【Weekly小噺#24】watchOS 7.3で追加された心電図(ECG)アプリでヘルスケアにハマる

Apple Watch,Weekly小噺

watchOS 7.3 文字盤 ユニティ

テック製品に関する僕の最近の出来事や興味、不満をSEO/起承転結/需要を全無視で、思うことを思うがままブラザー(読者)にぶちまけるコーナー「Weekly小噺」。

今週はwatchOS 7.3で追加された"心電図(ECG)"と新しい文字盤"ユニティ"についてなんですけど、心電図の計測が想像していた斜め上に便利で。

2つの電極で行う簡易的な計測になるものの、心房細動の有無をチェックできるため自分の体の状態を知るのに非常に役立つんですよね。

新型コロナのこともありますし、最近は毎日体温の計測結果をヘルスケアアプリに記録していたのですが、心電図(ECG)の登場で僕のヘルスケアへの興味はマッハ。

watchOS7.3で追加された"心電図(ECG)"や"ユニティ"についてさくっとチェックしていきましょう。

※Apple Watchの心電図アプリでは心臓発作の発見や血液凝固(血栓)、脳卒中など、心臓関連の病気の検知はできません。あくまでも"健康の指標"として利用しましょう。病気の診断と治療は自己判断ではなく医師にご相談を。

watchOS 7.3で解禁された心電図(ECG)アプリ

それじゃ、まずはApple Watchで計測できるようになった"心電図(ECG)"についておさらいしておきましょう。

心電図(ECGまたはEKG)の計測では、心臓が鼓動するときの電気信号の強度を記録し、心電図を確認することで心拍リズムや心拍の乱れについて調べることができるのですが、実はこれ、海外では結構前から提供されていた機能で。

アプリの認証が取れず、日本でのリリースは遅れていたのですが、ついに"watchOS7.3"で解禁されたというわけなのです。

上述の通り、Apple WatchのECGは2つの電極で行う簡易的な計測となるのですが、日々計測しておくことで心房細動の有無を知ることができるほか、データを医師に共有するためにPDFとして記録を書きだす機能も用意されています。

くれぐれも留意しておきたいのですが、これはあくまでも参考データであり指標です。自分の体に違和感や異常を感じた時はかかりつけの医師にご相談を。

心電図Appの使い方は?

せっかくですし、心電図(ECG)アプリの使い方についてもおさらいです。(心電図APPの初期起動時は生年月日の入力が必要)

おさらいと言っても難しいことは何もなくて。心電図Appの案内通りに進めていけば設定は完了。設定中に最初の計測があるのですが、計測方法もめちゃ簡単なのです。

Apple Watchを装着した腕を机やひざの上に置いて安定させ、もう片方の手の指でApple Watchの側面のデジタルクランに触れることで計測がスタート。

計測時間は"30秒"ですが、指を離すと計測時間がリセットされるため、計測が終わるまでは動かず安静にしておけばOKです。

知っておくべき4つのこと

Apple Watchで利用できるようになった"心電図(ECG)"の計測は非常に便利で役立つ機能ですが、知っておくべきことが4つあります。

初回の起動時にアプリ内で説明してくれるのですが、とても大事なことなのでもう一度おさらいです。

  • 心臓発作を見つけることはできません。
    • 胸の痛みや圧迫感、息苦しさを感じた場合、または心臓発作だと思われる症状があった場合は、ただちに緊急通報サービスに連絡してください。
  • 血液凝固(血栓)や脳卒中を検知することはできません。
  • その他の心臓関連の病気を検知することはできません。
    • これには高血圧、うっ血性の心不全、高コレステロール、その他の種類の不整脈などがあります。
  • 体調がよくないと感じる場合はぜひ医師に相談してください。

