【Weekly小噺】早速Nintendo Switch(有機ELモデル)が転売されてるけど勝手に爆死してくれそう

テック製品に関する僕の最近の出来事や興味、不満をSEO/起承転結/需要を全無視で、思うことを思うがままブラザー(読者)にぶちまける不定期連載「Weekly小噺」。

2021年9月24日より予約受付が開始された新型任天堂スイッチ「Nintendo Switch(有機ELモデル)」ですが、マイニンテンドーストアをはじめ、様々な店舗で予約受付が開始されていまして。

多くの店舗は"抽選販売"という販売形態をとるなか、Amazonと楽天は先着で予約受付が開始されたのですが…当然即完売。

結構な数のNintendo Switch(有機ELモデル)が転売ヤーの手に渡っており、Amazonや楽天では5万円~9万円ほどの価格で販売されています。楽天で販売されているNintendo Switch(有機ELモデル)に関しては高すぎてもはや売る気があるのかすら疑うレベル。

とはいえ、今回の新型任天堂スイッチに関しては在庫を抱えた転売ヤーが爆死する気配がプンプンしているので、そのあたりの僕の考えについてシェアです。

任天堂スイッチ有機ELモデルに関しては性能の向上もないですし、大きな変化といえば有機ELディスプレイくらい。

間違いなく5万円以上出して買う意味が無いですし、どうしても欲しかったとして。転売では絶対に購入せず、マイニンテンドーストアの抽選販売やゲオやヤマダ電機などのゲーム取扱店、Amazon、楽天ブックスの正規販売などで購入しましょう。

Nintendo Switch(有機ELモデル)抽選販売受付 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

転売で即売り切れの新型任天堂スイッチ「Nintendo Switch(有機ELモデル)」

9月24日より予約受付が開始された新型任天堂スイッチ「Nintendo Switch(有機ELモデル)」。マイニンテンドーストアやヤマダ電機、ビックカメラ、ゲオといった多くのゲーム取扱店では抽選販売となっているのですが、Amazonと楽天では先着で予約できた人が購入できるようになっていまして。

…そう。ご察しの通り転売祭り。

僕もAmazonと楽天にがっつり張り付いていたのですが、初手で販売が開始された「Nintendo Switch(有機ELモデル/ホワイト)」と「Nintendo Switch(有機ELモデル/ネオンレッド・ネオンブルー)」は予約受付開始と同時に完売。

(僕は初回のすぐ後に発売が開始されたアクセサリーセットの有機ELモデルを購入することができました。ちょうどAmazonをチェックしている時で…ラッキー過ぎた)

予約開始直後に完売した新型任天堂スイッチ

予約開始から1-2時間ほどで転売の新型任天堂スイッチが6万円~9万円程度でちらほら出始め、おそらく、多くの人が僕と同様に悔しい気持ちを味わったかと思うのですが…さらに数時間後には転売ヤー達の値下げ合戦が始まり、記事公開時点では49,750円まで大きく下がりました。

(それでもべらぼうに高いですが)

任天堂スイッチ(有機ELモデル) 転売の餌食

で、ですね。ここからが本題。現在でもAmazonと楽天では手元に無いはずの大量の転売Nintendo Switch(有機ELモデル)が乱立しているのですが、僕は、今回の転売騒ぎは今までとは少々毛色が異なると思っています。

というのも、新型任天堂スイッチは旧型モデルと大きな性能差がないこと、大きな変更点は有機ELディスプレイを備え、画面が大きくなったというところなのですが…これ、TVモードを主体で遊んでいる人にはほぼ恩恵がないのです。

Nintendo Switch(有機ELモデル)は旧型任天堂スイッチとの性能差がない

現行の任天堂スイッチと新型任天堂スイッチ「Nintendo Switch(有機ELモデル)」に性能差がないことはすでに明らかになっていますが、2つのモデルの違いを簡単におさらいしてみると…

