予算8万円のおすすめ構成!i3 10100で自作PCの構成を考えてみる

先日"Intel Core i5 10400+GTX 1650"でサブPCを組んだのですが、一般的なタスクはバリバリこなし、フルHD画質でゲームも遊べちゃう。そんな良い感じに仕上がりまして。
"Core i5 10400"でゲームのベンチマークを取ったのですが、性能的にゲームを選べばまだ余裕があるのでは? とひしひしと感じたので、Core i3 10100+GTX 1650で組む至高のコスパゲーミングPCの構成についてシェア。
僕がCore i3 10100とGTX 1650で自作PCを組むならこの構成だな! っていうのを良い感じで解説しつつまとめてみたので、低予算でゲームを遊べるPCが欲しい......ってブラザーは参考にどうぞ。
予算は8万円なので最安ではないですが、快適なのは間違いなし。買うタイミングが良ければ予算7万円くらいで収まる可能性もあるかも?
▶【Weekly小噺#2】Core i5 10400で自作PCを組む - iyusuke
▶Intel Core i5 10400+GTX 1650のゲームベンチマーク - iyusuke
Core i3 10100で組む自作PCの構成


それじゃ、早速なんですけど"Core i3 10100+GTX 1650"で組む自作PCのおすすめ構成について見ていきましょう。
パーツ | 製品 | 価格 |
CPU | Intel Core i3 10100 | 13,981円 |
GPU | Zotac GTX 1650 | 15,480円 |
マザーボード | ASRock B460M Pro4 | 10,245円 |
メモリ | CORSAIR DDR4-2666 VENGENCE 16GB(8GB×2) | 6,985円 |
電源 | 玄人志向LRPW-BK 80Plus Bronze 450W | 4,935円 |
ストレージ | シリコンパワー SSD 512GB | 6,380円 |
ケース | Thermaltake Versa H17 | 3,009円 |
OS | Windows 10 Home(パッケージ版) | 17,527円 |
16GBのメモリやマザーボードなど、もう少しコストカットしようと思えばできるのですが、僕が快適だと思うラインで攻めたパーツ構成はこんな感じ。(Windows 10を用意するとなるとどうしてもこれくらいの価格になっちゃいますね)
フォームファクタは"Micro ATX"を選んでいるので、若干配線の難しさなんかはあるかもですが、小さめなPCケースを使用できる構成になってます。それじゃ、それぞれのパーツ構成についてもう少し具体的に見ていきましょう。
CPU: Core i3 10100
まずは"Intel Core i3 10100"について。第10世代となるこのCPUが前世代と最も異なるのはハイパースレッティングが有効化され、4コア/8スレッドになったということ。ベースクロックは3.6GHz、ブーストコアクロックは最大4.3GHz。TDPは65Wとなっています。
第10世代のCoreシリーズは"Intel AX201"と呼ばれる無線LANコントローラーを内蔵しているので、Wi-Fi6にも対応しています。※今回の構成ではマザーボードにWi-Fi6対応モジュールが搭載されていないため、利用する場合は別途ワイヤレスアダプターが必要です。
GPU: ZOTAC GTX 1650 OC
GPUは比較的価格が安定し、性能面でも評価の高いZOTAC 1650をチョイス。PCケースが小型なので、小さいグラボを選択してます。GDDR6メモリを搭載するため、GDDR5メモリを搭載するGTX 1650と比べて性能は2割増し。
補助電源不要で動くというのもGood。
マザーボード: ASRock B460M Pro4
マザーボードは"ASRock B460M Pro4"なんですけど、 僕はH470 PGを使っていまして。かなーり安定しているのでマザーボードはASRockがおすすめかなぁと。USB3.2 Gen2にも対応していますし、十分な拡張性も備えています。
UEFI(BIOS)も使いやすいのでおすすめです。
メモリ: CORSAIR DDR4-2666 VENGENCE 16GB(8GB×2)
光らないメモリで選ぶのであればこれで一択。CORSAIR VENGENCE、激推しです。
電源: 玄人志向 KPRW-BK
本来であれば、電源はもう少しグレード落としても良いのですが、今回はPCケースに"ミニタワーケース"を選んでいるため、配線のしやすさなんかを考えてプラグインタイプを選んでます。
(玄人志向は品質も安定しているのですが、運が悪いとコイル鳴きがひどいこともあるので......このあたりは要注意です)
ストレージ: シリコンパワー 512GB SSD
ストレージはシリコンパワーのSSD。こちらも僕の激推しで価格も良い感じです。256GBではすぐに容量が足りなくなるため、少なくとも512GB以上を選ぶと良き。
PCケース: Thermaltake Versa H17
PCケースは、低予算自作PCの救世主"Thermaltake Versaシリーズ"から「Versa H17」を選んでいるのですが、ひとまず必要十分な用途に耐えれるケースといった感じで。
サイズは205mm×390mm×380mmで重さは約4.5kg。標準で背面に1基の冷却ファンを搭載し、装着可能なグラボは最大350mm(前面ファン非搭載の場合)、CPUファンは高さ155mmまで対応しています。
OS: Windows 10 Home(パッケージ版)
初めて自作PCを組む場合はWindowsのご購入もお忘れなく。これが意外と高いのですが......DSPや異様に安いWindowsではなく「Windows 10 Home(パッケージ版)」を購入するのがおすすめです。
オンラインコード版とかだと稀に1度切りしか認証できないOEM版なんかが送られてくることもあるので、僕は圧倒的に、絶対、確実にWindows 10は"パッケージ版"をおすすめしています。
信頼できるお店ならオンラインコード版でも問題ないですけどね。
ゲーム性能はどんな感じ?目安になる動画ありました
こうやっておすすめするだけというのもあれですし......いい感じのデータを見つけたので"Core i3 10100+GTX 1650"で自作PCを組もうと思っているブラザーは要チェック。
上の動画は1世代前のCore i3 9100FとGTX 1650でフレームレートを計測してくれているのですが、フルHD画質(1,920×1,080)の場合、60fpsを狙えるポテンシャルを秘めていることが分かります。
もちろん、ゲームによっては処理の重い設定(影や光源系)を絞る必要がありますが、快適とは言えないまでも、十分遊べるレベルになるんじゃないかなぁと。
こちらはi3 10100+GTX 1650 SuperでゲームのLow設定とHigh設定を比較した動画。1650 Superになると最高画質設定でも60fpsを超えるゲームが出てくるイメージ。
もし、さらなるゲーミング性能を求めるのであればあと少し予算を追加してGTX 1650 Superを選ぶと幸せになれるかもですよ。参考になれば!