
数年前と比べてどちらかが使いやすくて、どっちが使いにくいということは少なくなりましたが、iPhoneとAndroidにはそれぞれメリット・デメリットがあり、いくつかの違いがありますよね。
ユーザーの使い方によっても、iPhoneとAndroidはどっちが使いやすいか変わってくると思うので、今回は、メリット・デメリットで比較するiPhoneとAndroidの違いついてご紹介していきます。
新型iPhoneも出るし、Androidとどっちがいいのか迷ってる……という人の参考になれば!
iPhoneとAndoirdの基本的な違いや特徴について知りたい!という人は、以下の記事で詳しくご紹介しているのであわせてチェックしてみてくださいね。
iPhoneのメリット・デメリットは?
iPhoneとAndroidは搭載されているOSが違うため、操作方法やホーム画面の見た目、対応しているウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)に違いがあるんですよ。
基本的な違いや特徴について補足しつつ、iPhoneとAndroidのメリット・デメリットについて比較していくので、ぜひ参考に!
それでは、まずはiPhoneのメリット・デメリットから解説していきますね。
iPhoneのメリットは

iPhoneを選ぶ大きなメリットと言えば、まず初めに思い浮かぶのがシンプルで洗練されたデザイン。iPhone X/8/8 Plusは数年ぶりにガラスパネルのデザインが復活しましたよね。
iPhoneはiTunesやApple Music、iCloudなど、Apple純正のサービスが使いやすいというのも大きなメリットで、iPhoneは「AirPods」や「Apple Watch」など、他のApple製品との相性が最強なんですよ。
- 洗練されたデザイン。
- Androidよりも操作がシンプルで使いやすい。
- AirPodsやApple Watch、Macbookなど、ほかのApple製品との連携・組み合わせは抜群です。
- Apple MusicやiTunesなど、Apple純正のサービスが高品質で使いやすい。
- ケース・アクセサリーの数が圧倒的に多い。
- iPhone X以降のモデルは、高精度の顔認証「Face ID」が使えます。
- 最新のiOSアップデートが定期的に配信されます。
- Apple Payを利用できます。
iPhoneは、Apple製品と連携がしやすいこと、使いやすいということも大きなメリット。ケースの豊富さは、もう圧倒的。iPhone専用のメーカーまであるくらいなので、ケース選びも楽しみたい人はiPhoneがおすすめできるかもしれません。
AirPodsと簡単に接続して音楽を聴いたり、Apple Watchでワークアウトや体重などのヘルスを管理したりなど、iPhoneは健康管理機能にも優れていますよ。健康管理機能は多くのAndroidスマホでも搭載しているんですが、iPhoneの使い勝手が別格なんですよね……。
iPhoneのデメリット
逆に、iPhoneのデメリットは、サードパーティ製品(ゲームコントローラーやBluetoothデバイスなど)との連携がしづらかったり、使いにくかったり、対応してなかったりが多いということ。
(iPhoneは、iOS13でPlayStationのコントローラーなどが使えるようになりますが、やっぱり、使える製品の豊富さはAndroidスマホのようにはいきません。)
それなりに高いiPhone対応ゲームパッドを購入し、iOSアップデートで使えなくなったということもちょいちょいあるんですよ。
さらにさらに、iPhoneは人気過ぎるというのもデメリット1つで、多くの人がiPhoneを持ちすぎてて個性がケースくらいでしか出せず、iPhoneとApple Watchの組み合わせはこれでもかってくらいよく目にしますよね。
- 人気過ぎるので、新モデルは毎回争奪戦。
- Apple以外の製品との連携は苦手で、正常に動作しないことがあります。
- iPhoneのみでハイレゾ音源を再生できません。
- 基本的に価格は高めで、iPhone X以降はすこぶる高い。安いモデルもあるにはあるんですけどね。
- iPhone 7以降のモデルは3.5mmイヤフォンジャックが非搭載。(Lightning変換アダプターは付属します。)
- SDカードが使えません。
- Apple Careの保証に入ってないと修理が超高い!(例:iPhone Xの画面修理で31,800円もします。)
ちなみに、iPhone Xに搭載されているFace ID(顔認証)は別格の精度を誇り、使いやすいのは使いやすいんですが、「寝起きなど、顔の位置によっては認識しないことがあるため、使いやすさではiPhone 8/8 PlusのTouch ID(指紋認証)の方が上」というのが僕の意見。
顔認証の使いやすさについては、iPhone 11/11 Proに期待です。
こうやって見てみると、iPhoneも意外とデメリットが多いというか、出来ないことが多いんですよ。
Androidのメリットとデメリット

Androidのメリットといえば、なんといっても圧倒的な端末の種類の多さと多様な機能。
実は、使用していて得られるメリットは、iPhoneよりもAndroidのほうが多いのですが、メリット1つ1つのインパクトに欠けるというのがデメリットでもあります。
Androidのメリット
高性能なカメラを搭載するGoogle Pixel 3や、ハイスペックでベゼルレス(画面の縁取りが少ない)が特徴のSamsung Galaxyシリーズ、SONYのカメラ技術やハイレゾなどの音響技術が惜しみなく使われたSONY Xperiaシリーズなど、単一の性能で見るとiPhoneより優秀な端末が多いんですよ。
Androidスマホのメリットは以下の通り。
- 端末の種類が豊富で自分に合ったものを選べます。
- iPhoneと比べると遥かに多くの他社製品と連携できます。
