丸形でおしゃれなスマートウォッチ「RIVERSONG Motive 3C」をレビュー!4,000円ちょいでこの性能は強い

間違いなく価格以上に使えるスマートウォッチ。
RIVERSONG Japanからコスパマッハなスマートウォッチ「RIVERSONG Motive 3C」をご提供いただいたので、丸形でおしゃれなデザインを眺めつつ、使用感やセンサーの精度、機能や性能についてダダっとレビューをお届けです。
最近は低価格で買えちゃうエントリーモデルなスマートウォッチも増えてきましたが、Amazonで4,299円で買えるのに文字盤に好きな画像を設定できて、通知を確認できて、ぼちぼちな精度ながら心拍数を計測できて、ワークアウトのトラッキングもできる。
スマートウォッチに求める大抵のことは、Motive 3Cが不器用ながらもしっかり解決してくれます。
※クーポンの配布は終了しました。
丸いデザインでコスパ良すぎなスマートウォッチ「RIVERSONG Motive 3C」をレビュー

それじゃ、さっそく「RIVERSONG Motive 3C」の使用感や機能、性能を確認しつつレビューといきましょう。パッケージはこんな感じになっていまして。箱のデザインは前モデルの"Motive 3S“と同じですね。

付属品は、Motive 3C本体と充電ケーブル、ユーザーガイドのみ。電源アダプタは付属しないため、余ってないよーって人は別途購入しておきましょう。

充電ケーブルは廉価スマートウォッチでよく見かけるマグネット式。
RIVERSONG Motive 3Cについて知っておきたいトピックは……
- 1.28インチ IPS液晶 240×240ピクセルのディスプレイ
- 丸形デザインで文字盤に好きな画像を設定できる
- 心拍数、睡眠、血中酸素濃度(SpO2)、血圧を計測
- 5-7日間のバッテリーライフ
- Google Fitとの連携
- 天気予報の確認
- IP68の防水性能(深さ2mに30分沈めても動作に影響なし)
- Android 4.4以上、iOS 9.0以上対応
- 価格は4,299円
こんなところですね。それじゃ、RIVERSONG Motive 3Cのデザインをじっくり眺めつつ、レビューといきましょう。
デザイン

RIVERSONG Motive 3Cは、おしゃれな丸形デザインが特徴的なスマートウォッチ。

1.28インチのIPS液晶を搭載し、解像度は240×240ピクセル。ベゼル幅は約5mmと少々幅広なので、背景が黒い文字盤のほうが一体感あって良い感じですね。

Motive 3Cは電源ボタンがデジタルクラウンのようになっていますが、こちらはあくまで"押し込む動作"のみに対応。くるくる回りこそすれど画面のスクロールはできず。

背面には充電用のコネクタと各種センサーを搭載。Motive 3Cは心拍数と血中酸素濃度(SpO2)、睡眠データ、血圧などを計測することができますよ。
心拍数センサー以外の精度はぼちぼちですが……これは仕方ありません。価格とのトレードオフで納得です。

充電ケーブルはマグネット式なのでパチっとくっつく。

Motive3Cのベルトは22mm幅となっており、金属のパーツをクイッと動かすと簡単に取り外すことができます。22mm幅のベルトとの互換性もあり。

バンドはシリコン製で留め具で止めるタイプです。手触りはさらっと。

Apple WatchやFossilのスマートウォッチと同じくらいの厚みなので、腕に装着していても違和感はありませんでした。
アプリ「Da Fit」でMotive 3Cをセットアップ

お次はMotive 3Cのセットアップとスマホとのペアリングについてみていきましょう。※今回はGalaxy Z Fold3 5Gとペアリングします。
Motive 3Cの設定を変更したり、ワークアウトをトラッキングするには専用アプリ「Da Fit」が必要なので、購入を検討している人は先にダウンロードしておくのもありですね。(設定なんかを済ませておくと後々ラク)
アプリは上記のリンクからダウンロードできるほか、ユーザーガイドのQRコードからもダウンロードできますよ。

