ステ振りを制すものがアパラチアを制す。
今回は、これからFallout 76を始めた人向けの記事。Fallout 76のステータス「S.P.E.C.I.A.L.」や、様々な能力を手に入れられる「Perkカード」について、Fallout 76の初心者向けになるべく簡潔に、分かりやすくご紹介していこうかと思うので、ぜひ参考にどうぞ。
※この記事はガジェットブログのほうで公開していた記事を加筆&修正し、読みやすくしたものです。この記事を読めば..Fallout76のステータス”S.P.E.C.I.A.L.”や”Perkカード(スキル)”について理解できる…はず。
Fallout 76の「S.P.E.C.I.A.L.」とPerkカード、ステ振りについて初心者が知っておきたいこと
Fallout 76に登場する「S.P.E.C.I.A.L.(スペシャル)」は、フォールアウトシリーズ共通で使われているステータスの総称。レベルが上がるごとに1ポイントのスキルポイントを獲得し、自分のプレイスタイルに合わせて自由に振り分けることができます。
- Strength(ストレングス)
- 肉体的な力を表す。近接攻撃の威力にも影響されます。
- 1ポイント増える毎に所持重量が+5。
- 近接攻撃は、1ポイント毎に+5%アップ。最大+75%。
- Perception(パーセプション)
- 周囲の認識能力やステルスに関連。V.A.T.S.での命中率にも影響します。
- VATSでの命中率は、1ポイント毎に0.4%、最大6%。
- Perceptionが高いほど、敵を発見しやすくなります。(コンパスに表示される敵の範囲が広がる)
- Endurance(エンデュランス)
- 肉体の頑強さを表し、1ポイント毎に体力が+5。
- ダッシュ時のAP消費が1ポイント毎に5%減少します。最大75%。
- Enduranceが高いほど病気にかかりにくい。
- Charisma(カリスマ)
- 他者を導き、リーダーシップを発揮する。クエスト報酬やトレード時の価格に影響します。
- 会話の選択肢で、有利な選択肢が選べることも。
- チームメイトを強化するPerkカードが多く、チームプレイに適したステータス。
- Intelligence(インテリジェンス)
- 知能を表し、ターミナル(端末)のハッキングや武器や防具の作成、アイテムの耐久度(CND)に影響します。
- 1ポイント毎に、作成したアイテムのCNDが+5%。最大70%。
- Agillity(アジリティ)
- 運動神経、反応速度を表す指標で、1ポイント毎にAP(アクションポイント)が10増加。
- ステルス時の見つかりにくさにも影響します。
- Luck(ラック)
- 運の強さ。クリティカルメーターのチャージや入手したアイテム、耐久値の最小値/最大値に影響します。
- 各アイテムが見つかりやすくなったり、死亡時に一定確率で復活したり、低確率の一撃必殺が出たり……特殊なPerkカードが多め。
Fallout 76の「S.P.E.C.I.A.L.(ステータス)」は上記の7種類。
このS.P.E.C.I.A.L.は1つの項目につき最大15ポイントまで振り分けることが可能で、全ステータス合計は56ポイントまで。スキルセットはプリセットに保存しておき、後から簡単に変更することもできるため、自分の好きなようにスキルを色々試すことができるのも大きなトピックです。
とはいえ、すべてのステータスを平均的に上げるよりも、プレイスタイルに合わせてステ振りしていくのが強いのは言うまでもなく、必要ないステータスをスパッと切れる潔さも大事。
S.P.E.C.I.A.L.を自由に変更できる「パンチカードマシン」
Lv25以降になると「パンチカードマシン」が利用可能になり、パンチカードマシンから「S.P.E.C.I.A.L.のロードアウト」も可能。スペシャルをリセットしたり、Perkカードを自由に変更できます。
パンチカードマシンがあればいつでも変更可能ですが、スキルセットのスロットは各キャラにつき2つまで。ATOM(ゲーム内課金アイテム)を使用することで最大3つまでのビルドを作成可能です。
僕の例でいえば、パワーアーマービルド、ステルスビルド、拠点用ビルドといった感じで3つを使い分けています。
Perkカードについて
次に、ステ振りと同じくらい重要な「Perkカード」について。今作のPerkは、コスト式になっており、好きなPerkカードを自由に付け替えることができます。
