再販予約1発目に予約し、なんとか当選した僕の任天堂スイッチも購入してからもう4年。
発売から4年経過しても人気絶好調な任天堂スイッチですが、一時は転売ヤーの餌食となり、深刻な品薄状態になっていたのは記憶に新しいですね。
最近は在庫も潤沢になり、多くの店舗、オンラインショップで定価で購入できるようになりましたが、そろそろ任天堂スイッチデビューしてみようかな? ってブラザーも多いのでは? これから任天堂スイッチを購入しようと思ってるビギナー向けに”任天堂スイッチのレビュー”を写真多めでご紹介していこうと思うので、ぜひ参考にどうぞ。
※この記事は2017年9月30日に公開した記事を大幅に加筆&修正したものです。2017年当時の古い写真も混ざっているのであしからず…です。
有機ELディスプレイを搭載する新型モデル「任天堂スイッチ(有機ELモデル)」のレビューが気になるブラザーは以下の記事も参考にどうぞ。
#任天堂スイッチ(有機ELモデル)」をレビュー。大きくて綺麗な画面が最大のメリット
任天堂スイッチをじっくりレビュー!購入から4年経過しても現役バリバリ
それでは、まずは任天堂スイッチについて簡単に振り返りつつ…写真多めでじっくりレビューといきましょう。
(2017年当時の僕が書いた記事を大幅に加筆&修正していますが、当時の開封直後の文章と写真も織り交ぜつつお届けです。写真の画質向上と技術の向上も著しい)
「Nintendo Switch(任天堂スイッチ)」は、2017年3月3日に発売された第9世代となる任天堂のゲーム機。
大きな特徴として、TVに繋いで大画面でゲームしたり、外出時に持ち運んでゲームを遊んだり、テーブルに立てて遊んだり、1台で複数のモードを使い分けられるというのが大きな特徴です。
キャッチコピーは「カタチを変えてどこへでも」「いつでも、どこでも、誰とでも」。キャッチコピーの示す通りのゲーム体験ができるゲーム機、それが任天堂スイッチ。
2017年の購入当時の開封を振り返る
それでは、まずは2017年当時の僕が書いた任天堂スイッチの開封の振り返りから。
僕が購入したのはマイニンテンドーストアで、自分でジョイコンの色を決められる任天堂スイッチ。ジョイコンの色の組み合わせは”ネオンイエロー×ネオンピンク”です。※任天堂スイッチの価格は32,978円(税込)。
任天堂スイッチの付属品は以下の通りです。
- Nintendo Switch本体
- Nintendo Switch ドック
- Joy-Con (L/R)
- Joy-Conストラップ(L/R)
- Joy-Con グリップ
- HDMIケーブル
- ACアダプター
僕は”マイニンテンドーストア限定 任天堂スイッチ“を購入したので、自分で選んだ組み合わせのJoy-Conが付属。
ゲームショップで見かけるようなパッケージではなく、マイニンテンドーストア限定の真っ赤なパーッケージに入って届きました。思ってたよりも箱が小っちゃくて驚き。
ネオンイエローのジョイコンL。小さいながらもしっかりとしたグリップ感があり、見かけよりも全然持ちやすい。
ジョイコンは縦持ちと横持ちの両方で使うことができるほか、対応しているゲームならおすそわけプレイで友達と一緒に遊べます。
付属するジョイコンストラップは左右共有でどっちでも取り付けられますが…正しい向きがあるので要注意。
ジョイコンにストラップを付ける時は、ジョイコンRの「+」とストラップの「+」、ジョイコンLの「-」とストラップの「-」を合わせるように取り付けます。(向きを逆に付けちゃうと、外れなくてほんとに焦る)
公式ページではJoy-Conを逆に取り付けてしまった時の対処法が紹介されているので、万が一やらかしてしまっても安心です。
▶Nintendo Joy-Conストラップの取り付け/取り外し(公式ページ)
任天堂スイッチのデザインを眺める
さて、ここからは「Nintendo Switch(任天堂スイッチ)」を買おうと思っているブラザーに写真多めでレビューをお届けです。
任天堂スイッチには6.2インチの液晶ディスプレイが搭載されており、携帯モード時の解像度は1,280×720ピクセル。リフレッシュレートは30Hz。
TVモード時(HDMIケーブルでTVと接続)は1,920×1,080ピクセルの解像度で、60Hzのリフレッシュレートでゲームをプレイすることができます。
※リフレッシュレートとは、1秒間に画面を更新する回数のこと。高いほど滑らかに感じることができます。また、スマホなどで”フルHD(1,920×1,080)”を親しんでいると任天堂スイッチの解像度は低く感じるかもしれませんが、全然そんなことありません。
任天堂スイッチの背面スタンドの裏側にはmicroSDカードを差し込むスロット、ボディ下部には排熱用のスリットが設けられています。
次は任天堂スイッチを上から見てみましょう。上部にはゲームカードスロットやイヤフォンジャック、ボタン類が配置。
