PS5 Proのスペックまとめ。発売日は2024年末、価格は最安68,000円くらい
GTA6に合わせて発売されたらアツい。
2023年11月には大幅に小型化&軽量化された新型PS5が登場しましたが、性能が向上した上位モデル「PS5 Pro」がそう遠くない未来に登場するかもって噂がちょこちょこ出ているので簡単におさらい。
噂によれば、PS5Proは「独自の超解像技術」「レイトレーシング」「高速ストレージ」の3点が主な強化点になり、GPUは45%高速化。レイトレーシングの性能は2~4倍、メモリ帯域は28%向上すると言われています。
PlayStationの"Pro"モデルといえば、PS4 Proという前例もありますし、登場する可能性は高め。もしかしたら2024年末に発売されるかも。※PS5に関する情報はあくまでも噂。参考程度にどうぞ。
2023年11月10日に発売された新型PS5や旧型PS5のスペック、機能については以下の記事もぜひ。
PS5 Proのスペック(噂)まとめ。発売日は2024年末、価格は最安68,000円くらい
コードネーム"Trinity"の名で知られる「PS5 Pro」は、2024年9月~11月の発売が予想されているPS5の上位モデル。※"Trinity"は日本語で"三位一体"の意味。3つの強化点にフォーカスされているPS5 Proっぽい。
現行モデルの価格を考慮すると、お値段は68,000円~79,000円程度になる見込みで、情報筋によればPS5 Proの発売日は2024年末になる可能性が高いとのこと。現時点で噂されているPS5 Proのスペックや機能、性能については以下の通り。
- 独自の超解像技術「PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)」に対応
- NVIDIAのDLSSやAMDのFSRに相当
- CPUは5nm/4nm AMD Zen2
- 8コア/16スレッド 3.85GHz(可変)
- 動作周波数は10%増加
- GPUはRNDA3ベース
- 2-2.2GHz(可変) 33.5TFLOPS
- アクセラレーテッドレイトレーシング対応
- さらに高速化したストレージ(NVMe 1TBまたは2TB)
- メモリはGDDR6 16GB(18Gbps)
- メモリ帯域は28%向上
- オーディオ処理性能は35%向上。リアルタイムオーディオ演算がより高速になる
- 発売日は2024年末
- 価格は600~700ドル(日本円で約68,000円~79,000円)
現行モデルのPS5は「AMD Zen2 APU(7nmプロセス)」を搭載していますが、PS5 Proも現行モデルと同じ"Zen2″が搭載され、GPUはRDNA3アーキテクチャーながら、RDNA4のアクセラレーテッドレイトレーシングに対応。
PS5 Proは「独自の超解像技術」「レイトレーシング」「高速ストレージ」の3点が主な強化点になり、GPUは45%高速化。レイトレーシングの性能は2~4倍、メモリ帯域は28%向上すると言われています。
CPUのクロック数は3.5GHz → 4.4GHzにオーバークロックされる可能性もあるとのことで、8kを想定したゲーム機というよりは、どちらかというと4k/60fpsでより安定した動作を実現できるゲーム機になりそうな予感。
フレームレートが最大50%増加する超解像技術「PSSR」
PS5 Proは独自の超解像技術「PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)」に対応する点も大きなトピック。※NVIDIAのDLSSやAMDのFSRに相当。
ソニーはNvidiaの"DLSS"と同種の独自のフレーム生成技術のためのハードウェアとソフトウェアを開発しており、DLSSと同様にハードウェアによる機械学習を用いて追加のフレームを生成し、映像をより滑らかに表示できるほか、フレームレートを最大50%も向上できるようです。
#Tips |
なぜソニーが独自のフレーム生成技術を開発しているのか?について、Tom’s GuideはXboxはWindowsを搭載し、DirectX 12が組み込まれているためAMDの超解像技術"FSR3″を非同期で実行できるけど、LinuxベースのPS5は単一のタスクとしてしか実行できず、潜在的なパフォーマンスの向上に多大な影響を与えるため…としています。 |
PS5 ProはAMDが発表したばかりのAIコア「XDNA2」によるアップスケーリング技術を採用するとの情報もありますし、RDNA3アーキテクチャながらRDNA4の「アクセラレーテッドレイトレーシング」に対応するとの情報もあるので、こちらも続報に期待。
