【Weekly小噺#10】iPhone 12 miniを選ぶ10の理由(メリット)

テック製品に関する僕の最近の出来事や興味、不満をSEO/起承転結/需要を全無視で、思うことを思うがままブラザー(読者)にぶちまけるコーナー「Weekly小噺」。
第10話目となる今回は、予約受付開始が近づいてきた"iPhone 12 mini"を選ぶ理由についてなんですけど、今日はなんの日か知ってます? そう、iPhone 12とiPhone 12 Proが発売されたんですよね。
※iPhone 12 miniの発売日は2020年11月13日。予約受付開始日は11月6日です。価格は74,800円+税~。
iPhone 12もしくはiPhone 12 Pro一択だったブラザーたちはすでに新型iPhoneを購入し、ぐいぐい試している頃合いかと思うのですが、僕はiPhone 12 mini待ちで。
ほんとにiPhone 12 miniでいいのか、iPhone 12 miniを選ぶことで失うものは許容できるのか、改めて自分への最終確認も兼ねて、iPhone 12 miniを選ぶ理由(メリット)について見ていきましょう。
あ、iPhone 12シリーズの発売日や価格、スペックの詳細については以下の記事も併せてどうぞ。
▶iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Maxが発表!性能や機能の知っておきたいこと8つ - iyusuke
▶iPhone 12/iPhone 12 miniを見る - Apple
iPhone 12 miniを選ぶ理由と得られるメリット
それじゃ、早速僕が"iPhone 12 mini"を選ぶ理由について見ていきましょう。どちらかというと、僕の意思確認的な記事になるので、パパっと進めていきますよ。
①コンパクトで小さい(操作しやすい)


iPhone 12 miniの最も分かりやすいくて、大きいメリットといえばこれ。小さい。コンパクト。持ちやすい。
サイズは、131.5×64.2×7.4mm。これだけ小さいと胸ポケットにも入れられますし、片手で楽々操作することができます。
iPhone 12 miniのサイズ感については、本日公開した記事もあわせてどうぞ。
▶iPhone 12 miniのサイズ感が気になったから模型を作って試す - iyusuke
②軽い
iPhone 12 miniの重さは"133g"。単一電池が140gなので、それより7gも軽い。
実は、iPhone 3Gと全く同じ重さです。
③iPhone 12 Pro/12 Pro Maxと比べて体感できるほどの性能差が無い
iPhone 12/12 Proのベンチマークが出た!ソースは国内メディアMacお宝鑑定団Blog(羅針盤)さん。11/11 Pro比でだいたい1.2倍ってとこですな。
— iyusuke (@iyusukejp) October 21, 2020
性能 シングル/マルチ
11 → 1328/3306
11 Pro → 1332/3493
12 → 1588/3677
12 Pro → 1590/3811https://t.co/aWsJlBxzP8https://t.co/JvTNu01KeO
これも結構大事。つい最近iPhone 12シリーズのベンチマークが出たんですけど、それによれば......
シングル | マルチ | |
iPhone 12 | 1588 | 3677 |
iPhone 12 Pro | 1590 | 3811 |
Galaxy Note20 Ultra | 985 | 3294 |
こんな感じで。参考までにGalaxy Note20 Ultraのスコアも記載しているのですが、iPhone 12とiPhone 12 Proに劇的な性能差はありません。
グラフィックス性能を表す3D Markは、iPhone 12 Proが6567、Galaxy Note20 Ultraで4182なんですけど、iPhone 12/12 ProもAndroidをがっつり引き離すという結果に。
これ、結構大事。
④(PRODUCT)REDが選べる


iPhone 12は豊富なカラーラインナップも魅力的。
- ホワイト
- ブラック
- ブルー
- グリーン
- (PRODUCT)RED
僕はApple Watch Series 6で(PRODUCT)REDを選んだので、iPhone 12/12 miniを選べばApple Watchと色を揃えることができるのです。Good。
ただ、本音を言えばiPhone 12/12 miniの(PRODUCT)REDはもう少し濃いめな赤のほうが良かったかな。
▶Series5から買い替える必要はないけど至高「Apple Watch Series 6 (PRODUCT)RED」をレビュー - iyusuke
⑤有機ELディスプレイになった


iPhone 11は液晶ディスプレイでしたが、iPhone 12シリーズは全モデルが"OLED(有機EL)ディスプレイ"。これが本当に素敵で。
限りなく大きなコントラスト、飛躍的に向上したピクセル密度、黒の表示に優れ、繊細な表示ができるOLEDディスプレイ「Super Retina XDRディスプレイ」を搭載してます。今年のiPhoneは全モデル画面が綺麗。
これはiPhone 12も、12 miniも、12 Proも、12 Pro Maxも共通です。
⑥広角レンズ/超広角レンズは"Pro"と同じ


