中毒性98%!工場建設ゲー「Satisfactory」が最高過ぎたのでレビューとプレイレポをお届け

やっとモジュラーフレーム50個できた! ティア進めよう! え? また50個いるやん……。※これがSatisfactoryの日常です。
友達と毎日狂ったようにプレイしてるSatisfactoryですが、ほんとに中毒性が半端なくてですね……。
ナメクジや資源を求めて探索したり、ひたすらラインを引いて工場を整備したり、トラクターで爆走したり、とにかくいろんな要素が詰め込まれてて全然飽きない。
現在販売されているSatisfactoryはアーリーアクセス版となっており、未実装のコンテンツも多く、バグもあるんですが、やっと解放されている最後のティアまで進めることが出来たので、Satisfactoryのプレイレポやレビュー、Tipsなんかをお届けします。
※Satisfactoryの「ティア」はクエストみたいなもので、進めると新しい設備や装備が解放されます。アーリーアクセスで解放されているのはティア6まで。
Satisfactory気になってるかも……という人や、新しい建築ゲーム探してる! という人はぜひ参考に!
全力の工場建築ゲー「Satisfactory」

Satsfactoryは、建築 & 探索 & 戦闘など、様々な要素が詰め込まれた工場建設ゲーム。
現在リリースされているのはアーリーアクセス版ですが、このまま販売されていてもおかしくないくらいのクオリティです。
資源を集め、ひたすら工場を建設していく……、Satisfactoryはそんなゲームですが、ゲームへの没入感を高めるリアルなグラフィックも大きな特徴で、工場建設だけでなく、未知の惑星を色々見て回るのも楽しい。
ちなみに、惑星に降り立った直後は、「ゼノザッパー」という護身用武器と解体・設置がサクサクできるハイテクすぎるデバイスのみ所持してます。
パイオニアを自負するFICSIT Incorporatedは、見知らぬ惑星を探検、開拓し、異星の生物と戦い、複数の階からなる工場を建設、ベルトコンベアのシステムを導入して車両を自動化、そして新しい技術を研究します。
FICSIT inc.の社員であるプレイヤーは、「Save the Day」プログラムの一翼を担い、できれば友達の助けを借りながら、長期の問題を見据えたうえでの短期の解決法を提供します。
Satisfactory
未知の惑星に放り込まれ、ひたすら開拓に従事させられる……、FICSIT inc.って結構ブラック。
Satisfactoryで最初に選ぶ3つの地域

Satisfactoryで赴くことになる惑星は、アーリーアクセスの時点で3つの地域が用意されてますが、まずは、各地域について簡単に説明しときますね。
ゲーム開始時に選択できる地域は「草原」「ロッキーデザート」「北の森」の3つ。
それぞれの地域はシームレスに繋がっており、どの地域を最初に選んでも、行こうと思えばどこの地域でも行けちゃいます。
(Satisfactoryの舞台となっている惑星の広さは30平方キロメートル程度。後々地域が追加され、さらに大きくなるかもしれません)
各地域についてさくっとまとめると……
- 【草原】バイオマスが豊富にあり、平坦な場所が多いので工場を建設しやすい。ただし、石炭などの燃料となる資源の場所は結構離れてる。
- 【ロッキーデザート】説明では、バイオマスが限られてるらしいけど……嘘です。全然問題なく回収できる。平坦な場所はそれなりにありますが、序盤に出てくる敵は飛んでるやつが多いので面倒。
- 【北の森】資源が豊富だけど、高低差が激しく工場の建築は難易度高め。強い敵とよく出会う。そんな場所。
初めてプレイするのであれば、草原から開始するといいかもですが、ロッキーデザートもなかなかにおすすめです。見知らぬ惑星にいる感がすごい。
初めてのSatisfactoryで北の森は……おすすめしない。
資材確保に四苦八苦する序盤

Satisfactoryを開始し、未知の惑星に降り立ったプレイヤーは惑星開拓の拠点となる「HUB」を建てることになります。
早速HUBのアップグレードに取り掛かるのですが……、序盤こそ順調に事が運ぶものの、HUBのアップグレードやティアを上げていくと、次第に資源の確保に四苦八苦することに。

