【Windows 10】HDDからSSDに換装(交換)する方法

2020/01/22SSD

Kingston SSD

HDDより速いし、省電力だし、省スペースだし、やっぱりSSDですよね! ってことで、今回はWindows 10でHDDからSSDへ簡単に換装(交換)する方法をご紹介します。

HDDからSSDへの交換/換装は、主に “Windows 10をクリーンインストールする方法" と “Windows 10のクローンを作って交換する方法" がありますが、簡単に交換できるのは後者、Windows 10のクローンを作成して交換する方法になります。

しかも、この方法ならHDDからそっくりそのままSSDにコピーするのですぐに使える……というのもポイントですね。Windows 10のライセンス認証で苦戦する心配もありませんし、実は、方法もシンプルで簡単なんですよ。

この記事では、初めてHDDからSSDに交換するから不安……という人向けに、EaseUS Todo Backupを使ってクローンを作成し、SSDへ換装する方法を分かりやすく解説していくので、ぜひ参考にどうぞ。

EaseUS Todo Backupを使ったことが無い人はこの機会にダウンロードしておきましょう!

フリーのバックアップ・クローンソフト「EaseUS Todo Backup」

SSDってなに?HDDとの違いは?

今回使用するのはkingstonのSSDで容量は240GB。

まずは、SSDとHDDの違いや覚えておいた方がいいことについてざっくり解説しておきますね。難しいことは省きつつ、良い感じで分かりやすく解説していこうと思うので、SSDってなに? HDDとどう違うの? という人は、合わせてチェックしといてもらえれば!(今回使うのはKingstonのSSDで容量は240GBです。)

それでは、早速いきましょう。SSD(ソリッドステートトライブ)とは、HDD(ハードディスクドライブ)と同じ記憶装置(ストレージ)のことで、SSDの大きな特徴はHDDと比べて読み込み&書き込み速度が速いということ。これに尽きます。SSDは発熱が少なく、サイズもHDDと比べてコンパクトなんですよ。

PCにおいて、現在主流なストレージは、

  • HDD
  • SSD
  • M.2 SSD(SSDよりもさらにコンパクトで爆速)

上記の3つ。あくまでも目安ですが、HDDとSSDの読み込み&書き込み速度の違いは以下の通りです。

HDDとSSDの読み込み&書き込み速度目安

読み込み速度書き込み速度
HDD150MB/s150MB/s
SSD500MB/s500MB/s

上記はSSDとHDDの読み込み速度/書き込み速度の目安ですが、SSDには「M.2(エムドットツー)」という規格もありまして。M.2の接続方式はSerialATAPCI Expressが存在し、PCI Express接続時の最大転送速度は3200MB/sと超高速です。ほんと、びっくりするくらい速い。

そのため、同じSSDでも、マザーボードが対応している場合は「M.2 SSD」がおすすめです。※M.2は「NVMe」対応の製品が最速。購入時は間違えて購入してしまわないよう、マザーボードの対応有無も確認しておけば間違いありません。

SSDの記録方式による違い

SSDの記録方式には、速度が速い順からSLC(シングルレベルセル)MLC(マルチレベルセル)TLC(トリプルレベルセル)QLC(クアッドレベルセル)が存在し、一般的に安く購入できるのはTLCです。

※今回僕が使用しているkingston SSD 240GBもTLC。QLCはまだ一般的ではないですが、普及すれば最も安く購入できるSSDになるかも……?

価格はSLC > MLC > TLC > QLCの順番で安くなり、理論上は耐久性も落ちることになりますが、普通に使う分にはTLCのSSDでいんじゃないかなぁと。そもそも、普通の用途で書き込み回数の上限(寿命)まで使い切るのは難しいですし、専用ソフトで寿命の限界を知ることができるため、データの紛失リスクも少なめ。SSDがヘタる頃には、余裕で元がとれている思っておいてOKです。

