Macbookで仮想デスクトップを活用する方法とHowTo。設定方法について

意外と知らない人が多くて、活用してる人と活用してない人でばっさり別れるのがmacOSの “仮想デスクトップ" 。いくつものデスクトップを表示して、サクサク切り替えられる機能なんですけど、仕事でMac/Macbookを使っている人はもちろん、コンテンツを楽しむライトユーザーの方も、これ知ってるだけでものすっごく捗ります。
最近は、Windowsでも同様の機能がありますが……、macOSの仮想デスクトップの使いやすさはかなりのものでして。知らなかった! という人は今すぐ活用してみましょう。
Macbookで仮想デスクトップを活用する方法とHowTo。設定方法について

macOSって、[Command+Tab]でアプリを切り替えたり、"Mission Control" で一覧表示できるんですけど、ごちゃついたり、操作が煩わしくなっちゃったりしちゃうんですよ。でも、そんな時に役立つのが「仮想デスクトップ」。
仮想デスクトップのメリットとしましては……
- デスクトップを複数作れるので、操作ごと、アプリごとに分けて見やすい。
- 開いているアプリや行っているタスクを簡単に把握できます。
- 特定のアプリを開くデスクトップを固定することもできます。
- 1つのデスクトップに1つのアプリが分かりやすい。
ざっとこんな感じ。特に、Macbookなどの小さいディスプレイを搭載したマシンで活用すると効果は絶大。それじゃ、ここからは “macOSの仮想デスクトップ" について、サクサクご紹介していきますね。
仮想デスクトップを作る方法&使い方

仮想デスクトップの使い方といっても、特に難しいことはなくてですね。Mac/Macbookで “3本指で上にスワイプ" し、Mission Controlを開くだけ。
そしたら、画面の右上に「+」が表示されていると思うので、クリックして仮想デスクトップを追加しましょう。Mission Controlは、[control+↑] でも開くことが出来るので、お好きなほうでどうぞ。
“MissionControlでできること" については、Appleさんが公式HPで詳しく解説してくれてます。気になる人は、こちらもあわせてぜひ。
▶MacでMission Controlを使う – Apple
アプリごとに開くデスクトップを固定する

macOSのデスクトップって、開くアプリを特定のデスクトップに固定することもできるんですけど、設定は超簡単。固定したいアプリアイコンを “2本指でタップ" し、「オプション > 割り当て先」から変更できます。
デスクトップの割り当てには「すべてのデスクトップ」「このデスクトップ」「なし」の3つが表示されてると思いますが、それぞれの挙動については以下の通りです。
- 【すべてのデスクトップ】アプリをすべてのデスクトップで開くことができます。
- 【このデスクトップ】アプリを特定のデスクトップに固定したい場合はこれ。どのデスクトップで開いても、"割り当てたデスクトップで開いてくれる" ので、僕はiTunesなんかは「このデスクトップ」で割り当てしています。
- 【なし】一時的に、アプリを開いたデスクトップに割り当てる。
デスクトップの割り当ては、同時に開くアプリが多いほど恩恵を受けられる機能だとは思いますが、僕のように “毎回確実に使っているアプリは仮想デスクトップに固定してしまう" といった使い方もかなーりおすすめ。
「システム設定 > キーボード > ショートカットキー > Mission Control」から “デスクトップごとにショートカットキーを割り当てることもできる" ので、早速活用をば。このデスクトップごとにショートカットってのは、活用するとびっくりするくらい効率上がります。ほんとに騙されたと思って試してみて。めちゃおすすめです。
僕は常に4つ以上に分けて使ってます

記事作成がメインな僕のMacbook Pro環境で言えば、デスクトップ1にSafari、2に編集ソフト、3にiTunes、4にChrome……といった感じ。仮想デスクトップは多い時で6つくらいを開いてグイグイ使ってます。
macOSの仮想デスクトップについて、最後にもう一度おさらいしておきますね。
- 仮想デスクトップの追加は、"3本指で上にスワイプ" または、[control+↑] で開けるMission Controlから。「+」で追加できます。
- 仮想デスクトップを消すときは、消したいデスクトップにポインターを合わせて「×」。
- アプリを特定のデスクトップに固定することもできます。
- 1つのデスクトップに1つのアプリが効率良き。
- 仮想デスクトップとキーボードショートカットを合わせてさらに効率化!
アプリを “特定のデスクトップ" に固定し、キーボードショートカットを割り当てると、僕の脳内CPUはマッハで最高効率。複数のアプリを開いていて迷子になったり、ちょっとゴチャゴチャしてるなぁと思ったら、仮想デスクトップで開くアプリを固定し、ガツガツ活用しちゃいましょう。
もうね、Mac/Macbookを使ってるなら、"仮想デスクトップ" を使わない理由が見つかりません。