The Elder Scrolls Ⅵ(エルダースクロールズ6)の舞台はどこ?

2018-06-22

エルダースクロールズファンの同志たちに朗報です。

Bethesda E3 2018 Showcaseで、「The Elder Scrolls Ⅵ(ザ エルダースクロールズ6)」を開発中であることが、不意に発表されました。

現時点では、開発中であることと公式アナウンスティザー動画で流れた “The Elder Scrolls Ⅵのロゴ" しか判明してないですが、TES 6の舞台はどこになるのか? と無性に気になるのが僕たちエルダースクロールズファン。

歴代のエルダースクロールズシリーズに詳しい有志が予想しているTES Ⅵの舞台に関する様々な情報を簡単にまとめたので、The Elder Scrolls Ⅵ(ザ エルダースクロールズ6)が気になる! という人はぜひ参考にどうぞ。

The Elder Scrollsのタムリエル大陸についておさらい

The Elder Scrolls Ⅵの舞台となる地域に触れるまでに、まずは、エルダースクロールズシリーズ全ての舞台となるタムリエル大陸についておさらいしておきましょう。

タムリエル大陸は、ブラックマーシュ、シロディール、エルスウェーア、ハンマーフェル、ハイロック、モロウウィンド、スカイリム、サマーセット島、ヴァレンウッドの9つの地域に分かれており、ほぼ全ての国はタムリエルを治める帝国の傘下。

帝国により、国(地域)ごとの自治が認められていますが、The Elder Scrolls Ⅴ Skyrimもそうであったように、人種差別や反乱、他国の侵攻など、地域ごとに様々な問題を抱えるため、どこも平和とは言えません。

これまでのエルダースクロールズシリーズで登場した地域と登場していない地域は以下の通り。

登場した地域未登場の地域
シロディール
(TES Ⅳ)
ブラックマーシュ
(TESOに一部登場)
モロウウィンド
(TES Ⅲ)
エルスウェーア
(TESOで登場)
ハイロック
(TES Ⅱ)
ヴァレンウッド
ハンマーフェル
(TES Ⅱ)
スカイリム
(TES Ⅴ)
サマーセット島
(TES ONLINE)

参考までに、The Elder Scrolls Arenaではタムリエル全土が舞台となっていますが、TESシリーズ第1作目ということもあり除外。

(TES Arenaからエルダースクロールズの物語は始まり、当然すべての話はTES Ⅴ Skyrimまで繋がっています。)

自由気ままに遊べる箱庭ゲーというのは1作目から変わらずですが、おそらく、一般的に知名度が高いのはエルダースクロールズシリーズの4作目The Elder Scrolls Ⅳ オブリビオン以降ですね。

僕はオブリビオンとスカイリムしかプレイしたことがないですが、どちらも最強にハマりましてですね……、寝食を共にしたといっても過言じゃないくらい、遊び倒しました。僕が最も長い期間旅をした地域は “Skyrim" です。

The Elder Scrolls Ⅵはタイトルロゴのみが判明

The Elder Scrolls Ⅵ(エルダースクロールズ6)の公式ティザー動画で判明したのは、The Elder Scrolls Ⅵの舞台となる地域の景観(一部)タイトルロゴのみ。

エルダースクロールズ6の舞台を予想してみる

現時点で、The Elder Scrolls Ⅵの詳細はほぼ判明してないですが、ここからはネット上で予想されているThe Elder Scrolls Ⅵの舞台についてご紹介していきます。

TES Ⅵの舞台予想その1.ヴァレンウッド

当然ながら、これまでのエルダースクロールシリーズで登場していない地域「ブラックマーシュ」「エルスウェーア」「ヴァレンウッド」はThe Elder Scrolls Ⅵの舞台となる可能性は高め。

(追記! エルスウェーアはTESオンラインで登場しました。ブラックマーシュも南海岸の一部地域が登場しています。)

過去に"Project Greenheart"と記載されたメモがリークしたことがあるので可能性は高そうですが、海外ゲームメディアEUROGAMERは「気候的に一致しない」と否定しているようです。※Greanheatはヴァレンウッドにある都市の名前。

ヴァレンウッドは、"タムリエルの庭、果てしない緑の海、枝葉の迷宮に半分覆われた咲き誇るように成長する都市" とゲーム内で言及されており、The Elder Scrolls Ⅵのティザー動画を見てみても確かに印象は違う気が……。

一般的にヴァレンウッドは、ボズマー(ウッドエルフ)の故郷としても知られますが、彼らは植物を傷つける行為を禁止しているため、ヴァレンウッドが舞台となるのであれば、もう少し森林などの自然が残った地域なのかなぁ、と。

TES Ⅵの舞台予想その2.ハイロック

魔法に長けた種族「ブレトン」の故郷として知られるハイロックもThe Elder Scrolls Ⅵの舞台として信じる人も多いのだそう。

ロケーションとしても温暖な気候や連なる山脈が特徴となっており、TES Ⅵのティザー動画に近い印象を受けますね。ただ、現在のハイロックはダガーフォール、センチネル、ウェイレスト、オルシニウムの4つの都市とオークの砦が点在する程度で基本的に廃れていると思ってOKです。

ティザー動画で確認できる城の廃墟はThe Elder Scrolls OnlineのDLC「オルシニウム」で登場した砦に近い構造になっているため、TES Ⅵの舞台がハイロックとなる可能性は意外と高いかもしれません。

