30日の電池持ち&性能も進化した新型Pebble「Core 2 Duo」「Core Time 2」が登場。どっち買う?

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repebble pebblewatch

違う名前でPebbleが復活。

スマートウォッチが登場してから幾年月、様々なメーカーから多種多様な機能を持った製品が登場していますが、それでも自分のニーズに合うスマートウォッチが見つからないこともあります。(僕が今まさにこの状況で最近はSOXAI RING1だけ付けてます。重くてでかいApple Watch Ultraの使用頻度が俄然減った)

Googleは、Pebbleをオープンソース化して公開しており、Pebbleを生み出したMigicovsky氏は電子ペーパーディスプレイや物理ボタンといった従来のPebbleの特徴を引き継いだ新型Pebbleを開発中と発表していましたが、全く違うブランド名で2機種発表されたのでダダっとおさらいです。

Pebble後継機は「Core 2 Duo」と「Core Time 2」の2機種。発売日はCore 2 Duoが2025年7月、Core Time 2が2025年12月となっているので、新型Pebbeが気になっている人は目をかっぴらいてチェックしておきましょう。

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目次

Pebble後継機「Core 2 Duo」と「Core Time 2」が発表!スペックや機能を知っとこう

元祖Pebbleたち。

かつて、ウェアラブルデバイスが一般的ではなかった時代にApple Watchよりも先に登場した世界初のスマートウォッチ「Pebble(ぺブル)」。

Pebbleってなに?

Pebble(ぺブル)は、シンプルな機能、長い電池持ち、楽しくて風変わりなデザイン、電子ペーパーディスプレイを搭載したスマートウォッチです。2012年にKickstarterで初めてローンチし、2016年に同社のIPがFitbitに売却されるまでに、200万本以上の腕時計を販売しました。一般的なスマートウォッチの比じゃない”高いカスタマイズ性”も大きな特徴。

2012年に発売された「Pebbleの初代モデル」は商業的に大成功を収めたものの、第2世代となる製品はユーザーの期待に応えられず苦戦して、最終的にFitbitに買収。そのFitbitもGoogleに買収され、Pebbleの存在は完全に消え去ったように思われていましたが、Pebbleを生み出したEric Migicovsky氏によればGoogleがPebbleに関連した技術資産のオープンソース化に合意。

左:Core 2 Duo、右:Core Time 2

Pebbleのオープンソース化により、Migicovsky氏自らがPebbleを復活させるプロジェクト「rePebble.com」を立ち上げていましたが、ついに新型Pebble「Core 2 Duo」と「Core Time 2」が発表&予約受付開始。

Core Time 2とCore 2 Duoの共通の特徴
  • 電子ペーパーディスプレイを搭載
  • 最大30日間の長い電池持ち
  • 歩数系&睡眠トラッキング
  • PebbleOSを搭載
  • IPX8の防水性能
  • マイクとスピーカー
  • 10000種類以上の文字盤とアプリ
  • シンプルで使いやすいインターフェース
  • 標準22mmのストラップ
  • 物理ボタンを搭載し、操作しやすい
  • 自由にカスタマイズできる仕様

Core 2 DuoとCore Time 2の共通の特徴は上記のとおり。

Apple WatchやPixel Watchなど、現在市場には優れたスマートウォッチが多数存在していますが、Migicovsky氏の理想を満たすものはなかったようで、小さなチームと自らの手で問題を解決する時が来た!と立ち上がったみたい。

I've tried pretty much every other smartwatch on Earth, yet I still wear my Pebble every day—nothing else matches its features and long battery life. I really, really, really hoped someone else would create a proper replacement, but no one has stepped up, and my stash of old Pebbles is dwindling!

私は地球上の他のスマートウォッチをほとんどすべて試してきましたが、それでも毎日Pebbleを身に着けています。その機能と長いバッテリー寿命に匹敵するものは他にありません。私は本当に、本当に、本当に誰かが適切な代替品を作ってくれることを願っていましたが、誰も立ち上がらず、私の古いPebbleのストックが減ってきています!

