サイバーパンク2077が重い?設定を見直そう(推奨スペックと快適に遊ぶためのグラボもおさらい)

広告またはアフィリエイトを含みます
サイバーパンク 2077 PC版 RTX 2080

オープンワールドゲーが大好きなブラザーたち。サイバーパンク2077楽しんでいますでしょうか? 僕も時間を見つけてはその作り込まれた世界に入り浸っているのですが、このゲームとにかく重くて。

僕はRyzen 2700X+RTX 2080(MSI Gaming X Trio)で組んだゲーミングPCで3,440×1,440のウルトラワイドモニターに出力して遊んでいるのですが、とてもじゃないけどレイトレーシングONでは遊べないんですよね。(重い場面では30fpsを下回っちゃいます)

僕の自作PCの構成について気になる人は”今が安い!Ryzen 2700Xのおすすめパーツ構成と自作PCの組み方”の記事をチェックしてもらえれば、と思うんですけど…この記事では、サイバーパンク2077の推奨スペックと必要なグラボについて、改めておさらいです。

(記事の後半では、サイバーパンク2077が重いときに試したい画質設定についても触れているので『サイバーパンク重くて快適に遊べねぇ』ってブラザーもぜひ)

とにもかくにも、高画質で60fps目指して快適に遊ぶなら…少なくともRTX 3070(約7万円)は必要な雰囲気よ。舐めてました、サイバーパンク2077。

目次

めちゃ重いゲーム、それがサイバーパンク2077

ウィッチャー3のCD PROJEKT REDが開発する”サイバーパンク2077“は、巨大サイバー都市”ナイトシティ”を舞台に、その作り込まれた世界と横だけでなく縦にも広がる広大なオープンワールドが特徴の作品で。

全世界待望のオープンワールド超大作なんですけど、2020年12月10日にリリースされたはいいもののPS4/Xbox Oneっでプレイすると著しくゲーム体験が劣化すると話題になりました。(PS Store/Xbox One版は暫定的に販売停止中)

この美しいグラフィック。素敵。

とはいえ、ゲーム自体の評価は非常に高いってのは言わずもがな。

ゲーム史上最大級の開発費を投じられたサイバーパンク2077は”美しすぎるグラフィックス”と、凄まじいほどにこだわり、密に作り上げられた”サイバーパンクな世界感”、一人称視点の”高い没入感”が大きなトピックなんですけど、最高峰のグラフィックスを誇るゲームだからこそ”重い”っていう問題もありまして。

僕のRyzen 2700X+RTX 2080の自作PCだと普通に綺麗な画質で遊べるのですが、高画質設定レイトレーシングオフで”平均45fps”くらい。劇的にフレームレートが落ちてひどいときは20fps程度しか出ないこともあります。

(設定で画質を繰り返して変更すると異様に重くなる場合があるのかも。まだ検証はしてないですが、CPUがボトルネックになっている可能性も)

とにもかくにも、まずはサイバーパンク2077の推奨設定をチェックしておきましょう。

サイバーパンク2077の推奨環境

画質1080p
グラフィック設定
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-4790
AMD Ryzen 3 3200G
メモリ12GB
グラボGTX 1060 6GB
GTX 1660 Super
Radeon RX 590
VRAM6GB
ストレージ70GB SSD

サイバーパンク2077の推奨スペック(推奨動作環境)は一見控えめに見えるのですが、おそらく、これは30fpsを目安としたもので、とてもじゃないですが快適にゲームをプレイできるスペックとは言えません。

あくまでも公式の推奨スペックは目安とし、最低でもこれくらいのスペックが必要と思っておくといいかもですね。

画質設定ごとの推奨スペック

Credit:CyberPunk2077

さて、これからサイバーパンク2077を遊ぶためにゲーミングPCを組もう! とか、アップグレードしよう! って考えてるブラザーが気になってるのは「いったいどれくらいの性能があれば快適に遊べるの?」ですよね。

ご安心を。CyberPunk 2077公式HPにて推奨スペックの目安になる“System Requirements”のページが公開されているので、さらっとおさらいしておきましょう。

ただし…あくまでも目安。実際はもう1ランク上のグラボが必要くらいの気持ちで見ておくと快適に遊ぶことができるはずです。

(上述の通り、僕はRyzen 2700X+RTX2080でウルトラワイドモニターに写して遊んでるんですけど60fpsは滅多に出ません)

