神対応!Macbook ProをAppleサポートで無償修理した

つい先日、僕のMacBook Pro(2016)のディスプレイが突然真っ暗になりました……。
そう、少し前に騒がれていた「ステージライト」ってやつです。
(『ステージライト』とは、ディスプレイバックライトの不具合のことで、画面下部から光が漏れたり、スポットライト状の線が縦に入ったりすることから、こう呼ばれています。)
ステージライトの段階をすっ飛ばし、突然ディスプレイが真っ暗。画面は表示されているのに、バックライトが全く点灯しません。
幸いにも、このバックライトの不具合は、Macbook Pro(2016)のリペアプログラムの対象となっており、Apple Careが切れていても無償で修理してもらえました!
なので……、今回はその時の状態や無償修理までの流れ、注意点なんかについてシェアしていきますね。
Appleサポートに連絡したのが8日。無償修理の対象とのことで配送業者に預け、修理開始の連絡がきたのが9日。
そして、10日に修理完了の連絡が届き、11日には見事復活したMacbook Pro(2016)が帰ってきたんですが、この対応の速さ……、Appleさん神対応すぎないですか?
Macbook Pro(2016)のバックライトの不具合
まずは、13インチ Macbook Pro(2016)で起きているバックライトの不具合について簡単に触れておきますね。
いったいどんな不具合なのかというと……
- ディスプレイのバックライトが、画面の底部に沿って明るい縦方向の領域を継続的または断続的に表示する。
- ディスプレイのバックライトがまったく機能しなくなる。
主な不具合の症状は上記2つ。
※この不具合が確認されているのは、2016年10月から2018年2月の間に発売された13インチMacbook Proですが、無償修理の対象となっているのは2016年モデルの13インチMacbook Proのみです。
この無償修理プログラムは、対象となるMacbook Proに対し、その最初の小売り販売日から4年間適用されるというのも覚えておきたいポイントですね。
画面下部からスポットライトの光が出ているようにも見えることから「ステージライト」と呼ばれたりもしますが、今回の僕のケースのように、ディスプレイのバックライトが全く点灯しなくなるパターンも含まれます。
ディスプレイバックライトの不具合の原因は?
この不具合は、Macbook Pro(2016)のバックライトコネクタが短く、余裕がないことが原因で発生し、Macbookの開け閉めで劣化して破損。
その結果、ディスプレイから光が漏れたり、スポットライト上の線が入ったり、バックライトが全く機能しなくなります。
そうそう、不具合が発生したバックライトは、ディスプレイの液晶パネル、ディスプレイハウジング含め、まるごと新しいものに交換されますよ。
(僕の場合は……ですけどね。最高です。)
交換後はバックライトコネクタが新しくなるため、そんなに頻発することは無いと思いますが、修理後、90日以内に同様の不具合が発生した場合はもう一度無償で修理してもらえるので、これも覚えておくといいかも?
Appleリペアプログラムはどこで受けられる?
13インチ Macbook Pro(2016)のバックライト不具合が起きた場合、無償で修理を行ってもらえるのは、Apple正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店、そして、Appleサポートの3つ。
- Apple 正規サービスプロバイダ
- Apple Store直営店
- Appleサポート
僕はAppleサポートに電話で連絡し、配送修理で対応してもらいました。
Macbook Proの修理は、早いし、分かりやすいし、Appleの電話サポートがおすすめです。
近くにApple Store無いんですよね……、そういう時、Appleの電話サポート & 配送修理はものすごく助かります。
▶Appleの交換/リペアエクステンションプログラムを確認する
無償修理までのやりとりと修理にかかった時間
8日の朝、Appleサポートに電話で連絡し、不具合と現在の状態を報告。
(Macbook Proは正常で、バックライトだけが点灯しないため、『ちょっと待ってくださいね!』とiPhoneのライトで照らして画面を見ながら状況説明しました。シュール。)
シリアルナンバーや現在のOSのバージョンに加え、購入したショップと購入した日を伝えると、僕のMacbook Proで起きてるバックライトの不具合は無償修理の対象とのことで、そのまま配送修理の手配をしてもらいました。
もちろん無料で! やったね。Appleサポートは電話だとほんとすぐ終わります。
Macbook Proのバックアップだったり、配送修理の注意点なんかも詳しく、かつ分かりやすく説明してくれるので、初めてで分からないかも……という人も安心してお願いできると思います。
修理から3日で帰ってきたMacbook Pro(2016)

