
そうだ、HomePod miniを買おう(性能をおさらい)
10月14日早朝から開催されたAppleのスペシャルイベント"Hi, Speed"ではiPhone 12シリーズが発表されましたが、初っ端にも大事なプロダクトが発表されてました。
その名も"HomePod mini"。名前に"mini"を冠する通り、HomePodの小型廉価版モデルなんですけど、こいつがなかなかにいい感じのスペックになっていまして。
高さ約8.4cmの小さくてコンパクトなボディにHomePod譲りの音質、2台繋げればステレオサウンドで音楽を楽しめたりとHomePodをそのまま小さくしたみやいなやつなんですよね。
(僕は価格でHomePodはスルーしたので、音質は試したことないんですけど......HomePodのレビューを見る限りはすごく好評でした。なんでも、低音がすごいとか)
そんなHomePodが小さく安くなってやってきたとなったら......僕の心は「試すしかないでしょ!」ってな状態なので、HomePods miniのスペックや性能、機能について一緒におさらいしときましょう。
HomePod miniは11月6日予約受付開始で発売日は11月6日。価格は10,800円です。
ちっちゃくて、音質良くて、10,800円!HomePod miniの性能

それじゃ、まずはAppleの新しいスマートスピーカー"HomePod mini"のスペックについてぱぱっと見ていきましょう。
Appleさん曰く「より多くの人にHomePodのユーザー体験を届けたい」とのことで、HomePod miniはHomePod譲りな高音質を小さなボディに詰め込んだスマートスピーカー。
HomePodと同様にボディの天面にはタッチパネル「Touchサーフェス」を搭載し、Apple Musicなんかの音楽ストリーミングサービスを楽しんだり、スマートホームを操作することができます。

HomePod miniの内部構造はこんな感じになっていまして。Appleが設計したフルレンジドライバを搭載し、ネオジム磁石を使用して深い低音域とクリアな高周波数を再現しているそう。

サイドに配置された"独自のアコースティックウェーブガイド"がスピーカーの底部から音を響かせ、360度の音場を作り出すとのことで。Appleさんらしいなんだか難しい言葉の技術"フォースキャンセリングパッシブラジエータ"が低音域をブーストしてくれます。
また、搭載される4つのマイクには、周囲のノイズを遮断するノイズキャンセリングも搭載するほか、HomePodと同様にスピーカーの音量を下げたり、近づいて話しかけなくても"声"を認識してくれるってわけですね。Good。
HomePod miniのスペックについては以下の通り。
HomePod miniのスペック・仕様
カラー | ホワイト/スペースグレイ |
チップ | Apple S5 |
サイズ | 高84.3×幅98.9mm 重さ:345g |
ドライバ | 深みのある低音域とクリアな高周波数を再現するフルレンジドライバ |
ステレオペア(2台接続) | 〇 |
オーディオソース | Apple Music iTunesで購入した音楽 iCloudミュージックライブラリ Apple Music Radioまたはオンデマンドのエピソード TuneInのラジオステーション Apple Podcast AirPlayでストリーミングしたコンテンツ |
ワイヤレス | 802.11n Wi-Fi Bluetooth 5.0 |
価格 | 10,800円+税 |
HomePod miniのスペックについて覚えておきたいのはこんなところ。めっちゃ良くないですか? こいつ。HomePodをがっつりリスペクトしていて、音質もよさそうなのに価格は3分の1。
Siri経由でスマートホームを操作できるというのはもちろん、Apple Music以外にも今後数か月のうちにAmazon Prime Musicなんかにも対応するようですし、音楽ソース面でももう少し充実しそう。
(Spotifyは......まだでした。残念)
新機能"インターコムモード"で音声チャットのような機能にも対応してます。例えば「Hey Siri,試合は始まった?とリビングにインターコムで連絡」って喋りかければ、リビングにあるHomePodから音声チャットが流れる、的な。
HomePodだけでなく、Apple製デバイスであれば連携することができるので、AirPodsでも、Apple Watchでも、CarPlayでもメッセージの送受信ができます。
システム要件
- ソフトウェアの最新バージョンを搭載したHomePod mini
- 最新のiOSを搭載したiPhone SE、iPhone 6s以降、iPod touch(第7世代)、または最新のiPadOSを搭載したiPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air 2以降、iPad mini 4以降
- 802.11n Wi-Fiインターネットアクセス
▶HomePod miniの詳細なスペックを見る - Apple公式HP
2台を繋いでステレオサウンドで楽しめる

ほかのスマートスピーカーにはなくて、HomePodだからこその機能がこれ。"ステレオペア"と呼ばれる複数のHomePodを接続する機能なんですけど、HomePod miniはこちらもばっちり対応しています。
方法は超簡単。1つの部屋に2台のHomePod miniを置いてペアリングするだけで左右のチャンネルを持つステレオサウンドになり、臨場感はマシマシ。
2台以上のHomePod miniを家中に置けばすべてが連携するサウンドシステムを作ることもできますし、全部の部屋で同じ音楽を流すもよし、それぞれの部屋で異なる音楽を流すのもよし。インターコム機能で音声チャット用のハブとして使用することもできちゃうんですよね。これで1つ10,800円。お安い。
経営するカフェや仕事場にHomePod miniを置いてBGM用のデバイスとして使うのも意外に相性がいいかもしれませんね。
音質はHomePodよりも落ちるけど、十分高音質になってそう

とまぁこんな感じで。非常に魅力的なプロダクトに仕上がっていたAppleの新しいスマートスピーカー"HomePod mini"なんですけど、気になる点は音質がどれくらい落ちたのかってところですよね。
僕はHomePodを使ったことがないので、購入してレビューするとしても音質を比べることはできないんですけど、これが一番大事。(SiriさんはAlexaちゃんに"賢さ"で勝てないと思うので......そこは触れないでおきます)
もし、HomePod miniを購入しようと思っているなら、海外レビュワーやテック系Youtuberのレビューをチェックしてから購入するのがおすすめです。
ただ、HomePodの音質はすでにトップクラスの域に達していたようですし、ここから多少音質が落ちたとしても普通に良い音鳴らしてくれるんじゃないの? ってのが本音。
HomePodはスルーしましたが、HomePod miniはぜひとも欲しいので、音質に期待です。(あぁ、今年はAppleさんに貢ぐマネーが多めだ)