Galaxy Buds+をレビュー!優れた音質とコスパでGalaxyとの相性も抜群

Galaxy Buds+

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めちゃ良い感じです。Galaxy Buds+。

このワイヤレスイヤフォンについてはめちゃ語りたいことがあるんですけど、一番僕が伝えたいことは “Galaxyスマホを愛用してるブラザーはぜひ使ってみてほしい" ということ。アプリでの操作もできますし、音質も良好。Galaxyスマホとの親和性もGood。

(Galaxy Buds+はiOS向けの専用アプリも用意されているため、iPhoneでも快適に利用できますよ)

Galaxy Buds+をレビュー!優れた音質とコスパでGalaxyとの相性も抜群

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まずは “Galaxy Buds+" について簡単におさらいしておきましょう。このワイヤレスイヤフォンは、2Wayスピーカーを搭載するGalaxyイヤフォンなんですけど……

  • クリアな高音域を担当する"Tweeter(ツイーター)"
  • リッチな低音を担当する"Woofer(ウーファー)"

2wayスピーカーの内訳は上記の通り。サムスンさん曰く、『リッチな高音とディープな低音をAKGサウンドでお届けするGalaxy初の2 Wayスピーカー・ワイヤレスイヤフォン』とのこと。

詳細は公表されていないですが、こいつはドライバーも強化されていまして。前モデル “Galaxy Buds"と比べて音質は各段に向上しています。

付属品はこんな感じ。

  • イヤフォン本体(L/R)
  • ウィングチップ(3セット)
  • イヤーチップ(3セット)
  • 充電ケース
  • USB-Type Cケーブル
  • クイックスタートガイド
  • 保証書

上記7点が付属します。

Galaxy Buds+には、耳の収まり具合を調整できる “ウィングチップ"とイヤーチップが3セットずつ付属するのですが、僕は大きめのイヤーチップとデフォルトのウィングチップを装着しておきました。

側面の “羽" みたいなのがGalaxy Buds+のウィングチップ。

Galaxy Buds+は低音が控えめですし、イヤーチップは大きめがおすすめです。

デザインチェック

さてさて、ここからはGalaxy Buds+のデザインチェック。ケースは横に長い丸型なんですけど、想像以上に小ぶり。39.6gと軽いのもGood。

ケースをパカッと。充電ケースは上に開くため、取り出しやすく直しやすい印象です。

充電端子はもちろんUSB-C。(Galaxy Buds+にはUSB Type C ケーブルが付いてきます)

充電ケース表面にはLEDインジケータが搭載されており、充電状態をささっと確認することができますよ。

イヤフォン本体はこんな感じ。タッチパネルを搭載しており、再生/停止、前の曲/次の曲の操作ができるほか、専用アプリを利用すれば長押しでの動作を変更することができます。

ノズル(音を出すパーツ)はかなーり細め。裏面には充電用の端子と装着状態を検知するためのセンサーが搭載されているのですが、"通気孔"は確認できず。

通気孔が無いということは……? Galaxy Budsをずーっと付けっぱなしでいると違和感を感じる人もいるかもですね。

側面から見てみるとこんな感じ。ウィングチップには “羽" が無いタイプも用意されているので、入れ替えながら自分にフィットするサイズを選ぶと良き。

Galaxy Buds+の機能と仕様

このあたりで、Galaxy Buds+の機能や仕様についてもささっと目を通しておきましょう。

Galaxy Buds+の機能や仕様については以下の通り。

サイズイヤホン:約22.5 x 17.5 x 19.2 mm
ケース:約38.8 x 26.5 x 70.0 mm
重さイヤホン:約6.3g
ケース:約39.6g
接続Bluetooth 5.0
対応プロファイル:A2DP,AVRCP,HFP
コーデックAAC
SBC
Scalable Codec(Samsung独自)
バッテリーイヤホン:85mAh (Typical)
充電ケース:270mAh
センサー加速度センサー
ホールセンサー
近接センサー
その他外部音取り込みモード
IPX2の防滴
ワイヤレス充電

Galaxy Buds+の仕様を眺めてみて気になるポイントはAndroidスマホが対応するaptX/aptX HDに対応していないということと、防水性能が “IPX2の防滴" ってところ。

