でバックアップを作成してくれるというところ。

デイリー(日ごと)やウィークリー(週ごと)など、好きな時間や日程を設定してバックアップを自動化することもできるんですよね。これがすごく良い。

特定の曜日や時間にバックアップを作成したり、PCを自動的に起動してバックアップを作成…なんてことも出来ますよ。

大事なファイルってなぜだか不意に失くすので、こういった機能を全力で活用できるのはAOMEI Backupperの大きなメリットです。

データの復元はばっちり

バックアップと復元はセットみたいなものなので、非常に重要なファクターになるのですが、AOMEI Backupperは復元もばっちりで高速。

作成したバックアップからの復元は「復元 > タスクを選択」から行うことが出来ます。

タスクの選択画面に移動したら、バックアップタスクを選択して「次へ」をクリック。

復元したいファイルに"チェック"を入れ、次に移動しましょう。(今回はバックアップしたタスクに"一括チェック"を入れました)

元の場所に復元するか、復元する場所を選択したら「開始」で復元がスタート。

※新しくフォルダを作成する場合、フォルダ名は英語のみに対応しています。

今回は"C:\Users\ユーザー名\Downloads(要はダウンロードフォルダ)“を復元先に指定したのですが、さて、どうなったのかというと…

どどーんと。うん、速いし簡単だしめちゃ優秀。(今回の場合、復元後のファイルパスは"Drive[C]")

バックアップに比べ、復元はすぐに終わったのですが、ばっちりデータの復元が出来ていました。ソフトも、動画も、ドキュメントも、写真も。破損することなく復元されています。Good。

システムクローンも作成可能

今回は手元に機器がなくて試せてないのですが、AOMEI Backupperはファイルのバックアップと同じ容量で"システムクローンの作成"にも対応しています。

システムクローン機能はHDD → SSDの換装や自作PCの組み換えなどでお世話になることが多いのですが、そういう時にAOMEI Backupperを持っていると楽ちんですね。

とりあえず、僕の愛用していたソフトは無料でクローンの作成が出来なくなったので…クローンの作成はAOMEI Backupperでばりばりやっていきます。僕の中で、システムクローンの作成やバックアップ/復元のスタンダードは"AOMEI Backupper"になりそうな予感。

システムクローンを作成してからのSDD/HDDの換装については、機会があれば別記事にて試してみようと思っているので…またチェックしにきてもらえれば。

Windows 10のクローンを作成し、HDDからSSDに換装する方法 – iyusuke

カーソルが勝手に動くのはストレスフル

AOMEI Backupper カーソル

さてさて、良い感じで使えている"AOMEI Backupper"ですが…気になるところがひとつ。このソフト、各項目を選ぶたびにカーソルが勝手に移動しちゃうんですよね。

(これは設定などではなく、AOMEI Backupperの仕様のようです)

マウスカーソルって自分の思い通りに動かせるものじゃないですか。なので、実際に使っていると違和感がすごくて。機能自体には直結しないですが、使いやすさ、ひいてはUIに影響しているため、これは惜しいポイントかもです。

AOMEI Backupperのレビュー、評価まとめ

最後に、データ復元/バックアップ/システムクローン作成ソフト「AOMEI Backupper」の使用感と僕の評価、レビューをまとめて終わりとしましょう。

このソフトはデータ復元&バックアップに特化したWindows向けソフトなのですが、思いのほか八方美人なソフトになっており、バックアップやクローン作成のほか、ブータブルメディアの作成(Linux/WindowsPE)、回復環境の作成、イメージファイルのチェックなどなど、様々なファイル管理機能も有しているというのが大きな特徴です。

僕の使用感やレビューをまとめると…

Good!!

  • 動作が高速、シンプルなUIで分かりやすい操作感。
  • 優れたバックアップ&復元能力
  • システムクローンの作成もできる
  • バックアップ管理を一括でできる"ホーム画面"が秀逸
  • 公式HPのヘルプが充実していて初心者に優しい。

Bad…

  • 項目の選択で勝手にマウスカーソルが移動する謎仕様。
  • 様々な機能とのトレードオフで、すべての機能を使いこなすにはしっかりとした知識が必要。(共有/NASデバイスの管理とかは僕にもさっぱり)

AOMEI Backupperのレビュー、評価まとめ

機能★★★★★
使いやすさ★★★★☆
UI★★★☆☆
バックアップ&復元能力★★★★☆
価格(コスパ)★★★☆☆

AOMEI Backupper Professional(有料版)の価格は5,480円。ライセンスキーには永久アップグレードが含まれているため、安心して長く使えるというのも嬉しいポイントです。

UIの評価が低めなのは上述の"マウスカーソルが勝手に動く謎仕様"が原因なわけですが、それ以外は普通に使いやすいですし、分かりやすいかなぁと。

いずれにしましても、AOMEI Backupper Professionalは実際に使ってみてかなり気に入ったので、僕はヘビーユース間違いなし。AOMEI Backupper Standard(無料版)も用意されてますし、気になるブラザーはまず無料版を試してみるのをおすすめします。

Source:AOMEI Backupper

Windows

Posted by Yusuke Miyamoto