
発売日は6月25日!WF-1000XM4の性能をおさらい(V1チップでANCの性能UP、LDAC対応)
2021年6月9日、ついにSONYの新型ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」が発表されましたが、ブラザーのみなさんはもうチェックしました?
その性能は現在のノイズキャンセリングワイヤレスイヤフォンとしては最高クラスのものになっていまして。
V1チップ搭載でANC(アダプティブノイズキャンセリング)の性能が向上したほか、SONY独自のハイレゾコーデック"LDAC"に対応。最大8時間の向上したバッテリーライフ。Qi規格のワイヤレス充電の対応などなど、順当に進化した感じですね。
デザインもがっつり変更されており、イヤフォン本体は10%、バッテリーケースは40%も小型化されてます。
WF-1000XM4の発売日は2021年6月25日。価格は33,000円(税込み)。
SONY公式ストアのほか、すでにAmazonや楽天でも購入可能となっているので、これは…ノイキャンワイヤレスを探しているなら真っ先に候補に入れないとなやつです。
※Update 2021/7/1, WF-1000XM4のレビューを公開したので追記。写真多めで音質やノイキャン性能に重点を置いてレビューしてるので、気になるブラザーはぜひ。
▶WF-1000XM4は素晴らしい性能のノイキャンと極上の音質が体験できる最強のワイヤレスイヤフォン
SONYの新型ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」の性能をチェック

それじゃ、早速"おそらく最強"なSONYの新型ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」の性能やデザイン、機能についておさらいです。
デザインは前モデル"WF-1000XM3″から大きな変更が加えられており、イヤフォン本体は10%バッテリーケースは40%小型化。
WF-1000XM3 → WF-1000XM4への進化は2年待ちましたが…圧倒的にスマートに、圧倒的にかっこよく、性能UPして帰ってきました。

前モデルと同様にANC(アダプティブノイズキャンセリング)を搭載し、高音質コーデック"LDAC(エルダック)"に対応したというのが大きなトピックですね。
※LDACに対応したことで、ハイレゾ相当の音楽をワイヤレスイヤフォンで楽しめるようになりました。素敵。
また、新しいチップ"V1チップ"によりANCの性能が向上。バッテリーライフはANCオン:8時間、ANC:オフで12時間。ケース込みで最大24時間。IPX4等級の防滴性能も備えているとのこと。

前モデルはANC:オンで最大6時間のバッテリーライフだったので、2時間も再生時間が伸びました。
WF-1000XM4の性能や機能を見た限り…前モデルWF-1000XM3から順当に進化したモデルがWF-1000XM4って感じですね。(デザインはめっちゃ変わったけども)
WF-1000XM3は防滴性能を備えていなかったので…ワークアウトやスポーツなど、アクティブに体を動かすブラザーには嬉しいアップデートかもしれません。
それじゃ、WF-1000XM4の性能をもう一度さらっとおさらいしておきましょう。
- V1チップ搭載でANCの性能強化。
- 高音質コーデック"LDAC"対応。(Blutooth接続でもハイレゾ音源が聴ける)
- ANC(アダプティブノイズキャンセリング)搭載。
- 外音取り込みモード「アンビエントサウンドモード」。
- ユーザーの声に反応して音楽を停止し、周囲の音を聞こえやすくする「スピークトゥチャット」。
- 新しいドライバーユニット。
- デュアルノイズセンサー搭載マイク。
- DSEE Extreeme/360 Reality Audio対応。
- 充電端子はUSB-C。Qi規格のワイヤレス充電に対応。(5分の充電で60分再生可能)
- IPX4相当の防滴性能。
- デザインを大幅に変更。小型化。
- カラーはシルバーとブラックの2色展開。
WF-1000XM4はWH-1000XM4で搭載されたSpeak to Chat機能なんかも搭載しています。これは自分の声に反応して自動で音楽を止めて周囲の音を聞き取りやすくしてくれる機能で。
咄嗟の会話でも操作しなくていいのでものすごく便利なんですよね。
ここからはWF-1000XM4の性能や機能についてもう少し詳しくチェックしていきましょう。
10%小型化したイヤフォン、40%小型化したケース

性能や機能が大きく進化したSONYの新型ワイヤレスイヤフォンですが、大きなトピックとしては大きなデザイン変更と小型化も見過ごせません。
上の画像はTheWalkManBlogが公開している比較画像なのですが、左がWF-1000XM3、右がWF-1000XM4になっていまして。そのサイズ感の違いは一目瞭然ですね。もう明らかに違うサイズ感。
- 【WF-1000XM4のサイズ】
- イヤフォンの重さ:約7.3g(×2)
- イヤフォンは前モデルから10%小型化、バッテリーケースは40%小型化。
イヤーバッドも従来と比べて小型化されており、コンパクトになっているのが分かりますね。この小ささで強化されたANCにLDACによるハイレゾ、DSEE Extreeme…絶対良いワイヤレスイヤフォンやん。
進化したANC(ノイズキャンセリング)

