体験や音質は向上したけど、ステレオペアは同世代のみ。HomePod(第2世代)のスペックをおさらい

ディープに高鳴る…らしい。
2023年1月19日、AppleがHomePodの新型モデル「HomePod(第2世代)」を発表したので、前モデルから変わったところをチェックしつつ、スペックや機能をおさらいです。
基本的なデザインは2018年に発売された"HomePod"と同じですが、内部的にはちょこちょこ進化していて、特に、音質と体験の向上、Siriの強化あたりがHomePod(第2世代)の大きなトピックかなぁと。
ステレオペアはHomePod(第2世代)同士でしか設定できないことには注意が必要ですね。
HomePod(第2世代)の発売日は2023年2月3日。現在予約受付中で価格は44,800円(税込)です。
HomePod(第2世代)のスペックや機能をおさらい

カラーはミッドナイトとホワイト
それじゃ、まずはAppleの新型HomePod「HomePod(第2世代)」のスペックや機能についてダダダっとおさらいしていきましょう。
HomePod(第2世代)は音質に体験の向上、Siriの強化と内部的にブラッシュアップされたHomePodの2023年モデル。


デザインに大きな変更はないですが、初代HomePodと同様につなぎ目の無いメッシュ生地を採用し、天面にはタッチスクリーンを搭載。
プロセッサにはApple Watch Series7と同じ"S7チップ"を搭載し、S7チップとシステム検知テクノロジーの組み合わせにより、HomePodの音響システムが持つポテンシャルを最大限に引き出すコンピュテーショナルオーディオを提供するとのこと。
コンピュテーショナルオーディオにより、ダイナミックレンジをキープしながら音響性能を高められるのは、HomePodの大きなメリット。

HomePod(第2世代)は初代HomePodと比較してデザイン面での変化はないですが、 内部構造はしっかり進化していまして。
Appleが設計した高偏位ウーファーや20mmの振動版を搭載し、鮮明な高音域の音質、深みのある豊かな低音を生み出してくれるようです。
また、HomePodの基部には5つのビームフォーミングツイーターアレイが搭載されているため、広域の周波数を最適化して細部まで再現してくれるほか、鮮明でクリアな音質も実現しています。
深みのある豊かな低音を生み出すのが、HomePodの高偏位ウーファーです。パワフルなモーターが振動板を20mmという驚異的な幅で振動させ、低音イコライザのマイクが低域の周波数をリアルタイムで動的にチューニング。雑味のないクリアな低音を部屋中に響かせます。それはもう、鳥肌ものです。
Apple公式HP
ステレオペアで2台接続できるのはHomePod(第2世代)同士のみ

さらに音質が良くなって登場した「HomePod(第2世代)」ですが、注意したいのはHomePodのステレオペアは同世代のみで設定可能ということ。
ステレオペアは、2台のHomePodをペアリングして従来のステレオスピーカーよりもワイドなサウンドステージを持つステレオ環境を構築できる機能なんですけど、要するに、HomePod(第2世代)はHomePod(第2世代)と、初代HomePodは初代HomePodと、HomePod miniはHomePod miniとしてステレオペアで接続することができません。
#Tips |
ステレオペアは世代の異なるHomePodで設定することができないですが、複数の部屋に設置したHomePodから同時に音楽を再生する"マルチルームオーディオ"は、HomePodの世代関係なく利用可能です。 |
ステレオペアは2つのHomePodをペアリングするだけでステレオサウンド環境を構築し、歪みのない臨場感あるオーディオ体験を提供してくれる素敵機能ですが、当然、初代HomePodと新型HomePodをステレオペアにすることもできないのでご注意を。
温度/湿度センサーを搭載

HomePod miniも温度/湿度の計測が可能に。
HomePod(第2世代)は温度/湿度センサーを搭載したというのも大きなトピックの1つ。
煙や一酸化炭素の警報音を検知するとユーザーに通知を送る安全機能のほか、特定の温度に達したことを検知して自動でブラインドを閉めたり、扇風機を付けたりといったオートメーションも設定できるようになりました。
HomePod miniも温度/湿度計を搭載していることはiFixitの分解で明らかになっていましたが、こちらもHomePod(第2世代)が発表されたタイミングで同機能に対応しています。Good。
HomePod(第2世代)のスペックと仕様については以下の通りです。
スペックと仕様
カラー | ミッドナイト ホワイト |
チップ | Apple S7 |
サイズ | 168×142mm 2.3kg |
オーディオテクノロジー | 4インチ高偏位ウーファー 5つのホーンツイーターのアレイ 自動低音補正用低周波キャリブレーションマイク 先進的なシステム検知対応コンピュテーショナルオーディオ 室内検知 ドルビーアトモスの空間オーディオ 離れた場所でSiriに対応する4つのマイク AirPlayでマルチルームオーディオに対応 |
ステレオペア | 〇 ※HomePod(2世代)同士のみ。 |
オーディオソース | Apple Music iTunesで購入した音楽 iCloudミュージックライブラリ Apple Music Radioまたはオンデマンドのエピソード TuneInのラジオステーション Apple Podcast リマスタリングされた周囲音 iPhone/iPad/AppleTV/MacからHomePodにAirPlayでストリーミングしたコンテンツ |
ワイヤレス | 802.11n Wi-Fi Bluetooth 5.0 ピアツーピア検出 Thread 近接デバイスを認識する超広帯域チップ |
センサー | サウンド認識 温度と湿度 加速度センサー |
価格 | 44,800円(税込) |
HomePod(第2世代)のスペック・仕様について覚えておきたいのはこんなところ。
Siri経由でスマートホームを操作できるというのはもちろん、Apple Musicだけでなく、AirPlayを利用して音楽を再生することもできます。
インターコムモードにも対応するため、例えば「Hey Siri,試合は始まった?とリビングにインターコムで連絡」って喋りかければ、リビングにあるHomePodから音声チャットが流れる……みたいに音声チャット的な使い方も良き。
システム要件
- ソフトウェアの最新バージョンを搭載したHomePod
- 最新のiOSを搭載したiPhone SE(第2世代以降)、iPhone 8以降、または最新のiPadOSを搭載したiPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad mini(第5世代以降)
- 802.11n Wi-Fiインターネットアクセス
▶HomePod(第2世代)のスペックを見る – Apple
発売日は2月3日、価格は44,800円
良い感じにブラッシュアップされ、魅力的なプロダクトになって帰ってきたAppleの新型スマートスピーカー「HomePod(第2世代)」ですが、発売日は2023年2月3日、価格は44,800円(税込)。※Apple Care+ for HomePodの価格は6,400円(税込)。
Apple公式ストアにて、現在予約受付中です。
今なら、HomePodを購入するとApple Musicの6か月無料体験もついてきますよ。
HomePodほどガチじゃなくても良いからiPhoneと連携できるスマートスピーカーが欲しいかも…ってブラザーはHomePod miniを選ぶといいかも。