iPhone/iPadのストレージ(容量)は64GBで足りる?答え:おすすめは128GBだけど使い方次第で余裕

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iPhone 12 mini プロダクトレッド

現行モデルのiPhoneで選択できるストレージ(容量)は、iPhone 13/13 miniが128GB/256GB/512GB。iPhone 13 Pro/13 Pro Maxが128GB/256GB/512GB/1TB。iPhone 12/12 miniが64GB/128GB/256GBがラインナップされていますが、一体どれくらいの容量がいいのか? って悩んでいるブラザーも多いのでは?

僕としては、どのモデルでも128GBを全力でおすすめしたいのですが価格(コスト)を抑えるために64GBを選ぶってケースもきっとあるはずです。

でも、そうなると「本当に64GBでも大丈夫?」って気になるのが人の常。なので! iPhone/iPadの容量は64GBで足りるのか、64GBのiPhoneで長く使っていけるのか、容量の選び方はどうなのか? についてシェアしていきます。

結論を先に言ってしまうと、少しだけ使い方を考えれば64GBでも全然余裕。64GBは価格と実用面でかなりおすすめできる容量だと思うので、iPhoneの購入・買い替えを検討してるブラザー人は参考にどうぞ。

iPhoneを快適に使う設定や小技、Tipsについては以下の記事もぜひ。

#iPhoneを快適に使う設定や小技&Tipsのまとめ

目次

iPhone/iPadのストレージ(容量)は64GBで足りる?使える容量をおさらい

iPhone 11 ProとiPhone 12 mini

それじゃ、まずは”64GBの”容量でどれくらいのデータを保存できるのか? についておさらいです。

というのも、iPhoneで64GBを選ぶなら写真や動画、音楽やアプリをどのくらい保存できるのか理解しておいたほうが選びうやすいと思うのです。

例えば、1200万画素の写真(1枚=3.8MB)で考えた場合64GBだと写真を約15,000枚くらい保存できる…といった感じで。写真や動画、アプリなど64GBのiPhoneで保存できるデータ容量を簡単にまとめてみたので、データ別にiPhoneでどれくらいの容量を使うのかチェックしておきましょう。

現行のiPhone/iPadで選択できるストレージ(容量)については以下の通りです。

iPhone モデル容量(ストレージ)
iPhone 13/13 mini128GB/256GB/512GB
iPhone 13 Pro/13 Pro Max128GB/256GB/512GB/1TB
iPhone 12/12 mini64GB/128GB/256GB
iPhone SE64GB/128GB
iPhone 1164GB/128GB
iPad モデル容量(ストレージ)
iPad Pro 11インチ/12.9インチ128GB/256GB/512GB/1TB/2TB
iPad Air64GB/256GB
iPad64GB/256GB
iPad mini64GB/256GB

iPhone/iPadともに容量はモデルにより違いがありますが、2021年現在の最低容量は64GB。最新のiPhone 13シリーズとiPad Proのみ最も低い容量でも”128GB”となっているため、普通の使い方であれば128GBで困ることはほぼないはずです。

64GBで保存できるデータの目安

64GBで保存できる容量
写真(12MP)1枚(3.8MB)=約15,000枚
動画(フルHD)約600分
動画(4k)約78分
音楽(1曲/8MB)約8,000曲
映画(2h/1GB)約64本

さて、ここからは64GBのiPhone/iPadでどれくらいのデータが保存できるのか? について。こうやって見ると64GBでもいっぱい保存できんじゃん!と思うかもですが、写真や動画、アプリ、音楽など、全部合わせた限界が64GBとなるので要注意。

アプリは大体1本あたり300MB~700MB、ゲームや大型のアプリとなると2GB~3GB程度となります。

iPhone ストレージ「システム」

ちなみに、iOSなどで利用されるデータ”システム(その他)”を考えると実際にiPhoneで使える容量は64GBより少ないというのも覚えておきたいポイントで、利用できるストレージの実数地は10GB程度少なく見積もっておくといいかもしれません。

参考までに、僕のiPhone 12 miniがシステムに利用しているストレージ容量は7.09GB。システム領域は使う人により異なりますが、最大で10GB程度になることもあります。

