レビューの評価基準について
いつも読んで頂きありがとうございます。ミヤモトです。この記事では、iyusuke.netのレビューの評価基準についてダダっとまとめておきます。
テンプレ化して残しておいたほうがブレないですし、記事の理解度も深まるかと思うので…気になるブラザーは参考に。
レビューの評価基準
iyusuke.netでは、レビューの評価基準として「アルファベット(S,A,B,C)」を採用しています。(理由は点数を付けるよりも『ふわっと』表現できるから)
例えば、イヤフォンやヘッドフォン、スピーカーは「音質」「装着感」「解像度」「定位感」「コスパ」が主な評価基準となっていて、それぞれに「S」や「A」「B」といった評価を “4:6(客観的:主観)" くらいで付けてます。
レビュー&評価テンプレートの例
素敵過ぎて撮影が楽しくなるカメラ。
メリット
- ライカと共同開発したハイエンドアクションカメラ
- 超綺麗な画質と豊富な撮影機能
- PureVideoによる低照度の撮影性能
- 汎用性の高いフリップ式スクリーン
- 簡単に取り付けできる磁気マウント
デメリット
- microSDスロットのカバーがパカパカする
- 撮影後に数秒の待ち時間がある
- 競合より少し重い(あまり気にならない)
評価
画質 | デザイン | 機能 | 使いやすさ | コスパ |
S | S | S | S | A |
総合評価 | ★★★★★ (5/5点) |
※レビューの評価基準についてはこちら。
レビュー&評価のテンプレートはこんな感じ。レビューする製品によりちょこちょこ変わりますが、大抵は同じ基準になるように製品群で統一。
総合評価は全体的な平均を取って…とかじゃなくて"フィーリング"です。
ちなみに、音質の評価が必要な項目では、通称「いつものレビュープレイリスト」を使用しており、再現性の高い環境で192KHz/24bitで視聴。価格が高めな有線イヤフォンやヘッドフォンのレビューではアンプに接続して視聴することが多いです。
評価レートの見方
評価レートの見方は以下の通りです。
S++ | 文句なし。最強。 言葉にできない感動を覚えるレベル。 |
S+ | とてつもなく優れている。 |
S | すごく優れている |
A | 優れている 一般的に"良い"レベル |
B | 可もなく不可もなく… |
C | 微妙 |
D | 論外 (もう使わない) |
「S++」は僕が感動を覚えるレベルで「ガチで良い!」と思ったものにだけ。最低評価の「D」は今のところ出てません。
周波数特性の測定方法
イヤホンやヘッドフォン、スピーカーのレビューでは客観的なデータとして"周波数特性"を計測してます。
周波数特性とは、入力電圧を一定にした状態で、信号発生器からの周波数を変化させた時に出力される音圧がどのように変化するかを表したもので、グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域。
200Hz以下が強すぎるとほかの音を邪魔してしまうし、弱すぎるとベースやドラムの音が軽く感じてしまうほか、700Hz~3KHzの帯域が適度に目立っているとボーカルの声に艶が出る…といった感じで音質の客観的なデータになります。
※マイクや機器、設定など、計測している人の環境でも変わるし、あくまでも目安としての指標。正確な数値を得るためではなく、どんな傾向の音質なのか客観的に"見る"データとして測定してます。
周波数特性が分かれば良いので、機材はお手頃なbehringer UMC22とbehringer ECM8000。マイクにはさくっと自作したダミーヘッドを繋いでます。
UMC22のゲインは最小でマスターボリュームは右方向に45度。
オーディオサンプルは60秒のスイープ波(96000Hz/24bit)でスイープする周波数は20Hz~40000Hz。ソフトはWaveSpectraとWaveGeneを使用しており、ボリュームは平均~ピーク時が-40dB~-20dBあたりになるよう調整。
同じような環境を揃え、同じようにセットアップすれば似た測定結果が得られるはずです。※WaveSpectraとWaveGeneは2023年現在ダウンロードできない模様。