圧倒的安さ、e元素のメカニカルキーボードをレビュー

今回は、コスパの良さから人気の高いメカニカルキーボード「e元素 メカニカル式ゲーミングキーボード(青軸)をがっつりレビュー!
届いてから打ちまくった感想を先に言ってしまうと、LEDの光り方も良い。打ち心地も良い。価格から考えれば超良いメカニカルキーボードだけど、価格なりの弱点もあるかもね……といった感じです。
e元素のメカニカルキーボードは、この価格帯ではかなりおすすめできるキーボードだと思うので、メカニカルキーボードを使ってみたい!という人は参考にどうぞ。
初めてのゲーミングキーボードにもおすすめです。
※e元素のメカニカルキーボードは様々な製品がラインナップされていますが、使用されているキースイッチは多くのモデルで同じです。おそらく仕様も同等かと思われるので、キー配列やキー数、デザインで自分好みのモデルをチョイスしましょう。

e元素 メカニカルキーボードをレビュー。機能や仕様をおさらい
まずは、e元素 メカニカルキーボード(青軸)の機能や仕様の詳細についてご紹介。
e元素 メカニカルキーボードは基本的にしっかりメカニカルキーボードとなっているので、初めてメカニカルキーボードを購入する人にはおすすめです。
付属品は?
e元素 メカニカルキーボードのパッケージは超シンプル。コスト削減の意味もあるはずですが、パッケージ表面はe元素のロゴだけという潔さ。
e元素のメカニカルキーボードには、
- メカニカルキーボード本体
- 説明書(英語)
- USBケーブル
- キートップ外し&スイッチ外し
- 交換用のキースイッチ×5
上記が付属するのですが……、キートップ外しはものすごく使いにくいので要注意。
付属するUSBケーブルには金メッキが施されており、長さは約1.8mでした。十分すぎるほどの長さですが、PC接続側が若干でかめ。
付属する説明書が若干わかりにくいため、e元素 メカニカルキーボードの購入を検討している人はぜひこの記事を参考にしてもらえれば!
e元素 メカニカルキーボードの機能&仕様
e元素メカニカルキーボードは、赤軸/青軸/茶軸/黒軸がラインナップされていまして。
今回は青軸を購入しましたが、このキーボードにはRGBのLEDバックライトが搭載されており、10種類のライティングスタイルを選ぶことができます。
※単色モードは「白、紫、青、シアン、緑、黄、赤」に変更可能です。
RGB LEDバックライトはソフトウェアではなく、キーボードの「FNキー+○○」で設定可能で、バックライトの操作方法は以下の通りです。
FN+PGDN | バックライトモード切替 10種類 |
FN+ ↑ or ↓ | バックライトの明るさ調整 |
FN+ ← or → | アニメーションの速度 |
FN+「+」or「-」 | 単色モードの切り替え 「白、紫、青、シアン 緑、黄、赤」 |
e元素 メカニカルキーボードの機能と仕様については以下の通り。
軸 | 赤軸、青軸 茶軸、黒軸 |
キースイッチ | Outem製 CherryMXの互換性有り |
配列 | US(英語) |
バネ圧力 | 50±15g |
キーストローク | 2.2±0.6mm |
Nキーロールオーバー | アンチゴースト81キー (全キー対応) |
耐久性 | 5,000万回 |
接続 | 有線USB |
e元素 メカニカルキーボードのキースイッチはDREVO Tyrfing V2などで採用されているOutemu製。
耐久性と信頼性の高いCherryMX製ではないというのは覚えておきたいポイントですね。CherryMX製ではないですが、キースイッチ自体にそこまで大きな違いは無いと思ってOKです。
同価格帯のメカニカルキーボードでは同じキースイッチを採用しているものが多いですし、打ち心地はかなり良い感じ。
デザインは、光ってないとなかしょぼい
次は、e元素 メカニカルキーボードのデザインについて触れていきます。
ものすごくコンパクトで気になるようなチープさはないですが、LEDバックライトを光らせてないと、なんかしょぼいな・・・というのが第一印象です。
次はキーボードの背面。傾斜は2段階で調整可能で、USBケーブルの配線がしやすい溝が配置。右、左、真ん中からUSBケーブルを出せます。
どれくらい信用できるかは不明ですが、e元素のメカニカルキーボードは多少の防水性能も備えているようなので、気持ち安心できそう。気持ち程度には。
キーボードの傾斜は自由に変更できるわけではないですが、ラバーが付いているため滑りにくくなっていまして。キーボード本体にもう少し重さがあればもっと安定しそうかなと。