60fpsで快適に遊ぶのであれば、強いグラボはもちろんCPUも最新世代がベストなのは間違いありません。第10世代Intelとか、Ryzen 3000シリーズとか、Ryzen 5000シリーズがベスト。

画質設定「中」

画質1080p
グラフィック設定
OS64Bit Windows7
64Bit Windows 10
CPUIntel Core i5-3570k
AMD FX-8310
メモリ8GB
グラボGTX 780
Radeon RX 470
VRAM3GB
ストレージ70GB HDD(SSD推奨)

画質設定中だとこんな感じの推奨スペックになっていまして。

実際にプレイしていると分かるのですが、サイバーパンクはほんと重いゲームなので…このスペックだとまず間違いなくストレスを感じながら遊ぶことになるはずです。

RX470でのゲームプレイ動画を見ても分かる通り快適とは言えないフレームレート。画質を絞ってでもプレイしたい場合、少なくともGTX 1060GB以上、AMD RX590以上くらいで考えておくと良いかもしれませんね。

画質設定「推奨」

画質1080p
グラフィック設定
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-4790
AMD Ryzen 3 3200G
メモリ12GB
グラボGTX 1060 6GB
GTX 1660 Super
Radeon RX 590
VRAM6GB
ストレージ70GB SSD

公式HPの推奨スペックが僕の考えるサイバーパンク2077を最低限遊べるスペック。1080p低画質設定で40fps前後のフレームレートが出せる程度になってます。

(1080p高画質設定だと30fps程度しか出ないので…これじゃ快適にプレイできるとは言えないかも)

ゲームプレイでの動作は分かりやすい動画が公開されているのでこちらを参考に。

最低でもメモリは16GB推奨です。CORSAIRのDDR4-2666 8GB×2なんかは6千円ちょいで購入できるため、アップグレードが可能であれば視野に入れてみるといいかもですよ、ブラザー。

また、GTX 1060 6GBに買い替えるよりも最新世代の”GTX 1660 Super”がおすすめです。

(少し価格は上がりますが…長期的な使用を考えると圧倒的にこちらがおすすめ)

画質設定「高」

画質1440p
グラフィック設定ウルトラ
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-4790
AMD Ryzen 3 3200G
メモリ12GB
グラボRTX 2060
Radeon RX 5700XT
VRAM6GB
ストレージ70GB SSD

高画質設定では、RTX 2060を使用した場合1440pで50fpsに迫る程度。ここからCPUがボトルネックになり、性能が落ちる場合があるため、古い世代のCPUを使用している人は世代の新しいものに交換する必要があります。

フレームレートについては、Ryzen 5 3600+RTX 2060での検証動画が参考になるはずです。(今なら…AmazonでRTX 2060よりもRTX 2060 Superが安い)

画質設定「ウルトラ」

画質2160p
グラフィック設定ウルトラ
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-4790
AMD Ryzen 3 3200G
メモリ16GB
グラボRTX 2080 Super
RTX 3070
Radeon RX 6800XT
VRAM8GB
ストレージ70GB SSD

サイバーパンク2077の”ウルトラ画質設定”では、最新世代のRTX 3070が推奨スペックに。

価格的に考えても、ウルトラ設定で遊びたいのであればRTX 2080 SuperよりもRTX 3070/Radeon 6800XTがベターですね。

参考動画はRyzen 5800X+RTX 3070での検証動画ですが、1440p 高画質設定であれば60fps超え。ウルトラ設定で60fpsに迫るフレームレートが出せるかと思います。

(レイトレーシングはさすがに重め。ウルトラ画質DLSSオフだと20fps前後、DLSSオンで50fps前後)

RTX 3070は価格的にも、性能的にも、最新世代のNvidiaGPUのラインナップでは最もバランスの良いモデルですし、価格あたりのパフォーマンスにも優れるため、サイバーパンク2077を快適に遊びたいならRTX 3070がベストなチョイスになるかもしれません。

ぶっちゃけ、僕が今使っているRTX2080よりかは確実に数倍快適に遊べるかと。(買い替えの時期か…)

画質設定「レイトレーシング中」

画質1080p
グラフィック設定レイトレーシング 中
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-4790
AMD Ryzen 3 3200G
メモリ16GB
グラボRTX 2060
VRAM6GB
ストレージ70GB SSD