iPhone 12シリーズはカメラ性能も順当に進化していまして。
これまで5枚構成だった広角レンズは7枚構成になり、27%も多くの光を取り込めるようになりました。暗所での撮影にもさらに強くなったというわけですね。※超広角レンズは5枚構成のレンズ。
iPhone 12 Pro/12 Pro Maxと比べると、カメラ性能ではかなりの差があるんですけど、ないものといえば、望遠レンズだったり、LiDARスキャナだったり、僕にとってはそこまで重要じゃないものばかり。
デュアル光学式手振れ補正だったり、ナイトモードでのポートレート撮影だったり、惜しいところはあるのですが......すべて許容範囲。
最近のスマホのカメラは一般的な実用レベルは超えちゃっていると僕は思っているので、iPhone 12のカメラで問題ナッシング。それ以上の"プロ仕様カメラ"を求めるならProシリーズをどうぞ。
⑦スマートHDR3対応&Dolby Vision対応HDRビデオ撮影ができる(30fps)
iPhone 12シリーズは、全モデルが"スマートHDR3"に対応。撮影した写真の要素をバランス良く調整し、例えば空の色だったり、肌のトーンだったり、質感だったりをしっかりとらえてディティールを引き出してくれます。
明暗や色の彩度なんかもはっきりくっきり。
スマートHDR3はメインカメラ/フロントカメラ両方で使用可能です。明暗のコントラストのくっきりした写真が撮れるぞっと。
また、iPhone 12シリーズから"Dolby Vision"の4k HDR動画撮影に対応したので、より映画クオリティなディティールの動画を撮影できるようになりました。(iPhoneで編集もOK)
ただし、iPhone 12/12 miniは最大30fpsまで。60fpsでDolby Vision HDR動画撮影ができるのはiPhone 12 Pro/12 Pro Maxのみ。
⑧MagSafeが使える


iPhone 12シリーズから追加された"Magsafe(マグセイフ)"は、マグネットでぱちっとiPhoneにくっつくワイヤレス充電技術。
iPhone 12シリーズはQi規格のワイヤレス充電器とMagSafaによるワイヤレス充電に対応し、急速充電にも対応するほか、ケースだったり、アクセサリーなんかも磁石でiPhoneにくっつけることができるんですよね。
MagSafeは全iPhone 12ユーザーにおすすめできそうなほどに魅力的なプロダクトなんですけど、気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。
▶iPhone 12シリーズの"MagSafa"が即買い級に素敵なプロダクト - iyusuke
⑨画面が4倍強くなった(Ceramic Shield)


iPhone 12シリーズのディスプレイは"セラミックシールド"と呼ばれる技術によりめっちゃ硬くなりました。耐落下性能は4倍です。めっちゃ強い。
ほとんどの金属よりも硬い、ナノセラミッククリスタルをガラスに組み込んで作りました。簡単そうに聞こえるかもしれませんが、セラミックは透明ではないため、とても難しいプロセスです。私たちは、クリスタルの種類と結晶化の程度をコントロールすることで、高い透明度を維持しながら、セラミックの強度を最大限まで高める特別な調合法を開発。この画期的な手法により、ディスプレイに最適なCeramic Shieldが誕生しました。これまで、ほかのどんなスマートフォンにも使われていません。そして、どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈です。
Apple公式HP
⑩sub-6だけど"5G"対応


iPhone 12は全シリーズが次世代通信規格"5G"に対応。ただし、sub-6と呼ばれるどちらかといえば"4G"に近い帯域のみ対応です。
ミリ波と呼ばれる"真の5G"ではないけども......一応、5Gには対応しました。(これのせいで電池持ちだったり、キャリアの料金プランだったり、色々と気になるところもある)
- 障害物に強く、まぁまぁ速くて安定する"sub-6"
- 障害物に弱く、範囲も狭いけど爆速通信ができる"ミリ波"
ティムさんが言っていた「理想の条件がそろえば最大4Gbpsが体験できる」というのは、現時点だとほんとに一部。僕が住む奈良はまだしばらく先になりそう。
sub-6が普及するのにもまだ2-3年は少なくともかかりそうですし、完全なる5Gが普及するのは......みなまで言うまい。
諦めないといけないこと(デメリット)


逆に、iPhone 12 miniを選ぶことによって諦めないといけないこと、つまり"デメリット"もいくつかあるんですよね。これが悩ましいポイントなのです。
僕が思うに、iPhone 12 miniを選ぶことで諦めないといけないことは......
- 大画面でのゲームや動画視聴
- プロ仕様のカメラ
- LiDARスキャナ
- 広角+超広角+望遠レンズ
- ナイトモードポートレート
- Dolby Vision対応HDR動画撮影が"30fps"(12 Pro Maxのみ60fps対応)
- Apple Pro Raw(Rawでの写真撮影)
- センサーシフトの手振れ補正(12 Pro Maxのみ)
- ステンレスの上質な質感
- バッテリーライフ(iPhone 12 miniは公表値で最大15時間のビデオ再生)
こんな感じ。大画面でのゲームプレイや動画視聴はサイズとのトレードオフなので致し方なし。iPhone 12 miniを選ぶことで諦めないといけないのは主にカメラ関連ですね。
(ステンレスの上質な質感も惜しいですが、性能自体に大きく体感できるほどの差はありません。これは間違いなし)
厳密にはiPhone 12/12 miniは最大5倍,7倍の光学ズーム、最大10倍のデジタルズームにも対応しないのですが、僕はiPhoneでズームをほぼほぼ使用していないため割愛。
となれば、見逃せないのは"電池持ち"くらい。iPhone 12 miniの公表値ではビデオ再生で最大15時間の電池持ちなんですけど、はてさて実際はどれくらいのバッテリーライフなのか......こればっかりは実際に使ってみないと何とも言えませんね。(iPhone 12 Pro Maxは最大20時間のビデオ再生。これだけ違えば全然違うと思うのです)
あぁ記事書いてたらもっと欲しくなっちゃったんですけど。Appleさん、早くiPhone 12 mini買わせてください。
Weekly小噺は毎週金曜21時頃更新です。