Pixel 4のデメリットとちょっと残念な5つのこと

今回は、あえて違う方向から。Googleの新作スマホ「Pixel 4」のデメリットに焦点を当てて見ていきましょう。
Pixel4は、Googleさんが目指した通りの素晴らしいスマホに仕上がっているそうですが、イコール、ユーザーが求めるスマホ、というわけでもありません。
Pixel 4が気になるかも……という人は、この記事を見てPixel 4の良いところ、悪いところもチェックしておくといいかもです。Pixel 4はトータルすごく良いスマホ。でも、こういった捉え方もあるよーといった感じで読んでもらえれば!
※2020年現在、Amazonで販売されているPixel 4は1万円ほどお安くなってます。オンラインでの価格は落ち着いてきた印象なので、価格についてのデメリットは改善されたかもしれませんね。
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デメリット1、そこそこ高い価格
前モデルから安くはなりましたが、それでも、Pixel 4の価格はそこそこ高い。
Pixel 4 | 89,980円~ ※2020年現在、Amazonでの価格は79,800円~ |
Pixel 4 XL | 116,600円~ |
参考までに、iPhone 11 Proで106,800円~、iPhone 11 Pro Maxで119,800円~。
最新iPhoneよりはいくらか安いですが、人気のAndroidスマホ「Galaxy S10」も9万円程度から購入できるので、Google Pixel 4の価格が飛びぬけて安いわけではありません。
Google Pixel 4最大の目玉機能「Motion Sense(ジェスチャー操作)」は、日本だけ2020年春以降対応予定となっているため、現状、約9万円という価格は高めに感じてしまうんですよね……。日本では、レーダーを使った技術を使用するには認証を取得する必要があるため、対応が遅れてしまっています。
ちなみに、Pixel 4は、より自然なGoogleアシスタントも、ボイスレコーダーの文字起こし機能も、全て英語対応のみ。日本での対応は2020年春以降となっているので……これも価格を高く感じさせてしまう要因のひとつ。少し待てば、いずれ使えるようにはなるんですけどね。性能を考えると……高めな価格設定なのかなぁと。
あくまでも僕の意見ですけどね。
デメリット2、ストレージは64GBと128GBだけ(SDカードは非対応)
Googleがつくりたかったスマートフォン「Pixel 4」は、MicroSDカードを使用することが出来ず、ストレージも64GBと128GBの2つしかラインナップされてません。
- ストレージは、「64GB」と「128GB」がラインナップ。
- SDカードスロットは非搭載。
コンテンツの大容量化が進む現代、64GBという容量はすぐに使い切ってしまうというのは言うまでもなくですね、その上の容量が128GBしか用意されていないというのは、分かりやすいデメリット。
64GBは価格も抑えられているんですけど、安定して使い続けるには、よく聴く音楽だけ入れたり、写真や動画の保存はクラウドサービスを利用したり、アプリが増えてきたら取捨選択して削除したり、それなりに気を遣う必要があります。
人によっては、64GBで十分! という人もいれば、せめて256GBくらいは欲しかったという人もいるはずです。
デメリット3、Pixel 4のバッテリーライフはそこそこ
Pixel 4も、Pixel 4 XLも、バッテリーライフは1日中長持ち。ただ、iPhone 11 Pro/11 Proの大幅に向上したバッテリーライフには敵いません。
- Pixel 4のバッテリー容量は、2,800mAh。
- Pixel 4 XLのバッテリー容量は、3,700mAh。
決して少ないバッテリー容量というわけではないですが、多いわけでもない。そんなイメージ。そこそこです。
あ、Pixel 4/4 XLは、新しく急速ワイヤレス充電に対応しましたが、これは素直にGood。
デメリット4、指紋認証が無くなりました

これはもはや時代の流れ。あの古き良きレガシーな “指紋認証" の使いやすさを体験することはもうできません。
Pixel 4は、生体認証として「顔認証」のみを搭載し、スマホ史上最も高速なロック解除を謡ってるんですが、この顔認証には目を閉じていてもロックを解除してしまうという問題も……。
Googleさんが推奨している対処方法は、「ポケットなどに入れて肌身離さず持っておきましょう」って。"注視が必要" なオプションは絶対必要だと思うので、アップデートで追加されるとは思うんですけど、これ、なかなかに怖いやつ。
Pixel 4の顔認証の解除はめちゃ速いんですけどね。Pixelの指紋認証はかなり使いやすかったので、少し名残り惜しいかも。
デメリット5、画面上のベゼルが大きめ

Google Pixel 4は、画面上部のベゼルが大きめ。使っていて違和感を感じるほどではなさそうですが、複数のセンサーを搭載している分、上のベゼルは残さざるを得なかったのかも。Pixel 3/3 XL、Pixel 3a/3a XLよりはいくらか小さくなっているんですけどね。
そうそう、Google Pixel 4とGoogle Pixel 3のスペックをサクッと比較しておきたい人は、Google公式HPも覗いてみてくださいね。
でも、Pixel4 の望遠レンズはいいよね

Pixel 4はデュアルレンズカメラとなりますが、最近のスマホトレンド「広角レンズ」を搭載しないかわりに、超解像ズームができる「望遠レンズ」を搭載します。
これは、Pixel 4の分かりやすいメリットの一つですね。Pixel 4の望遠レンズでどんな写真が撮影できるのかは公式動画が分かりやすいのですが、Pixel 4の超解像ズーム、すごくないですか?
遠くの場所でも、画質を維持しつつ綺麗な写真が撮影できます。Pixel 4のズーム倍率は最大8倍まで。iPhone 11 Proは、最大10倍までのズーム撮影ができるんですけど、こちらはノイズが目立ちます。
Pixel 4は、低光量にも強く、夜景モードを使うだけで綺麗な天体写真が撮影できるというのもGood。これは絶対楽しくなるやつ。被写体に対して細かく露出を調整し、写真の雰囲気を変えることもできますよ。
公式YoutubeチャンネルGoogle Japanでは、Pixel 4の機能や性能についてさくっと知ることができるので、こちらもぜひ覗いてみてください。
Pixel 4がおすすめできるスマホなのは間違いありません
さてさて、気づきましたでしょうか? 今回の記事は、あえてPixel 4のデメリットを意識しつつ、望遠レンズの良さでPixel 4が欲しくなっちゃうという記事でした。
決して安いスマホではないですが、Pixel 4はカメラが良き。この一言に尽きます。(今のところ、日本ではモーションセンスとか使えないですし……。)
それにしても、いいなぁ、望遠レンズ。最近、スマホの望遠レンズの重要さに気づきましてですね。Pixel 4の望遠レンズは、iPhone 11 Pro/11 Proのものよりも寄れて、ノイズも少なくて、運動会とかで子供をパシャパシャしたいパパママにもいいかもしれません。
2020年現在、Amazonでは “国内版SIMフリーのPixel 4" が79,800円~とお安く購入できるので、気になっていた人はぜひ。