
Mpow M5をレビュー!優れた音質でおすすめの完全ワイヤレスイヤフォン
世はまさに完全ワイヤレス戦国時代。ほんと種類が多くて「どれがいいの?」 ってブラザーも多いかと思うんですけど、今回はMpow Japan(エムパウ ジャパン)よりご提供頂いた完全ワイヤレスイヤフォン「Mpow M5」について。
このイヤフォン、"音質" と “装着感"、そして “価格" がほんとに素晴らしくてですね。Amazonで5,000円と少しで買えちゃうことを考えると……そのコスパはもう信じられない領域へ到達しているのです。
もちろん、いくつかのウィークポイントもあるのですが、とにもかくにも、Mpow M5のレビューといきましょう。買って後悔しないってのは間違いなし。僕が保証します。
※記事の後半では、ご用意いただいたMpow M5のクーポンコードも記載しています。お安く買うなら今!(9/28まで)
IPX7の防水でペアリングも超簡単!Mpow M5

それじゃ、まずはMpow M5のデザインから見ていきましょう。充電ケースはこんな感じでして。高級感のあるレザー仕様になっているんですけど、さらさらな質感で手触りは良き。"MPOW"のロゴが良い感じで主張してます。

ケースの背面には充電端子が搭載されているのですが、Micro USBなのは残念ポイント。でも、コストとのトレードオフってことで納得しました。
(2020年現在もMicro USB端子を搭載するデバイスは多め。これまでも幾度か言ってますが、僕の環境ではMicro USB端子はすでに絶滅してます)

充電ケースには、充電状態を表すLEDインジケータ(4段階)が搭載されているので、どれくらい充電が残っているかはぱぱっと確認できますね。

充電ケースをパカッと。Mpow M5はシンメトリーなデザインになっていまして。ケース収納時もスッと収まる感じがGood。

また、初めて使用するときは自動でペアリングモードに切り替わり、簡単にデバイスと接続することができます。(自動でペアリングモードにならない場合は、"R側のボタンを3秒間長押し" することでペアリングモードに移行)

イヤフォン本体はこんな感じ。重さは約5g(片耳)で、小ぶりなサイズかつ独自デザイン “Perfetct Fit" により装着感はかなり良好です。

横から見るとこんな感じ。

Mpow M5のノズルと充電用のコネクター。
Mpow M5の付属品

それじゃ、ここからはMpow M5の付属品についておさらいです。
- 充電ケーブル – Micro USB端子
- 3サイズ(S/M/L)のイヤーチップ
- クイックスタートガイドなど
- ストラップ
付属品は上記の通りですが、イヤフォンにストラップが付属するのって珍しくないですか?

ストラップは、充電ケースにあるストラップホールに取り付けることができるので、好みで取り付けておくことができますよ。

イヤーピースはS/M/Lの3種類が用意されているのですが、Lサイズはかなーり大きめ。僕はいつも大きめのイヤーピースを取り付けて使うんですけど、Mpow M5はデフォルトで十分ぴったりサイズ。
それじゃ、次は仕様についてもチェックしておきましょう。
Mpow M5の仕様
チップセット | Qualcomm QCC3020 |
ドライバ― | φ 6mm ダイナミック型グラフェンドライバー |
接続 | Bluetooth 5.0 |
コーデック | SBS/ACC/aptX |
プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
バッテリー | イヤフォン単体:6時間 ケース込み:42時間 最大待機時間:200時間 充電時間:2時間 |
防水性能 | IPX7(水深1mに30分沈んでも影響なし) |
重さ | 約5g(片耳) |
その他 | 通話用ノイズキャンセリング、技適あり、18か月の国内メーカー保証(無償での交換または返金) |
Mpow M5の仕様はこんな感じ。ね、良い感じじゃないですか? チップにはQualcomm製 “QCC3020" を搭載しているので、音の途切れや遅延を軽減し、優れたパフォーマンスを発揮してくれますし、aptX(Android向け)、AAC(iPhone向け)の高音質コーデックに対応しています。
ドライバ―にはダイヤモンドより硬く、熱伝導率、電気伝導率に優れ、高音の再現性に優れる “グラフェンドライバー" を採用しているので、音質にもしっかりコミット。
また、完全ワイヤレスイヤフォンは無線機能を有するため、技適が無いと国内では使用できないのですが、Mpow M5は “技適" と “PSEマーク(電気用品の安全性を証明するマーク)" を取得しているので安心して利用することができますね。
18か月のメーカー保証が付いてくるというのもGood。
IPX7の防水性能でワークアウトにも
ここからはちょっとした補足なんですけど、Mpow M5はIPX7の防水性能を備えていまして。ハードなワークアウトやちょっとした雨天時のランニングなんかでも問題なく使用できます。
- IPX7の防水性能
- 水深1mに30分間沈めても動作に影響がない
- 一時的に水中に落としても問題ない
完全防水ではないので過信は禁物ですが、日常使用でMpow M5が水没してしまう可能性はめちゃ低いと思ってOK。
※イヤフォンが水に濡れてしまった場合はしっかり乾かしてから使用すること。ドライバーに水分が付着していると音質が変わる場合があります。また、防水だからといって石鹸なんかでバシャバシャ洗うのもだめ。腐食の原因になります。
めちゃ優秀なバッテリーライフ

