Huawei P20 liteをレビュー!ベストオブSIMフリースマホ

昨年の後半から、僕はずっとHuawei P20 lite(SIMフリー)を使ってます。
購入した理由は、ちょうどiPhoneがバッテリー交換の旅に出たことと、長い間Androidスマホ買ってねぇ!と気づいたこと。
現在、Huaweiの国内での状況はあまり芳しくない状況ですが、スマホ事業はすこぶる調子がよく、ついに、スマホの販売台数ではこのHuawei P20 liteがiPhoneを超えました。
(Leicaトリプルカメラを備えるMate 20 Proは最強のカメラスマホと名高いですよね。すごい。)
Huawei P20 liteは3万円以内で買えるSIMフリースマホとしてはコスパが圧倒的によく、オクタコアのKirin 659に4GBのRAMを搭載。ゲーム以外の用途であれば十分に活躍してくれるというのも選んだポイントです。
今回は、Huawei P20 liteについてがっつりレビューしていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでもらえれば!
Huwei P20 liteをレビュー。クラインブルーがかっこいい

まずは、Huawei P20 liteのデザインをチェックしつつ、レビューをお届けです。
Huawei P20 liteでラインナップされているカラーは「ミッドナイトブラック」「クラインブルー」「サクラピンク」の3色で、僕は一目惚れしてクラインブルーをチョイスしました。
ちなみに、クラインブルーは青を最強に愛したアーティスト、イブ・クラインが生み出したクラインブルーをモチーフにしており、ガラスパネルと相まって高級感があります。クラインブルーは光の具合で印象が変わり、一体どんな加工がされているのか、ギュンギュン輝くんですよ。
この価格でこの高級感。Huawei P20 Liteって……素敵。

サイドには音量ボタンと電源ボタン。iPhoneに慣れていると、音量ボタンを電源ボタンと間違いやすいですが、クリック感があって押し心地はなかなか。

Huawei P20 liteに搭載されるコネクタはUSB Type-Cです。
最近は減りつつある3.5mmイヤフォンジャックもしっかり搭載されてますが、スピーカーは片側のみ。
スピーカーの音は大きめですが、音質はあまり期待しないほうがいいかも。まぁ、仕方ないですね。これは。

Huawei P20 liteもノッチ(切り欠き)のあるディスプレイが搭載されており、ディスプレイ下部には「HUAWEI」のロゴが入ったアゴ。

僕の場合、ノッチについてはiPhone Xで慣れているし、画面の下部には意識を向けることが少ないため、アゴが気になることは、あまりありませんでした。
※P20 liteのノッチ(画面の切り欠き)は、iPhone Xと比べて幅が狭く、縦に少し長い感じ。初めてノッチのあるスマホを使う人は少し違和感があるかもですけどね。
Huawei P20 liteは必要十分な性能&スペック
次は、Huawei P20 liteの性能&スペックについてみていきましょう!
3万円以下のスマホとしては必要十分な性能を備えており、CPUはオクタコアのKirin 659。4GBのメモリを備えているので、複数のアプリを開いていてもカクつきにくいのはナイスです。
内臓されているGPUが貧弱のため、ゲームについては、PUBGや黒い砂漠モバイルなどのリッチ3Dゲームを遊ぶには向かないですが、パズドラやマイクラなど、比較的軽めのゲームであれば遊べるかも……といった感じ。
TwitterやInstagramなどのSNSやYoutubeを使う分には全く問題ないと思ってOKです。
Huawei P20 liteの詳細なスペック・機能については以下の通り。
Huawei P20 liteのスペック・機能
サイズ | 71×149×7.4mm 145g |
OS | Android 8.0 |
CPU | Kirin 659 オクタコア(2.36GHz/4 + 1.7GHz/4) |
ディスプレイ | 約5.84インチ FHD+ |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB microSD(最大256GB) |
インカメラ | 約1,600万画素 |
メインカメラ | デュアルレンズ 約1,600万画素+約200万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
通信 | Wi-Fi 802.11a/b/n/ac Bluetooth 4.2 |
その他 | デュアルSIM、テザリング、急速充電 指紋認証/顔認証 |
カラー | クラインブルー ミッドナイトブラック サクラピンク |
ゲームなどをせず、時々InstagramやTwitterを開いたり、電話する程度の僕の使い方では、Huawei P20 liteのバッテリーは余裕で1日に持ちます。
Huawei Quick Charger(Huaweiの急速充電)とクリアケースが付属するというのもナイスで、指紋認証の精度もバッチリでした。
※指紋認証センサーは長押しで電話に出たり、通知を確認したりなど、いくつかの操作を割り当てられますが、僕はあまり使わないかな……。慣れると使いやすいのかもですけどね。
ぶっちゃけ、顔認証については微妙な精度であり、暗いところでは反応しにくい。常時ONになってますが、気が付いたら指紋認証でロック解除するようになってました。

