なんだかんだ”mini”のサイズ感が好き。(PRODUCT)REDも好き。
先日iPhone 14 Proのレビューをお届けしたところなのですが、小さいのはしばらく出ないだろうなぁ……ってことで「iPhone 13 mini」を購入。さくっとレビューしつつ、デザインを眺めつつ、iPhone 13 miniマジでいいよ!ってお話です。
iPhone 13シリーズのトピックは、5nmプロセスのA15 Bionicチップ、12シリーズから改善されたバッテリーライフ、十分なカメラ性能と処理性能、iPhone 14より買いやすい価格などなど。
iPhone 14シリーズとの違いやiPhone 12 mini → iPhone 13 miniの(PRODUCT)REDの色の変化もチェックしていこうと思うので、iPhone 13 miniの購入悩んでるってブラザーは参考にどうぞ。
買うべきかどうかで悩んでいるなら、買うと幸せになれるかも。
iPhone 13 mini (PRODUCT)REDのレビューをダダっとお届け。この赤色を求めてた
それじゃ、早速「iPhone 13 mini (PRODUCT)RED」のデザインや(PRODUCT)REDの色合いについてじっくり眺めていきましょう。
僕がiPhone 13 miniを今このタイミングで購入した理由は「iPhone 12 miniがすごくお気に入りで、もっと使っていたい」と思ったから。
iPhone 14シリーズから”mini”は廃止され、しばらく出ない可能性が高いので、iPhone 12 mini → iPhone 13 miniに買い替えました。
良い感じに光が当たっていると鮮やかな赤色ですが……
普段自分が見る色合いはどちらかというとこちらの赤色が近め。ダークなレッドがかっちょいい。
(iPhone 12 miniはフラミンゴ過ぎたから…全力でこの色求めてた。この深い赤色はiPhone8ぶり!)
12MPのデュアルカメラ(メイン/超広角)は対角線上に配置。
アルミフレームは少しオレンジがかかった赤色です。
下から見てみるとこんな感じ。スピーカーとLigntning端子。
ちなみに、iPhoneのUSB-C搭載についてですが、早ければiPhone 15に搭載されると言われており、あと1年後には実現される可能性が高めなので、USB-Cが良い!って人はもう1年待ってみるといいかも。
iPhone 13 miniとiPhone 12 miniの(PRODUCT)REDを比較
ここからは、iPhone 12 miniとiPhone 13 miniの(PRODUCT)REDを見比べてみましょう。実物に近い色味を出すため、少しカメラの露出を抑えていますが、もう断然違う赤色。
※違いをはっきり出すために、少し暗めの設定で撮影してます。でも、かなり実物に近い色。
アルミフレームもiPhone 12 miniのほうが少し明るめな赤色。
全体的にiPhone 12 miniの(PRODUCT)REDは淡い赤色で、iPhone 13 miniの(PRODUCT)REDはダークな赤色です。
iPhone 13 miniはとにかく濃くて深い赤色。
iPhone 12 miniは光の当たり方次第で極端に特徴が出ていますが……それでもこの違いはすごくない? 僕が”フラミンゴ”に例えていた理由がなんとなく伝わるかと思います。
2つのiPhoneを並べて比較してみると、iPhone 13 miniのカメラは対角線上に配置されているので、色味と見た目も相まってすっきりした印象ですね。
左:iPhone 12 mini、右:iPhone 13 mini
ちなみに、iPhone 13 miniではTrueDepthカメラがコンパクトになり、画面の切り欠きも小さくなりました。
iPhone 12 miniの(PRODUCT)REDもなんだかんだ言って好きでしたが、iPhone 13 miniの(PRODUCT)REDは圧倒的に好き。
iPhone 12 mini → iPhone 13 miniに買い替えて感じたこと
このあたりで、iPhone 12 mini → iPhone 13 miniに買い替えて実感した違いについてもさくっとご紹介です。
まずはじめに、iPhone 13 miniは画面の最大輝度が625ニト → 800ニトになったので、明るくて見やすいです。これはすぐ分かるレベルに違うんじゃないかなぁと。
違いについてダダっとまとめると……
- 画面の明るさ
- 電池持ち
- 処理性能の違いは体感無し