僕のその他のストレージの最高記録は18GB。

64GBのiPhoneで長く使うための方法とコツ

256GBや512GBは特に気にしなくても容量不足に陥ることは少ないですが、写真や動画、音楽、アプリやゲームなど、コンテンツが大容量化しつつある今、64GBという容量はそれなりに……いや、思っているよりも気を遣う必要があります。

64GBはiPhoneの価格を抑えられて、容量を無駄にしないというメリットがありますが、容量を管理する必要があるというのが唯一のデメリットになっていまして。

写真や動画は後述のクラウドストレージを活用すれば解決できますが、iPhone内に音楽やアプリ、ゲームをたくさん保存したいなら128GB以上の容量がおすすめだということは前置きしたうえで…64GBの容量でも長くiPhoneを使う方法についてもチェックしておきましょう。

容量が大きくなりがちな写真と動画を管理する

iPhoneのカメラ フォーマット 高効率

iPhoneで64GBを選んだ場合、最も気を付けないといけないことが写真と動画の管理

溜まった写真や動画が容量を圧迫しがちなので、iOS11から選べるようになった”ファイルフォーマット”を「高効率」に設定しておくのも1つの方法です。

ただし、GoogleフォトやDropBox、OneDriveなどのクラウドストレージを利用して写真/ビデオを管理する場合は、高効率ではなく”互換性優先”にしておきましょう。

※Googleフォトで高効率フォーマット(HEIF/HEVC)は読み込めますが、Googleドライブなどの対応していないアプリでは表示ができないことがあるほか、WindowsではHEIF/HEVCを読み込むための専用アプリが必要です。

フォーマットの設定は「設定 >カメラ > フォーマット」からどうぞ。

クラウドストレージを活用する

Googleフォト バックアップ
写真や動画の保存は”Googleフォト”が便利。

iPhoneを64GBで使い続ける場合、非常にお世話になるのがGoogleフォトやOneドライブなどのクラウドストレージ。すでにチラッと出てきていますが、これらのクラウドストレージアプリはiPhoneの容量を節約する上で必須です。

有名なクラウドストレージサービスで言えば…

  • Googleフォト
  • Amazonフォト
  • Dropbox
  • OneDrive
  • iCloud

などなど。GoogleフォトやiCloudなどのクラウドストレージサービスを活用すれば、iPhone内の写真・動画はすべてオンラインで管理できるので、写真・動画で容量が足りない…といったシチュエーションがぐっと減ります。

例えば、Googleフォトの場合は”1600万画素までの写真”と”1080pまでの動画”を容量無制限で保存可能になっていまして。1600万画素以内の写真であっても圧縮は自動でされてしまいますが、見て分かるような劣化はほぼないので、多少の圧縮が許容できるなら、iPhoneはほぼデメリット無しでGoogleフォトを使うことができます。

※Googleフォトは2021年6月1日から有料化されました。これからはクラウドストレージの利用にお金を払うことがデフォになっていくと思われるため、今からメインで利用するクラウドストレージサービスを探しておくといいかもしれません。15GBまでは無料のままです。

音楽ストリーミングサービスを活用する

iPhoneを64GBで長く使っていく場合、音楽はApple MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスを使うことで本体の容量を大きく節約できます。

ほとんどのストリーミングサービスでは、曲/アルバムを本体に保存して外でも聞けるようになる”オフライン再生”が可能ですが、64GBでは自分が良く聞く音楽だけをダウンロードしておきましょう。(これ、ほんとおすすめ)

基本的にダウンロードした音楽以外はWi-Fi環境のみで視聴することになりますが、64GBという限られた容量を圧迫することなく、たくさんの音楽が聴けるストリーミングサービスは音楽好きにはものすごく便利なのです。

Apple MusicやLINE Music、Spotifyなど、音楽ストリーミングサービスはたくさんあるので、自分にあったものを選べばOKです。iPhoneユーザーなら、7,000万曲以上と曲数が多く、UIもシンプルで使いやすい”Apple Music(月/980円~)”が無難でおすすめですよ、ブラザー。

