普通のワイヤレスイヤホンでは実現できない解放感。
様々なメーカーからラインナップされ、種類も充実してきた開放型(オープンイヤー型)イヤホンですが、今回は耳掛け式とイヤーカフ型を違いや用途で比較しつつ、どっちがおすすめなのか?についてダダっとお届け。
個人的に好きなのはイヤーカフ型ですが、運動するなら耳掛け式の安定感も見過ごせないので…悩んでいる人はぜひ参考にしてもらえれば。
開放型イヤホンは「耳掛け式」と「イヤーカフ型」のどっちがおすすめなのか、違いと用途で比較
イヤーカフ型や耳掛け式というのは、耳を塞がない「開放型イヤホン」の形状の種類のことで、イヤーカフ型はその名の通り、耳にイヤーカフのようにひっかけて装着するタイプ。
耳掛け型(耳掛け式)は、イヤーフックで耳の上にひっかけて装着するタイプのことなのですが、それぞれ快適な装着感と優れた解放感を実現している点は共通していますが、メリット・デメリットがあり、使用するシチュエーションによって最適な形状は異なります。
耳掛け式とイヤーカフ型の主な違い
今回の記事で参考として使用している開放型イヤホンは「SOUNDPEATS GoFree2」と「SOUNVPEATS CC」の2機種。
耳掛け式のイヤホンは、SOUNDPEATS GoFree2やナカミチサウンド Elite OWS 100、Shokz OpenFit、Victor HA-NP35Tなど。イヤーカフ型はSOUNDPEATS CCやVictor HA-NP1T-Aなどが代表的かなと。
耳掛け式とイヤーカフ型の主な違いについては以下の通り。
耳掛け式とイヤーカフ型の主な違い | ||
---|---|---|
耳掛け式 | イヤーカフ型 | |
解放感 | 優れる | とても優れる |
安定感 | とても優れる | 優れる |
装着感 | 快適 装着しやすい | 快適 装着は慣れがいるかも |
音質 | イヤホン次第 | |
サイズ感 | 大きい | コンパクト |
種類 | 豊富 | まだ少なめ |
音質に関しては、イヤホン次第なところもありますが…傾向としては耳掛け式ワイヤレスイヤホンのほうが大口径のドライバーを搭載しやすいため、迫力があるのは耳掛け式。
SOUNDPEATS CCは、イヤーカフ型ながらも独自のチューニング技術と12mm デュアルダイナミックドライバーにより、パワフルで繊細なサウンドを実現してます。
SOUNDPEATS CCは買いやすい価格でコスパと音質、使用感のバランスに優れたイヤホンなので、気になる人は以下の記事もあわせてどうぞ。
耳掛け式とイヤーカフ型の用途の違い
「耳掛け式イヤホン」と「イヤーカフ型イヤホン」は、どちらも耳を塞がないので優れた解放感と快適な装着感を実現していますが、装着方法と保持位置により、用途や最適なシチュエーションはちょっとだけ違います。
- 耳掛け式
- ランニングや激しく動くスポーツ、筋トレなど
- 通勤や通学など、周囲の音を聴きながら音楽を聴きたい時
- 眼鏡やサングラスをかけてると邪魔になる
- イヤーカフ型
- ウォーキングなどの軽い運動
- ながら聴きしたい時
- 通勤や通学など、周囲の音を聴きながら音楽を聴きたい時
- 眼鏡やサングラスをかけてても快適に装着できる
個人的に考える耳掛け式イヤホンとイヤーカフ型イヤホンの用途の違いについては上記の遠り。僕の例で言うと、ゴルフの打ちっぱなしや速めのペースで走るランニングの時は安定感のある耳掛け式。
ウォーキングなどの軽めの運動の時はイヤーカフ型を装着していますが、イヤーカフ型は夜間など、アンプを鳴らさないでギターを弾きたい時にもちょうどよくて。音量10%程度で音楽を再生すると、ギターの生音とちょうどいい感じに合います。
耳掛け式かイヤーカフ型は価格帯も近いので、どっちを買うべきか悩んでいる人は用途を考えてみるといいかも。
AirPods ProやWF-1000XM5など、外音取り込みモードを搭載しているモデルもありますが、開放型イヤホンは物理的に耳とイヤホンの間にスペースがあるため、解放感が段違いです。
アクティブに運動するなら耳掛け式、カジュアルに解放感を求めるならイヤーカフ型がおすすめ
さてさて、開放型イヤホンである「耳掛け式イヤホン」と「イヤーカフ型イヤホン」の違いについてダダっとおさらいしてきましたが、アクティブに運動するなら耳掛け式。カジュアルに装着して解放感も欲しい場合はイヤーカフ型がおすすめかなと。
装着感はどちらも優れていますが、よりフィットして保持してくれるのは耳掛け式。
イヤーカフ型はその形状から保持位置が悪いとズレちゃうこともあるので、軽めのウォーキングやランニング、ながら聴きに適しています。
コスパが秀逸過ぎるSOUNDPEATSの開放型イヤホン「SOUNDPEATS GoFree2(耳掛け式)」と「SOUNDPEATS CC(イヤーカフ型)」については以下の記事でじっくりレビューしているので、こちらも参考にしてもらえれば!