- カメラ性能
こんなところ。
もう少しだけ深堀りして見ていきましょう。
A15 Bionicの処理性能は体感できる違い無し
iPhone 13シリーズにはApple設計のSoC「A15 Bionicチップ」が搭載されていますが、処理性能はiPhone 12 miniの”A14 Bionic”と比べて体感できる差は無し。
僕はiPhoneでゲームをあまりしない人なので、もしかしたら、ゲームを遊んでいるとちょこちょこ違いを感じるかもですが、日常使用で感じられる違いはありませんでした。
(画面は小さいですが、普通に原神もできる)
電池持ちUP、重さもUP
iPhone 13シリーズはしっかりバッテリー容量がバンプされており、バッテリーライフが伸びました。
これはiPhone 12 mini → iPhone 13 miniで僕が期待して購入した要素の1つでもありますが、2時間の差が結構でかい。
ビデオ | |
iPhone 12 mini | 最大15時間 |
iPhone 13 mini | 最大17時間 |
iPhone 14 | 最大20時間 |
iPhone 12 miniの時は1日持たないこともありましたが、iPhone 13 miniは確実に1日バッテリーが持つようになったんですよね。
ただ、電池持ちとのトレードオフで重さはiPhone 12 miniより7g重い140gになってます。そんな変わらないけど。
カメラ性能
iPhone 13シリーズは、iPhone 12シリーズと比較してみるとカメラ性能もまぁまぁ強化されていまして。
iPhone 13/13 miniは12MP広角+12MP超広角のデュアルカメラを搭載し、いくつかの新しい機能にも対応しています。
iPhone 12 mini | iPhone 13/13 mini | |
カメラ構成 | 広角+超広角 | 広角+超広角 |
広角レンズ | 12MP f/1.6 7枚構成のレンズ ナイトモード | 12MP f/1.6 7枚構成のレンズ ナイトモード |
超広角レンズ | 12MP f/2.4 120度の視野角 レンズ補正 5枚構成のレンズ ナイトモード | 12MP f/2.4 120度の視野角 レンズ補正 5枚構成のレンズ ナイトモード |
望遠レンズ | – | – |
ズーム | 2倍光学ズームアウト 最大5倍デジタルズーム | 2倍光学ズームアウト 最大5倍デジタルズーム |
手振れ補正 | 光学式手振れ補正 | センサーシフト式手振れ補正(広角) |
その他 | スマートHDR3 | スマートHDR4 フォトグラフスタイル |
iPhone 12シリーズでは”Pro”モデルにのみ搭載されていた”センサーシフト光学式手ぶれ補正”がiPhone 13 miniにも搭載。これが結構強くてですね。全然ブレない。
撮影できる写真に大きな違いもないですが、より多くの光を取り込めるようになり、スマートHDRやセンサーソフト式手振れ補正を搭載したことで出来ることも増えました。
(フォトグラフスタイルで手軽に写真の印象を変えれるのもiPhone 13 miniから)
濃い赤色はiPhone 13/13 miniの(PRODUCT)REDだけ
それともうひとつ。
iPhone 14/14 Plusの(PRODUCT)REDはまた少し明るくなってしまったので、濃い赤色がラインナップされているのはiPhone 13/13 miniだけ。iPhone 14はminiも廃止されたので……ほんと惜しい。
iPhone 14に出来て、iPhone 13 miniに出来ないこと
せっかくなので、iPhone 14シリーズに出来て、iPhone 13 miniに出来ないことについてもダダっとおさらいです。(新しいiPhoneの操作システム”Dynamic Island”はiPhone 14 Proだけ)
iPhone 13/13 mini、iPhone 14/14 Plus、iPhone 14 Pro/14 Pro Maxの機能を一部ピックアップして比較してみると……
iPhone 13/13 mini | iPhone 14/14 Plus | iPhone 14 Pro/14 Pro Max | |
Dynamic Island | – | – | 〇 |
衝突事故検出 | – | 〇 | 〇 |
48MPのカメラ | – | – | 〇 |
望遠レンズ | – | – | 〇 |
最新のチップ | – | – | 〇 |
