画像はApple HubがFacebookで公開しているコンセプトイメージ。
そろそろ発売されるかもしれない新型iPhone「iPhoneSE4」ですが、ベースはiPhone 14になり、廉価な部品とUSB-Cを採用するかも…って噂が出ているので、改めてスペックや機能、予想されている発売日についておさらいです。
iPhone 14がベースモデルで価格はiPhone SE(第3世代)と同等となるとiPhone SE4はエントリーモデルとして良い選択肢になりそうですが、2024年8月に入って価格が10万円に迫るかも…って情報もあるので、この辺りも気になるところ。
iPhoneSE4のスペックや機能、発売日の噂をおさらい
それじゃ、じわじわと情報が出てきているエントリーモデルの新型iPhone「iPhone SE4」について見ていきましょう。
iPhone SE4は、iPhoneのエントリーモデル”SEシリーズ”の新型モデル「iPhone SE(第4世代)」の略。iPhoneSE4の識別子は”D59″。コードネームは”Ghost”。この記事では仮称として”iPhone SE4″と記載しています。
BloombergのMark Gurman氏は「AppleはAndroidに対抗するためにiPhone SEの価格を値上げすることは難しく、次期モデルも現行モデルと同価格帯で販売される」と予想していて、最近出てきた情報によれば、iPhone SE4ではいくつかの部品で廉価なものを採用し、発売日は2025年頃になるとのこと。
これまでの情報を鑑みるに、iPhone SE4は2024年内に発売される可能性もあります。iPhoneSE4の詳細スペック(仮)については以下の通り。※あくまでも噂。参考程度に。
iPhone SE4のスペックまとめ
名称 | iPhone SE(第4世代) |
サイズ | 148.5×71.2×7.8mm 166g |
チップ | A18 Bionic? |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL リフレッシュレート:60Hz |
メモリ | 8GB LPDDR5 |
ストレージ | 128GB 512GB |
カメラ | 12MP センサー:Sony IMX503 1/2.55インチ F1.8 |
バッテリー | 3,279mAh MagSafe対応(12W) |
通信 | Wi-Fi6 Bluetooth 5.3 |
その他 | USB-C FaceID(顔認証) |
発売日 | 2025年? |
価格 | 84,000円? |
iPhone SE4は、iPhone 14をベースにした廉価モデル。iPhone SE(第3世代)と大きく異なるのは、ディスプレイが有機EL(OLED)になること、USB Type-Cを搭載すること。コストを考慮して、ディスプレイに”Ceramic Shield”は採用されないと思われます。
ちなみに、生体認証には「FaceID(顔認証)」が採用される可能性が高いほか、すでにiPhone 15シリーズで実現されていることからも、iPhone SE4の充電端子はUSB-Cになることは間違いなさそうです。
コスト的に…iPhone SE4が48MPのカメラを搭載したり、Dynamic Islandを搭載する可能性は低いかもですが、アクションボタンを搭載する可能性は無きにしも非ずといった感じなので、こちらは続報に期待。
China Timesが得た情報によれば、iPhoneSE4のOLEDはBOEかTianmaが供給するとのことで、現在は2社が受注を競っている状態とのこと。iPhone14のOLEDは供給量の多い順でSamsung、LG、BOEが供給しています。
CADレンダリングで判明したデザイン
91mobilesが公開したCADレンダリングにより、iPhone SE4のデザインが判明しているので、こちらも簡単におさらい。
事前情報通り、iPhone SE4はiPhone 14がベースになると思われ、これまでのデザインから大幅に変更。
背面には大きめのシングルカメラ、6.1インチの画面にiPhone 14シリーズに似た切り欠きも確認できるため、指紋認証(TouchID)は廃止され、顔認証(FaceID)が採用されると思われます。
そのほかには、USB-Cポートが搭載されるほか、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxで搭載された”アクションボタン”を搭載する可能性も高いようです。
Xユーザー(@TusharG986540565)が公開した完成度の高いレンダリング画像はこんな感じ。前モデルと同様に、iPhone SE4も少なくとも3種類のカラバリは用意されそうな予感。
参考までに、今年のフラグシップとなる”iPhone 16シリーズ”は全モデル共通で”アクションボタン”を搭載する見込みです。
iPhone SE4の価格は10万円に迫るかも
iPhone SE(第4世代)のOLEDディスプレイの供給はSamsungとBOEが行う可能性が高いですが、両社は卸価格の値下げを提示する見通しとのこと。
Appleがサプライヤーに要求しているiPhone SE4向けのOLEDディスプレイの卸価格はiPhone15向けと比べて100ドルほど安くなっており、iPhone 15より安くなることは間違いなさそうですが…気になるのはどれくらい安くなるのか?ってところ。
例えば、ディスプレイの卸価格を考慮し、iPhone14の販売価格を参考にした場合は100,800円ほど。iPhone SE4の発売が2025年春になると仮定し、現在のiPhone 13と同じくらい値下げされたiPhone 14の販売価格を参考にした場合は84,000円程度になることが予想されます。
第4世代のiPhone SEはリアカメラが1眼になったり、Dynamic Islandのないディスプレイの恩恵でコストはいくらか安くなるとはいえ、smartprixが予想している価格は約599ドル(約95,800円)。
この価格は国内におけるiPhone 13と同じ価格ですが…iPhone SE 第三世代と比べると大幅な値上げになりそう。
iPhone SE4の発売日は未定
iPhone SE4は、ここ最近のリークで2024年9月11日にiPhone 16シリーズと共に発表されると噂されていましたが、イベントで発表されたのはiPhone 16シリーズのみだったため、発売日は2025年以降になる可能性が高め。
メモリは8GBを搭載すると予想されているため、おそらく、Apple Intelligenceは対応しないかと思われますが、一部機能は利用できる可能性もあるかもですね。
iPhone SE4がFaceID(顔認証)を搭載したら、ついにTouchID(指紋認証)を搭載するiPhoneが…レガシー。