逆に、iPhoneに音楽は全部保存しておきたい!という人は、64GBだと全然足りないので256GB/512GBを選んでおきましょう。

アプリを管理する

64GBでiPhoneを使い続けるにはアプリやゲームの取捨選択も必要です。

たくさんアプリが入ってると管理するのも面倒ですが、これはiOS11から追加された「非使用のAppを取り除く」を活用すればOK。使用していないアプリを自動で取り除いてくれるため、足りなくなった容量を簡単に確保することが出来ます。

参考までに、僕はiPhone 12 miniでは128GBを使用していますが、アプリや写真、動画を管理するようになってから、平均40GB〜50GBあたりをウロウロ。アプリやゲーム、音楽、映画を気にせずiPhoneに保存していた時は、100GB程度の容量を使ってました。

とはいえ、これはあくまでも僕の用途と使い方の場合でiPhoneで使用する容量は使う人次第で大きく変わります。

選び方とおすすめの容量について

2021年現在、映画やスマホゲームはリッチコンテンツ化が進んでおり、最近のスマホゲームで言えば3GBを超えるものも多くなりました。

僕のおすすめは依然として128GBなのですが、なにを基準にiPhone/iPadの容量を決めればいいのか? についてもさくっとおさらいしておきましょう。

多くの人にとっておすすめの容量は128GB

僕がiPhoneで128GBを選ぶ理由はゲームやアプリ、音楽を”ある程度”保存しておきたいからなんですけど、多くの人にとっておすすめできる容量は128GB。

64GBはある程度アプリやゲームが増えてくると何かを選んで何かを捨てる…みたいな作業が必要になるのですが、128GBもあれば大抵の場合困ることなく利用し続けることができます。256GBや512GBほどの懐の広さはないですが、一番バランスが良い容量なんですよね。128GBって。

少なすぎず、多すぎず。128GBはほんと丁度いい容量となってるので、悩んだときは128GBを選んでおくと公開することなく使い続けることができるはずです。

256GBが必要な人は?

InstagramやTwitterなどの定番アプリのほか、よく聞く音楽を数百、スマホゲームを数本、映画も保存して持ち歩くとなると、64GBではあっという間になくなってしまいますが……、256GBなら圧倒的に余裕に使うことができます。

  • 音楽や動画、映画など、複数のコンテンツをiPhoneで持ち歩ける
  • 人によっては持て余す場合も
  • 64GBに比べて価格は2万円ほど高くなる

僕が多くの人におすすめするなら128GBですが、256GBもおすすめです。思いゲームを複数入れても問題ないですし、+αで音楽を入れていても持て余すほど。

4k動画を撮りまくったり、使わなくなったアプリの放置映画や動画を保存しまくりだと256GBでも容量はすぐに無くなるので、要は使い方次第。

自分で管理している人は64GBもしくは128GBを選択するのがおすすめです。

使い方を工夫すれば64GBでも余裕

数年前のiPhoneで言えば、16GBでは容量のやりくりに困るのは確定。僕はiPhone 4sの時に16GBを選んだことがありますが……あの頃はほんとに苦労した。16GBはもはや過去の遺産です。

32GBならまずまずといった感じでしたが、64GBもあれば、少し使い方を工夫するだけで不自由なく使えるんじゃないかなぁと。

64GBの容量はGoogleフォトやApple Musicなどのクラウドサービスを利用し、4k動画はすぐPCやクラウドストレージに移す、映画は見たら消すなど、上手くやりくりすれば快適に使えるはずです。

  • 64GBは使い方を少し工夫すれば使える
  • GoogleフォトやApple Musicなどのクラウドサービスは必須
  • 64GBはラインナップされている容量の中で最も安い
  • 複数のコンテンツを同時に持ち歩くには不向き

音楽や写真を保存する分には全然問題ないですが、どちらも入れすぎには要注意。使わなくなったアプリやコンテンツはガンガン消していく潔さも必要です。

参考までに、僕はiPhone Xの64GBを使っていましたが、ある程度管理することで快適に使えていました。自分でもしっかりストレージを管理して使えるぜ! って人は64GBを選択すると幸せになれるかも。