Ceramic Schield (硬いガラス) | 〇 | 〇 | 〇 |
MagSafe | 〇 | 〇 | 〇 |
常時表示ディスプレイ | – | – | 〇 |
Photonic Engine | – | 〇 | 〇 |
LiDARスキャナ | – | – | 〇 |
価格 | 92,800円~ | 119,800円~ | 149,800円~ |
こんなところ。
iPhone 14シリーズは2022年の最新モデルとなるため、iPhone 13/13 miniと比較するとカメラ性能がブラッシュアップされていたり、バッテリーライフが伸びていたり、新機能が追加されていたり、ちょこちょこ違いはありますが、注意したいのはiPhone 14/14 PlusにはiPhone 13 miniと同じ”A15 Bionic”が搭載されているというところ。
実際には、iPhone 14/14 PlusのA15 BionicはGPUが1コア増えているため、グラフィックのパフォーマンスは少しだけ上ですが、処理性能でいえばiPhone 13/13 miniと”ほぼ”同じです。
出来ること、出来ないことでいえば、iPhone 13/13 miniとiPhone 14/14 Plusはほとんど変わらないというわけですね。
それなのに27,000円もお安く買えちゃうっていう。今iPhoneの購入を検討しているなら、iPhone 13 miniはほんとおすすめです。
#Tips |
Photonic Engineのおかげでカメラ性能はiPhone 14/14 Plusのほうが上です。Photonic Engineとは、中-低照度で撮影した写真を改善する新しい写真技術のことで、iPhoneで撮影した写真の色精度が向上するほか、より鮮明で明るい写真が撮影できますよ。Apple曰く、低~中光時のパフォーマンスは約2倍。 |
スペックと仕様まとめ
iPhone 13 mini | iPhone 13 | |
サイズ | 131.5×64.2×7.65mm 140g | 146.7×71.5×7.65mm 173g |
ディスプレイ | OLED 5.4インチ 2,340×1,080 | OLED 6.1インチ 2,532×1,170 |
チップ | A15 Bionic 6コア+4コアGPU 16コアNeural Engine | A15 Bionic 6コア+4コアGPU 16コアNeural Engine |
カメラ | 12MP 広角+超広角 センサーシフト式手振れ補正 | 12MP 広角+超広角 センサーシフト式手振れ補正 |
容量 | 128GB/256GB/512GB | 128GB/256GB/512GB |
バッテリー | ビデオ再生:最大17時間 オーディオ再生:最大55時間 | ビデオ再生:最大19時間 オーディオ再生:最大75時間 |
カラー | スターライト ミッドナイト ブルー ピンク (PRODUCT)RED | スターライト ミッドナイト ブルー ピンク (PRODUCT)RED |
価格 | 92,800円~ | 107,800円~ |
その他 | IP68防水、5G(Sub6)、MagSafe、FaceID | IP68防水、5G(Sub6)、MagSafe、FaceID |
iPhone 13 miniを選ぶ理由 → 小さくて軽いは正義
とまぁこんな感じで。iPhone 13 miniのレビュー&(PRODUCT)REDについてかなり急ぎ足でぎゅっと詰め込んでみたのですが、どうでしょう? もうめっちゃ良くないですか、この赤色。
iPhoneで漫画や小説を読んだり、Netflixやプライムビデオ、ゲームを楽しむなら大きな画面のiPhone 13、僕のようにサイズ感や持ちやすさを重視するなら、iPhone 13 miniが最良の選択肢になるんじゃないかなぁと。
性能を重視する人はiPhone 14 Pro/14 Pro Maxですね。(価格は149,800円~になりますが…その価格も納得の性能です)
iPhone 14/14 Plusもカメラが魅力的ではありますが、性能的にはそこまで変わっていないですし……なにより、”mini”シリーズが無いのが惜しすぎる。
はぁ、どっかのタイミングでmini復活しないかな。自分の中で用途を切り分けてると、ほんとちょうどいいサイズなんです。iPhone 13 miniって。
iPhone 13 miniはApple公式HPのほか、Amazonや楽天モバイル、docomoやau、Softbankで購入可能です。