上部右側にはゲームカードスロットと3.5mmイヤフォンジャック。
上部左側には音量調整ボタンと電源ボタンが配置。ボタンにはいずれも”カチッ”とした控えめなクリック感があります。
ボディ下部には”充電用のUSB-C端子”が搭載されています。割とNintendo Switchドックでガチャガチャなる部分なのですが、4年間がっつり使ってきて故障無し。
お次は任天堂スイッチのTVモードに必須な”Nintendo Switchドック”について。
側面には有線コントローラーなどを接続できるUSB-Aポートが2つ。
ドックの背面はこんな感じでケーブルを保護するカバーが設けられているのですが、HDMIケーブルやAC電源ケーブルを引き出すスリットもあります。
背面のカバーをパカっと。こちらにもUSB-A端子が搭載されており、ACアダプター端子とHDMI端子が搭載されています。側面と合わせて任天堂スイッチのUSB-Aポートは3つですね。
(背面は結構ホコリが溜まってしまうかも)
Nintendo SwitchドックにNintendo Switchを装着するとTVモードを利用することができるのですが、任天堂スイッチの画面がドックに触れて擦れることもあるので…購入したら保護ガラスフィルムを張っておくのがおすすめです。
さて、せっかくなので任天堂スイッチの専用コントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」についても触れておかないとですよね。Joy-ConにはL/Rで左右一組のコントローラーになっていまして。
Joy-Con(L)には加速度センサーとジャイロセンサー、Joy-Con(R)には加速度センサーとジャイロセンサーに加え、モーションIRカメラとNFC(近距離無線通信機能)が搭載されているというのが特徴です。
※ジョイコンのバッテリーライフは約20時間。フル充電には約3.5時間必要です。
ジョイコンL/Rともにリアルな触覚フィードバック「HD振動」を搭載しているほか、豊富なカラーラインナップのおかげでジョイコンストラップとの組み合わせが豊富というのも大きなトピックです。
任天堂スイッチは、1本のゲームソフトをジョイコンを分け合ってプレイする「おすそわけ」プレイに対応していますが、そういったシチュエーションでもジョイコンは大活躍。ジョイコンにジョイコンストラップを装着すると小さなコントローラーに早変わりしてくれます。
ジョイコンストラップを装着せずともコントローラーとしては使用できますが、ジョイコンストラップを組み合わせると操作性は大きく向上。
L/Rボタンが格段に押しやすくなるので、マリオパーティなどの操作がシンプルなゲームから大乱闘スマッシュブラザーズ、マリオカート8 デラックスといった操作が複雑なゲームまで楽しくプレイすることができます。
ジョイコンストラップは向きを間違えると少々取り外しにくいですが…取り付け&取り外しは基本簡単。
付属のJoy-Conグリップを装着すると、一般的なサイズのコントローラーになります。※付属のJoy-Conグリップに充電機能はありません。
様々な色のジョイコンを組み合わせて雰囲気を変えられる…というのも任天堂スイッチの醍醐味です。
携帯モードからスムーズに切り替えられる「TVモード」
ドックに任天堂スイッチを置くと、そのままの画面でスムーズにTVモードへ移行できるというのは任天堂スイッチの最大の強みであり、最大のメリット。
携帯モードとTVモードの切り替えも非常にシームレスでスムーズ。Nintendo Switchドックに置くだけでTVモードに勝手に切り替わってくれます。
ちなみに、Joy-Conグリップを装着すると一般的なコントローラーのサイズになり、操作性も悪くないですが…操作感を重視する人はNintendo Switch Proコントローラーを一緒に買っておくといいかもしれませんね。
しばらく遊んでいるとこの形状にも慣れましたが、Proコンはスプラトゥーン2などのシューティングゲーなど、操作性が重要なゲームを遊ぶときに検討してみるといいかも。
持ち運びに最適な「携帯モード」
ジョイコンL ネオンイエローとジョイコンR ネオンピンクを任天堂スイッチ本体に取り付けるとこんな感じ。
発売当初のレビューでは「ジョイコンが本体から外れやすい」と言われてましたが、普通に遊んでれば任天堂スイッチ本体からジョイコンが外れることはないんじゃないかなぁ、と。
寝ころびながらポケモンユナイトなどを遊んでいると、力んでしまってJoy-Conが外れてしまう…ってことがちらほらあったくらいです。
TVモードから携帯モードへの切り替えはドックから外すだけなので、ほんとに快適ですが、寝転んでゲームができるのが何よりも最高。
任天堂スイッチのスペックと仕様
