
WH-1000XM4の性能まとめ!価格は39,000円ほど、発売日は近そう(発表は8月7日)
SONYのハイエンドヘッドフォン「WH-1000XM3」は、もう業界満場一致の意見で素晴らしいノイズキャンセリング性能を備えていると言えますが、なにやら、新型モデル……つまり後継機の噂が出ているそう。
その名も「WH-1000XM4」。ノイズキャンセリングや外音取り込みモードの性能はさらに向上し、より快適な接続ができると噂されています。
デザイン上の大きな変化はないかもしれませんが……これは気になる人も多いのでは? 音質は期待してOKなやつです。
※Update 2020/8/7, WH-1000XM4が発表されました! プロセッサは"QN1"から変化なしですが、音質、ノイキャン、装着感は軒並み向上。会話しやすくなる"Speek-to-Chat"や2台までのペアリングなど、利便性も向上してますし、控えめに言って最高。詳細は以下の記事からどうぞ。
▶︎WH-1000XM4が発表!ノイキャンも音質も装着感も向上し、価格は約37,000円 – iyusuke
かの名機が蘇る、WH-1000XM4
つい最近、ブラジルの認証機関ANATELに登録されたらしいSONYの新型ワイヤレスヘッドフォン。
おそらく、こいつが2018年の名機と謳われる “WH-1000XM3" の後継機となる「WH-1000XM4」なのですが、アクティブノイズキャンセリングが強化されたり、周囲の音が聴ける “外音取り込みモード"、そして優れた音質などなど、前モデルで好評だった性能がさらに進化して登場しそうなのです。
デザインはそこまで大きく変わるわけではなさそうですが、ひとまず、現在判明している情報について僕と一緒におさらいしておきましょう。
WH-1000XM4のデザイン

これがソニーの新型ワイヤレスヘッドフォン “WH-1000XM4" のデザイン。前モデルとなるWH-1000XM3と比べ、デザインコンセプト自体に変わりはなさそうな感じですよね。

で、こちらが2018年末に発売された「WH-1000XM3」。どうでしょう、WH-1000XM4と見比べてみても、大きな変化はないんじゃないかなぁと。
ぱっと見で分かる違いといえば、イヤーカフにある通気孔? くらい。

WH-1000シリーズは、イヤーパッドにタッチセンサーが搭載されていまして。
スワイプで音量を上げたり、手で覆って “外音取り込みモード" をアクティブにしたり、様々な操作ができるのですが、こちらもぱっと見で分かるような違いはなさそうです。
(このパッド部分、意外と小傷が付きやすかったりするので、本音を言えば、素材も変更してほしいところなのですが……。)
情報元のThe Vergeでは、ほかにもいくつかの画像が公開されてますので、気になる人はこちらもあわせてどうぞ。
▶Sony WH-1000XM4 headphone leak hints at even longer battery life – THE VERGE
噂されている機能や性能
デザインは大きく変わらなそうなSONYの新型ワイヤレスヘッドフォン “WH-1000XM4" ですが、中身はめちゃ良い感じに進化して登場します。
多くの情報は明らかになっていないですが、同時に登録されたユーザーマニュアルに記載されていた機能やスペックについてまとめると……
- Bluetooth 4.2 → Bluetooth 5.0に進化。
- 消費電力が8w → 2wに低下。
- 40mmドライバ―。MediaTek製チップを搭載し、コーデックはSBC/AAC/LDACをサポート
- aptX/aptX HDはサポートしないかも。
- 有線接続でノイキャンONのバッテリーライフは36時間。
- ノイキャンOFFで最大40時間。
- 前モデル比で4時間増加。
- Speak to Chatと呼ばれる新機能。
- 常時2台のペアリング
- DSEE HX → DSEE Extremeへアップグレード
まず、分かりやすい大きな違いは4分の1になる消費電力ですね。最新チップは消費電力に優れ、前モデルからは最大で4時間もの長いバッテリーライフは素直にGood。
ノイズキャンセリングや外音取り込みモードなど、WH-1000XM3で最高峰だった機能たちは、総じて進化して登場すると思われます。
もちろん、音質も! 僕は、これまでほんと色々なヘッドフォン/イヤフォンを試してきたのですが、WH-1000XM3は高音の抜けが良くて、迫力のある低音で、僕好みの音質だったので、WH-1000XM4には全力で期待です。
2台のデバイスと常時ペアリング
Sony WH-1000XM4 Info from Headphone Connect 7.0.1
— JustPlayingHard (@justplayinghard) May 21, 2020
Looks identical to the XM3.
It’ll be able to change some (if not all) headphone settings based on your location (set locations or your own) and uses Google Maps API for it.
New DSSE Extreme (also on X1ii), probably AI Upscaling pic.twitter.com/7hpGMIE7Bb
Sony HeadPhones Connect APKの解析結果から、WH 1000XM4に搭載される可能性が高い機能がいくつか判明していまして。※HeadPhones Connectは、SONYの純正アプリです。
解析結果から判明した新機能は、
- 常時2台とのペアリング
- DSEE HX → DSEE Extremeに進化
- GoogleMapsとの連携
- 位置情報と連携し、設定が自動で変更される機能?
上記の通り。常時2台のペアリングが便利そうだというのは言うまでもないですが、CDや圧縮音源にハイレゾ品質の臨場感をもたらすDSEE HXも “DSEE Extreme" に進化するのだそう。
これはつまり、CDや圧縮音源をよりハイレゾ品質に近い音質にアップスケーリングできるということでして。より音質にコミットするというわけですね。
WH-1000XM4は、自動調整機能にもアップデートがあり、マップの位置情報を基に自動でノイズキャンセリングを調整したり、誰かに話しかけられると自動的にノイズキャンセリングを弱め、話しやすくするといった機能も追加されるようですよ。
価格は3万7千円~4万円ほど
さてさて、お次はみなさん気になるSONYのハイエンドノイズキャンセリングヘッドフォン “WH-1000XM4" の価格について。
2020年6月現在、価格についてはいくつかの情報がありまして。まず1つ目のソースは、米大手家電量販店 Best Buyの製品データベースなんですけど、それによれば、WH-1000XM4の価格は349.99ドル(約37,000円)になるようです。
この価格は、前モデル “WH-1000XM3" と同じですが、信憑性について確たる証拠はないので「価格はこれくらいになるかもね」くらいの気持ちでいるといいかもしれませんね。
次の情報元は、Dell Canadaにてフライング記載されたWH-1000XM4の製品情報。こちらのソースでは、499.99カナダドル(約39,800円)となっており、情報元からもこちらの方が信憑性は高いのかなぁと。
WH-1000XM4は、WH-1000XM3の後継モデルですし、SONYのハイエンドノイズキャンセリングヘッドフォンのフラグシップです。今回の情報の真偽はひとまず置いておくとしても、価格は37,000~40,000円くらいと思っておきましょう。
WH-1000XM4が発売されれば、新型ワイヤレスイヤフォン “WF-1000XM4" についての情報も何かでてくるかもなので……SONYの新型ノイキャンイヤフォンが気になるブラザーはアンテナを張っておかないと、ですよ。
(現在、WF-1000XM4についての情報は一切出てません)
スペックの新情報とWH-1000XM4の製品画像がフライング記載

