The Moneytizerでads.txtの一部行が欠けていますと表示された時の対処法とHowTo #マネタイザー

収益に影響するので早めのご対応を。
The Moneytizerで新たに導入された「ads.txt 1.1(PDF)」により、ちょこっとだけads.txtの更新が必要になったので、対処方法やHowToについてダダっとシェア。
The Moneytizerでは、今回のads.txtの更新時のように何かしらのアクションが必要な時はダッシュボードに「ads.txtの一部行が欠けています」や「ads.txtの規格が更新されました」と表示される時があるのですが、ads.txtに追記するだけで対処できるので参考にどうぞ。
The Moneytizer(ザマネタイザー)で「ads.txtの一部行が欠けています」と表示された時の対処法

それじゃ、早速The Moneytizer(ザマネタイザー)で「ads.txtの一部行が欠けています」や「ads.txtの規格が更新されました」と表示された時の対処方法とHowToについて見ていきましょう。
対処方法と言ってもめっちゃ簡単で、The Moneytizerの新しいads.txtの行を追加するだけ。この記事を読んでいる人は、すでにThe Moneytizerのads.txtをドメイン直下にインストールしていると思うので、ads.txtを追記する方法について簡単に解説していきます。
Step1: The Moneytizerの新しいads.txtを追加する

ads.txtの一部行が欠けていますと表示された時はファイルマネージャーを開き「自分のドメイン(〇〇.netなど) → public_html → ads.txt」に移動して、The Moneytizerの新しいads.txtの行を追加しましょう。
- OWNERDOMAIN=自分のドメイン(僕ならiyusuke.net)
- MANAGERDOMAIN=themoneytizer.com
今回(2023年7月の更新)で追加する必要があるads.txtは上記の2行。
※The Moneytizerのダッシュボードに追加する必要があるads.txtが表示されていると思うのでコピペで問題なし。

ads.txtのテキストファイルを開き、一番最後の行に追加すればOKです。めっちゃ簡単。
Step2: ads.txtの統合を確認する
ファイルマネージャーでads.txtを追加したら、最後にThe Moneytizerのダッシュボードからads.txtの統合を確認。
ads.txtの統合の確認は「ダッシュボード > ADS.TXT > 統合の確認」から可能です。
“ads.txtは統合され、最新の状態です!"と表示されれば今回のads.txtの対応は完了です。お疲れさま。
配置しているads.txtは「ドメイン/ads.txt」からも確認可能

それともうひとつ役に立つHowToを少し。サイトやブログに配置しているads.txtは、ブラウザの検索窓で「ドメイン/ads.txt」と入力することで確認可能です。
僕なら「iyusuke.net/ads.txt」といった感じ。OWNERDOMAIN=自分のドメインとMANAGERDOMAIN=themoneytizer.comの2行が表示されていれば正常にads.txtを配置できています。
こちらも併せて確認しておきましょう。
The Moneytizerのプラグインを利用している場合
The Moneytizer(ザ マネタイザー)のWordpressプラグインを使用している場合は、プラグインを最新バージョンにアップデートした後、プラグイン設定の「Ads.txt」ボックスのチェックを外して再チェック。
- OWNERDOMAIN=自分のドメイン(僕ならiyusuke.net)
- MANAGERDOMAIN=themoneytizer.com
The Moneytizerのプラグインはシンプルに重いし、出来ることはWeb版と"ほぼ"変わらないのでおすすめしないですが…プラグインを使用している人は最新バージョンにアップデートして「Ads.txt」の項目を確認しておきましょう。
The Moneytizerの登録方法やads.txt、CMPの追加については以下の記事でご紹介しているので参考にどうぞ。
#アドセンスとThe Moneytizerを併用してみたので登録や広告の配置、収益の変化をシェア。おすすめはFOOTER or SLIDE-IN
ads.txtってなに?
せっかくなので、「ads.txt」についてもなる早でおさらい。
ads.txtとは、オンライン広告の透明性を高め、不正を減らすための仕組みのことで、現在は広告の表示をオークション形式でリアルタイムに行う「プログラマティック広告(RTB)」が主流ですが、RTBの仕組みを悪用した広告詐欺を防ぐ仕組みがads.txt。
ads.txtの出現により、本来メディア側が得るはずだった報酬を不正に得る広告詐欺(アドフラウド)がググっと減りました。
また、ads.txtはウェブサイトにホストされている広告在庫を保護することに焦点を当てており、誰がその在庫を販売することが認可されているかを公に透明に宣言できるようにしています。
この新規格はグローバルな広告エコシステムの透明性と効率性を高めることが目的となっております。
バイヤー(および広告主)は、広告費を最適化し、その予算がきちんとしたパブリッシャーに直接当てることが可能な方法を常に模索しています。このことを念頭に置きますと、Ads.txt 1.1はバリューチェーンから必要とされないプレーヤーを排除することを目的としています。
こちらはThe Moneytizerが皆さまのサイトの収益化に責任を持っていることを証明することになります。これによりバイヤーは皆さまの利用可能な広告スペースを明確に把握することができ、信頼性と投資意欲を高めることが可能です。
The Moneytizer公式HP
The Moneytizer(ザマネタイザー)公式によれば、ads.txt 1.1の標準実装はグローバルな広告エコシステムの透明性と効率性を高めることが目的とのこと。
英語のPDFですが、The Moneytizerで実装された"ads.txt 1.1″については以下から確認可能なので、気になるブラザーはこちらも目を通しておくといいかも。
いずれにしましても、ads.txtの対応はThe Moneytizerの収益に影響するので早めの対応をお忘れなくです。