新型iPad(2018)と旧型iPad(2017)の性能をベンチマークで比較

Appleが3月のイベントで発表した「9.7インチ新型iPad」は、A10 Fusionチップが搭載されたことで性能が向上し、Apple Pencilにも対応しましたよね。
そんな新型iPad(2018)ですが、1年前に発売された旧型iPad(2017)と比べると性能はどれだけ違うのか、Apple Insiderがベンチマーク結果の動画を公開していたので簡単にご紹介していきます。
9.7インチiPad(2018)と9.7インチiPad(2017)のベンチマーク結果
結果は言わずもがなですが、新型iPad(2018)はA10 Fusionチップが搭載されたおかげで性能が向上。旧型iPad(2017)と比較すると性能は約1.4~1.5倍程度高くなりました。
また、Apple Pencilが使えることを考えると、ほとんどの人にとってベストなiPadへと進化したんですよ。
新型iPad(2018)と旧型iPad(2017)の「Geekbench4」ベンチマーク結果の比較は以下の通り。
- | 9.7インチiPad(2018) | 9.7インチiPad(2017) |
シングルコア | 3529 | 2457 |
マルチマルチ | 5993 | 3925 |
新旧2つのiPadのベンチマークを比較してみると、新型iPad(2018年)の処理性能は、シングルコアが約44%、マルチコアが約53%高速化。
これはiPadにA10 Fusionチップが搭載されたことによる恩恵ですが、Metalスコアは新型iPadが12896、旧型iPadは10560となっており、GPU性能も強化されています。
性能を重視するのであれば、Apple Pencilも使えますし、新型iPadを選択するかと思いますが、性能差は気にしないし、Apple Pencilを使う予定もないという人は、旧型iPad(2017)も選択肢になるかもですね。性能も必要十分だし、価格も安いためコスパは良き、です。
整備済み9.7インチiPad(2017)は26,800円で購入できます
ちなみに、9.7インチiPad(2018)が登場したことにより、Apple Pencilが使えない9.7インチiPad(2017)はApple整備済み製品で大きく値下げされ、26,800円(税別)で購入できるようになりました。
ただし、タイミングが合えば・・・の話ですけどね。整備済み製品の中でも9.7インチiPad(2017)は人気が高く、すぐになくなってしまうので定期的に覗いておきましょう。
Source:Apple Insider/Youtube