性能の向上とApple Intelligence対応。
第6世代で大幅にモデルチェンジした「iPad mini」ですが、現行モデルの発売から3年の月日が流れ、新型モデル「iPad mini (A17 Pro)」が発表。なかなか良い感じに進化していて、物欲を刺激してくるので、スペックや機能についておさらいしつつ、買い替えるべきか悩んでみます。
デザインやサイズ感はそのままに、A17 Proチップ搭載でApple Intelligenceに対応しており、性能も含めて結構ブラッシュアップされているので、気になっている人は参考にどうぞ。
iPad mini7の価格は78,800円(税込)~。
#iPad mini (A17 Pro)を見る – Apple
iPad mini 第7世代に買い替えるべきか迷ってるので、スペックをおさらい
2021年以降新型モデルが登場していなかったiPad miniですが、ついに新型モデルが発表。
名前は「iPad mini(A17 Pro)」となり、その名のとおりA17 Proチップを搭載したことで”Apple Intelligence”に対応したことが大きなトピックです。
- A17 Proチップを搭載し、Apple Intelligenceに対応
- 最小容量が128GB~
- 新色「ブルー」が追加
- Apple Pencil Proに対応
- Wi-Fi 6E対応
- 12MPのリアカメラ(HDR4対応)
- 12MPのフロントカメラ(超広角)
- 価格は78,800円(税込)~
- 発売日は2024年10月23日、予約受付中
iPad mini(A17 Pro)の主な変更点は上記のとおり。デザインに大きな変化はなく、8.3インチのLiquid Retina(液晶)ディスプレイを搭載する点はiPad mini(第6世代)と同じです。
※サイズや重さも第6世代と同じ。
基本的には前モデルとなるiPad mini 第6世代を踏襲し、A17 Proチップによる性能の向上、それに伴うApple intelligenceの対応、Apple Pencil Proへの対応がiPad mini 第7世代の大きな変更点になるのかなと。
カメラ性能も向上していますが、個人的にはWi-Fi 6Eに対応したこともメリットの1つです。
処理性能は前モデルと比べて最大30%高速化し、グラフィック性能は最大25%高速化。iPad mini(A17 Pro)の容量は128GB~ですが、最小容量は倍になっているのに、価格は前モデルより安くなっていることも嬉しいポイント。
OLEDディスプレイ搭載iPad miniは2026年頃
iPad mini(A17 Pro)は液晶ディスプレイを搭載していますが、リーカーのyeux1122氏によれば、AppleはiPad mini/iPad AirのOLED(有機EL)ディスプレイの供給に関する打つ合わせをSamsung、LG、中国サプライヤーと開始しており、yeux1122氏の予想によれば、OLEDディスプレイを搭載するiPad mini/iPad Airの発売時期は2025年以降。
調査会社Omdiaは2026年頃になると予想しているため、より高精細なディスプレイを搭載するiPad miniを待っている人は、今回スルーというのもありかも。(その代わり価格は高くなりそうですが…)
韓国メディアThe Elicによれば、2026年のiPadに搭載予定のOLEDディスプレイのサイズは8.4インチ、発光層は1層になり、コストを削減するとのこと。
iPad mini (A17 Pro)のスペックと仕様
名称 | iPad mini (A17 Pro) |
カラー | スペースグレイ スターライト パープル ブルー |
容量 | 128GB 256GB 512GB |
サイズ | 195.4×134.8×6.3mm |
重さ | Wi-Fi:293g Wi-Fi+Cellular:297g |
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retina(液晶) 2,266×1,488ピクセル 326ppi 広色域(P3) TrueTone 500ニトの輝度 |
チップ | A17 Pro(2+4コア) 5コアGPU 16コア Neural Engine |
リアカメラ | 12MP広角 ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム パノラマ(最大63MP) スマートHDR 4 4Kビデオ(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) |
フロントカメラ | 12MP超広角 ƒ/2.4絞り値 スマートHDR 4 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p) 写真とLive Photosの広色域キャプチャ センターフレーム |
通信 | Bluetooth 5.3 Wi-Fi 6E |
生体認証 | TouchID(指紋認証) |
バッテリー容量 | 19.3Wh 最大10時間のビデオ再生 |
発売日 | 2024年10月23日 |
価格 | 78,800円(税込)~ |
iPad mini A17 Proのスペックを簡単におさらいしてみると上記のとおり。
性能は当然向上しているとして、価格も良い感じです。個人的にWi-Fi 6Eに対応したのも嬉しいポイント。
iPad mini(A17 Pro)に買い替えると処理性能の向上とAppleのAIが使える。それ以外は変わらない
さて、ついに発表された新型iPad mini「iPad mini (A17 Pro)」ですが、さすがに3年も経過していると性能はなかなかに向上しており、それだけでも魅力的。
現状、僕はiPad mini(第6世代)のスペックや性能で満足していますが、AppleのAI”Apple Intelligence”に対応する点はやっぱり見逃せないかなと。iPad mini(第6世代)の価格は64GB/Wi-Fi/84,800円だったので、iPad mini(A17 Pro)の128GB/Wi-Fi/78,800円という価格も魅力的です。(実質値下げされた)
- A17 Proで処理性能は30%、グラフィック性能は25%高速化
- Apple Intelligenceが使える
- Apple Pencil Proが使える(僕は使わないので…あまり恩恵なし)
- Wi-Fi 6E対応
- iPad mini(第6世代)の下取り価格がピークの時に買い替え出来る
iPad mini(A17 Pro)は2024年10月23日に発売され、価格は78,800円(税込)~。
記事公開時点で、すべて正常な状態のiPad mini(第6世代/Wi-Fiモデル)の下取り価格は29,000円だったので、下取りを利用した”iPad mini(A17 Pro)”の価格は49,800円。
iPad mini(第6世代)の下取り価格が高いうちに買い替えできるのも地味に見逃せないポイントですが、iPad mini(A17 Pro)は性能が向上し、Wi-Fi 6E対応、さらに最小容量も大きくなっているので…ガチでお買い得な気がしますが、それ以外は変わらないのも事実なので悩ましいんですよね。
(iPad miniは指紋認証がちゃんと認識してくれない時があって、そこだけが不満。顔認証のほうが使いやすいので…iPad Proと悩む)
iPad miniは僕もがっつり愛用していますが、普通に使うにしても、持ち運ぶにしても、ゲームを遊ぶにしても、サイズ感がほんとちょうどいいので、サイズを維持しつつ、より快適に使いたい人は買い替えを検討してみるといいかもです。