IPX2等級の防水性能では滝のように汗をかくようなワークアウトでは少々心もとないですし、aptX/aptX HDに対応してないのは気になるポイントかなぁと。

※aptX/aptX HDとは、タイムラグが少なく、少ない圧縮率で高音質が楽しめるコーデックのこと。

対応コーデックにaptX/aptX HDが含まれていないというのはSamsung以外のAndroidスマホを使用している人に影響がありまして。"Scalable Codec" って高音質なんですけど、Samsung独自のコーデックなのでGalaxy製品同士でしか本領を発揮できないんですよね。

iPhoneで使用する場合はAACに対応しているので問題ないですが、Galaxy以外のスマホだと “SBSコーデック" での再生となるため、無音時にノイズが入ったり、高音域の伸びが弱くなったり、タイムラグが発生したりとちょいちょいデメリットが目立ちます。

Galaxy Buds+の互換性

Galaxy Buds+を利用できるスマホは以下の通りです。

  • Galaxyシリーズのスマホ
  • その他のAndroid(Android 5.0以上&RAM 1.5GB以上)
  • iOS 10.0以降のiPhone、iPad、およびiPod touch

めちゃ長いバッテリーライフ

Galaxy Buds+はイヤフォン単体のバッテリーライフが長くなったというのも大きなトピックで、再生時間については……

  • イヤフォン単体 – 約11時間
  • 充電ケース込み – 約22時間

こんな感じ。この11時間というバッテリーライフはAirPods/AirPods Proと比べて約2倍。前モデルと比較しても2倍。めちゃ優秀です。

バッテリー持ちはほんと良くて。例えるなら飛行機で大陸を渡れちゃうほど。

3分の充電で1時間再生できる高速充電に対応するほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応していまして。Galaxyスマホであれば、"Wireless Power Share" でバッテリーをシェアすることもできますよ。

再生/停止など、タッチパネルの操作方法

Galaxy Buds+のタッチパネルでできる操作は以下の通りなので、こちらもぜひ参考にどうぞ。

再生/停止1回タップ
次の曲2回タップ
前の曲3回タップ
長押し左右で割り当て可能

長押し操作については、専用アプリから割り当てることが可能でして。「音声アシスタント(デフォルト)」「外部音取り込み機能」「音量調節機能(左右で使用)」から好みの動作を割り当てることができます。

タッチパネルのレスポンスは良すぎるくらいに良好で、詳細は後述しますが、これがたまに困ることも。

#Samsung Wearable – Google Play

新しいGalaxy BudsはiPhoneでの利便性もUP

Galaxy Buds+からiOS向けのアプリが登場しており、iPhoneとの連携&利便性が向上しているというのも忘れてはいけないポイント。

AACコーデックに対応しているため問題なく利用できますし、Galaxy Buds+の音質に変化も無し。本体のアップデートやイコライザ、長押しの割り当てなどなど、ほぼすべての機能をそのままiPhoneで利用することができます。

Galaxy Buds+の音質を試す

付け心地はかなり良き。そして軽い。

さて、ここからは Galaxy Buds+の音質について見ていきましょう。これ、音質に敏感なブラザー諸君は気になっているのでは?

音質については好みもありますし、かなーり僕の主観が入ってるんですけど、僕が感じた音質の特徴としては……

  • 【高音域】
    • 高音の伸びが気持ちいい。若干ブーストされすぎな気もしますが、そこはAKGチューニング。しっかりバランスがとられており、耳に刺さる感じは無し。
    • とにかく気持ちいい高音。
  • 【中音域】
    • いろんな音が重なりやすい部分ですが、音の分離感は僕が今まで聞いてきたイヤフォンの中でもトップクラス。
    • 例えば、今までスマホ付属のイヤフォンを使ってたとして、Galaxy Buds+を使うと「こんな音あったんだ」って明らかに気付けるレベル。
    • 特に、スネアドラムなんかの音抜けが良い。
  • 【低音域】
    • 深みや広がりはあるものの、こもり気味というか、"威力"にかけるかも。
    • 高音域とのバランスを取った結果だと思うので許容範囲。

こんな感じ。

Galaxy Buds+は高音が特徴的な音質になっているのですが、良く言えば繊細。悪く言えばパンチ力に欠けるかなぁと。(あくまでも僕の印象としては、ね)