#Tips |
AMDの「RDNA3」や「RDNA4」とは、AMDが開発したGPUが採用するアーキテクチャーのこと。分かりやすいところで言えば、RDNA3はRX7000シリーズのグラボ、RDNA4はRX8000シリーズのグラボに採用されています。アーキテクチャーは性能に直結するので…ものすごく大事。 |
PS5 Proで解像度やフレームレートが向上するソフトに付けられるラベルがリーク
海外のゲームメディア”Insider Gaming”によれば、PS5 Proでプレイすると解像度やフレームレートが改善されるゲームソフトには「PS5 Pro Enhanced」のラベルが付くとのことで、なにやら、PS5 Pro専用のグラフィックモードが提供されるそう。
- PSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)により解像度を4kにアップスケール
- 安定して60fpsで動作するフレームレート
- レイトレーシングを追加または強化
最近はPS5 Proに関連する情報も多く出ていますし、エンハンスドラベルの情報まで出てきたとなると…PS5 Proはそう遠くない未来に登場する可能性は高いかも。
#Tips |
EnhancedラベルはPS4 Proの発売時に初めて導入された対応ゲームを表すラベル。PS5 Proのコードネームが"Trinity"であることから、このラベルは「Trinity Enhanced」と呼ばれているそう。 |
PS5 Proの発売日は2024年末が濃厚
多くの情報筋で囁かれているPS5 Proの発売日は2024年末。
PS3 | 2006年11月11日発売 |
PS4 | 2013年11月15日 海外発売 2014年2月22日 国内発売 |
PS4 Pro | 2016年11月10日発売 |
PS5 | 2020年11月12日発売 |
新型PS5 | 2023年11月10日発売 |
PS5 Pro | 2024年末? |
これまで、PlayStationの発売日は11月が多く、PS4とPS4 Proの発売までに3年の期間が空いていることを考えるとPS5 Proの発売日は2023年11月が妥当でしたが、2023年11月は新型PS5が登場したため、発売サイクルはPS5 Proで少し変わるのかもですね。
そう遠くない未来にPS5 Proが発売されるとして、早ければ2024年末。遅くても2025年内には登場しそう。
性能・スペックまとめ
CPU | 5nm/4nm AMD Zen2 8コア/16スレッド 3.85GHz(可変) |
GPU | AMD Radeon Custom RDNA3 60 CU, 2-2.2GHz(可変) 33.5 TFLOPS 2倍~4倍のレイトレーシング性能 |
RAM | 16GB GDDR6 Unified 576GB/s 256 Bit Bus |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD 5.5GB/s |
通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/6/6E/7 1Gig Ethernet Bluetooth 5.3 |
発売日 | 2024年末~2025年以降 |
価格 | 600~700ドル? (日本円で約68,000円~79,000円) |
PS4はみんな持ってた。でもPS5は違う
さてさて、現時点で判明しているPS5 Proの信ぴょう性の高そうな情報をダダっとおさらいしてきましたが、さらに高速化するストレージ、独自の超解像技術「PSSR」、性能が向上したレイトレーシングは非常に魅力的。
4k/60fpsが安定して出せて、4k/120fpsも視野に入るってだけで欲しい人は絶対買うんじゃないかなと。
ただ、PS5って僕のまわりではPS4/PS4 Proほど馴染んでいない印象で、みんな持ってて一緒に遊べるような状態ではないんですよね。時代も情勢も違うので一概には比べられないですが、例えば、PS4/PS4 Proの世代で言えばまわりの人はみんな持ってて、大抵のゲームが出たら一緒に遊べるような環境が出来ていたけど、PS5はみんな持ってるわけじゃないから一緒に遊べないことがちょこちょこある現状。
最近出ているPS5 Proの情報を眺めていて「みんな廉価モデルも求めてるのでは?」と率直に思うので、PS5 Proが本当に出たとして、現行モデルがもう少し安くなれば…いうことなし。
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