ティア0、ハブのアップグレードが完了すると、「Miner MK1」という自動化できる採鉱機が解放されるのですが、Satisfactoryはここからが本番。

Miner MK1のおかげで資源不足は一気に解決されるものの、今度は、二次生産品となる強化鉄板やネジ、鉄のロッドといった素材が足りなくなってくるんですよね……。
この頃には、Satisfactoryのノウハウをそれなりに理解し、いろんなところからコンベアベルトを引いて資源を確保できるようになってるのですが、次に悩むのは工場のライン。
効率よく資材を確保するためには、「自動化」がものすっごい重要になってきます。要求される資材の数も手動では苦行レベル。
何を生産するか、どんな風に配置するか、分岐させてさらに効率を高めるのかなど、ほんと沼。

……で、試行錯誤を繰り返し、右往左往して、めちゃ時間泥棒されて、気が付けばちょっとした工業地帯に。
まさにSatisfactoryあるあるですね。
序盤はわけもわからないまま生産体制を確保していくので、最初の拠点はこんなもんです。
僕は、いつも友達とSatisfactoryを遊んでるんですが、プレイしながらどこをどうするか話し合うのがまた楽しい。
Satisfactoryは車の解放で楽しさ加速

Satisfactoryが加速度的に楽しくなるのが、ティア3の「石炭発電」が解放されてから。石炭で電力が自動化できるほか、トラクターがやばい。
行動範囲は各段に広がるし、移動が超楽になります。しかも楽しい。
(ちなみに、トラクターで資源の回収を自動化できたりもします。Satisfactoryほんと深い)
まぁ、石炭の場所が結構離れてて、辿りつくのに結構苦労するんですけどね……。
とりあえず、石炭燃料とトラクターが解放されてからのSatisfactoryは、楽しさが一気に加速しました。
他のプレイヤーをトラクターの上に乗せて移動できるんですが、バグで急に吹っ飛んだり、すっごい回転して飛んでったり、それもまた楽しい。
全然気が抜けない戦闘要素

Satisfactoryは戦闘要素もしっかり用意されており、ティア3で鉄筋ガンを手に入れても全然気が抜けない。やられると所持品全部落としちゃいます。
※上の画像は、高所から転落して逝ったお友達の残骸です。面白かったので……つい。倒れたプレイヤーは[E]の長押しで復活させることもできますよ。

設備のオーバークロックに必要な「ナメクジ(パワー・スラッグ)」を求め、頻繁に探索することになるため、異星生物との戦闘 & 高所からの落下は危険度高めです。
アーリーアクセス時点で使える武器は3つ
- ゼノ・ザッパー(リーチの短い近距離武器)
- ゼノ・バッシャー(リーチの長い最強近接武器)
- 鉄筋ガン(唯一の遠距離武器)
アーリーアクセスの時点で用意されている武器は上記の3つ。
ゼノ・ザッパーは初期装備。ゼノ・バッシャーは使いやすくて強い剣。鉄筋ガンは1発ごとのリロードが必要になりますが、現状唯一の遠距離武器といった感じです。
そう、ゼノバッシャーが強いとは言え、たったこれだけなんですよね……。
Satisfactoryの武器って。どちらかといえば全体的に弱い。
敵のAIも賢いし、やたら攻撃的なので、油断しているとすぐにやられちゃいます。正式版で装備がもう少し増えたらいいんですけどね。
クモが危険すぎ

やたら攻撃的なSatisfactoryの異星生物ですが、なかでも危険なのはクモ型の異星生物。
ちっちゃいのは数匹で襲ってくるし、でっかいのは動きが速いくせに攻撃も高い。ほんとに危険なやばいやつです。
Satisfactoryには、クモが苦手な人のために「クモ恐怖症モード」っていう猫ちゃんの画像に置き換わる機能があるので……、クモ恐怖症な人はONにして遊ぶと幸せになれるかも?
Satisfactoryは景色や工場を眺めるだけでも楽しい

