廃止される「iTunes」、CDから取り込んだ曲はどうなるの?

MacbookとiTunes

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なんかいろいろ発表されたけど……とりあえず、僕の頭は混乱中。

iPadOSに新型Mac Pro、iOS 13やmacOS Catalina(カタリナ)が発表されましたが、中には消えていくものもあります。それは「iTunes」。

macOS Cataline以降、iTunesは「Apple Music」「Apple TV」「Apple Podcasts」の3つに分かれます。つまり、iTunesグッバイってことですね。

iPodが発売された当時、iTunesは必須のソフトであり、僕もiPod Classicではものすっごくお世話になりました。

(iPhoneでApple Musicを使うようになり、iTunesの活躍機会が少なくなったのは内緒です。ストリーミングサービスの流れがすごい。)

そこで気になるのは、「iTunesが廃止されたら、これまでCDから取り込んできた曲はどうなるの?」ってところですが、どうやら、すべてのミュージックライブラリはApple Muiscに引き継ぐみたいなので、ひとまずは安心かも?

3つのアプリに分かれる「iTunes」

2019年秋にリリースされるMac/Macbook向けOS「macOS Catalina」以降、iTunesは、「Apple Music」「Apple TV」そして、「Apple Podscasts」の3つのアプリに分かれます。

新しくなるわけではなく、取り込まれる感じなので……、iTunesは無くなると思ってOKですが、iTunesで出来たことは全て、上記のアプリで行えるようになります

ちなみに、iTunesが廃止されるMac/Macbookの最新OS「macOS Catalina」の対応機種は、2012年以降のMacも対応します。良い感じですね!

macOS Catalinaの対応機種は以下の通り。

macOS Catarinaの対応機種一覧

  • Macbook】2015年以降のモデル
  • Macbook Air】2012年以降のモデル
  • Macbook Pro】2012年以降のモデル
  • Mac mini】2012年以降のモデル
  • iMac】2012年以降のモデル
  • iMac Pro】2017年以降のモデル
  • Mac Pro】2013年以降のモデル

7年前のモデルまでカバーするため、macOS Mojaveが動いていたMac/Macbookであれば、macOS Catalinaも動くと思っておくといいかも。

言い換えれば、上記のMac/MacbookからiTunesが無くなります。

Windows版iTunesはそのまま

Mac/MacbookのiTunesは、macOS Catalina以降廃止されてしまいますが、Windows版iTunesはこれまでとほとんど変わらず、そのまま残るとのこと。

いずれは、Windows版iTunesも廃止される可能性はありますが……、しばらくは利用できます。

ということは、僕はメインPCがWindowsの自作PCなので、Windows版iTunesにはこれからもお世話になることに。

後生のお別れにならなくてよかった。

iPhoneのバックアップはFinderでどうぞ

iTunesと言えば、iPhone/iPadのバックアップ。

macOS CatalinaではiTunesが無くなるけど、iPhone/iPadのバックアップは、Mac/MacbookのFinder(ファインダー)が行ってくれます。

Finderは、Mac/Macbookでファイルを開いたりするときに出てくるアレですね。すっごい便利そうだけど、暗号化とか、管理とか、細かいところはどうなるのか気になります。

これまでiTunesで取り込んだ曲はどうなるの?

iTunesをiPod時代からヘビーユーズしている僕たちが気になるのは、「CDからiTunesに取り込んだ曲はどうなるの?」というところ。

これについてはですね、Ars Technicaが報道してくれているので答えは明確。iTunesが廃止されても、ミュージックライブラリのすべての曲はApple Musicで聴くことが出来ます

CDから取り込んだ曲もダウンロードした曲も、自分で作ってiTunesに入れていた曲もすべてApple Musicに引き継がれます。

  • iTunesは廃止されるけど、ミュージックライブラリは全てApple Musicが引き継ぐ。
  • iTunesの要素&出来たことは、「Apple Music」「Apple TV」「Apple Podcasts」が継承する。
  • 購入した曲やCDから取り込んだ曲も問題なし。
  • iTunes Storeでの楽曲販売は引き続き提供される。
  • Windows版 iTunesはそのまま。

以上が、macOS Catalinaで廃止されるiTunesのすべてです。

Apple Musicに移行した時もそうでしたが……、心残りはダウンロードした曲や取り込んだ曲の情報がおかしくならないかなーというところ。

意図しないアルバムの分割とか、楽曲ファイルの紛失とか、気になることはたくさんありますが、こればっかりは実際に使ってみるまで分からないですね。

iTunesまでもが大きく変わる「macOS Catalina」のリリースは2019年秋。それまでに、曲の整理は出来るだけしておこうかな?

Source & Image:Apple

Mac

Posted by Yusuke Miyamoto