  • 現行モデルと新型モデル「Nintendo Switch(有機ELモデル)」には性能差がない。
  • 画面サイズは6.2インチ → 7インチに大型化するも、解像度に変化無し。(1,280×720ピクセル)
  • 有機ELディスプレイを搭載。
  • 背面スタンドが安定しやすくなった。
  • ストレージが32GB → 64GBに増量。
  • 有線LANポートをドックに搭載。

こんな感じで。現行の任天堂スイッチとNintendo Switch(有機ELモデル)にはこれくらいしか大きな違いがないのです。

どちらかというと新型任天堂スイッチは携帯モードでよく遊ぶ人にとって恩恵が多いアップデートとなっており、TVモード時の変化は有線LANポートを搭載したということだけ。

もちろん、これから任天堂スイッチデビューしている人にとってはNintendo Switch(有機ELモデル)は素晴らしい選択肢になりますし、旧モデルをずっと使っている人は買い替えるのもありありですが、同じ性能の旧型モデルが引き続きラインナップされているため、携帯モードを重要視しないのであれば、わざわざ高いお金を出してまで求めるメリットはそこまで大きくない…と。

つまり、すでに任天堂スイッチを所有しているユーザーは買い控えを考える人が必然的に多くなり、転売ヤーたちが考えているほどの需要はないと僕は考えています。

(これは僕の予想ですが…意外とありえるお話じゃないですか? というか、転売ヤーは新型任天堂スイッチについてたいした情報収集をせずに買い占めている説も)

任天堂さんが「依然として品薄になっている地域はあるものの、任天堂スイッチの生産状況はおおむね回復した」と2021年3月期第1四半期 決算説明にてコメントしていること。そして任天堂スイッチのラインナップが拡充され選択肢が増えたことでユーザーもばらけますし、十分な量も供給されていくと思うので…少なくとも、今このタイミングで5~6万円も出してNintendo Switch(有機ELモデル)を買うメリットが一切思いつかないんですよね。

転売の唯一のメリットは“無駄に"高いお金を出せばすぐ手に入るというところですが、有機ELモデルに関してはそういう安直な考えに向かう人が少ないんじゃなかろうかと。

Amazon&楽天は転売の巣窟

Nintendo Switch(有機ELモデル) 転売ヤー
Amazonと楽天は転売の魔境となっているので要注意。

おそらく、こういった感じで考えを巡らせているちょっとは頭の回る転売ヤーがちらほら出てきているため、最初は強気すぎる価格設定だったNintendo Switch(有機ELモデル)も、現在は高くて5万円くらいという価格に下がってきているのかもしれません。

楽天の転売はもはや売る気がないんじゃないかなってレベルにバカ高い価格で売っていますが、焦らずとも、有機ELモデルは十分な量が確保されると思われるので、マイニンテンドーストアやゲオ、ヤマダ電機などの抽選予約の申し込みに励みましょう。

(このまま任天堂さんが生産を増やしてくれれば…。転売ヤーの爆死する未来が見えてきた)

購入するならマイニンテンドーストアやゲーム取扱店でどうぞ(5万円以上出して買うのはありえない)

今回のWeekly小噺Nintendo Switch(有機ELモデル)の転売に関する僕の考えを書き散らしてみたのですが、これが性能UPモデルだったなら…純粋に欲しい人に、転売ヤーに、倍率が高まりすぎてしばらく入手できないなんて状況になっていたかもしれませんね。

SNSを見ていても、有機ELモデルのスルーを宣言している人たちを多く見かけましたし、そもそも、SwitchやPS5然り、転売のゲーム機がこんなにも早く値下げ合戦になるのも珍しい。

Nintendo Switch(有機ELモデル)が欲しい人は焦らなくてもそう遠くない未来に手に入るかもです。

マイニンテンドーストアなどの抽選販売のほか、Amazonや楽天ブックスでも不意に正規品の在庫が復活することもあるので、定期的にチェックしておかないとですよ、ブラザー。

少なくとも、今任天堂スイッチを持っている人は5-6万円出してNintendo Switch(有機ELモデル)を買うメリットがあまりにも少なすぎです。

転売ヤーよ、ぜひ任天堂さんの養分になってくれ。

Nintendo Switch(有機ELモデル)抽選販売受付 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)