Satisfactoryには[P]でフォトモードが用意されており、綺麗な景色や自慢の工場を撮影することができます。
- 写真を撮影する — マウス左ボタン
- ハイレゾモード — マウス右ボタン
- 視野角の調整 — マウスホイール
- 操作ウィンドウを隠す — マウスホイールをクリック
- [p] or [Escape] — フォトモードの終了
- 写真は、ドキュメント\My Games\FactoryGame\Screenshotsに保存される
ちなみに、画像はWindowsのスクショで撮影したのでウィンドウが表示されてますが、[マウス左ボタン]で撮影した場合は表示されません。
フォトモードでは、視野角を調整することができたり、高画質モードも用意されているので、気に入ったシチュエーションは撮影して残しておくといいかもですね。
Satisfactoryの惑星は、グラフィックの綺麗さもあることながら、なかなかに壮観なので、眺めてるだけで楽しい。
Satisfactoryの覚えておくと役立つTips

Satisfactoryのゲーム性については大体ご紹介できたと思うので、次は覚えておくと役立つTipsについてご紹介しておきます。
これからSatisfactoryをプレイしてみようかな……、という人は覚えておくといいかも?
- ジャンプしながら足元に土台を重ねて置くと、高所に上がれる
- 「展望台 」「コンベアポール スタック可能」も高いところに上がるのに便利
- 建築モード時は[左CTRL]で位置合わせができる
- コンベアポールの高さ合わせは、場所を決めてから視点移動
- 敵や資源を見つけた時は[Alt+マウス左]でPingを送信できる(ほかのプレイヤーに教えてあげられる)
- 楽しさが加速するのは石炭燃料をゲットしてから(つまり、ティア3以降)
- [CTRL+SHIFT+R]で一定時間ぐにゃんぐにゃんの無敵状態になれる(僕は使ったことないですが気になる人は試してみるといいかも)
上記Tipsの中でも、ジャンプしながら土台を重ねていく方法は確実かつ安全に高いところに上れるのでおすすめ。
[Alt+マウス左]で送信できるPingも、友達との意思疎通に役立ちます。
Satisfactoryの微妙なところ
それでは、次はSatisfactoryの微妙なところについて。
アーリーアクセス版なので、やたら吹っ飛んだり、地面に埋まるバグや不具合は置いておいて……、根本的に気になる点を挙げておきます。
- 三人称視点が無い(あったらまた違った楽しみ方ができそうだし、3D酔いする人も遊べる)
- もうちょっと遠距離武器出して!
- 武器を瞬時に切り替えられない(マウスホイールとかに割り当てれたら最高。これ結構大事です。ほんとに)
特に気になるのはこれくらいですが、武器を瞬時に切り替えられないのはなんとかしてほしい。
武器を装備してないときに敵と出くわすと、一度メニューを開いて装備する必要があるので……、結構焦る。
Satisfactoryは建築ゲーが好きな人におすすめ

工場建築ゲー「Satisfactory」は、Factorioやマイクラが好きな人はきっと楽しめる! そんなゲームになってますが、アーリーアクセスの時点では、工場建築8割、探索2割といった感じのゲーム性になってます。
ただ、僕としては、もう少し探索要素が濃くてもいいかな……と。
せっかくの未知の惑星なんで、どうせならもっと舐め回すようにあらゆるところ見たいじゃないですか? グラもすごく綺麗なので、没入感も抜群です。
SatisfactoryはEpicGamesで販売中となっており、価格は3,380円。現在はアーリーアクセス版なので、正式版はもう少し価格が高くなるみたい。
これは、今が買い時かもですよ!
Satisfactoryの最低動作環境
そういえば、Satisfactoryの最低動作環境は以下の通りなので、購入を検討している人はチェックしておくといいかもです。
- OS: Windows 7(64bit)
- CPU: i5-3570k 3.4 GHz 4 Core (64bit)
- RAM: 8GB
- GPU: GeForce GTX 760 2GB
- ストレージ: 20GB以上の空き
参考までに、僕は3440×1440ディスプレイ+Ryzen 2700X+RTX 2080でプレイしてますが、これくらいのスペックのPCがあれば最高設定で快適にプレイできます。
(フレームレートは90-100fpsくらい)
建築ゲーが好きな人にとって、Satisfactoryは最高に楽しめるゲームだと思うので、気になる人は要チェックです。
Satisfactoryの中毒性半端ない……!