聞きながら聴けるソニーの新型ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds(WF-L900)」を買うべきか迷う。音質とスペックは良さそうだけど微妙な点も

2022-02-21Earphone

SONY LinkBuds WF-L900

Sonyが2022年2月16日に発表した新型ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds(WF-L900)」ですが、こいつがまた違う角度から音楽体験にアプローチしてくる素敵イヤフォンになっていまして。

イヤフォンを付けたままでも聞きながら聴くという新しい音楽の楽しみ方ができそうなワイヤレスイヤフォンなんですよね。

独自開発のリングドライバーユニットとオープンリングデザイン、イヤフォンの周囲の耳をタップすれば操作できる"ワイドエリアタップ"、IPX4の防水、環境を考慮したリサイクルプラスチック、WF-1000XM4と同じV1プロセッサ。いくつかのメディアでチラホラ出ている事前レビューによれば音質も期待できそうなのです。

不意にこういったキワモノを出してくるソニーさん......好き。価格が2万円を切っていたなら即決できたかもですが、日常使いでQOLも上がりそうですし、悩むやつ。

LinkBudsは本日よりソニー公式ストアAmazonにて予約受付開始中ですが、特徴や機能、スペックについてさらっとおさらいしておきましょう。

グレー/12mmドライバー/5.5時間再生
ホワイト/12mmドライバー/5.5時間再生

聞きながら聴けるイヤフォン「SONY LinkBuds(WF-L900)」が気になる

それでは、まずはソニーの新型ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds(WF-L900)」について簡単におさらいしておきましょう。

輪っかのようなオープンリングデザインが特徴的なLinkBudsですが、知っておきたいトピックとしては......

  • オープンリングデザインにより周囲の音を聞きながら音楽を聴ける。
  • 振動版の中心部が解放されている「12mm リング型ドライバーユニット」により、自然な外音の取り込みとバランスのいい音質を両立。
  • WF-1000XM4と同じ統合プロセッサー"V1"を搭載。
  • 圧縮音源が失いがちな高音域をCD音質相当までアップスケーリングする「DSEE」搭載。
  • WF-1000XM4と比較して本体サイズは51%小型化、ケースサイズは26%小型化。
  • AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、ノイズを抑え、クリアな声で通話できる。
  • ケース込みで最長17.5時間、連続再生5.5時間のバッテリーライフ。
  • IPX4相当の防滴性能。
  • イヤフォン本体、または耳回りをタップして操作できる「ワイドエリアタップ」。
  • イヤフォンを外せば音楽を停止してくれる装着検知。
  • 対応コーデックはAAC,SBC。

こんなところ。高音質コーデック「LDAC」には対応していないですが、CD相当の音質にアップスケーリングする「DSEE」、360°オーディオ、周囲の音に合わせて音量を最適化する「アダプティブボリュームコントロール」に対応するほか、Androidスマホと簡単にペアリングできる「Google Fast Pair」にも対応しています。Good。

(WindowsPCに近づけるとペアリングのガイダンスがポップアップで出現する"クイックペアリング"もめちゃ便利そう)

ここからはLinkBudsが欲しくなる理由について、もう少し深堀りしつつ見ていきましょう。

周囲の音を聞きつつ、音楽を聴けるオープンリングデザイン

LinkBuds(WF-L900)のもっとも魅力的であり、個性的なのが「オープンリングデザインにより、周囲の音を聞きつつ音楽も聴ける」というところ。

これが最大の魅力でありメリットですね。

音楽聴きながら歩いていると危ないですし、外音取り込みでも周囲の音がガヤつきがちなので、僕は普段の外出でイヤフォン付けない派なのですが、LinkBudsならイヤフォン付けながら歩いていても大丈夫そうかなぁと。

XS/S/M/L/XLの5種類のフィッティングサポーターが付属するため、自分の耳に合ったサイズを装着すればしっかり安定しそう。

めっちゃ小型で軽い

SONYの新型ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds(WF-L900)」はソニー市場最小最軽量というのも魅力的。最強のノイキャンワイヤレスイヤフォンと比較して本体サイズは51%、ケースサイズは26%小型化しています。

これは持ち運びでも便利ですし、イヤフォン本体のサイズが半分ほど小さくなっているのは装着感と快適さに直結しているはずです。

耳回りタップで操作できる「ワイドエリアタップ」

LinkBudsが持つ機能の中でも真新しさがあって、使いやすそうなのがイヤフォンまたは耳回りをタップして操作できる「ワイドエリアタップ」。イヤフォン本体だけでなく、耳回りの顔をタップすることで音楽の再生/停止や楽曲のスキップができます。