とはいえ、音の粒といいますか、全体的なバランスはすごく良い感じだし、音の広がり、立体感も良き。僕はイヤフォンの音を試すときに宇多田ヒカルの “Traveling" を絶対聴くんですけど、音の分離と原音に忠実な感じがほんと素晴らしくて。耳が果てました。

中音域の抜けも良いので、バンド系の音楽は総じて気持ちよく聴けるんじゃないかなぁと。

僕は前モデルとなる “Galaxy Buds" は使ったことが無いんですけど、前モデルと比べても音質は飛躍的に向上しているそうですよ。

外部音取り込みモードはぼちぼち

ところで、Galaxy Buds+には “外部音取り込みモード" も搭載しているのですが、僕はAirPods Proのそれを知っちゃってるので、少々物足りず。

Galaxy Buds+の外音取り込みモードは専用アプリを利用することで小/中/大と変更できるのですが、うすーいフィルターをかけたイメージ。

もちろん、普通に会話できますし、"外部音取り込み:大" だとめちゃ音を拾ってくれるので、役立つ機能だというのは間違いありません。

マイクの音質もかなりクリア

Galaxy Buds+が前モデルから大きく改善されたものがもう一つ。それは “マイク" なんですけど、音声がすごくクリアに聞こえるんですよね。

外側に2つのマイク、内側に1つのマイクを搭載しているのですが、雑音の多い場所であっても外側のマイクが自分の声を正確に拾ってくれます。

声がすぅーっと入ってくる、そんなイメージ。(アバウト)

デメリットはタッチパネルの反応が良すぎること

そんなGalaxy Buds+にもデメリットはあって、それはイヤフォンの位置を直そうとするとタッチパネルが反応してしまうってところ。

これは良い事なんですけど、レスポンスが良すぎるんですよね。(タッチパネルをイヤフォンに搭載しているため、仕方ないことなのかもですが…)

もちろん、タッチパネルの機能はアプリ “Galaxy Wearable" から無効にすることができるんですけど、やっぱり、タッチパネルで操作できるのは便利ですし……切りたくないというのが本音。

とはいえ、人間 “慣れる" ものでして。気が付いたらウィングチップを持って位置調整するようになってました。(これなら側面を持ってるので、タッチパネルが反応することはありません)

Galaxy Buds+のレビュー&評価まとめ

それじゃ、最後にGalaxy Buds+のレビューと評価をまとめておきましょう。

メリット

  • 優れたコスパ!
  • AKGチューニングの軽快な音質
  • 完成したデザインと良すぎる付け心地
    • イヤーチップはちょい微妙
  • Galaxyスマホとの親和性、連携
  • クリアな音声で通話できるマイク

デメリット

  • aptX HDに対応しない
  • ノイズキャンセリング非搭載
  • タッチパネルのレスポンス(反応)が良すぎる

Galaxy Budsのレビュー&評価まとめ!

デザイン★★★★★
付け心地★★★★★
音質★★★★★
使いやすさ★★★★☆
コスパ(価格)★★★★★

ほぼMAX評価の「Galaxy Buds+」ですが、使いやすさの評価が若干低めなのは、少し前に触れた “タッチパネルのレスポンス" が理由。

タッチパネルをロックすることもできるんですけど、そうなると楽曲のスキップや再生/停止がイヤフォンで操作できなくなるし……位置を直した時に反応してしまうGalaxy Buds+に慣れるしかありません。

付け心地や機能、価格については文句なしで、音質面(特に音の分離感)は僕が試してきたイヤフォンの中でもトップクラス。トータルバランスに優れるワイヤレスイヤフォンかなぁと。

Galaxy Buds+で快適な音楽ライフをどうぞ

さて、どうでしょう? Galaxy Buds+良い感じじゃないですか? 手の出しやすい価格、軽快な音質、優れた利便性、Galaxyとの親和性、どれをとってもGalaxyスマホを使っているならめちゃおすすめのワイヤレスイヤフォンなので、気になってた人はこの機会にぜひ。

ちなみに、Galaxy Buds+は公式ストア以外だとAmazonから販売されていまして。価格は16,000円と少しなんですけど、なんと、今はホワイトモデルが11,900円とめちゃお得価格で販売されていまして。日常使用での快適さは折り紙付きなので、Galaxy Buds+で快適な音楽ライフをどうぞ。

EarphoneReview

Posted by Yusuke Miyamoto