【レビュー】Xiaomi Redmi AirDots2は安い/軽い/小さいが揃ったおすすめのワイヤレスイヤフォン

今回は、小型ワイヤレスイヤフォン"Xiaomi Redmi AirDots2“についてのレビューです。
ぶっちゃけ、普段試さない価格帯のイヤフォンですし、価格なりかなぁと考えていたのですが…….実際試してみたら想像の遥か斜め上に良くて。このクオリティで価格は2,165円(Gearbestでの価格)っていうんだからすごくないですか?
初めに伝えておきたいことは1つだけ。Xiaomi Redmi Airdots2は2,500円以下で買えちゃうのにスマホ付属のイヤフォンより余裕で音が良い。
それじゃ、ささっとレビューいきましょう。
小さくて軽くて安い「Xiaomi Redmi Airdots2」

早速Xiaomiの激安ワイヤレスイヤフォン"Redmi Airdots 2“のレビューといきたいところなんですけど、まずはデザインやプロダクト的な特徴から見ていきましょう。
Xiaomi Redmi Airdots2は、2,500円前後という買いやすい価格ながら"完全ワイヤレス"なイヤフォンになっていまして。パッと見での印象はかなり良き。とても3,000円以内で買えるイヤフォンとは思えないクオリティになっています。
(そしてめっちゃ軽い。ケース込みで80gです。小さくて持ちやすいというのもGood)

背面には充電用の"Micro USB端子"が搭載。※microUSBケーブルは付属しないため、あらかじめ用意しておきましょう。

イヤーバッド本体のデザインはインイヤー型でMpow M5に似通ったデザインとなっており、装着感も良好。イヤーバッドは物理的なボタンが搭載されており、再生/停止といったシンプルな操作のみが可能です。
※2回連続押しでスマホの"音声アシスタント"を起動できます。低遅延のゲームモードには対応していません。
ボリューム調整などは出来ないのですが、カチッとボタンを押すと「プっ」となって音楽を再生/停止みたいな感じになっていまして。ワンテンポ遅れて音楽が流れるイメージなんですけど、レスポンスはまずまず。

イヤフォンの裏側には充電用のコネクタが2つ搭載。
仕様なのか、たまたま忘れられただけなのか、イヤーバッドの"L/R"を示す刻印がめっちゃ薄くて。見にくいので左右どちらだっけ…..ってのがちょいちょいあるのはマイナスポイントかなぁと。

ちなみに、Xiaomi Redmi Airdots2の付属品は、
- Xiaomi Redmi Airdots2 本体
- 充電ケース
- S/M/Lのイヤーチップ
- 説明書(中国語)
上記4点のみ。ケーブルや充電アダプタは付属しないため、別途用意する必要があります。
それじゃ、このあたりでXiaomi Redmi Airdots2のスペックや仕様についてもおさらいしておきましょう。
Xiaomi Redmi Airdots2のスペック・仕様
サイズ | イヤフォン:26.65×16.4×21.6mm ケース:62×40×27.2mm |
ドライバ | 7.2mmダイナミックドライバ |
重さ | イヤフォン(片耳):4.1g ケース:80g |
接続 | Bluetooth 5.0 通信距離:10m |
バッテリー容量 | イヤフォン:40mAh ケース:300mAh |
バッテリーライフ | イヤフォン:4時間 ケース込み:12時間 イヤフォン充電時間:1.5時間 ケース充電時間:2時間 |
その他 | 音声アシスタントの起動 防水/防塵非対応 |
価格 | 2,100円~2,500円前後 |
最も大きなトピックは軽くて小さいこと

2,500円前後で買えちゃうのXiaomiの激安ワイヤレスイヤフォン"Xiaomi Redmi Airdots2″の最も大きなトピックはめっちゃコンパクトで軽いということ。

イヤフォン(片耳)の重さが約4.1g、ケース込みで80gなんですけど、そのサイズ感はAppleの完全ワイヤレスイヤフォン"AirPods"といい勝負してるんですよね。
ほぼ10分の1の価格なのに。これは気に入った、Goodです。
Xiaomi Redmi Airdots2の音質は?