もし正常に動作しなくて気に食わない! って場合でもHeadphones Connectアプリから無効かできるようですし、とりあえず試してみたいって気持ちもあります。

マルチペアリングで最大8台までのデバイスとペアリングできる

地味にLinkBudsがいいなぁと思っているところは「マルチペアリングで最大8台までの機器とペアリングできる」ってところ。

最大8台のデバイスと接続できるというのも便利なのですが、Androidスマホと簡単にペアリングできる「Google Fast Pair」、イヤフォンをペアリングモードにしてWindowsPCに近づけるとポップアップが出て簡単に接続できる「クイックペアリング」に対応するため、接続の煩わしさがないってのも素敵です。

(GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどの音声アシスタントもしっかり操作できますよ)

スペックと仕様

ドライバーユニット12mm
解放型
ダイナミック
高磁力ネオジウムマグネット
質量約4.1g×2
バッテリー連続音声再生:最大5.5時間
連続通話:最大2.5時間
待ち受け時間:最大11時間
通信方式Bluetooth5.2
Bluetooth標準規格 Power Class1
最大通信距離:10m
使用周波数帯域2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
対応BluetoothプロファイルA2DP,AVRCP,HFP,HSP
対応コーデックSBC,AAC
対応コンテンツ保護SCMS-T
伝送帯域20Hz-20,000Hz(44.1kHz sampling)
マイクMEMS
全指向性
付属品USB Type-Cケーブル
保証書
発売日2022年2月25日
価格23,100円(税込)

LinkBuds | ヘッドホン | ソニー (sony.jp)

LinkBudsの惜しい&微妙なところは?

Sony LinkBudsのスペックや機能についてさらっとおさらいしたところで......今度は僕が「微妙じゃね?」と気になっているところについて見ていきましょう。

先行レビューを見ている限り、音質は期待できそうとして。僕が気になっているのが「控えめなバッテリーライフ」「音楽を聴く用途としての音質」「高いと感じる価格」の3点。

まず一つ目の「バッテリーライフ」についてですが、LinkBudsはケース込みで最長17.5時間、イヤフォン本体のみで最大5.5時間の音楽再生、最大2.5時間の連続通話ができます。ただ......最近はケース込みで24時間を超えるワイヤレスイヤフォンも多いですし、連続再生時間も連続通話時間も最近のスタンダードなワイヤレスイヤフォンと比べて短い。

最近はLINEやディスコードで通話しながら会議やゲームってシチュエーションも多いですし、2.5時間くらいあっという間に過ぎちゃいます。

音質は期待できそうかも?

次に「音楽を聴く用途としての音質」についてですが、いくつかの先行レビューを見てみると「想像以上に良い音質だが、一般的なイヤフォンには及ばない」という意見が目立ち、例えば、WF-1000XM4などのイヤフォンと比べて"聴こえ方"にどれくらい差があるのかなぁと。(実際に試してみないとなんとも言えないですが)

そして「LinkBudsの価格」。これはシンプルにちょっと高い。絶妙に"ちょっと"高い。23,100円(税込)。

僕がイヤフォンで音楽を聴く時ってがっつり音楽に浸りたい時がほとんどで、外出時に装着して歩く......ってシチュエーション自体があまりないのですが、それを実現するためだけに23,100円はちょっと高く感じてしまいます。

これも人によりますし、要は愛用しているイヤフォンに+23,100円で"周囲の音を聞きながら音楽を聴く用に"Linkbuds買いますか? ってことですね。僕なんて特に用途が限られてますし......あぁほんと悩む。

発売日は2月25日、価格は23,100円

以上、SONYの新型ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds(WF-L900)」の機能やスペック、気になっている点についておさらいしてみましたが目新しくて、便利で、使いやすそうなワイヤレスイヤフォンってのは間違いないですよね。

各ペアリング機能の充実に、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるオープンリングデザイン、装着検知、IPX4相当の防滴、ワイドエリアタップ、DSEE、アダプティブボリュームコントロール、エトセトラ。

大きな魅力はやっぱり「音楽を聴きながら周囲の音も聞こえる」ってところです。

持っているイヤフォンとかヘッドフォンが黒系ばっかりだし、買うならホワイトかな......。WF-1000XM4のパッケージに似た"リサイクルプラスチック"の柄というかデザインも素敵です。

ほんともう少し安ければ......Amazonセールとか狙う?

グレー/12mmドライバー/5.5時間再生
ホワイト/12mmドライバー/5.5時間再生

Earphone

Posted by iyusuke