モバイルバッテリー機能搭載のコスパ抜群なワイヤレスイヤフォン「Mpow M30 Plus」をレビュー(低音寄りのパワフルな音質も良き)

今回のトピックは、Mpow Japanよりご提供頂いたモバイルバッテリー機能を搭載するワイヤレスイヤフォン「Mpow M30 Plus」のレビューなんですけど…こいつがなかなかに変態なワイヤレスイヤフォンになっていまして。(誉め言葉)
もうお分かりですね。そうなのです。ワイヤレスイヤフォンなのにモバイルバッテリー機能まで備えているのです。
モバイルバッテリーの機能を搭載していながらそこまでゴツくないというのもGoodなポイントなのですが、IPX7等級の防水性能を備えていたり、耳からズレにくくなる"フィン"を装備していたり、そもそも音質が良き。パワフルな低音を響かせてくれるので、聴いていて気持ち良いんですよね。
Mpow M30 Plusの価格は4,999円。Amazonと楽天にて本日2021年3月4日より発売中ですが、とにもかくにもさくっとレビューいっちゃいましょう。
そうそう、記事の後半では発売記念のお得なクーポンもご紹介してます。3,748円(-25%)とさらにコスパ爆発な価格で買えちゃうので…最後まで要チェックですよ、ブラザー。※クーポンの利用期間は2021年3月7日(日)23時59分まで。
モバイルバッテリー機能搭載のワイヤレスイヤフォン「Mpow M30 Plus」をレビュー

それじゃ、まずは発売されたばかりのワイヤレスイヤフォン"Mpow M30 Plus“のデザインをチェックしつつレビューといきましょう。
パッケージはこんな感じで。

スライドするとお洒落な化粧箱がこんにちわ。
パッケージにはM30 Plus本体、USB-A to USB-Cケーブル(約30cm)、フィン(S/M/Lの3サイズ)、イヤーチップ(S/M/Lと装着済みの4サイズ)が付属します。

Mpow M30 Plusのケースはモバイルバッテリー機能を搭載していながらも思いのほかコンパクトに収まっていまして。幅は約8cm、高さは約4cmほど。
ケースはさらさらとした手触りになっています。

ケース前面にあるカバーを開けるとUSB-A端子とUSB-C端子がお目見え。USB-A端子が出力用。USB-C端子がケースの充電用ですね。ボタンを押せばケースの充電残量を知ることができます。

ケースの背面はこんな感じ。しっかりPSE認証も取得済みです。

ケースをパカッと。若干"蓋"の強度が不安ではありますが、ケースの中にはイヤーバッド本体がぴったり収まってます。

マグネットでピタッと収まってくれるので、収納する時は便利ですが、ケースの開閉は緩め。すぐに閉まろうとするので…取り出しやすさはちょこっとマイナスです。

こちらが"Mpow P30 Plus"のイヤーバッド本体ですが、自分の耳にあったサイズに交換できるフィンがあるので装着感は非常に良き。
滅多なことでは外れなそうですし、IPX7等級の防水性能も備えるため、ワークアウトにもぴったりですね。

もう少し寄りで見てみましょう。詳細は後述しますが左右のイヤーバッドには"タッチセンサー"を搭載しており、音楽の再生や停止といた基本的な操作から音量調整、電話の応答、SiriやGoogleアシスタントを呼び出すことも出来ます。

イヤーバッドの背面には充電用の端子が搭載。角度によっては見づらいですが"L/R"の目印も。

ちなみに、付属するイヤーチップとフィンはこんな感じになっていまして。自分の耳に合うよう簡単に交換可能です。
耳にクイッとかかるような装着感が嫌なら控えめのフィンを。がっつり動いても外れないようにしたいなら大きいフィンを…といったように自分好みの装着感にできるのはGood。

充電用と出力用を兼ねるUSB-A to USB-Cケーブルの長さは30cmほどでした。このイヤフォンの特性上、充電ケーブルって常に持ち運ぶと思うので良い具合の長さです。
モバイルバッテリーも兼ねるワイヤレスイヤフォン