Motive 3Cのセットアップやペアリングはとても簡単で、専用アプリ"Da Fit"をインストール後、「デバイスを追加」から"Motive 3C"を選ぶだけ。
Da Fitでは、ワークアウトやランニング、睡眠や心拍数といったデータを閲覧できるほか、文字盤を変更したり、通知の許可やスマートウォッチの設定を変更することができます。
文字盤が豊富で好きな壁紙を設定できる

Motive 3Cは「Da Fit」から文字盤を変更できるのですが、100種類以上のデザインから好みのものを選べるというのも大きなトピック。
デフォルトでは5種類用意されており、+αで好きな文字盤を設定できるといった感じです。デフォルトの文字盤は消せないので、文字盤を変更するときは毎回一覧から選択する必要があるってのが面倒に感じるかも。
Motive 3Cは好きな画像を文字盤にできるのもアツい

素敵すぎるのが自分で好きな画像を文字盤に設定できるようになったというところ。画像はスマホに保存してあるものを使用できるので、アイアンマンの文字盤とかも設定できちゃうのです。
多少画質は落ちますが、自分好みの文字盤を作ることができるのは本当に素敵じゃないですか? これは前モデルでは出来なかった芸当ですし、同価格帯のスマートウォッチも対応していないものが多いため、Motive 3Cの大きなメリットであり強みかなぁと。
これだけを目当てに買っちゃってもいいレベル。

前モデル「Motive 3S」は文字盤の種類は多くても、設定するのに古い文字盤を削除する必要があったり、切り替えに煩わしさが少々あったのですが、Motive 3Cはこのあたりもバチっと解消してくれてます。
Motive 3Cは可愛いものから実用的なもの、クールなものから抽象画的なものまで種類が揃っているので、文字盤を選ぶのが楽しいのです。
ただし…..デフォルトの文字盤が消せない仕様は前モデルと同じというのが惜しくて。お気に入りの文字盤を数種類選んでおき、もっと簡単に切り替えられたら最高でした。
通知も心拍数も確認できて使用感もGood

さて、ここからはMotive 3Cの機能や各種センサーについてみていきましょう。
Motive 3Cは下にスワイプでコントロールセンター、上にスワイプで通知、左にスワイプでヘルスデータ、右にスワイプで心拍数の計測や音楽コントロール……といった感じで各機能にアクセスできるのですが、レスポンスもよくて使い心地はかなり良さげ。

スマホに届いた通知もきっちり表示されるほか、タップで詳細も確認できますし……

天気情報もチェックしやすくて、iPhoneやAndroidで僕が見ている天気情報と±1℃程度の誤差で見られます。

UIは平凡で味気ないですが、スマホで再生している音楽をコントロールしたり、カメラの遠隔制御にも対応。
ヘルスデータや歩数や睡眠といったデータにはメイン画面から左にスワイプするだけで見れるので、使いやすさにもめっちゃコミットしてくれてますね。

心拍数や血圧、血中酸素濃度(SpO2)といった各センサーの精度についてですが、正直なところ、心拍数センサー以外の精度はどれもぼちぼちといったところ。
心拍数の計測はApple Watchを基準として評価していますが、結構ブレ幅が大きくなっていまして。例えば、Apple Watchで計測した場合は83泊/分で、Motive 3Cだと78泊/分といった感じ。
ワークアウトで自分にベストな心拍数を把握するくらいには使えるかなって感じです。
(価格差が4万円以上あるので当然といえば当然。Apple Watchと比べるのが可哀そうなレベル。Motive3Cは十分以上の性能です)

血中酸素濃度(SpO2)に関しても同様で、まぁ目安にはなるかなって感じ。(いつ計測しても96%にしかならない)
とはいえ、心拍数の計測も血中酸素濃度の計測も医療用ではないですし、あくまでも"目安"として利用するといいかもしれません。