サイズ | 縦102mm×横239mmx厚さ13.9mm(Joy-Con取り付け時) ※アナログスティック先端からZL/ZR突起部分までの最大の厚さは28.4mm |
重さ | 約297g (Joy-Con取り付け時:約398g) |
ディスプレイ | 静電容量方式タッチスクリーン、6.2インチ液晶、1280×720ピクセル |
CPU/GPU | NVIDIA社製 カスタマイズされたTegraプロセッサー |
ストレージ | 32GB microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応 |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)Bluetooth 4.1 (TVモード時のみ、市販の有線LANアダプターを使用して有線LAN接続も可能) |
映像出力 | 最大1920×1080ピクセル/60fps ※TVモード時にHDMIケーブル経由で出力。テーブルモード・携帯モードでは画面解像度に従い最大1280×720ピクセル。 |
音声出力 | リニアPCM 5.1ch対応 TVモード時にHDMIケーブル経由で出力 ステレオスピーカー |
端子 | USB Type-C 3.5mm イヤフォンジャック |
センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、明るさセンサー |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー:電池容量 4310mAh |
バッテリー持続時間 | 約4.5~9.0時間 ※遊ぶソフトによって、持続時間が変わります。 例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約5.5時間です。 |
充電時間 | 約3時間 |
4年間本体は一度も壊れていない(ジョイコンは故障しやすいけど)
さて、写真多めで任天堂スイッチのレビューをお届けしましたが、このあたりで任天堂スイッチの故障のしやすさや耐久性についても触れておきましょう。
(Joy-Conのスティックは何度か交換修理してます)
結論から言うと…僕の任天堂スイッチ(本体)は一度も壊れることなく4年間遊び続けてきたので、任天堂スイッチの耐久性は十分以上。しいて挙げるとすればJoyConのスティックが壊れやすいのは任天堂スイッチの弱点であり、デメリットかもしれません。
買ってすぐ壊れた! なんてことにはならないかと思いますが…この4年間で僕は3回ほど任天堂スイッチのスティックを自分で修理しています。
とはいえ、保証期間内は任天堂さんが修理してくれますし、保証期間が過ぎても自分で修理すれば問題ありません。方法も簡単です。
任天堂スイッチのレビューまとめ!今からスイッチデビューするのに最適なモデル
少々長くなってしまいましたが…最後に僕の任天堂スイッチのレビューと評価をまとめておきましょう。
任天堂スイッチは携帯モードでカジュアルに遊べて、テーブルモードでシェアして遊べて、TVモードでがっつりゲームを楽しめる唯一無二のプロダクト。2021年現在はゲームのラインナップも豊富ですし、自分にあったスタイルでゲームを遊ぶことができるというのは大きなトピックかなぁと。
メリット
- 携帯モード/TVモード/テーブルモードを使い分けてゲームを遊べる。
- 優れたデザイン。様々なカラーのJoy-Conを組み合わせられる。
- ソフトのラインナップが豊富。
- TVモードと携帯モードの切り替えがスムーズ。
デメリット
- Joy-Conのスティックが壊れやすい。(いわゆる”Joy-Conドリフト”ってやつ)
- 有線LAN端子が搭載されていない。
- 携帯モード時のバッテリー時間が少し心許ないかも。
任天堂スイッチのレビュー&評価まとめ
デザイン | ★★★★★ |
機能 | ★★★☆☆ |
耐久性(本体) | ★★★★★ |
耐久性(Joy-Con) | ★★☆☆☆ |
価格(コスパ) | ★★★★☆ |
発売から4年経過しても衰えない人気からも、任天堂スイッチのゲーム機としての完成度の高さは分かりますね。やっぱり、ひとつのゲーム機で携帯機とコンソール機の機能を兼ね備えるというのは魅力的です。
Joy-Conスティックの耐久性は気になるところではありますが…スティックのドリフト問題はPlayStationやXboxでも起こりやすい故障の1つですし、”コントローラー = 消耗品”という割り切りも重要です。
今から任天堂スイッチを購入するなら有機ELディスプレイを搭載するモデルがおすすめですが、現行モデルの任天堂スイッチを選ぶのもありありですよ、ブラザー。任天堂スイッチデビューいっちゃいましょう。
任天堂スイッチ(有機ELモデル)のレビューについては以下の記事も参考にどうぞ。