お次はMpow M30 Plusの特徴的な"モバイルバッテリー機能“についてなんですけど、これがなかなかに変態で。(何回も言ってますが誉め言葉)
出力や充電時間については後述しますが、イヤフォンなどの他のデバイスはもちろん、iPhoneやAndroidスマホだって充電することが出来ます。
しかも、モバイルバッテリー機能を搭載したおかげで、Mpow M30 Plusはバッテリー容量は2,600mAh。
音楽再生時間はケース込みで最大100時間と世界最長クラスになっており、同価格帯のワイヤレスイヤフォンとしては最もタフでパワフルなバッテリーを搭載しています。
タッチ操作は少々クセあり

再生/停止、曲飛ばしといった操作はタップするだけで簡単にできるのですが、M30 Plusのタッチ操作は少し"慣れ"が必要です。
というのも、音量調整がしにくいんですよね。音量を上げる時は右のイヤーバッドを長押し、音量を下げる時は左のイヤーバッドを長押しといった感じで左右に操作が振り分けられているのですが、長押ししている間音量が上がったり、下がったりするのです。
なので…自分の好みの音量にピタッと上げたり、下げたりするのには向かないかなぁと。M30 Plusの操作方法については以下の通りです。
再生/停止/通話の応答 | 左右のいずれかのイヤーバッドを1回タップ |
次の曲へ | 右のイヤーバッドを2回タップ |
前の曲へ | 左のイヤーバッドを2回タップ |
音量を上げる | 右のイヤーバッドを長押し |
音量を下げる | 左のイヤーバッドを長押し |
音声アシスタントの起動 | 左右のいずれかのイヤーバッドを3回タップ |
iPhoneやAndroidスマホとの接続は超簡単

初めてのデバイスセットアップではケースを開けるだけでペアリングモードに入ってくれますが、M30 Plusと接続するデバイスを切り替える時はケースに収納した状態でイヤーバッドを長押しです。簡単ですね。
※別のデバイスに接続する場合は、すでに接続しているデバイスからBluetoothの登録を切っておくとスムーズ。複数のデバイスを登録しておく機能はありません。
また、M30 Plusは左右同時伝送技術「MCSync」による安定した接続を実現しており、駅や人混みといった場所でも接続が切れにくいほか、片側のみで使用する「モノモード」にも対応しているというのも覚えておきたいポイントです。
スペックと仕様
チップ | AB1536U |
通信 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | SBC,AAC |
ドライバー | 6mm ダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20KHz |
バッテリー持続時間 | イヤフォン単体:5時間 ケース:95時間 合計:100時間 |
バッテリー充電時間 | イヤフォン単体:2時間 ケース:4時間 |
充電入力ポート | USB Type-C |
充電出力ポート | USB-A (最大出力:5W) |
重量 | 4.5g(イヤフォン片側) |
その他 | モバイルバッテリー機能搭載、IPX7等級の防水性能 |
モバイルバッテリー機能を試す

さてさて。Mpow M30 Plusは"モバイルバッテリー機能を搭載する"ってのが大きなトピックなのですが、モバイルバッテリー機能も十分すぎる性能を持っていまして。(これで定価4,999円ってんだから驚きですよね)
USBテスターを使って簡易テストを行ってみたのですが、結果は以下の通りです。
出力 | 充電速度 | |
iPhone 12 mini | 4.93V/0.97A=4.78W | バッテリー残量33%から30分で55%まで充電可能 |
Galaxy S20 5G | 4.92V/0.97A=4.77W | バッテリー残量85%から30分で97%まで充電 |
いくつかのデバイスでも試してみたところ、M30 Plusの出力は"5W"で間違いなさそうですね。
急速充電ではないですし、デバイス1回フル充電は少々厳しいですが、これがワイヤレスイヤフォンの機能として存在すると考えると…もはや変態の領域。(誉め言葉)
ケースが備えるバッテリー容量は2,600mAhです。

M30 Plusは増え続ける充電ニーズに応えるべく登場したワイヤレスイヤフォンだそうですが、いつも持ち運ぶイヤフォンにモバイルバッテリー機能って…少しだけ充電が不安ってシチュエーションで使えると思えません? まさかまさかの盲点です。
外出時はM30 Plusと一緒にケーブルも持ち歩いておくといいかも。
で、肝心の音質はどう?