ちなみに、Motive 3Cは血圧を計測できる機能も搭載しており、ガチの血圧計があったのでどれくらいの精度か計測してみました。
結果は……まぁぼちぼちかなといったところ。こちらも目安にはなりますね。※Motive 3Cの血圧計測機能は医療用ではありません。正確な数値を知る必要がある場合は必ずオシロメトリック法の血圧計で計測しましょう。
#Tips |
腕にバンドを巻いて計測する一般的な血圧計は「オシロメトリック法」で計測していますが、スマートウォッチの血圧の計測は電気信号による心拍測定と光学センサーを利用した測定方法です。光の反射量が多ければ血流が多くて血圧も高い。逆に少なければ血圧が低いといった感じ。おそらく、Motive 3Cも同じ方法を利用していると思われますが精度は過信しすぎないこと。医療用ではありません。 |

それともうひとつ。着信があった時は"拒否"と"ミュート"だけできます。……惜しい。Motive 3Cで電話に出たかった。
ちょっとしたゲームも遊べる

Motive 3Cには「YOUNG BIRD」と「2048」ってゲームがプリインストールされていて、YOUNG BIRDがタップゲーム。2048がパズルゲームなのですが、1回遊んでみてもう遊ばないかなってくらい。(あくまで僕の印象です)
スマートウォッチでゲームは……僕には必要ないし遊ばないかも。
電池持ちはどう?
RIVERSONG Motive 3Cは"200mAh"のバッテリーを搭載しており、1回の充電で5-7日間使用することができます。
もちろん、常時心拍数計測をONにしていたり、明るさMAXで使用していたりすると充電時間は短くなりますが、少なくとも、5日間程度は充電なしで使用できるんじゃないかなぁと。
僕は開封直後にフル充電して今で3日目ですが、バッテリー残量は70%。レビューのためにぐいぐいワークアウトで使用して毎日着用していますが、それでもこの電池持ちです。強い。
心拍数センサーやワークアウトのトラッキング精度をさくっと試してみる

せっかくなので、Motive 3CとApple Watchで同時に計測しつつ、簡単なワークアウトを試してみたのでダダっとシェア。
まずは筋トレの計測ですが、Motive 3Cで筋トレに分類されるのは"腹筋運動"だけだったのでこちらで記録。Motive 3Cの"腹筋運動"は心拍数と消費カロリーが表示されるだけですね。
言わずもがな、Apple Watchとの計測記録にはかなり開きがありますが……まぁこれは価格を考えると仕方ない。

ランニングマシンを計測する場合、Motive 3Cにあhは"ランニングマシン"のプリセットが用意されていないため、"ランニング"で計測することになりますが、こちらは歩数や走行距離を記録できず、心拍数と時間のみが表示されます。意外にも心拍数は"ほぼ"Apple Watchと同じ数値が表示されていますね。

室外ランニングの記録はおおむねApple Watchと同じデータが計測できていますが……

太陽直下だとMotive 3Cの画面の輝度が足りなくて、ちょっと見にくいってのが問題かなぁと。
この時のMotive 3Cの画面輝度は30%ほどの明るさでしたが、反射もあってほぼ視認できず。明るさMAXだともう少し見えるようになりますが、太陽光ばちばちだときついかも。
スペックと仕様
製品名 | Motive 3C (KW77) |
ディスプレイ | 1.28インチ IPS 240×240ピクセル |
接続 | Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 200mAh 5-7日間の電池持ち フル充電:2-3時間 |
動作温度 | 20℃~50℃ |
アプリ | Da Fit |
対応システム | Android 4.4以上 iOS 9.0以上 |
日本語対応 | 〇 |
その他 | IP68等級の防水 手首の動きで画面ON 心拍数センサー 血中酸素濃度計測 22mm幅のベルト交換対応 |
Motive 3CとApple Watchやほかのスマートウォッチを比較