異常を感じた場合はすぐにかかりつけの医師に相談です。自己判断で解決しようとしちゃだめですよ、ブラザー。

起こり得る結果

  • 【洞調律】
    • 洞調律と判断された場合、心拍が一定のパターンとなっていることを意味します。
  • 【心房細動】
    • 心房細動が検出された場合、心拍が不規則になっていることを意味します。心房細動は不整脈の最も一般的な形態です。
  • 【低心拍数または高心拍数】
    • 心拍数が50拍/分より下または120拍/分より上の場合は"心電図"Appで心房細動をチェックできず、記録は判定不能となります。
  • 【判定不能】
    • 結果が判定不能な場合は、記録結果を分類できません。これは記録時に腕を机の上などに置いて安定させなかった、またはApple Watchのバンドがゆるんでいたなど、様々な原因が考えられます。

心電図(ECG)の計測に対応するApple Watch

心電図(ECG)の計測に対応するApple Watchは以下の通り。

  • Apple Watch Series 4
  • Apple Watch Series 5
  • Apple Watch Series 6

心電図の計測に合わせ、Apple Watch Series 3以降のApple Watchでは心房細動の予兆がある不規則な心拍リズムを検知した時に通知してくれる「不規則な心拍の通知機能」も利用できるようになりました。

対象地域ではないと表示された場合はアップデートのご確認を

ついに日本でも利用できるようになった"心電図(ECG)"の計測ですが、「対象地域ではないため利用できません」と表示された場合はiOSまたはwatchOSのアップデートを確認してみましょう。

心電図APPを利用するためにはiPhoneもApple Watchも最新バージョンのOSである必要があります。心電図の計測に対応するApple Watchは"Apple Watch Series4/Series5/Series6"となるため、こちらも要チェック。

最近の僕の興味はヘルスケア

記事冒頭でもお話した通り、最近は新型コロナの影響もあり毎日体温を計測するようにしているのですが、それにあわせてデータを記録するため"ヘルスケアアプリ"の利用が以前よりも増えまして。

(ランニングやワークアウトも記録しているのですが、最近は寒いのが嫌すぎて全然走ってなくて...明らかな運動不足が悩みの種。運動しないと体力がやべぇ)

それに加え、Apple Watchで心電図の計測ができるようになったので、ヘルスケアアプリを使うのが楽しくて楽しくて。Apple Watchだけで自分の健康状態のすべてを知ることができるわけではないですが、良い指標になるってのは間違いないですよね。

iPhoneのヘルスケアアプリでは、心電図や心拍数、ヘッドフォンの音量や運動を管理してくれるほか、体重や体脂肪、体温などを手動で入力できます。血糖値や栄養データ、月経周期、BMIなどの身体測定値を記録することもできるため、ぐいぐい活用して自分の健康管理に活かしていきましょう。

データを見るのも楽しいですし...仕事や遊びでパフォーマンスを発揮するためにも自分の状態を知るって大事です。

新文字盤"ユニティ"もお試しあれ

watchOS 7.3 文字盤 ユニティ
新文字盤"ユニティ"

最後にもうひとつ。watchOS 7.3はヘルスケアに"心電図(ECC)"の計測が追加されたというのが大きなトピックですが、新しい文字盤"ユニティ"も追加されていまして...これがめちゃ素敵。

黒人の歴史を称えたパン・アフリカ主義(Pan-Africanism)をモチーフにしたデザインになっており、ユーザーの動きに合わせてデザインが変わる文字盤になっています。

運動したり、歩いたり、腕を動かしたりすることで文字盤の色や形が変化するのですが、自分の動きに合わせて文字盤が変わるって面白い。

※Pan-Africanismとは、アフリカ住民と世界中のアフリカ系住民の解放や連帯を訴える思想のこと。Apple Watchの新文字盤「ユニティ」はパン・アフリカ主義の象徴でもある"Pan-African flag(凡アフリカ旗)"をモチーフにし、赤は「自由のために流された血、そしてアフリカを離れた人々を繋ぐ血」、黒は「旗のもとに生きる人々」、緑は「母なる大地、アフリカの豊かな自然の恵み」を表します。

こちらはwatchOS 7.3に対応するすべてのApple Watchで利用できるため、ぜひお試しあれ。

それじゃ、少々長くなってしまいましたが今週はここまで。Weekly小噺は毎週金曜21時頃更新です。

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