AirPods ProでもASMRが気持ちよく聴ける。
リラックスするためのお手軽音源”ASMR”ですが、ベストな環境で楽しもうとすると色々と必要になるもの。実は、ちょこっと設定を変えてやるだけでAirPods Proでも気持ちよくASMRを聴くことができるので、今回は、AirPods ProでASMRを聴くためのおすすめ設定やHowToをお届けです。
(AirPods Proはシンプルに良い音でASMRを聴けるので、愛用してるブラザーはがちで試してみてほしい)
AirPods Proは優れた音質と音の解像度、繊細な音まで拾ってくれるリアルさで十分最適なASMRイヤホンとして使えますが、ASMR特化のイヤホン「final E500」はお安く買えるのに立体感とか…ゾワゾワ感とか。心地よさが素敵すぎるので、気になるブラザーは以下の記事も要チェック。
#えっちなイヤホン「final E500」をレビュー。ASMRに最適化された気持ちいい音質で価格は1,980円
AirPods ProでASMRを気持ちよく聴くためのおすすめ設定とHowTo
AirPods Proが割とASMRイヤホンの最適解。
ASMRとは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略で、自律神経反応を引き起こす音や刺激を用いたリラクゼーション方法、ジャンルのこと。(ASMRについては以下の記事もぜひ)
▶今日は国際ASMRの日らしいからASMRを聴こう – iyusuke.net
ASMRの視聴にはイヤホンが推奨されており、AirPods Proもちょこっと設定を変更すれば快適にASMRを聴くことができるので、設定方法をダダっと見ていきましょう。
AirPods ProだけじゃなくてAirPodsやBeats Studio Buds、Beats Fit Proなど、オーディオアクセシビリティ機能を搭載するイヤホンであれば設定可能で、ちょこっと設定を変えてやるだけで気持ちよくASMRを聴くことができますよ。
ヘッドフォンはASMRを聴くのに向いていないので省くとして…今回の設定で気持ちよく聴けるイヤホンは以下の通り。
- AirPods Pro(第1/2世代)
- AirPods (第1/2/3世代)
- Beats Fit Pro
- BeatsX
- Beats Flex
- Powerbeats Pro
- Beats Studio Buds
自分が使っているイヤホンが含まれていたら、今回ご紹介した方法を試してみるといいかも。AirPods ProやAirPods(第3世代)のように空間オーディオに対応したイヤホンは大きな効果を感じられますが、AirPodsなど空間オーディオに対応していないイヤホンでも有効なのでぜひ試してもらえればなぁと思います。
それじゃ、AirPods ProでASMRを楽しむための設定について、いくつかのステップに分けてご紹介していこうかと思うので参考にどうぞ。
※AirPodsなど、空間オーディオに対応しないイヤホンはStep2から。
Step1:空間オーディオをオフにする
まずはStep1。AirPods Proと接続した状態でiPhoneのコントロールパネルを開き、AirPods Proの音量調節バーを長押ししましょう。※AirPods ProやAirPods(第3世代)など、空間オーディオに対応するイヤホンのみ。
コントロールパネルの開き方はiPhoneの画面右上から下にスワイプです。
そしたら「ノイズコントロール」と「ステレオを空間化」が表示されると思うので”ステレオを空間化”をタップ。
おそらく、多くの人のiPhoneの空間オーディオは「固定」または「ヘッドトラッキング」に設定されていると思うので「オフ」に切り替えましょう。
iPhoneの空間オーディオをオフにする理由は、ASMR音源はバイノーラル録音で2chを想定して作られているからですね。iPhoneやiPadの空間オーディオ機能を利用してASMRを視聴した場合は残響や立体感が強く出過ぎ、製作者が聴かせたかった音や意図した立体感を感じられません。
ちなみに、ノイキャンはONがおすすめ。
#Tips |
「空間オーディオ停止中」と表示されて設定を触れない場合は、何かしら音源を流してみると変更できるようになります。それでも表示されない場合は使用しているiPhoneが古くてiOSが対応していないか、イヤホンが対応していません。空間オーディオに対応しているのは”iOS15.1″以降です。 |
Step2:オーディオアクセシビリティの設定を変更する
お次はiPhoneの”オーディオアクセシビリティ”の設定をちょこっとだけ変更です。
iPhoneの設定を開き、接続されているイヤホンの名前をタップ。(ここでは”AirPods Pro 2nd”と表示されているところ)
そしたら、「アクセシビリティ」をタップし、アクセシビリティの項目に移動したらそのままスぅーっと下にスクロールして「オーディオアクセシビリティ設定」を開きましょう。
Step3:ヘッドフォン調整を変更する
ここまでで「ヘッドフォン調整」の画面に移動していると思うので、あとは好みの音質に調整するだけ。
ヘッドフォン調整を”オン”に変更し、各項目を設定していきましょう。
iPhoneやiPadに搭載されている「ヘッドフォン調整」は音質の傾向を変更したり、トーン(効果)の強さを変更できるのですが、ASMR用におすすめの設定は以下の通り。
オーディオの調整 | 音声の音域 |
効果の強さ | 弱め~中程度 |
僕の好み的なところもありますが…基本的にASMRは声でも癒されたいのでオーディオの調整は「音声の音域」、効果の強さは「弱め」または「中程度」がおすすめです。
#Tips |
オーディオ調整を”明るさ”に設定するとASMRの音が軽く感じたり、効果が”強め”だと耳への当たりが強くなり過ぎるかも。AirPods第2世代などの空間オーディオに対応しないイヤホンは効果の強さを”中程度”にすると変化をより感じられます。 |
ASMRでゾクゾクできる音の周波数帯域って、割と人の声が属する周波数帯域と近いものが多いので、AirPods ProをASMR用に設定するなら「音声の音域」がおすすめかなぁと。
オーディオの調整は「音声の音域」にして効果の強さはお好みでどうぞ。
ASMR特化なイヤホンが気になる人は「final E500」がおすすめ
ASMR特化イヤホン「final E500」
さて、AirPods ProでASMRを気持ちよく聴くための設定とHowToについてお届けしてきましたが、ASMRにがちでコミットするならASMR特化イヤホン…通称えっちなイヤホン「final E500」。
左がAirPods Pro(第2世代)、右がfinal E500の周波数特性
音のクリアさや解像度はさすがにAirPods Proに敵わないですが、ASMRの視聴に関しては2,000円で買えちゃうとは思えないほどの心地よさ。
とてもリアルで立体感のある音が楽しめるので、final E500が気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。