このあたりで、Motive 3Cと8倍以上の価格差があるApple WatchやFossilのスマートウォッチとパパっと比較しておきましょう。
Apple Watch Series6とMotive 3Cを並べてみるとこんな感じで、Motive 3Cのほうが少し小型。デザインは4万円以上も価格差があるとは思えないクオリティですね。Motive 3C頑張ってる。

ボディの厚みもほぼ同じ。

同じ丸形デザインのFossil Gen5と比較してみると、こちらもサイズ感はほぼ同じ。

Fossil gen5よりもMotive 3Cのほうが厚みは控えめです。Motive 3Cは前モデルと比べてもデザインが良くなってますし……これで4,299円ってのがほんと信じられません。
Motive 3Cのレビューまとめ。コスパで選ぶなら全力でおすすめしたいスマートウォッチ

最後に、RIVERSONG Motive 3Cの僕のレビューと評価をまとめておきますね。全力で伝えておきたいのは、Motive Cは4,299円で買えるとは思えないクオリティを秘めているということ。
心拍数や血圧、血中酸素濃度といった計測は一通り備えながらも、各センサーの精度がぼちぼちだったり、お気に入りの文字盤をクイックアクセスとして登録できなかったり、ちょこちょこ気になるところもありますが、4,299円という価格を考慮すればもはやオールオッケー。
丸いデザイン&好きな画像を文字盤に設定できるってだけでも購入を検討しちゃっていいくらいです。Apple WatchやFossilといったスマートウォッチを持っている僕でも問題なく使えちゃう性能とデザインになってるので、コスパでスマートウォッチを選びたい多くのブラザーにおすすめできるんじゃないかなぁと。
Good!!
- 丸形でおしゃれなデザイン!
- ワークアウトのトラッキング精度はぼちぼちですが、目安になるくらいは計測できる性能
- 文字盤に好きな画像を設定できる
- 5-7日の電池持ち
- IP68の防水性能(水深2mに30分沈めても動作に影響なし)
- シンプルで分かりやすいアプリとUI
- 5,000円以下で買えるのが素敵過ぎる
Bad
- デフォルトの文字盤が消せず、お気に入りの文字盤が1種類しかクイックアクセスに置いておけない
- 文字盤の切り替えは簡単で、豊富なデザインから選べるのはGood
- 心拍数や血中酸素濃度など、各センサーの精度はぼちぼち
Motive 3Cのレビューと評価まとめ
デザイン | ★★★★★ |
機能 | ★★★★☆ |
使いやすさ | ★★★★★ |
センサーの精度 | ★★★★☆ |
価格(コスパ) | ★★★★★+ |
RIVERSONG Motive 3Cの僕のレビューと評価をダダっとまとめるとこんな感じ。
Motive 3CはiPhone/Androidスマホとの連携もちゃんとできますし、通知もしっかり来る。それでいてワークアウトの計測もこなせる。そしてなにより、丸形になって洗練されたデザインも素敵です。
とにかくコスパがやばめ。
8月7日まで20%オフクーポンが配布中。商品ページのクーポンと併用で40%オフ ※終了
ただでさえコスパマッハなスマートウォッチなのに、iyusuke.netの読者向けに20%オフクーポンをご用意頂いたのでささっとご紹介しておきますね。
- プロモーションコード : MOTIVE3C
- 割引率 : 20%オフ(商品ページのクーポンと併せて最大40%オフ)
- 価格 : 4,299円 → 2,579円
- 適用期間:2022/8/1 15:00 JST ~ 2022/8/7 23:59 JST
- 使用方法:注文の支払い時にプロモーションコードを入力
Amazon商品ページにある20%オフクーポンと併用できるとのことなので、合わせて40%オフ。つまり、Motive 3Cが4,299円 → 2,579円で買えちゃうというわけです。
全力でお買い得。コスパが過ぎる。
好きな画像を文字盤にできて、5,000円以下で買えるスマートウォッチを探してる? それなら「RIVERSONG Motive 3C」で決まりですよ、ブラザー。
この機会をお見逃しなくです。