ちょっとここでRTX 2060が推奨されているのは意味が分からないんですけど…色々と察するにレイトレーシングの美しい描写を体験することができますよ、程度。

Ryzen 5 3600+RTX 2060の場合、レイトレーシング中設定(DLSSオン)で50fpsに迫ることもあるのですが、検証動画を見る限り重いシーンでは30fps程度に落ち込むこともあるため、ゲームを遊んでいてストレスを感じることもあるかもしれません。

画質はとても綺麗ですが…レイトレーシングONで遊ぶのであれば、RTX 3070以上のグラボがおすすめです。

画質設定「レイトレーシング高」

画質1440p
グラフィック設定レイトレーシング ウルトラ
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-6700
AMD Ryzen 3 3600
メモリ16GB
グラボRTX 3070
VRAM8GB
ストレージ70GB SSD

ここからはググっと画質も綺麗になりまして。平均フレームレートも60fpsを超えてプレイできるようになってきます。

さすが最新世代のRTX 3070。この価格で性能は前世代のハイエンドモデルRTX 2080 Tiを上回ってるからすごい。

上記の動画はRyzen 7 5800X+RTX 3070の検証動画ですが、フレームレートもかなり安定している様子で。レイトレーシングを視野に入れてプレイするのであればRTX 3070でも快適に遊ぶことができそう。

2160p/レイトレーシングウルトラ設定では40fps程度まで落ち込みますが、レイトレーシング”中”で遊べるってのは素敵。

画質設定「レイトレーシングウルトラ」

画質2160p
グラフィック設定レイトレーシング ウルトラ
OS64Bit Windows 10
CPUIntel Core i7-6700
AMD Ryzen 3 3600
メモリ16GB
グラボRTX 3080
VRAM10GB
ストレージ70GB SSD

もうここからはハイエンドの領域。画質もフレームレートもググっと上がりますが、価格はグラボ単体で10万円を超えてきます。

参考動画はRyzen 5 5600X+RTX 3080の検証動画ですが、1440pで安定して60fps前後のフレームレートでプレイできる様子。1080pであれば100fps超え。

さすがに4kは重くて30fps前後が限界のようですが…快適にプレイできるのは間違いナッシング。

サイバーパンクが重い?グラフィック設定を見直そう

さて、サイバーパンク2077を快適に遊ぶためのグラボの目安はおさらいしました。え? それでも重い? せっかくですし”グラフィック設定”についても簡単に見直してみましょう。

レンズフレア/オフ画面上にフレアを表示。(光の漏れ)
フィルムグレイン/オフ写真のフィルムを再現するエフェクト。
色収差/オフ画面端のボケ効果。
被写界深度/オフ遠くのオブジェクトがぼやけ、人物に焦点をあてた時に回りがぼやける。
モーションブラー/オフ高速移動時に周囲をぼかす。

サイバーパンク2077のフレームレートをもう少し上げたい…って時は上記の設定項目もご確認あれ。

4kモニターやウルトラワイドモニターを使用している人は、表示を3,440×1,440から1,920×1,080程度に落とすというのも一つの手です。

(没入感は大きく落ちますがフレームレートは劇的に向上するはずです)

サイバーパンク2077を遊ぶにはどれくらいの性能のグラボが必要?

GeForce RTX 2080 MSI Gaming X Trio

とまぁこんな感じで。今回はサイバーパンク2077を快適にプレイするためのグラボと設定項目のおさらいだったのですが、良い感じのグラボは見つかりました?

ハナからレイトレーシングが眼中になくて、レイトレーシングオフで1080p/60fpsを目指すなら、最低でもRTX2060以上のグラボを選ばなきゃだめってことですね。

おそらく、サイバーパンク2077の”重さ”はあなたの予想を超えてくること間違いなしなので「サイバーパンク2077にお勧めのグラボは?」って聞かれたら僕は「RTX 3070やな」って答えます。

今なら、RTX 2060 Superと1万円ほどしか変わらない最新のRTX 3070がベストなチョイスかなぁと。(RTX 3070なら1080p/60fps/グラフィック設定”高”も十分視野に入ります。これなら快適)

RTX3090は鬼快適に遊べる(重いと感じるのは最強画質設定だけ)

ちなみに、サイバーパンク2077を最強に快適に遊ぶのであれば「RTX 3090」で間違いなし。

4k/DLSS Perfomance/レイトレーシングONのウルトラ設定で60fpsに迫るフレームレートが体験できます。(最強設定はRTX3090でも役不足なのか、30fps前後まで落ち込みますが)

価格は20万円となかなかの高級品ですが…間違いなく今の最高峰グラボです。参考になれば。

シェアして応援よろしくです
目次