ちなみに「オルシニウム」とはオークの要塞または国のことで、ハイロックに位置しています。

TES Ⅵの舞台予想その3.エルスウェーア

ヴァレンウッドとともに、これまでのエルダースクロールシリーズで舞台となっていないエルスウェーア

猫の姿をした種族「カジート」たちの故郷であり、砂漠地帯に位置し、TES Ⅴ Skyrimの時点ではアルドメリ自治領の属国となっていました。

個人的に、TES Ⅵのティザー動画ではエルスウェーアを連想する要素がほぼないと感じたので、カジート押しには残念の極みですが、エルスウェーアがTES Ⅵの舞台となる可能性は低そうです。

※追記! エルスウェーアがThe Elder Scrolls OnlineのDLCとして登場しました。なので、TES 6の舞台になる可能性は低いかもしれません。一部の地域が登場する可能性は捨てきれないですけどね。

TES Ⅵの舞台予想その4.ブラックマーシュ

トカゲの姿をした種族「アルゴニアン」の故郷ブラックマーシュもこれまでのエルダースクロールズシリーズに登場していないため、The Elder Scrolls Ⅵの舞台となる可能性がある地域です。

※ブラックマーシュは、TES Ⅴ Skyrim時点で帝国からは離脱しています。

ブラックマーシュは水や土壌に毒が蔓延する過酷な湿地帯となっており、気候や景観的はティザー動画の映像と異なるため、個人的にブラックマーシュがTES Ⅵの舞台になることはないんじゃないかなーと。

ただし、ブラックマーシュは奇妙な生き物や植物が生息する魅力的な地域のため、TES Ⅵで行くことができたら間違いなく面白い。探索が捗ります。※こちらも、南海岸の地域がThe Elderscrolls Onlineで登場しています。

TES Ⅵの舞台予想その5.ハンマーフェル(可能性大!)

TES Ⅱで舞台になったことがあるものの、地形の一致ティザー動画で「センチネル」と思われる都市が登場することから、ハンマーフェルは現在The Elder Scrolls Ⅵの舞台として最も有力視されています。

ハンマーフェルはタムリエル大陸の西部に位置する砂漠地帯であり、褐色の肌とたくましい筋力を持つアリクルの砂漠の民「レッドガード」の故郷。南にはアビシアン海が広がってます。

ハンマーフェルではNight of Green Fire(緑炎の夜)と呼ばれる壮絶な魔法戦闘が行われたことがあるため、クレータ―もその時にできたもの……と推察することも。

Night of Green Fire(緑炎の夜)って?

Night of Green Fire(緑炎の夜)とは、アルメドリ自治領の迫害からセンチネルへ逃げてきたアルトマー(ハイエルフ)の反体制派と追ってきたアルドメリ自治領のエージェント(サルモール)との間で起きた壮絶な破壊魔法を使った戦闘のこと。

地域の住民は1人残らず虐殺され、エルダースクロールズの歴史にも記されています。……深い。

ハンマーフェルには地名にドラゴンとついた都市があったり、ドラゴンが砂漠から現れて人々を襲う伝承があったりと、上記の “緑炎の夜事件" と合わせても、ハンマーフェルはTES Ⅵの舞台としても申し分ない歴史を持つ地域です。

The Elder Scrolls Ⅵはタムリエル全土にいけたらいいな!

上記の通り、The Elder Scrolls Ⅵ(エルダースクロールズ6)の舞台として可能性が高そうなのはハンマーフェルですが、TES Ⅵは次世代機向けに開発されてます。

もう少し具体的に言っちゃうなら、PS5ですね。PC版であれば、次世代GPUも視野に入れていると思われますし、そうなれば、タムリエル全土の広大なマップを舞台とすることもできそう……かもしれません。

PS5は、ロード時間が圧倒的に高速化するほか、グラフィック性能も大幅に向上します。PS5でエルダースクロールズ6、かなり可能性はあるんじゃないかなぁと。

PS5の発売日は2020年!8k&PS4との互換性ありでスペック革命

ちなみに、惑星ニルン(エルダースクロールズ世界の地球)にはタムリエル大陸のほかにもアカヴィル大陸、ヨクーダ大陸、アトモーラ大陸などが存在しますが、タムリエル大陸で描かれていない話はまだまだあるため、別の大陸が舞台となる可能性はないと思ってOKです。

エルダースクロールズの世界は気が遠くなるほど緻密に作り上げられており、惑星ニルンが属する宇宙「ムンダス」をはじめ、シリーズを2~3作プレイしただけでは到底知りえない情報もまだまだ眠ってます。

気になる人はエルダースクロールズの世界観についてもググってみましょう! ほんと、びっくりするくらいいっぱい出てきますよ。こういった深い作り込みで異なる世界が実際に存在しているかのように感じる。それがエルダースクロールズシリーズのすごいところです。

The Elder Scrolls Ⅵの続報に期待

開発中でまだ発表できないということもありそうですが、The Elder Scrolls Ⅵのタイトルロゴには「The Elder Scrolls Ⅴ : Skyrim」のように舞台となる地域の名前が記されていません。

このことからもTES Ⅵでタムリエル全土が舞台となる可能性は……無きにしも非ずといった感じですね。

(早とちりすぎって? その通り。ほぼほぼ僕の願望です。)

The Elder Scrolls Ⅵ(エルダースクロールズ6)の発売はまだ先なので、エルダースクロールズファンの同志たちよ。とにかく今はTES Ⅵの妄想を膨らませつつ、いつか発売されるその日を全力で楽しみにしてましょう!

やばい。またスカイリム遊びたくなってきた。

Source:Bethesda

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Posted by Yusuke Miyamoto