Appleサポートの素晴らしすぎる対応に感激し、Macbook Pro(2016)の無償修理プログラムで配送修理の依頼も無事完了。
次の日には配達業者さんが回収しに来てくれたので、Macbook Proだけを渡して、11日の朝には僕の手元に返ってきました。

Appleサポートに連絡したのが8日で、回収されたのが9日、10日には修理が完了し、11日には手元に帰ってきたので……、Macbook Pro(2016)の配送修理にかかった時間はたった3日です。
早くない? 神対応じゃないですか。
10日の朝に製品受領の連絡が来て、10日の夜には修理完了の連絡が入っていたので、実質、数時間でMacbook Proの修理が行われたことになります。
すごすぎる……。そして、対応してくれた人ありがとう!
修理内容やAppleサポートの込み具合にもよるかもですが、Macbook Proの配送修理でかかる時間は3日くらいで考えておくとよさそうです。
Macbook Pro(2016)の無償修理が受けられないケース
Macbook Pro(2016) 13インチモデルは、Apple 交換/リペアエクステンションプログラムの対象となっており、基本的に、条件さえ満たしていれば無償で修理が受けられます。
無償修理プログラムの対象となっているMacbook Proは以下の通りです。
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
「条件」っていうのが気になるところですが、まず、対象のMacbook Proであるということ。そして、もうひとつがディスプレイの破損など、対象のMacbook Proに修理に支障をきたす損傷がないことですね。
ディスプレイ割れなど、場合によっては、別途修理料金がかかる場合もあるため、その点は注意が必要です。
ディスプレイが壊れたMacbook Proを買ってAppleサポートで無償修理するのは無理かも
あれ? これって……壊れたMacbook Pro(2016)買って、Appleの無償修理プログラムで修理できんじゃね? っと思った人。
分かりますよ。その気持ち。でもかなりリスキーです。
というのも、Appleサポートに電話で問い合わせた時に不具合の確認と現在のMacbook Proの状況、購入した日や購入したショップの確認があったため、確認が取れないもの、または、不明瞭な場合は無償修理できない可能性があります。
(僕のMacbook Proは、Apple公式HPで購入したものだったので、めちゃスムーズに対応してもらえましたよ。)
Macbook Proは、壊れている中古でも8万円-10万円くらいするし、無償修理できるとも限りません。価格はそのMacbook Proの状況にもよりますけどね。
なので……、Macbook Proの購入を考えているなら、メリットがほぼ無い賭けをするより、もう少し予算を追加してAppleの整備済み製品で購入するのがおすすめです。
オークションやフリマアプリでMacbook Proを購入するのはあまりおすすめしないですが……、買うとしても、ちゃんと動作していることが確認できるものをチョイスしましょう!
2019年もまだまだ使うよ、Macbook Pro(2016)

突如発生したディスプレイバックライトの不具合は、Appleの無償修理プログラムで速攻治り、マシンへの愛着がさらに増した僕のMacbook Pro(2016)。
キーボードの不具合はまだ起きておらず、不安な要素ではありますが……、Macbook Pro(2016)はキーボードの不具合も無償修理プログラムの対象となっているため、万が一不具合が発生しても、Appleさんの神サポートで対応してもらえそうな感じです。
(キーボードの修理プログラムも最初の小売り販売日から4年間適用されるので、僕のMacbook Proは2020年10月までかな。)
まだまだ使うよ、Macbook Pro(2016)。
ちなみに、Macbook Pro(2016)は2019年現在も使えるマシンか? については以下の記事で語っているので、気になる人はあわせてチェックしてみてくださいね。