※筆者注釈:Migicovsky氏はいくつかのPebbleをストックしていますが、壊れて数が少なくなってきたらしい。

rePebble.com

Pebbleの新型モデルともいえる「Core 2 Duo」「Core Time 2」と最後に発売された「Pebble Time」のスペックを比較してみると下記の通り。

Pebble Time、Core 2 Duo、Core Time 2のスペックを比較

モデルPebble TimeCore 2 DuoCore Time 2
ディスプレイ1.26インチ
144×168
1.5インチ
200×288
操作方法4つのボタン4つの場単
タッチスクリーン
OSPebbleOS
バッテリー最大7日間最大30日間
センサー加速度センサー
電子コンパス
6軸IMU
電子コンパス
気圧計
6軸IMU
電子コンパス
気圧計
心拍数計
マイクとスピーカー×
バックライト
バイブレーター
コネクタ標準ぺブル充電器
健康機能歩数歩数計
睡眠トラッキング
歩数計
睡眠トラッキング
心拍数センサー
防水性能
発売日 2016年5月27日2025年7月2025年12月
価格125ドル
(発売時の価格)
149ドル
(約22,000円)
225ドル
(約34,000円)

Pebble Time、Core 2 Duo、Core Time 2を比較してみると、「PebbleOS」を搭載するのは同じ。※より詳細はスペック比較は公式HPで確認できます。

Core 2 DuoとCore Time 2はPebbleの思想を受け継いでおり、ソフトウェアとハードウェア資産も継承していますが、「Pebble」の商標はGoogleが所有しているため、名前は「Core」になりました。(Pebble Timeの電池持ちは7日間だったので、30日間の電池持ちは超進化)

新型モデル2機種について、簡単に表すと「Core 2 Duo」は初代Pebbleを引き継いだ新型モデル。Core Time 2は最後に発売された Pebble Time 2を引き継いだ新型モデルになるのかなと。

いつか...Googleさんの許しを得て"Pebble"を名乗れるようになってほしい。切実に。

Tips

Pebbleは強めのバイブレーションでの通知が印象に残るスマートウォッチですが、Core 2 DuoとCore Time 2はリニア共振アクチュエータを搭載しており、従来の振動モーターより強力で静かなバイブレーションになってます。

ここからは「Core 2 Duo」と「Core Time 2」のスペックや機能について、もう少し補足を挟みつつご紹介していきます。

白黒の電子ペーパーディスプレイで安い「Core 2 Duo」

まずは初代Pebbleの意志を強烈に受け継いだ「Core 2 Duo」から。

初代pebbleの仕様を踏襲していて、それでいて進化した「Core 2 Duo」ですが、ディスプレイには1.2インチの白黒電子ペーパーディスプレイを搭載。軽量のポリカーボネートフレームの恩恵でボディは軽く、IPX8相当の防水性能に対応。

電池持ちは最大30日間になり、新しいBluetoothチップやリニア共振アクチュエータ、気圧計と電子コンパスを搭載。物理ボタンの寿命も最大30%伸びているとのことなので、長く使えそう。

Core 2 Duo ギャラリー

Core 2 Duoは、2025年7月発売予定。価格は149ドル(約22,000円)。

カラーの電子ペーパーディスプレイと心拍数センサー搭載「Core Time 2」

Core Time 2のデザイン

お次は少し現代的な仕様になって登場した「Core Time 2」について。(pebble Timeの新型的な立ち位置)

53%大きくなり、ピクセル数が88%増加した1.5インチのカラー(64色)電子ペーパーディスプレイを搭載しており、Pebble Timeよりもグレアや反射がすくないフラットガラスレンズを搭載。

Core 2 Duoと最大30日持続するバッテリーやIPX8相当の防水性能、リニア共振アクチュエータ、コンパスは同様ですが、Core Time 2はメタルフレームとボタンを搭載しており、タッチスクリーンや心拍数センサーも搭載してます。

Core Time 2 ギャラリー

Core Time 2は2025年12月発売予定。価格は225ドル(約34,000円)。

で、Core 2 DuoとCore Time 2どっち買うの?