長くなっちゃうので詳細は割愛しますが、SSDの記録方式について気になる人は「MLC」や「TLC」でググってみましょう。

HDDとSSDのメリット&デメリット

メリットデメリット
HDD安くて大容量
故障に気づきやすい
データの復旧がしやすい
衝撃に弱い
読み込み/書き込みが遅い
消費電力が大きい
動作音がする
SSD読み込み/書き込みが速い
衝撃に強い
消費電力が少ない
発熱が少ない
価格が高い
データの復旧が難しい
書き込み回数の上限がある
M.2 SSDは発熱する

HDDは機械で動いているのに対し、SSDは機械的な仕組みを搭載していないため、衝撃に強く、動作音が無いというのも大きなポイント。

HDDをSSDに交換するとWindowsの起動が速くなり、ソフト・ゲームもサクサク起動できるようになるというのが最大のメリットであり、SSDの最大恩恵ですね。SSDに変えるだけで、いろんなことがほんと速くなります。逆に、SSDで最大のデメリットといえば、故障に気づきにくいということかなぁと。SSDの故障診断ソフトで定期的にチェックしたり、大事なデータは外付けHDDに保存するなど、ある程度の管理、リスクヘッジは重要になります。

(HDDは故障すると異音で気づいたりしますが、SSDは突然壊れるそう。僕はまだSSDの故障には出会ってないので、なんとも言えないですが、大事なデータの保管はHDDが安定です。SSDの初期不良には幾度か遭遇してるんですけどね。)

Windows 10でHDDからSSDに換装(交換)する方法

それでは、ここからはWindows 10でHDDをSSDに交換(換装)する方法についてご紹介していきます。全然難しくないし、サクッとできちゃうのでご安心を!

手順は大きく分けて3ステップ。「SSDをフォーマット > EaseUS Todo BackupでSSDにクローンを作成 > HDDとSSDを交換 > 完了」といった感じで、使用する機器はSATA USB 3.0 変換アダプタ交換するSSD(今回はKingston SSD 240GB)の2つだけ。変換アダプタとSSDは様々なメーカーが出しているため、よく吟味して自分に合うものを購入しましょう。

EaseUS Todo Backup(クローンの作成は無料で使える)を使ってクローンを作成し、SSDに交換していくので、初めてHDDからSSDに換装するという人はぜひ参考に。

①PCとSSDを変換アダプタで接続し、SSDをフォーマットする

まずは、SSDをSATA USB変換アダプタに取り付けてPCに接続し、SSDをフォーマットします。

僕が使ってる変換アダプタはかなり前から使ってるもので、どこのメーカーの製品だったか……忘れました。ごめんよ。 SATA USB変換アダプタはネジを使わないタイプが便利で取り回しが良くておすすめです。衝撃に強いとは言え、SSDを変換アダプタに取り付けるときは慎重に作業するようにしましょう。

SSDを変換アダプタに取り付け、PCに接続したら、「フォーマット」してSSDを使えるようにしましょう。

SSDをフォーマットするには「Windowsアイコン(メニューを開くところ)」を右クリックして「ディスクの管理」から。

SSDが問題なく接続できていれば「ディスクの初期化」が自動で開くと思うので、パーティションスタイルを「MBR(マスターブートレコード)」と「GPT(GUIDパーティションテーブル)」のどちらかを選択する。

※この時点でSSDは「不明なディスク」になっていると思いますが、それで正常です。ご安心を。

MBRとGPTの違いについてですが、MBRで使用できる容量は最大2TBまでとなり、パーティションは4個まで。GPTは2TBを超える大容量でも使用可能でパーティションは最大128個までといった感じでおぼえておきましょう!

  • MBR – 容量は最大2TB、パーティションは4個まで
  • GPT – 容量は2TB以上でも使用可能で、パーティションは最大128個

GPTは新しいパーティション方式となり、Windows XP以降で対応しますが、自分のマザーボードが「BIOSブート」であればMBR「UEFIブート」であればGPTを選ぶようにすればOKです。最近のマザーボードであれば、ほとんどのものが “GPT" で問題ないかと思います。

②EaseUS Todo BackupでSSDにクローンを作成する

次は、EaseUS Todo Backup(無料)を使ってSSDにディスクのクローンを作成していきます。※EaseUS Todo Backupは無料ソフトですが、使うにはメールアドレスの登録が必要です。事前に登録しておきましょう。

EaseUS Todo Backupを起動したら、画面左に表示されるタブから「システムクローン(Windowsの二重アイコン)」を開きましょう!