お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません。ここからは“Mpow M30 Plus"の音質についてチェックしていきましょう。
僕は結構「低音」を重視するタイプの人なのですが…その点はきっちりクリアしていまして。音質は良い感じに僕の好み。
フィンのおかげで抜群に耳にフィットしてくれるため装着感も良いですし、この価格帯のワイヤレスイヤフォンでは頭ひとつ飛び抜けている印象です。(ノイキャン機能は無いですが、大きめのイヤーチップを装着すれば遮音性もある程度確保)
さて、肝心の"音質"についてですが、きっちり低音が強めな傾向の音質なのにぼやけてしまうこともなく、低音の振れ幅は非常に豊かでパワフル。しっかりボーカルの声が前に出ていて、それでいて中高音域も鮮明なんですよね。
音の定位感もしっかりしているので、左右のパンで振り分けられた音もきっちり拾ってくれます。これで4,999円って…ただのコスパおばけ。
- The Fame Monster – Lady Gaga
- 僕は僕を好きになる(Special Edition) – 乃木坂46
- Face My Fears EP – 宇多田ヒカル
- SINGLES – Janne Da Arc
- ラブカ? (feet.Ado) – 柊キライ
- シャ乱Qベスト 四半世紀伝説- シャ乱Q
- Twinkle Night(feet.Somunia) – nyankobrg,yaca
- Shadow Self – LSDREAM
- Donna Donna – Joan Baez
参考までに、僕がM30 Plusで試した音楽のプレイリスト(実際はもっといろんな音楽聴いたけど)は上記の通りなんですけど、Lady GagaのBad Romanceでは左右に振り分けられた音をしっかり聴き分けることができますし、シンセサイザーの音も明瞭。乃木坂46のOut of the blueではベースラインが非常に気持ちよく前に出ていて。ギターのカッティングもパッキパキ。
かと思えば、Skrillexのようなエレクトリックダンスミュージックでも非常に良い感じで音楽を楽しめます。こう、なんというか…「ぼわわわんぼわわん」的な音も余韻までしっかり残るというか。安いイヤフォンだとぼやけちゃったり、圧が細くなっちゃって普通こうはならないのです。
で、ですね。もしもこの記事を読んでMpow M30 Plusを購入したブラザーがいたらぜひ試してみて欲しいのが柊キライ feet.Adoのラブカ?なんですけど、これが最高に心地良くて。
グイグイ前に出てくるベースラインにトランペットの音がもうめっちゃリアルで粒立ちサウンド。もちろん、この楽曲の調整自体がそうなってはいるのですが、M30 Plusの音の傾向と妙にマッチしているんですよね。ラブカ?のバロックな世界観に没入するのにぴったり。
全体的にリバーブ効果が強調されすぎな気はするものの、これは好みの問題かなぁと。
自分で言うのもあれですが、やっすいものから高いものまでイヤフォン/ヘッドフォンを試してる僕が言うから間違いない。M30 Plusの音質は価格以上。きっと満足できるはずです。この音作りはほんとに素敵。
対応コーデックはAACとSBCの2つ
それと"対応コーデック"についての補足です。
Mpow M30 Plusの場合、iPhoneで使用する場合のコーデックは"AAC"、Androidスマホで使用する場合のコーデックは"SBC"となりますが、音質上の大きな違いはなし。iPhoneでも、Androidでも、一貫して高音質で音楽を楽しめますのでご安心を。
Bluetooth接続においてはAACコーデックが最も優れていますが…ぶっちゃけ、この差はじっくり聴き比べれば分かるかなぁレベル。ただし、iPhoneで聴いた方が"僅かに"音質が良いってのも間違いありません。
M30 PlusはAndroidスマホでもパワフルな低音と優れた定位感、明瞭な高音を楽しむことができるものの、最も相性が良いのはiPhoneです。
M30 Plusのレビューまとめ!ベストな音質でパワフルなワイヤレスイヤフォンを探していたならぜひ

