iPhone 12 Pro/12 Pro Maxの性能や機能はどうなる?(LiDARスキャナ搭載はほぼ確定)

2020/07/14iPhone

iPhone 11 Pro カメラ 2

もうちらほら情報が出ています。やつらです。"iPhone 12シリーズ" です。なにやら、2020年の新型iPhoneは全モデルが5G(次世代高速通信)に対応し、有機ELパネルを搭載するらしくてですね。ラインナップは、iPhone 12/12 Pro/12 Pro MaxとiPhone 11シリーズと同様になるそうですよ。

iPhone 11シリーズは、どちらかといえば順当な進化になっていて、カメラ性能以外に大きな変化はなかったので......、iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxをスルーしていた人は、iPhone 12シリーズが良い感じの選択肢になるのかなぁと。

情報をおさらいしてみると、iPad Proで搭載されたLiDARスキャナの搭載はほぼ確定なのですが、ひとまず、iPhone 12/12 Pro/12 Pro Maxの噂されている機能や性能について一緒に見ていきましょう。

デザインは不明です

これまでの流れを考えれば、iPhone 12はメジャーアップデートとなり、性能の向上に加えて、デザインも大きく変わる可能性があるのですが......現在出ている情報を見る限りではデザインに大きな変化はなさそうなのです。

強いてあげるとするならば、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxはカメラが4眼になり、ノッチ(画面上部の切り欠き)が多少小さくなる程度。断言はできないですが、僕もiPhone 12シリーズのデザインの変化は少なくなると思ってます。

デザインが変わるという情報もあるにはある

iPhone 12シリーズのデザインについては、"変わる" という情報もあるにはあります。

デザインに関する大きなトピックは、"ノッチの廃止" でして。ノッチのあるデザインって、いつまで経っても賛否両論があるデザインなのですが、iPhone 12は顔認証センサーを内蔵するTrueDepthカメラをほんの少しのベゼルスペースに詰め込むことで、ディスプレイ領域を妨げるノッチを無くす計画もあるみたいなんですよね。

ディスプレイ内部にTrueDepthカメラを内蔵する可能性もあります。

サイズはどんな感じ?

Macお宝鑑定団Blogが中国サプライヤーから入手した情報によれば、iPhone 12シリーズは、デザインそのままに性能が大きく向上するアップデートとなる可能性が高く、ボディの厚さは7.4mm、ベゼル幅が2mmと予想されています。

iPhone 116.1インチ
150.9×75.7×8.3mm
iPhone 11 Pro5.8インチ
144.0×71.4×8.1mm
iPhone 11 Pro Max6.5インチ
158.0×77.8×8.1mm
iPhone 12シリーズ?ボディの厚さ7.4mm
ベゼル幅2mm

iPhone 12シリーズと現行モデルのiPhone 11シリーズのサイズ感を比較してみると、5.4インチモデルは、iPhone SEとiPhone 8の中間の高さ。6.1インチモデルは、iPhone 11とiPhone 11 Proの中間の高さ。6.7インチモデルは、iPhone 11 Pro Maxよりもすこーしだけ高さがあるそう。

断言はできないですが、iPhone 12/12 Pro/12 Pro Maxは、前モデルと比べてかなり薄くなるかもしれませんね。

スペックや性能はどうなる?

さてさて、それじゃiPhone 12で噂されている機能や性能についてぱぱっとおさらいしておきましょう。あくまでも噂ですし、現段階では信憑性に乏しい情報も多いため、参考程度にどうぞ。

2020年のiPhone 12シリーズの機能と性能(仮)

  • 毎度ながら、性能は確実に向上します。
  • ノッチが小さくなる(もしくは無くなる)かも。
  • デザイン変更に伴い、TrueDepthカメラがディスプレイ内部に搭載される可能性もあり。
  • サイレントスイッチが丸い縦スライドに変更?
  • 搭載される端子は、Lightningコネクタ。
  • 全モデルが有機ELパネルを搭載?
  • 2020年は4モデルのiPhoneが登場。
    • 12 Pro/12 Pro Maxは5G対応。LiDARスキャナを搭載。
    • サイズは5.4インチが1機種、6.1インチが2機種、6.7インチが1機種の合計4機種が登場するかも。

iPhone 12シリーズで噂されている機能や性能については、ざっとこんな感じ。例によって、今回もディスプレイ内臓型指紋認証が搭載されるという情報が出てるんですけど、これはどうなのかなぁと。

FaceID(顔認証)+TouchID(指紋認証)ってコスト的には高くなりそうですが、弱点を補完しつつ、より快適にそのシーンに合った認証方法でロック解除ができるようになるので、いちユーザーとしてはありがたいですけどね。価格が高くなるのは勘弁です。