付属のクリアケースを装着してみるとこんな感じ。ケースはTPUのソフトな素材となっており、質感はつるさらでした。
Huawei P20 liteのカメラ

次は、Huawei P20 liteのカメラですね。
iPhoneなどのカメラと比べると、明るい場所では白っぽくなったり、ノイズが目立ってしまうのは仕方ないですが、価格以上に綺麗な写真が撮影できると思ってOKです。

いくつかのモードが用意されており、通常の撮影モードのほか、「プロ写真」の使いやすさもなかなか。

プロ写真では、100-3200までのISO感度で撮影することができます。

おしゃれな写真が撮影できる「ライトペインティングモード」も機会があればぜひ使ってみたい。Huawei P20 liteのカメラは暗所には強いとは言えないですが、そこそこ綺麗な写真が簡単に撮影できるので、3万円以下のスマホにこのカメラが付いてると考えれば……優秀すぎですね。
32GBの少ないストレージはMicro SDで補う

Huawei P20 liteのストレージは32GBのみが用意されており、かなり少なめなので、僕は一緒にMicro SDも購入。
SDカードと言えばSamsungが読み込み・書き込み速度ともに速くておすすめです。
(僕の用途ではそれほど必要なかったので32GBを選びましたが、がっつり使うなら64GB以上を選びましょう! SamsungのSDカードは128GBからさらに書き込み速度が上がります)
iPhoneと違って、SDカードで少ない容量をカバーできるというのは大きなメリットですね。
▶Samsung microSDカード64GB EVOPlus Class10
格安SIMフリースマホの中ではベスト「Huawei P20 lite」
Huawei P20 liteは、スマホでゲームをガンガン遊ぶぜ! というヘビーユーザーには向かないですが、スマホでWebサイトを見たり、ときどきSNSをチェックしたり、Youtubeもたまに見るよーというライトユーザーにはかなりおすすめなSIMフリースマホ。
なにより、25,000円程度の買いやすい価格もグッドです。一括で購入できる価格なので、格安SIMを使うなら、第一候補にあがるスマホかも?
Huawei P20 liteの僕の評価・レビューをさくっとまとめると……
Good!
- 25,000円程度で買える圧倒的コスパ!
- 光の反射が美しいクラインブルー
- 付属品の豊富さ!
- 思ってるよりも良いカメラ性能
Bad…
- ゲームをするには向かない貧弱なGPU
- Android 9.0を搭載してないところ
実際に使ってみて、ライトユーザーには全力でおすすめできるスマホだと感じたので、Huawei P20 liteが気になってる人はぜひ!
追記! 2019年6月5日、Huawei P20 liteがアップデートでAndroid 9.0になりました。
正しくは、Android 9.0ベースの「EMUI 9.0」ですね。2019年のHuaweiは色々大変な感じですが……、しっかりセキュリティアップデートをしてくれるのは多くのユーザーにとって好印象です。