- iPhoneと比べると高いモデルもあれば安いモデルもあります。(性能を気にしない場合、最安で1万~2万円程度。)
- ホーム画面のウィジェットやアイコンなど、細かく自分好みにカスタマイズできます。
- Xperiaなど、ハイレゾ音源がそのまま楽しめる端末もあり。
- SDカードに対応するため、容量を自由に追加できます。
- Androidのファイル管理はPCと接続して出来ます。
- 実は、世界シェアはiPhoneよりも多い。
- 折りたたみスマホが登場!折りたためばスマホ、開けばタブレットになります。
Andoidは端末の種類が豊富なので、自分に合った性能・機能を持つ端末を見つけられるというのもポイントで、連携できる他社製品も多種多様で豊富です。
また、AndroidスマホはGalaxy Foldという折りたたみスマホが最近の注目プロダクトですよね。個性的なメンツが多いというのもAndroidの最大のメリットであり、画面埋め込みの指紋認証や、パンチホールカメラなどの豊富な機能も、Androidスマホが先を行く大きなメリットです。
Androidのデメリット
Androidも定期的に最新バージョンのOSがリリースされますが、端末・キャリアによっては最新バージョンのアップデートが提供されないことがあるというのが最大のデメリット。
(iPhoneは、数世代前の古い端末にまで最新のアップデートが提供されるんですよ。)
AndroidスマホはiPhoneよりも種類が豊富ですが、ケースの種類が少ないというのは、気にする人にとってずっと変わらない大きなデメリットです。
- iPhoneと比べると、ケースの種類はかなり少ないです。
- 指紋認証・顔認証など、端末により様々な生体認証を搭載していますが、顔認証の精度はiPhoneの方が上かも。
- 多様な機能を持つぶん操作は複雑になりがち。
- 端末により、操作・機能・バックアップの手順などが違います。
- Androidはある程度の一貫性があるものの、メーカー独自の機能を織り込んだものは基本使いにくいです。
- 端末・キャリアによっては、最新バージョンのOSが提供されないことがあります。
2019年現在、ゲーミングスマホASUS ROG Phoneだったり、Galaxy Foldだったり、魅力的なAndroidスマホは多くなったため、以前と比べてiPhoneが優勢という市場状況は変わりつつありますよ。
iPhoneとAndroidの認証センサーの違い
ぶっちゃけ、iPhoneとAndroidの基本操作については慣れてしまえばほとんど問題ないことが多いですが、最近主流になりつつある指紋認証や顔認証などの生体認証センサーは、センサーの位置や精度により使いやすさは変わってきます。
自分の求める生体認証(指紋認証や顔認証など)によってもiPhoneとAndroidで選択肢は変わるため、ぜひ参考にしてもらえれば!
端末の種類 | 搭載する生体認証 |
iPhone 8/8 Plus | Touch ID(指紋認証) |
iPhone X/XS/XS Max/XR | FaceID( 顔認証) |
Galaxy S10/S10+ | 虹彩認証、顔認証、指紋認証 |
Xperia 1 | 指紋認証 |
現在のスマホには、ほとんどの端末が指紋認証または顔認証を搭載していますが、指紋認証・顔認証で比べた場合、iPhoneのTouch ID(指紋認証)、iPhone XのFace ID(顔認証)は他の端末より精度・セキュリティの高さ・速さで優れると言われています。
生体認証が優れるというんは、iPhoneとAndroidで比べた時に大きなメリットになりますよね。
ちなみに、最近主流になりつつワイヤレス充電については、iPhone/Android問わず、最新機種なら基本的に対応していると思っておいてOKです。ワイヤレス充電は慣れるとすごい便利なので、購入前にはワイヤレス充電の対応もしっかり確認しておきましょう!
写真や動画のバックアップはGoogleフォトがおすすめ
iPhoneはiCloudを利用したバックアップ、AndroidはGoogleアカウントを利用したバックアップとなっていますが、深いことは考えず、どちらも基本的に同じと思ってもらえれば。
Androidの場合、ほとんどの端末がSDカードに対応するというのが大きなメリットとなっており、増えすぎた写真や動画は移動することができますが、iPhoneの場合、iCloudの容量は5GBまで。
大容量化の進む現代で明らかに足りてないんですが、iCloudは、無料で使える容量が2019年現在も5GBのままなんですよ。5GBなんてあっという間に無くなってしまうのに、それより多くを望むなら課金するしかないというのもデメリットの1つですね。
保存できる容量に限りがあり、これだとほぼ使い物にならないため、写真や動画のバックアップは、Googleフォトを利用したバックアップがおすすめです。
iPhoneとAndroidは機能の違いが重要
iPhoneとAndroidそれぞれにメリット・デメリットはありますが、2019年現在、テクノロジーの進歩によって、以前ほど躊躇な違いはありません。
iPhoneは、iPhone Xから搭載されたFace ID(顔認証)と圧倒的ブランド力、サービスで他より一歩進んでる感はありますが、ここ数年大きな進歩はしておらず、GalaxyやHUAWEIは折りたたみスマホでiPhoneの勝負を仕掛けているのが現状です。
(Galaxy Foldなど、折りたたみスマホには様々な問題が散見されるため、飛ぶように売れるとは思わないけど……、それでも、挑戦的なプロダクトですよね。)
iPhoneとAndroidは、デザインや使いやすさで選ぶのも大事ですが、搭載する機能の違いの方が重要で、指紋認証や顔認証、4k動画の撮影やハイレゾ音源対応など、自分が必要な機能を備えているかなど、自分に対するメリット・デメリットで比べてみましょう。
悩んで選んだ端末は愛着も沸くし、長く使えるはず!
iPhoneとAndroidの違いをもうちょっと詳しく知りたいという人は以下の記事もぜひチェックしてもらえれば。