ディスプレイ内臓の指紋認証となると、超音波指紋センサーが一般的ですが、これ、毎年出ている情報ですし、ひとまず続報を待ちましょう。

A14 Bionicチップの性能が半端ない雰囲気

iPhone 12シリーズは、当然 "性能の向上" も期待されますが、A14 Bionic(仮称)、めちゃすごそうな情報が出ています。というのも、A14 Bionicは数値上15インチMacbook Proに匹敵する性能を持っているそうなんですよね。

"A○○プロセッサシリーズ" のプロセスルールを振り返ってみると、

  • A12 - 7nmプロセス
  • A13 - 7nm+プロセス、より高速なクロックと低消費電力
  • A14 - 5nmプロセス

7nmプロセスから5nmプロセスへのジャンプアップはチップの製造を請け負うTSMCの努力の賜物で、同社によれば、7nmチップと比較してロジック密度は80%向上、同じ消費電力で15%の高速化、同じパフォーマンスレベルで30%も低消費電力だそうなのです。

要は、とにかく高速で、電力効率が良いチップってこと。

5nmプロセスに微細化されたチップに150億のトランジスタを搭載し、GPU性能の向上や6GBメモリ搭載の可能性を加味すると......これは大ごとです。

留意しておきたいのは、トランジスタの数が性能を決めるというわけではないことと、"15インチMacbook Proに匹敵する性能" というのは、あくまでも数値上のことであり、OSやアーキテクチャは異なるということの2つ。あくまでも、参考程度に。

いずれにしましても、iPhone 12はグイグイ3Dゲームを遊べそうというのは間違いありません。A14 Bionicのより詳細な考察が気になる人は、MacWorldの記事もあわせてどうぞ。

LiDARスキャナは増えるけど、カメラレンズは増えません

iPhone 11 Pro カメラ
iPhone 11 Pro

iPhone 12シリーズのカメラについて情報が少ないですが、少なくとも、カメラレンズはトリプルレンズ以上増えることはないそう。Appleさん、分かってらっしゃる。

そもそも、カメラ性能はただレンズを増やせば良いってわけでもないですし、デザイン的な問題もあります。(このまま毎年レンズを増やしていっちゃったら......、3-4年後とかもう想像するだけで気持ち悪い。)

すでに、iPhone 11 ProでiPhoneのカメラは十分すぎるほどの領域に達しているので、あとは、レンズ自体の性能向上に期待しておきましょう。

"LiDARスキャナ"を搭載

こちらがiPhone 12 Pro/12 Pro Maxに搭載されるカメラユニットのイメージなのですが、なにやら、iOS 14のソースコードから見つかったそうで、広角+超広角+望遠のトリプルレンズに、LiDARスキャナを加えた4眼カメラとなる可能性が高めなんですよね。

画像を見る限りでは、LEDフラッシュはちょうど真ん中に配置されていまして。LiDARスキャナを搭載するのは上位モデルのiPhone 12 Pro/12 Pro Maxのみとなるそうですよ。

LiDARスキャナってなに?

Image:iPad Pro 2020のLiDARスキャナ

LiDARスキャナって何? という人もきっと多いと思うので、ざっくり説明すると......、要は、光が対象物に到達してから反射して戻るまでの時間を測定して距離を測れるというもの。

LiDARスキャナのメリットで分かりやすいのは、

  • 仮想の物体に奥行きを追加し、ARアプリがもっとリアルになる。
  • AR物体との前後関係をより正しく再現できる “オクルージョン" の精度がUP。
  • ポートレートモード(ぼかし撮影)の処理精度も向上。

上記3つ。Appleさんが想定しているLiDARスキャナの本来の使い方である “AR" だけでなく、カメラのポートレートモードでは “ボケ効果" の精度も上がります。

ARという用途を考えてみると、このLiDARスキャナはiPadよりiPhoneの方が向いていると思いますし、iOS 14のソースコードからカメラユニットの情報も出ているので、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxはほぼ間違いなくLiDARスキャナを搭載すると思われます。

バッテリー容量が1割減になるって噂

少々不安な情報があったので追記。なにやら、iPhone 12シリーズはバッテリー容量が1割減るそうなのです。もちろん確定情報ではないのですが、iPhone 12シリーズのバッテリー容量についてささっとまとめると......

