iPhone XのFaceID(顔認証)はまだ未完成?スペシャルイベントで認証が失敗した訳

Appleのスペシャルイベントで発表された「iPhone X」は、独自の顔認証システム「Face ID」を搭載します。

AppleはFace IDの精度について、「Touch IDのエラー率が5万分の1なら、Face IDは100万分の1」と発表するほどの自信を持っていますが、絶対に失敗できないデモンストレーションで2度もFace IDの認証に失敗しています。

その理由について、ニュースサイトMacRumorsが面白い仮説を唱えているので簡単にご紹介。

   

iPhone XのFace IDはそれほど精度は高くないのか?

話題となっているのは、先日開催されたAppleのスペシャルイベントにおいて、iPhone Xに搭載されるFace IDで顔認証を失敗する場面

Appleの上級副社長クレイグ・フェデリギ氏がFace IDでロック解除を試みた時、Face IDの認証に2度失敗し、パスワードを要求されます。

世界中の人達が見ている中、絶対に失敗できない状況でiPhoen XのFace IDがなぜ失敗したのか、MacRumorsがいくつかの説を紹介していますが、それによれば、Face IDでの認証に失敗した理由はシステムにあるようです。

iPhone Xを再起動、もしくは48時間放置していた可能性

iPhoneはプライバシーを守るため48時間以上ロック解除しなかった場合や、再起動した場合、パスワード入力を求められます。

iPhone Xが上級副社長の顔を認識しなかった原因としては十分あり得るのですが、デモンストレーションに使うiPhone Xを48時間放置していた可能性はほぼ皆無。

また、再起動についても、パスワード入力時に表示される文言が違うので、再起動が原因で失敗した可能性も低いと思われます。

参考までに、再起動直後のパスワード入力で表示される文は「iPhoneの再起動後にはパスコードが必要です」が表示され、48時間以上放置していた場合は「48時間以降はパスコードが必要です」となります。

スペシャルイベントでのFace ID認証失敗時は「Face IDをオンにするにはパスコードが必要です」と表示されてました。

直前にFace IDで何度も失敗していた?

もう1つが直前にiPhone XのFace IDで何度か失敗していた可能性。

iPhoneを使っていると何度か経験したことがあると思いますが、認証失敗時に表示されていた「Face IDをオンにするにはパスコードが必要です」という文は、Touch IDの場合5回失敗すると表示されます

直前にFace IDを試そうとして何度か失敗していた可能性は高く、この説なら、Face IDの認証に2回失敗しただけで文が表示されたことも納得です。

iPhoen XのFace IDはまだ未完成なのか?

▲現時点で、Face IDがまだ完成していない可能性も。

実際、僕もKeynoteを見ていましたが、確かにFace IDの認証に失敗していました。

一瞬あれ?ってなっちゃいましたが、それ以降は失敗することなく、Face IDでロック解除されるまでの速度も速かったため、精度と言う面では高いと思っていいかもしれません。

現時点では、Face IDはまだ完璧ではない可能性も捨てきれず、もし、そうなら、iPhone XのFace IDは発売される頃に完成し、本来のパフォーマンスが発揮できるようになるということになります。

とはいえ、Face IDの精度や使い勝手については、実際に試してみるまで分からないというのが本音。

iPhone Xは11月3日に発売されますが、出来れば、それまでに実機に触れる機会があれば・・・。

良い点、悪い点も多々あるとは思いますが、とにかく、Face IDも含めてiPhone Xに早く触りたいですね。

【追記:2017/09/15(金)】

実は、FaceIDのデモンストレーションで認証に失敗してしまったのは当然のことで、イベント前に誰かがiPhoen XでFaceIDを試したことが原因なのだとか。

もちろん、クレイグ・フェデリギ副社長の顔で登録してあるので認証されるはずもなく、誰かがFace IDを使用していたことに気づかずデモンストレーションを行ってしまったとのこと。

副社長がiPhone Xを試す前からすでに「Face IDをオンにするにはパスコードが必要です」というメッセージが出る状態になっており、Face IDが失敗したわけではなかったようです。

Source:MacRumors