Mpow M5を実際に使ってみて「いいなぁ」と感じたのはその電池持ち。
- ケース込みで最大42時間の音楽再生
- イヤフォン単体で6時間の音楽再生
- 充電時間約2時間
ケース込みで最大42時間、イヤフォン単体で6時間の音楽再生が可能なんですけど、めちゃバッテリー持ちます。とにかく長い。
通話ではもう少し電池消費が早くなりますが、普通に使ってるぶんには「4-5日間くらい充電しなくて大丈夫なんじゃね?」くらいの電池持ちです。少なくとも、2泊3日程度のトラベルならノンストップで使えるので、長旅のお供にもぴったり。
ボタン操作はちょい"癖"あり

今のところ良いところばかりな完全ワイヤレスイヤフォン “Mpow M5" ですが、少々気になるウィークポイントも。
というのも、操作感が若干悪いんですよね。悪いというと語弊があるので、"癖がある" とでも言いますか、よくあるイヤフォンの操作感とは異なります。
再生/停止(電話に出る/切る) | イヤフォンのボタンを1回押す |
ボリュームを上げる | R側のボタンを素早く2回押す |
ボリュームを下げる | L側のボタンを素早く2回押す |
次の曲へ | R側のボタンを1秒間長押し |
前の曲へ | L側のボタンを1秒間長押し |
音声アシスタントの起動 | R側のボタンを素早く3回押す |
イヤフォン本体に1つのボタンしか搭載していないのに「再生/停止」「ボリューム調整」「曲送り/曲戻り」「音声アシスタントの起動」と色々な操作ができるのはGoodなんですけど、そのぶん一般的なイヤフォンとは操作感が違うのかなぁと。
あと、ボタンを押してから反応するまでにワンテンポありまして。「ボタンポチッ → うん、再生」的な感じです。
(たぶん、これは僕が “次の曲(2回押し)" なイヤフォンを多く使ってきたから感じたこと。Mpow M5が操作しづらいというわけではなく、慣れれば問題なく使用できます)
グラフェンドライバー搭載で優れた音質