どうでしょう、Mpowのモバイルバッテリー機能搭載ワイヤレスイヤフォン「Mpow M30 Plus」良い感じじゃないですか? 僕はもう1週間ほど利用しているのですが、上述の通り"音質"も結構僕の好みで。
フィンのおかげで耳からズレないですし、クイッと収まるような装着感なので、通勤/通学やワークアウトにぴったりなワイヤレスイヤフォンかなぁと。モバイルバッテリー機能のおかげで通学やジムに通う時もこれだけ持ってればOKみたいな。(全能のイヤフォン)
それじゃ、そろそろMpow M30 Plusのレビューも締めときますね。
Good!!
- モバイルバッテリー機能を搭載しているのに大きすぎない絶妙なサイズ。
- IPX7等級の防水性能を備えるため、ワークアウトでがっつり使える。
- 低音寄りのパワフルな音質。ボーカルの声もクリアで明瞭な音。音の定位感もばっちり。
- 4,999円という買いやすい価格!
Bad…
- タッチ操作での細かい音量調整がしにくい。
- ケースの蓋が少々心配になる強度。
レビューまとめ
デザイン | ★★★★☆ |
操作性 | ★★★☆☆ |
音質 | ★★★★★ |
機能 | ★★★★★ |
コスパ(価格) | ★★★★★+ |
Mpow M30 Plusのレビューと僕の評価をまとめるとこんな感じ。若干タッチセンサーの操作性が悪いかなぁってくらいで、デザインも、機能も、そして音質も。めっちゃ好印象。
これで4,999円って価格を考えると、コスパも抜群ですよね。ワイヤレスイヤフォンとモバイルバッテリーを一緒に持ち歩けちゃうんですから。(最大出力は5Wと控えめなので予備的な)
ワイヤレスイヤフォンがモバイルバッテリー機能を搭載するのは変態的で思っている以上に実用的。"Mpow M30 Plus"はマイノリティなワイヤレスイヤフォンですが…使ってみると分かる良いワイヤレスイヤフォン。素敵です。
あ、モバイルバッテリー機能が必要ないかもってブラザーは"Mpow M30 Plus“を選びましょう。幸せになれるはずです。(こちらの価格は3,999円。今買うならクーポン効果でM30 Plusの方が安いけども)
25%オフ!発売記念クーポンが配布中(3月7日まで)
さてさて、最後にめっちゃお得なクーポン情報。Mpow M30 Plusは2021年3月4日よりAmazon/楽天にて発売中のワイヤレスイヤフォンですが、発売記念クーポンが配布中です。
クーポンの利用期間は2021年3月7日(日)23時59分までとなっており、割引価格はなんと25%オフ。※Amazonでは商品ページで配布されているクーポンと合わせることで25%オフになります。
クーポンコードと利用方法は以下の通りです。
Amazonのクーポンコード
- クーポンコード【 E54Q23TZ 】
- 商品ページで配布されている"5%オフクーポン"と合わせると25%オフ。
- 商品ページの"クーポン"にチェックを入れ、カートに進む。
- クーポン適用後の価格: 4,999円 → 3,749円。 ※5%クーポンとの併用時25%オフ。
- AmazonのMpow M30 Plus商品ページ
楽天のクーポンコード
- クーポンコード【 HNCG-9NGG-2LA8-6IK9 】
- マイクーポンページにてクーポンコードを入力して獲得。
- クーポン適用後の価格: 4,999円 → 3,750円。※25%オフ。
- 楽天のMpow M30 Plus商品ページ
発売記念クーポンの配布中は、Amazonでも、楽天でも、25%オフの鬼お得な価格で購入できるので、Mpow M30 Plusが気になるブラザーはこの機会をお見逃しなく!
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