それじゃ、ここからはXiaomi Redmi Airdots2の音質についてぱぱっと見ていきましょう。
正直に言います。まぁ普通に考えて2万円クラスのワイヤレスイヤフォン(AirPods Proとか、Powerbeats Proとか、Galaxy Buds+とか)と比べると"良い音質"とは言えません。
でも冷静になって考えてみると、こいつは2,500円で買えちゃうのです。そう思って聴き込んでみるとあら不思議。"普通に良い音"に聴こえてくるんですよね。
あくまでも僕のイメージというか、Xiaomi Redmi Airdots2の音質の印象としては……
- 音質の傾向として、音の定位感はまずまず。しっかり左右のチャンネルで音を聞き分けられます。
- そこそこの威力で鳴る中音域、そして高音域は良い感じ。低音域は物足りなく感じるかも。(全体的にパンチ力というか、グッと来る感が控えめ)
- 音のバランスが良く聞こえるようにチューニングされてますが、全体的に音量が小さめ。
- AKGなどの一部を除き、iPhoneやAndroidスマホに付属するイヤフォンよりは優れた音質です。
こんな感じ。
そうなんですよね。普通に音楽を楽しめて、普通に聴けちゃう音質なのです。イヤーチップの遮音性もなかなかに高くて。通学や通勤なんかのシチュエーションでも普通に使用できますし、日常ユースもOK。
実際のところ、2,500円以下でイヤフォンって"使い捨て"くらいの心持ちで買う人が多いと思うんですけど、Xiaomi Redmi Airdotsはコンパクトで軽いですし、音質も良い感じ。
使い捨てじゃ終わらない、そんな仕上がりになってます。
2,165円という価格とトレードオフで犠牲になったもの
2,500円前後で買える価格とのトレードオフでいくつか犠牲になったものもXiaomi Redmi Airdots 2にはありまして。例えば、ボリューム調整や曲送りがイヤフォンで出来ないってのがそうですね。
見た限り、品質的には全く問題ないんですけど、どれくらい使えば壊れるのかってところも気になるポイント。ただ……これはもうまさに価格とのトレードオフ。一応、価格なりのデメリットも少なからずあるというのは覚えておきたいポイントです。
※追記:普通に扱っていればまぁ壊れることはありません。なので、耐久性は及第点以上。ただ、ケース自体はプラスチックですし、あまり派手にふっ飛ばしたり、強めに何かにぶつけたり、衝撃が加わるとケースが破損する可能性があります。
Xiaomi Redmi Airdots2のレビューまとめ

最後に、Xiaomi Redmi Airdots2のレビューをまとめて締めと行きましょう。正直な話、価格のメリットがデカすぎてデメリットがそこまで気にならないっていう状態に陥ってしまってるんですけど……これで終わるのもアレじゃないですか。
Xiaomiのワイヤレスイヤフォン「Xiaomi Redmi AirDots2」をがっつりためしたレビューと感想、評価についてしっかりまとめておきますね。
Good!!
- 2,165円で買えちゃう破壊的価格(音質と得られる体験を考えれば激安クラス)
- 普通に音楽を聴けて、楽しめる音質
- そこまで途切れることがなく、少ない遅延
- iPhoneも、Androidもペアリングが簡単。※開くだけでペアリング可能。毎回接続し直す必要もありません。
Bad…
- ボタン操作が再生/停止、音声アシスタントの起動しかできない
- 普通に使っていれば壊れる心配はなさそうですが、強い衝撃には弱そう
Xiaomi Redmi Airdots2のレビュー、評価まとめ
デザイン | ★★★★☆ |
音質 | ★★★☆☆ |
装着感 | ★★★★☆ |
接続の安定性 | ★★★☆☆ |
価格(コスパ) | ★★★★★+ |
Xiaomi Redmi Airdots2は、2,500円以下という価格ながら想像してたよりも遥かに高い戦闘力を秘めたワイヤレスイヤフォン。
何回も言ってるんですけど、これで2,165円。まじでXiaomiさんの技術力パネェ。(潔すぎるコストカットもパネェ)
つい最近Xiaomi JapanがRedmi Note 9SやMi 10 Liteを引っ提げて日本に参入してきたばかりですが、Xiomiスマホと合わせて使うのも良いかもですね。
Xiaomi Redmi Airdots2は、コンパクトで、軽くて、安くて、ぼちぼち音質の良いワイヤレスイヤフォン探してたって人におすすめです。