【Weekly小噺】iPhone 12 miniのためにMagSafe買ったけど気になることがある(デメリット?)

テック製品に関する僕の最近の出来事や興味、不満をSEO/起承転結/需要を全無視で、思うことを思うがままブラザー(読者)にぶちまけるコーナー「Weekly小噺」。
いよいよ本日22時からiPhone 12 Pro Max/iPhone 12 miniの予約受付が開始されますが、今回のトピックはそんなiPhone 12シリーズで新しく登場したワイヤレス充電器"MagSafe(マグセイフ)“について。
僕はiPhone 12 miniを買うので、MagSafeがマグネットでiPhoneにばちっとくっつく感じとか、フルパワーの充電速度とかは体験できてないんですけど、すでにいくつかの不満点…というか気になることがありまして。(デメリットってやつ)
今回のWeekly小噺はそのあたりのお話しです。
MagSafeとはなんぞや?

まずは、iPhone 12シリーズから新しく対応した"MagSafe(マグセイフ)“について簡単におさらいしておきましょう。
MagSafeとは、iPhoneの背面に搭載される磁石とコイルを活用した機能の名前で。

簡単に言えば、磁石でくっついてワイヤレス充電ができて、ケースやアクセサリーもくっつくっていう素敵な機能なのです。
- iPhone 12シリーズのみ対応
- 最大15W(iPhone 12 miniは最大12W)
- 磁石でばちっとくっつく
- ケースやアクセサリも磁石で装着可能
- 価格は4,500円+税
Qi規格にも対応するのですが、古いMacbookを持っていた人にはエモいネーミングじゃないですか?

こちらがiPhoneとの接点。直接触れる部分。

反対側はこんな感じ。MagSafeはアルミ素材が採用されています。

電源アダプタとの接続端子は"USB Type-C"。20Wの電源アダプタと接続することで、iPhone 12 Pro/12 Pro Max/iPhone 12では15Wの急速充電が可能になります。
詳しくは後述しますが、iPhone 12 miniの名前が無いのはお察しってことで。(iPhone 12 miniだけ12W充電なのです)
MagSsafeについても少し詳しく読みたいってブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。
▶iPhone 12シリーズのワイヤレス充電器"MagSafe"が即買い急に素敵なプロダクト – iyusuke
iPhone(もしくはケース)が傷つく
いよいよ本日11月6日22時から予約受付開始。iPhone 12 miniで使おうと思って買った”MagSafe”ですが、この音がなんか嫌。 pic.twitter.com/ukUt6ky2fP
— iyusuke (@iyusukejp) November 6, 2020
さてさて、今回のWeekly小噺はここからが本題です。Twitterにアップした動画を見てほしいんですけど、伝わりますか? このいやーな感じの音。
確実にアルミとガラスの擦れた音がするのです。原因は言わずもがな。iPhoneとMagSafeの接点までアルミが回り込んでいるからですね。

接点の中心部分はめっちゃ優しそうな素材になっているので、何を思い、どこでこうなったのか、アルミ部分が出っ張っているんです。これがiPhoneと擦れてしまうというわけ。

すでにAppleさんも認識しているようで、サポート文書にて「MagSafe対応の純正レザーケースにいれたままiPhoneを充電すると、充電器との接触部分に丸い跡がつく可能性がある」と案内していたのですが、実物を触ってみてこういうことなのか…と。
MagSafeはめっちゃ強い磁石で固定されるわけですし、多少は仕方ないかと思うのですが、これはAppleさんがデザインを優先してしまった結果です。
レザーケースでMagSafeを使用すると"丸い跡"が付くとのことだったのですが、アメリカではシリコンケースでも丸い跡が付いたとの報告もあるようなので、MagSafeを使うならApple純正シリコンケースとレザーケースは無しの方向で考えないといけませんね。
(僕はiPhone 12 miniを裸で使おうと思っているんですけど、MagSafeのあのザラザラスリスリする感じ、どうも嫌な感じがする)
▶Appleのサポート文書を見る – Apple Newsroom
iPhone 12 miniは12W制限

それともう一つ。僕が購入予定のiPhone 12 miniでは最大12Wに制限されるらしくて。(iPhone 12/12 Pro/12 Pro Maxは最大15W)
Appleが公開したサポート文書によれば、使う電源アダプタはUSB-Cコネクタを搭載し9v/2.22Aまたは9V/2.56A以上の電力供給が必要とのことで、供給される電力はシステムの動作や温度など、様々な要因で変化するとも触れられています。
Appleさんによれば、iPhone 12 miniとMagSafeの組み合わせの場合、必要とする電源アダプタは9V/2.03A以上の電力供給があれば十分だそうなんですけど、なんか悲しくないですか? iPhone 12 miniだけ12Wって言われると急に突き放された感。※USB-C 電源アダプタが必須。
とはいえ、Qi規格のワイヤレス充電機で最大7.5Wなので、それと比較すれば大幅に充電速度は上がっているわけなのですが、ちょっとそこだけは悲しみポイント。
すでにiPhone 12/12 ProとMagSafeの電源アダプタについては多くの調査結果が出ており、最大15W出力には20Wの電源アダプタを。
18Wの電源アダプタで充電した場合は出力が13Wに落ちることが判明しているので、iPhone 12 miniを充電する場合、電源アダプタは18Wで可能と思われます。
これも実際に届いてから検証してみますね。別に18Wの電源アダプタでも7.5Wより高速なのは間違いないんですけど、気になるやつ。
古いiPhoneでは普通のワイヤレス充電器

MagSafeはQi規格のワイヤレス充電にも対応しているため、iPhone 12シリーズ以前のiPhone(iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxなど)では最大7.5Wで充電することが可能ですが、MagSafeの強みでもある"マグネット"でくっつくことはありません。
弱めにくっつきはするんですけど、固定はできない。それくらいの磁力。
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxでも一応使うには使えるのですがその場合はMagSafeの強みのほとんどを活かせないので、そのあたりは注意が必要です。
本日11月6日22時からiPhone 12 miniの予約受付が始まるので、マグセイフを眺めつつ臨戦態勢だ。