WF-1000XM4はBluetooth S0Cと高音質ノイキャンプロセッサを1つに統合した「V1チップ」を搭載していますが、こいつの恩恵で音質、ANC(アダプティブノイズキャンセリング)の性能がさらに強化されていまして。
WF-1000XM3と比較して高音域から低音域まで、どの音域に対してもノイキャン性能が向上。
フィードバックマイクとフィードフォワードマイクの2つのマイクにより騒音を捉えてシャットアウトする「デュアルノイズセンターテクノロジー」により、優れたノイキャン性能を誇るほか、前モデルから磁石体積を拡大し、振動版の可動性を高めた新開発のドライバーユニットのおかげで低音域のノイキャン性能がさらに向上しています。
LDAC対応でハイレゾ音源が楽しめる
ユーザーにとって嬉しいアップデートが、WF-1000XM4がSONYの高音質コーデック「LDAC(エルダック)」に対応したというところ。
これがほんと素敵で。LDAC対応機器との接続であれば完全ワイヤレスイヤフォンでも最大転送速度990kbpsに対応し、ハイレゾ音源を楽しむことができます。
(Android8.0 Oreo以降ならほぼすべてのスマホでいけるっていう。最高ですね)
WF-1000XM4は新しいチップ、新しいドライバーユニット、DSEE Extreme、360 Reality Audio対応といった感じで。しっかり音質にもコミットしてくれていますよ。
向上した装着感

WF-1000XM4は前モデルよりもイヤフォン本体と耳んお接触面を増やす形状設計「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」が採用されており、装着安定性が大きく向上しているというのも大事なトピック。
独自開発されたポリウレタンフォームの内側に笠構造を形成し、発泡部と空間部の変形を最適化、スムーズな装着感を実現しているそう。
また、新開発のイヤーピース「ノイズアイソレーションイヤーピース」により、遮音性もレベルアップしたようです。(このイヤーピースは個別販売されるそうですが、早く試したいですね)
▶EP-NI1000 | ヘッドホン | ソニー (sony.jp)
最大8時間のバッテリーライフ

ところで。ワイヤレスイヤフォンって毎日使うものだからバッテリーライフ…つまり電池持ちも気になりますよね。
ご安心を。WF-1000XM4はバッテリーライフも向上していまして。
- ANCオン:8時間(付属のケース2回充電で最長24時間)
- ANCオフ:12時間(付属のケース2回充電で最長36時間)
- 5分の充電で60分再生できる急速充電対応。
前モデルと比較すると2時間ほどバッテリーライフは伸びたほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています。
2台以上のデバイスとの接続は不可
めっちゃ良い感じの新型ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」ですが、2台以上のデバイスとの同時接続はできません。
WH-1000XM4のようにスマホやタブレット、PCでシームレスに切り替えて使うことはできないので…そのあたりはご注意を。
WF-1000XM4の仕様とスペック
ドライバーユニット | 密閉ダイナミック型 6mm 高磁力ネオジウムマグネット |
重さ | 約7.3g(×2) |
連続音楽再生 | 最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) |
連続通話時間 | 最大5.5時間(NCオン) / 最大6.0時間(NCオフ) |
充電 | USB Type-C |
通信 | Bluetooth 5.2 最大通信距離:10m 2.4GHz帯 |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC |
伝送帯域(A2DP) | 20Hz-20,000Hz(44.1kHz sampling) 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHz sampling 990kbps) |
発売日 | 2021年6月25日 |
価格 | 33,000円(税込み) |
価格は33,000円、発売日は6月25日
とまぁこんな感じで。めっちゃ良さそうで今すぐ試した「WF-1000XM4」ですが、発売日は2021年6月25日…もう少しお預けですね。
すでにSONY公式ストアやAmazon、楽天では予約受付が開始されており、価格は33,000円(税込み)です。
とにもかくにも、ハイレゾ音源に対応して、ノイキャン性能も進化して、音質も向上で…コンパクトなデザインに生まれ変わったSONYのWFシリーズの新型モデル「WF-1000XM4」からは優れたワイヤレスイヤフォンの匂いしかしません。
あぁ、Beatsも新型モデル出そうだし悩むやつだ。WF-1000XM4を早く試したくてうずうず。
※追記. レビュー記事を公開したので気になるブラザーはこちらもぜひ。めちゃ良いです。WF-1000XM4。