さて、そんなSONYの新型ワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM4」ですが、なにやら、Dell Canadaにて製品情報がフライング記載されていたそうなので追記です。
WH-1000XM4の記載されていた情報によれば……
- デュアルノイズセンサーテクノロジーによる最高峰のノイズキャンセリング
- DSEE Extremeテクノロジーによるプレミアムな音質
- 最大30時間のバッテリー持続時間
- 10分の充電で5時間の再生
- 急速充電対応
- タッチセンサーコントロール搭載
- タップで音楽の一時停止/再生、スキップ、ボリューム調整、音声アシスタントの起動、電話への応答が可能
- 「スピーク・トゥー・チャット機能」搭載
- 会話中の音量を自動的に低減
- ヘッドホンを外した場合に、音楽再生を自動的に停止
- 同時に2つのデバイスとペアリングが可能
- 圧迫感を抑えることで、装着感を向上
これらの機能を搭載するようです。
外部音取り込みモードなどは記載されていないですが、間違いなく搭載すると思われますし、ヘッドフォンを外せば音楽の停止ができるというのも良い感じじゃないですか? Apple純正ヘッドフォンの情報もありますし、時期的にも良いタイミングですよね。
フライング記載されていた情報によれば、WH-1000XM4の発売日は6月23日~24日。価格は499.99カナダドル(約39,800円)。※発売日についての情報はハズレ。2020年7月29日現在、発表も発売もされていません。
- WH-1000XM4の発売日は2020年6月23日~24日とされていましたがハズレ。
- おそらく、当初予定されていた発表スケジュールがコロナウイルスの影響により延期されたため。
- 一部では9月に発売との噂もありますが、詳細は続報に期待です
- 価格は499.99カナダドル(約39,800円)?
- 価格はWH-1000XM3(37,800円)より約2,000円高い
とにもかくにも、絶対良いですよね。WH-1000XM4。そろそろ新しい情報が出てきてもいいと思うんですけど、どうでしょう? こいつはハイエンドヘッドフォンなので価格はお高めですが、絶対良いヘッドフォン。それだけは間違いありません。
WH-1000XM4のティザー画像出ました

SONY Brazilの公式Instagramにて、WH-1000XM4と思われるヘッドフォンのティザー画像が公開されたので追記。
「オーディオの未来はここにある」とのキャッチコピーと共に公開されたInstagramストーリーには “WH-1000XM4" らしきヘッドフォンが登場していまして。材質やNFCの違いなど、細部の特徴を比較してみるとWH-1000XM3ではないことが分かります。
特徴的にもWH-1000XM4と一致していますし、これは……いよいよWH-1000XM4の発売日が近いのかも。
WH-1000XM4は8月7日に発表

さてさて、いよいよ発売日が近そうなSONYのハイエンドノイキャンヘッドフォン “WH-1000XM4" なんですけど、WH-1000XM3が8月31日にIFA2018で発表されたので、時期的にもそろそろじゃないですか?
イエス。その通り。現在公式ティザーサイトが公開されていまして。「Wait 4 somethinf exciting.」と書かれたページが登場しています。
- WH-1000XM4は2020年8月7日(金)午前9時に発表
- これまでの情報を整理しても、Wh-1000XM4で間違いなし
TheWalkmanBlogによれば、WH-1000XM4は8月6日に発表されると予想されていましたし、これまでの動きを鑑みても、8月7日に発表されるのは “WH-1000XM4" でほぼほぼ間違いなし。(というよりも、wait “4" somethingって……絶対そう。ティザー画像の色味もなんとなーくWH-1000XM4な雰囲気じゃないですか?)
最高峰のノイズキャンセリングヘッドフォンの新型が気になるブラザーは心とマネーの準備をしておきましょう。
▶WH-1000XM4のティザーサイトと思われるページ – SONY公式HP
ちなみに、WH-1000XM4が発売されると旧モデルになりますが、現時点で最高峰なノイキャンヘッドフォン “WH-1000XM3" は価格も落ち着いてきてますし、まだまだ現役。気になる人はこちらもぜひ。
▶︎WH-1000XM4が発表!ノイキャンも音質も装着感も向上し、価格は約37,000円 – iyusuke
Source:The Verge,TheWalkmanBlog