キートップの高さは均一かと思いきや、キーごとに高さが調整されており、これが価格以上に打ちやすく感じる要因かもしれません。この価格にしていい仕事してくれます。
ちらっと触れましたが、e元素 メカニカルキーボードはものすごくコンパクトというのもグッド。
81キーモデルなので元々コンパクトですが、スクショキーやPGUP/PGDNキーなどがギュッと寄せられているのでさらにコンパクトです。
矢印キーやスクショキーは離れていた方が使いやすいと感じる人はいるかもですが……。
※さすがにまだ慣れていないのか、バックキーの押し間違いがちょいちょいありました。今回で僕は矢印キーHOME、END、PGUPなどは離れていた方がいいということに気づいたので、e元素のキー配置には注意が必要です。
e元素のメカニカルキーボード(青軸)は、ほかの同価格帯製品と同様にCherryMX製ではなく、Outemu製となっており、CherryMX製に限りなく寄せた青軸といった感じ。
打ってる感じはCherryMXに近く、キーの重さも近いですが、信頼性と耐久性の高さはCherryMXが僅かに上だと思います。CherryMX製キースイッチと比べてみてもはっきり分かるほどの差はありません。
また、e元素 メカニカルキーボード(青軸)のタイピング音は、高めの音で結構大きいというのも気を付けたいポイントかもしれません。
青軸キーボードをオフィスとかで使うには気合いが必要ですが、気になる人は赤軸あたりにすると多少は小さくなるかもです。
【使用感】キーボードの打ち心地は良いけど、金属音が気になるかも
ここからは、e元素 メカニカルキーボードの使用感についてレビューしていきますね。
Instagramの音フェチ投稿(iyusukejp)を見てもらえれば分かる通り、e元素 メカニカルキーボードのタイピング音はしっかりメカニカルキーボードの青軸といった感じ。
RGB LEDバックライトもムラが無く、とても綺麗に光ってグッドです。
また、e元素 メカニカルキーボードのLEDバックライトは単色のほか、様々なパターンで光らせることができるというのもナイスで、当然オフにすることも可能です。
e元素 メカニカルキーボードは、打ち心地も良好ですが、ひとつ気になる点を挙げるとすれば、底打ちした時に「カーン・・・」という高い金属音がするということ。
ほんとに耳を澄ましてみると聞こえるレベルの音ですが、余韻といえばわかりやすいかもです。
使われているプレートが良くないのか、こればっかりはどうしようもない。とにかく何の対策も施されてませんでした。
コスパが圧倒的に高いだけに残念ですが、静かな環境でタイピングしてると特に気になるので、e元素 メカニカルキーボード(青軸)の購入時は考慮しておきましょう!
初めてのメカニカルキーボードにおすすめ
がっつり使用し、レビュー・使用感の結論をまとめると、打ち心地、コスパの高さ、そして、しっかり光るRGB LEDバックライトのことを考えれば、e元素メカニカルキーボードはこれからメカニカルキーボードを使ってみたいと考えている人や、普通のメンブレンキーボードはもうイヤ! という人におすすめできるキーボード。
e元素のメカニカルキーボードで満足できる人もいれば、もっと上を目指すぜ!という人もいるかもですが、初めて使うメカニカルキーボードには良さそうです。
僕も実際に使ってみて、ゲームに記事作成、ネット閲覧など、普通に常用できるレベルだと感じたので、そろそろメカニカルキーボード試してみようかなという人はe元素 メカニカル式ゲーミングキーボードをお試しあれ!
e元素 メカニカルキーボード(青軸)のレビュー&使用感をまとめると・・・
Good!!
- 価格からは考えればグッドなクオリティ
- 細かい調整はできないけど、綺麗に光るRGBバックライト
- しっかり青軸な音!
Bad…
- 底打ちするとキーン・・・という金属音がする
- バックライトを切ると漂うチープ感
- 81キーモデルはバックキーを押し間違えます
- タイプ音の自己主張がすごい(青軸)
e元素 メカニカルキーボードレビューまとめ
デザイン | ★★★☆☆ |
打ち心地 | ★★★☆☆ |
タイピング音 | ★★★☆☆ |
コンパクトさ | ★★★★☆ |
価格(コスパ) | ★★★★★ |
青軸は、音や打ち心地を含めて結構好みが分かれそうなので、僕は赤軸か黒軸をおすすめします。
青軸は打ってる感があって結構好きなんですけど……おすすめは赤軸です。コスパは抜群ですし、使いやすいよ、e元素のメカニカルキーボード。