Core 2 Duo
Core Time 2

で、ゲガジェの人は「Core 2 Duo」と「Core Time 2」のどっち買うの?ってところなんですけど、僕はCore 2 Duo(白)を予約しました。※ほんとは黒が欲しかったけど、記事公開時点で黒は売り切れてた。

選んだ理由は、僕の印象に残っているPebbleが白黒の電子ペーパーディスプレイで、Core Time 2と比べて軽く、小さいってところ。最近の僕はApple Watch Ultraの重さとゴツさにうんざりしていて、ほぼ常に「SOXAI RING」だけを装着。運動する時にApple Watchをつけている状態なので、普段使いとして使うなら軽くてつけやすくて、シンプルなCore 2 Duoがいいかなと。(白黒画面最高!)

心拍数や睡眠トラッキングはSOXAI RINGでしているので、Core Time 2の心拍数センサーも必要ないと判断。あと...1万2千円の価格差も大きいです。コアアップデートで収益が終わってるので、シンプルにお金ない。

ちなみに、Coreシリーズのスマートウォッチの予約購入は「store.repebble.com」から。「I want one!」から予約注文可能です。

※記事公開時点でCore2Duo/CoreTime2の黒色は売り切れ。合計価格は送料と合わせて174ドル(約26,000円)でした。支払い方法はクレジットカードまたはGoogle Pay、Apple Payに対応。

Core 2 DuoとCore Time 2のFAQ

iPhoneで使える?

Core 2 DuoとCore Time 2はiPhoneでも動作しますが、Appleの機能制限によりApple Watchと同様の機能を持つことはできないため、あくまでもPebble Watchの仕様や機能を理解して購入すれば問題なし。例:iPhoneのヘルスケアアプリに心拍数が記録できないなど。

予約後のキャンセルはできる?

発送前であればいつでも予約注文をキャンセルし、全額返金してくれる。

キャンセルは注文画面の「Refound」または確認メールの「Request Refund」から。僕は一度間違えてキャンセルしちゃって、もう一度決済しようとしたらカード会社に止められて面倒くさい作業が増えたので、間違えてキャンセルしないようご注意を。鬼萎える。

予約時の住所入力はどうすればいい?

公式HPからの予約は日本語に対応していますが、なんらかの理由で決済できない場合、住所は「番地,町名, Nara-shi, Nara, 郵便番号, Japan」の形で記入すればOK。

Core 2 DuoとCore Time 2の保証は?

商品を受け取ってから30日間は製造上の欠陥に対して保証。もし、不具合のある製品が届いてしまった場合は返送後、無料で交換品を送ってくれるみたい。日本からだと...交換までに日数がかかりそうなのがネック。

ちなみに、PebbleOSのソースコードはgithub/google/pebbleで入手・確認することができるので、興味のある人はこちらにも目を通しておくといいかも。

#PebbleOSのソースコード - Github

Core 2 Duoは7月、Core Time 2は12月に発売予定

2016年にその歴史を閉じ、2025年に「Coreシリーズ」として復活した「Pebble」ですが、2016年以降の技術革新と熱心なファンの存在を考えると...現在の市場で再び成功する可能性が高まっているのは言わずもがな。

従来の特徴を維持しつつ、小型化し、バッテリー持続時間が向上した新型Pebbleとか絶対使いやすいやろ!ってことて、気になっている人は公式HPから予約しておきましょう。

Core 2 DuoとCore Time 2の発売日
Core 2 DuoCore Time 2
発売日2025年7月出荷2025年12月出荷
価格149ドル
(約22,000円)
255ドル
(約34,000円)

Core 2 Duoは2025年7月発売予定で、価格は約22,000円。Core Time 2は2025年12月発売予定で、価格は約34,000円。早くほしい。試したい。

#Get Your new PebbleOS watch - 公式HPで予約

Sourece:repebble.com

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