さてさて、ここからはいよいよ “音質" について見ていきましょう。Mpow M5はグラフェンドライバーを搭載しているため、再現力の高い高音域が特徴的な音質なんですけど、ダイナミック型を採用しているため、ベースの音(低音域)も心地よくて。
5,000円と少しで買えるワイヤレスイヤフォンの音質は軽く凌駕しちゃってくれてます。(1万円くらいで販売されててもおかしくないレベル)
僕がじっくり聴きこんで感じた Mpow M5の音質の特徴としては……
- 【高音域】
- 高音域の再現性、歪みのない音など、グラフェンの特性がしっかり出ていてクリアな音質。
- 【中音域】
- 十分な “音の分離感" があるので、いろんな音が重なりやすい中音域も聴きやすい。個人的な好みで言えば……もう少しスネアドラムなんかを担当する帯域はグッときてくれた方が良かったかも。
- 【低音域】
- 低音域は割と強めにブーストされていまして。強すぎず、弱すぎず、心地良い音質。ベース音なんかはすっごい良い感じで聴けます。(低音ボーカルの声とかもめっちゃ良いの。ほんとに)
Mpow M5は全体的に音の解像感に優れていて、分離感も十分なので、グラフェンドライバーの特性も相まってキリっとした音質かなぁと。とびぬけてすげぇ!って音でもないんですけど、すごい。そんな音質。どちらかと言うと “低音寄り" な音質です。
この価格でこれだけの音質を実現してくれてることを考えると……すっごい魅力的なんですよね。音の立体感で言えば、少々物足りない部分もあるんですけど、みっちりばっちりいろんなジャンルの音楽に合うようチューニングされてます。
ちなみに、Mpow M5は3点で支える独自デザイン “Perfect Fit" により、装着感もかなり良い感じでして。全っ然ズレないんですよね。ワークアウトやランニングで激しく動いても問題ありません。Good。
音質重視で良い買い物したいなら"Mpow M5″をどうぞ
さてさて、最後にMpow M5のレビューまとめと行きましょう。とりあえず僕が伝えたいことは「このワイヤレスイヤフォンが1つあればいいじゃん」ってこと。
装着感も、音質も、デザインも、それくらい良い感じに仕上がっていまして。少なくとも、1万円クラスのクオリティかなぁと。こいつが5,000円と少しで買えちゃうんですから、おすすめしないわけがありません。
Good!!
- クリアでバランスの良い音質
- グラフェンドライバーを搭載しているため、高い解像感、繊細な音。低音も心地良い。
- ジャストフィットで全くズレず、優れた装着感
- 5,000円と少しで買えちゃう圧倒的コスパ!
- レザー調で高級感のあるケース
- 高音質コーデック"AAC(iPhone向け)"と"aptX(Android向け)"に対応
Bad…
- 複数のデバイスとペアリングできない
- 若干 “慣れ" が必要な操作
- 専用アプリが無いので、イコライザなどの詳細な設定ができない
- シンメトリーなデザインなので、たまに左右逆に付けていても気づかない
レビュー/評価まとめ
音質 | ★★★★★ |
装着感 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
接続 | ★★★★☆ |
使いやすさ | ★★★☆☆ |
価格(コスパ) | ★★★★★ |
Mpow M5のレビュー/評価をまとめるとこんな感じ。
僕のなかで、Mpow M5の全体的な評価は高めですが、使いやすさの評価が低めなのは上述の “ボタン操作" が要因でして。使いにくいというわけではないんですけど、直感的な操作ってわけでもありません。
接続面に関しては、基本安定しており、途切れることもほぼほぼ無いですが、同時接続できないこと、接続が切れた時はもう一度繋ぎ直す必要があるということで-★1。価格を考慮した音質、装着感などのその他の項目は文句なしの★5です。
複数のデバイスの接続はできないため、いくつかスマホを使い分けている人はペアリングに手間取りますが……それでも、この価格帯でこの音質と装着感は素敵。今、間違いなくおすすめできる完全ワイヤレスイヤフォンです。
クーポンでMpow M5を安く買えるよ
今回は、Mpow Japanよりクーポンコード(10%割引)もご用意頂きまして。
以下のクーポンコードをAmazonで入力するとさらにお安く購入できるので、iyusuke.netのブラザー諸君はお見逃しなく。※クーポンの有効期間は2020年9月26日 0:01 〜 9月28日 23:59まで。
- MPBH322BBJP
Mpow M5は2019年に発売された完全ワイヤレスイヤフォンですが、"低音と高音どちらも気持ちよく聴ける音質" はクセになるというか……気づけばずっと聴いちゃう。そんなイヤフォンになっているので、5,000円ほどで買えるイヤフォンを探していたブラザーはぜひ。
というか、絶対後悔することはないと思うので、悩んでいるなら買っちゃおう。
Source:Mpow Japan公式HP