- Perkカード左上の数字は「コスト」。
- S.P.E.C.I.A.L.で割り振ったポイントまでのコストのPerkカードを装備できます。
- 例:Strengs 3なら、コスト1のPerkカード3枚 or コスト3のPerkカード1枚 or コスト2のカード1枚とコスト1のカード1枚といった感じ。
- Perkカードは、いつでもどこでも付け替え可能。
- Perkカードにはランクがあります。
- ランクが高いほど効果が高い。
- Perkにはレベル制限があり、必要レベルに達するまでは装備できません。
- 同じカードを合成することで、高いランクのものを入手可能。
Perkカードについて知っておきたいことはこんなところ。上級者向けのシステムとして「レジェンダリーPerk」なるものがありますが、それはまた別の機会に。
Perkカードの合成
高ランクのPerkカードは、後述の「Perkカードパック」で入手できることがあるほか、被ったカードを合成することでランクを上げ、入手することができます。
注意点として、高ランクPerkカードは必要コストも上がるので、自分の使いたいPerkカードと相談し、合成するかどうか決めましょう。
レベルアップでもらえる「Perkカードパック」
まとまったPerkカードが手に入る「Perk カードパック」。これは10レベルまでは2レベル毎に、以降は5レベル毎にレベルアップで入手できるようになります。
このカードパックには1枚だけレアカードが入っていて、効果に違いは無いですが、絵が動くというオマケ付き。(レアカードの背面は金色)
Perkカードパックには “謎のジョーク” と一緒に「PERK風船ガム」も入手可能で、効果は2分間飢えや渇きが5%遅くなるというもの。味によっては、追加効果が異なるので、売らずに保管しておきましょう。
Perkカードはチームで共有することもできる
チームを組んでいる時は、装備しているPerkカードを1枚だけ共有することができます。
共有するためには、共有したいPerkカードの3倍のCharismaが必要になるので、最低でもCharismaに3ポイント割り振る必要があるというのは覚えておきたいポイントかなぁと。
CarismaのPerkカードには、ソロプレイ時に能力が上がる「ローンワンダラー」もありますし、最低でも3ポイント振ってる人は多いと思いますが、意外に使ってる人は少ないのでは?
有用な効果のPerkカードを共有し、チームプレイ時に活用してみましょう。
ステ振りとPerkカードで自由なプレイスタイル
その自由度の高いステ振りが特徴のFalloutシリーズですが、Fallout 76ではより “RPG色” が強くなっていて、S.P.E.C.I.A.L.とPerkカードの組み合わせにより、プレイスタイルの幅は過去作を圧倒的に凌ぐほど広くなっています。
StrengthとAgillityに多め振ってゴリゴリ近接プレイだったり、PerceptionとAgillityに多めに振って、ステルススナイパーライフルプレイだったり……Perkカードでライフルやピストルに特化したり、アイテム効果(ジャンキーの薬物中毒プレイなど)を活用したり、プレイスタイルあなたの思うまま。
パワーアーマーを着るのか、ライフル or フルオート銃を使うのか、はたまた、ガトリングガンなどのへービーガンを使うのかによってもビルドは変わってくると思いますが、まずは、どんなスタイルで戦いたいか考えて、自分なりの個性を出していきましょう!
ステ振りを考えるのに便利なスキルシミュレーターもあるよ
最後に、Fallout 76のステ振りやPerkカードを確認できるFallout 76 スキルシミュレーターについてご紹介。
ステータスを選び、装備したいPerkカードを選ぶだけでシミュレーションできるんですけど、これがまた驚くほどに優秀。「欲しいPerkカードを全部入れたら、最終的なS.P.E.C.I.A.L.はどれくらいになるのか?」をぱっと見で確認できるので、ぜひ一度試してもらえればと思います。
参考までに”血濡れ不屈ライフルビルド”のステ振りとPerkカードはこんな感じ。URLを送れば、他の人とSPECIALやPERKカードの組み合わせを共有できるほか、Perkカードと効果が一覧で表示されるので、Wastelandersで参戦した初心者のレジデントもきっと役立つはずです。