システムクローンの画面が開いたら、ウィンドウ左下に表示される「高度なオプション」を選択し、「SSDに最適化」へチェックを入れる。

あとはクローンを作成するハードディスクにチェックを入れて「実行」すればOK。※EaseUS Todo Backupでは、HDDでもSSDでもハードディスクと表示される。

次は、EaseUS Todo Backupがクローンを作成してくれるまで待つ。必要であれば「操作完了時にPCをシャットダウン」にチェックを入れておくといいかも……です。

クローンが作成されるまでの時間ですが、僕の環境では2時間かかったかどうかくらい。

クローンを作成してSDDを交換する場合、Windowsのクリーンインストールよりも時間はかかるため、時間にはある程度の余裕をもって作業するのがおすすめです。

③デスクトップPCのHDDをSSDに交換する

EaseUS Todo Backupでクローンの作製が完了したら、次はデスクトップPCのHDDをSSDに交換

HDDの調子が悪いため、今回はSSDと入れ替えますが、もし、HDDが生きているのなら使わなくなったHDDはファイル保管用にするのがおすすめです。HDDの特性を考えると、写真や動画のバックアップ用として使うのがベスト。スマホで撮影した写真なんかは年月でフォルダを分けて管理すると見やすいですよ。

そうそう、忘れてました。作業する時は必ずPCの電源を切って行いましょう。

さてさて、SSDとHDDの交換方法でしたね。まずは、デスクトップPCのブラケットにSSDを取り付けましょう。

ちなみに、SSDを3.5インチベイに取り付ける場合は別途ブラケットが必要です。オウルテックの2.5インチHDD/SSD用→3.5インチ変換ブラケットがおすすめなので、PCのブラケットに付けれないかも……という人はSSDと一緒に購入しておくといいかもですね。

最後に、HDDに接続されていたSATAケーブルとSATA電源ケーブルをSSDに接続しなおして換装(交換)は終わり! SATAケーブルは付くようにしか付かないので間違えることはないはずです。

PCが無事に起動できればHDD→SSDへの移行は終了!

参考までに、SSD換装後の読み込み&書き込み速度の比較スクショは以下の通りです。

上画像が、HDDの読み込み&書き込み速度。おっそい。

こちらが、SSD換装後の読み込み&書き込み速度。

SATA3 規格のPCであればこれくらいの速度がでますが、SATA2規格の古いPCは200MB/s程度しか出ません。200MB/s程度しか出ない……という人はマザーボードが古いので、PCの買い替えも検討してみるといいかもしれません。今は2020年。このタイミングでSATA2規格のPCというのはかなり古めと言えるので、買い替え時かも……です。

Windows 10の起動に関しては、HDD時は約50秒かかっていたのが、SSD換装後は約20秒程度まで短縮されると思います。ゲームも即起動できますよ。

SSDの容量は最低でも240GB以上がおすすめ!ベストバイはSamsung SSD 860EVO

今回は、Kingston SSD 240GB TLC A400を使いましたが、僕がKingstonのSSDを選んだ理由はデザインが最高に好きだから! いいですよね。あの顔。程よく主張してくるデザインもGoodですし、コスパも良き。

実際のところ、Kingston SSD 240GB(A400)の読み込みは最大500MB/s書き込みは最大350MB/sとなっており、読み込み550MB/s書き込み520MB/sSamsung SSD 250GB 860EVOの方が性能では上です。

SamsungのSSDとKingstonのSSDは、価格が1,000円~2,000円ほどしか変わらないため、少しでも快適な速度を体験したい!というのであればSamsungのSSDがおすすめです。まさにベストバイ。

容量は最低でも240GB、500GB/1TBくらいが使いやすくておすすめなんですけど、あとは予算と相談して購入しましょう。HDDからSSDへの換装はクローンを作成すれば簡単で、しかも難しくないので、起動や読み込みを速くしたい!という人はお試しあれ。

Samsung SSD 860 EVO 250GB(Amazon)

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Posted by iyusuke