  • 5.4インチ
    • 2,227mAh
  • 6.1インチモデル
    • 2,775mAh
  • 6.7インチモデル
    • 3,687mAh

こんな感じ。iPhone 12シリーズのバッテリー容量については、韓国のSafty Korea、デンマークのDEMKO(Denmarks Elektriske Materielkontrol)などの認証機関に申請された情報から明らかになったそうなんですけど、総じてバッテリー容量は減っているんですよね。

iPhone 12に関してはiPhone 11と比べて3割減。iPhone 12シリーズは "5G" に対応すると言われていますが......こんなに減って大丈夫なのかなぁと。おそらく、より低消費電力で動作できるようになってトントン的なことだと思うんですけど、不安。

iPhone 12シリーズは4モデル展開

お次は、iPhone 12シリーズの "ラインナップ" について。2020年の新型iPhone「iPhone 12」は、4モデル展開になるらしく、全モデルOLEDディスプレイを搭載するそうなんですよね。

具体的には、ハイエンド(iPhone 12 Pro)が2モデル、ミドルエンド(iPhone 12)が2モデルといった感じ。

-iPhone 12iPhone 12 Pro
サイズ5.4インチ/6.1インチ6.1インチ/6.7インチ
ディスプレイOLEDOLED
カメラデュアルレンズ(トリプルレンズ?)トリプルレンズ
LiDARスキャナ
通信5G Sub-6GHz5G mmWave

2020年のiPhoneは、全モデルがOLEDディスプレイとなり、5G通信に対応する可能性が高いですが、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxは、より周波数の高い "mmWave(ミリ波)" に対応するみたいなのです。

これは本当にありがたいですよね。

mmWaveに対応することでより高速で快適な通信ができるんですけど、その分価格は高くなりそうかなぁ、と。

  • 【Sub-6GHz】
    • エリアが広いけど、通信速度は控えめ。
  • 【mmWave】
    • エリアは限定されるけど、通信速度が速い。

僕が住んでいる奈良など、まだ5Gが到達していないエリアもあるので......その恩恵を多くの人が受けるにはもう少し時間がかかりそうですが、全モデルが5Gに対応する可能性が高いという情報だけでも朗報ですね。

iPhone 12シリーズの価格は?

現時点で、iPhone 12シリーズの "価格" についての情報はありません。ひとまず、iPhone 11シリーズの価格を記載しておくので、参考までにどうぞ。

iPhone 11iPhone 11 ProiPhone 11 Pro Max
64GB74,800円106,800円119,800円
128GB79,800円--
256GB90,800円122,800円135,800円
512GB-144,800円157,800円

iPhone 12シリーズは、5Gの対応やLiDARスキャナを搭載する可能性がかなーり高いので......iPhone 11シリーズより安くなることは無いとしても、同程度の価格になれば万々歳です。

AirPodsが同梱?さすがにそれは無いかも

iPhone 11 ProとAirPods with Wireless Charging Case
Image:iPhone 11 ProとAirPods。

2020年の新型iPhone「iPhone 12」なんですけど、ちょっと疑問なのがiPhone 12には "AirPods" が付属するという情報。いや、ちょっと待って。1回冷静に考えてみましょう。

そもそも、AirPodsって付属品として同梱するには高価なデバイスです。iPhone付属の有線イヤフォン "EarPods" の価格は、公式HPで2,800円+税。AirPodsは、ワイヤレス充電非対応ケースでも価格は17,800円+税です。

AirPodsは、ワイヤレスイヤフォン市場でも圧倒的な存在感を放っていましてですね。実際に、多くのiPhoneユーザーがAirPodsを選んでいます。AirPodsを付属品として同梱することで、その分の価格を回収する "何かしらの仕組み" が必要になりますし、単純にiPhoneの価格+AirPodsの価格としても、すでにAirPodsを持っている人からすればただの値上げになっちゃいますよね。

これはさすがに無い。僕はそう思います。というか、これだけ爆売れしているAirPodsですし、Appleさんにはなんのメリットもありません。

MacRumorsによれば、「EarPods以外のものがiPhoneに同梱されてもおかしくはない時期なのは確かで、もし、AirPodsが同梱されるならiPhone 12 Pro/12 Pro Maxになるかも」とのことですが......それでも僕は信じません。

発売日は2020年9月~10月?

一時は2021年にずれ込むと言われていたiPhone 12シリーズの発売日についても最近情報がありまして。なにやらサプライチェーンの回復により新型コロナウイルスによる遅れを取り戻しているそうなんですよね。

この情報が正しければ、iPhone 12/12 Pro/12 Pro Maxは2020年9月に発表、2020年10月上旬に発売されるそう。

  • iPhone 12シリーズは9月に発表
  • 発売日は10月上旬?

性能が良い感じに進化しそうなiPhone 12シリーズですが、iPhone 11シリーズをスルーしていた人には良い選択肢になるかもなので、気になるブラザーはしっかり情報をチェックしておきましょう。

それにしても、5.4インチの "iPhone 12" 気になるなぁ......。でも、5G対応の可能性は高いですが、デュアルレンズ & 基本性能は控えめになるでしょうし、僕が選ぶのは6.1インチモデルとなりそうです。

「モバイル分野では敵なし」とも形容されるiPhone 11シリーズの "A13 Bionicチップ" ですが、iPhone 12ではさらなる進化を遂げて登場するみたいなので……今年のiPhoneは、まさに "買い" だな、うん。(バッテリー容量は気になるけども)

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Posted by iyusuke