512GB以上の容量は持て余す可能性あり

512GB以上の容量は、持て余す可能性があるというのは気を付けたいポイント。当然価格も高くなります。

512GBや1TB、2TBの容量は映画も音楽も写真もアプリもガンガン保存できる最強容量ですが、512GBでも多くの人が半分も使わないという事実があるため、多くの映画をiPhone内にコレクションしたいとか、全ての写真・動画をiPhone/iPad内に保存しておきたいとか、明確な理由がない限りはおすすめしません。

ちなみに、iPhoneだと持て余すかもしれない512GB以上の容量ですが、iPad Proであれば良い選択肢になります。(あくまでも僕の考えですが)

というのも、iPad Proではガレージバンドで作った楽曲を保存したり、作成した絵やデザインを保存しておいたり、大きな画面を生かして映画を楽しんだり、用途は多岐に渡るため、容量は多くあっても困らないかと。

さすがに1TBと2TBは人を選びそうですが、iPad Proであればコンテンツの創造が可能ですし、512GB以上の大容量も選択肢に入りますが、iPhoneの用途はコンテンツの消費(ゲームだったり、SNSだったり、Webページの閲覧など)に尽きるため、それほど多くの容量は必要ないというのが僕の考えです。

iPhoneの容量選びは自分の使い方/用途を考える

iPhoneの容量選びでは、音楽やゲーム、アプリをある程度気にせず入れたいなら128GB or 256GB。

映画も音楽も写真も動画もゲームも、全部iPhoneで持ち歩きたいなら512GB以上……というように、ある程度自分の使い方を考えて容量を決めるのが正解。

初めてiPhoneを購入するという人や、どれくらい使うか分からないという人は64GBを選んでおけばまず間違いないと思います。

64GBのiPhoneでも管理すれば余裕

2021年現在、iPhone 12/12 miniには64GB/128GB/256GB、iPhone 13/13 miniには128GB/256GB/512GB、iPhone 13 Pro/13 Pro Maxには128GB/256GB/512GB/1TBの容量がラインナップされてますが、iPhoneを64GBで使えるかどうかを聞かれたら答えはYES。

「iPhoneを電話くらいにしか使わない人には64GBがおすすめ」という考え方もありますが、そもそも、電話程度でしか使わないなら最新のiPhoneなんて必要ないし、容量で悩む必要もありません。Amazonで整備済みiPhone SEを購入すればいいだけです。

  • 64GBはGoogleフォトなどのクラウドサービスを活用すれば問題なく使える容量であり、最も価格が安い
  • 128GBと256GBは最もおすすめの容量で、よく聴く音楽や4k動画、アプリ・ゲームをある程度入れられる
  • 512GB以上の容量はたくさんのコンテンツを持ち歩けるが、持て余す人も多く、価格も高い
  • 多くの人にとって128GBが最もおすすめで無難な容量

当然、64GBは128GBや256GBと比べると写真や動画、アプリ、音楽などを保存できる数は少ないですし、管理も必須ですが、コストを抑えたい場合や自分でiPhoneの容量を管理できるって人は”64GB”を選んでもきっと後悔はしないかなぁと。

この記事を見ているということは、iPhoneをよく使うから64GBでも大丈夫か気になってる……って人が多いかと思うのですが、使い方を工夫すれば余裕。あなたに伝えたいことはたったこれだけです。

データを頻繁に管理するのが面倒という人は少なくとも128GB。選択肢があるなら256GBを選んだ方が絶対後悔しないし、楽しく長くiPhoneを使えるかと思います。

自分のiPhoneで使用している容量は「設定 > 一般 > iPhoneストレージ」で確認できるので、どれくらい必要ないアプリが入ってるのか、写真や動画はどれくらい入っているのか、まずはさくっとチェックしてみましょう。

さて、少々長くなってしまいましたが…64GBを選ぶ? それとも128GB? リッチに512GBや1TB? 自分の心に問いかけてみましょう。

iPhone/iPadを使っていてストレージが全然足りない……って人は以下のHow To記事もあわせてどうぞ。非使用のAppを取り除くなどのストレージを最適化する機能を活用すれば空き容量を増やせるかも。

#iPhone/iPadのストレージが足りない?簡単に空き容量を確保する方法とHowTo

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