任天堂スイッチ2の分解で判明。ジョイコンスティックはドリフトの可能性あり(自分で修理は難しそう)

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任天堂スイッチ2

ドリフトは発生しそう。

2025年6月5日に発売された「任天堂スイッチ2」。初代から8年目にアップデートされた任天堂の新型ゲーム機ですが、気になるのは壊れた時。ジョイコンスティックがドリフトしたり、じゅうでんできなくなったり...エトセトラ。

iFixItが任天堂スイッチ2の分解動画を公開しており、「どれだけ修理しやすいのか?」を見てくれているので、気になる人は要チェックです。

ちなみに、僕はまだ抽選外し続けてます。...当たってくれ。

#修理のご案内 - 任天堂公式サポート

目次

iFixItが任天堂スイッチ2の分解動画を公開。ジョイコンドリフトの可能性がある(自分で修理しにくい)

iFixItが任天堂スイッチ2の分解動画を公開しており、実際にどれだけ修理しやすいのか?を調べてくれていますが、「これは任天堂ができる限りの最善だったのか?」との疑問が頭をよぎったらしいので...修理しにくいことは明白。(接着材が多用されているため、修理後に綺麗に元に戻すのは難しそう)

任天堂スイッチ2は多くの面でアップグレードされているものの、修理の落とし穴は前モデルと同じ。バッテリーは強固に接着され、ジョイコンはおそらくドリフトが発生し、重要なコンポーネントは基板にはんだ付けされてます。

ジョイコンドリフトはおそらく発生する

iFixit Nintendo Switch 2のジョイコン 分解
Credit:iFIxIt

多くの人が体験したことがあるように、任天堂スイッチのジョイコンはスティックが勝手に動いたり、反応しにくくなる”ドリフト現象”が発生しやすい。

任天堂スイッチはすべてのモデル(プロコンも含めて)で”ポテンションメーター(スティックの動きを読み取る部品)”を採用していますが、この部品は時間とともに摩耗し、削れて出たプラスティックのカスや埃がセンサーを汚し、スティックのドリフトが発生します。

任天堂スイッチ ジョイコン スティックの修理
初代スイッチはどちらかというと...交換しやすかった。

任天堂スイッチ2は磁気スティックの動きを読み取り、ドリフト現象が発生しにくい「ホールエフェクトセンサー」ではなく、上述の通り従来のポテンションメーターを搭載していることは上述の通り。

iFixitは、任天堂スイッチ2の磁気アタッチメント機構がセンサー内の磁石と干渉する可能性があることを考慮すると理には適っているものの、スティックは最も摩耗する部品であるため、ホールエフェクトスティックの搭載をためらうべきではなかったとしています。

Tips

iFixitの分解動画を見る限り、任天堂スイッチ2のジョイコンは比較的交換しやすそう。スティックの部品自体とてもよく似てます。

バッテリーの交換は困難

任天堂スイッチ2の分解動画でもうひとつ気になったのはバッテリーが強固に接着されていること。

任天堂スイッチ2は19.74Whのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、初代任天堂スイッチの15.95Whから容量が増加していますが、公式の動作時間は前モデルよりも短い。

ゲームプレイ時間の違い
任天堂スイッチ(前モデル)15.95Wh
連続プレイ時間:4.5~9時間
任天堂スイッチ219.74Wh
連続プレイ時間:2時間~6.5時間

連続プレイ時間が短いということは...それだけ頻繁に充電をすることになりますが、それはつまりバッテリー自体の消耗が速いということ。※ここでいう消耗はリチウムイオンバッテリーの最大容量が80%未満になること。

任天堂公式の任天堂スイッチ2のバッテリー交換料金は9,900円なので、出費は他の部位の修理と比べれば安いし、人によってはバッテリー交換を経験することなく次の世代のゲーム機に移ることもあるため、そこまで重要ではないかもですが、少なくとも、自分で交換するのは苦戦しそう。

任天堂スイッチ2の分解動画で判明したそのほかの情報については以下の通り。

任天堂スイッチ2の分解修理について
  • 接着剤が多用されているため、元通りに戻すのは難しいかもしれない
    • バッテリーも強固に接着剤で固定されてる
  • 前モデルでは交換可能だったゲームカードスロットがはんだ付けされてる
  • USB-Cポートもはんだ付けされており、基盤と一体化してる
  • ヘッドホンジャック、microSD Expressカードリーダー、マイク、ファンはモジュール式で取り外し可能
  • 冷却ファンはネジとゴム製のグロメットで固定
  • スピーカーはJST接続されておりアクセス可能
  • ディスプレイには飛散防止フィルムが張られており、剥がさないように注意が必要
  • Nintendo Switch 2ドックは見た目以上に複雑。(壊れたら買い替えがベターかも)

ちなみに、iFixitの任天堂スイッチの修理のしやすさスコアは10点満点中僅か3点。ジョイコンの修理くらいなら、ある程度経験があればできそうですが、本体の修理となると専門的なツールが必要になりそうです。

任天堂スイッチ2が壊れた時は任天堂公式HPから

任天堂スイッチ2のメーカー保証期間は購入日から1年間となっており、保証期間中に起きた”正常な使用による故障”は無料で修理または本体交換を受けることができますが、そうでない場合は有償修理になります。

※保証範囲にはNintendo Switch 2本体のほか、Joy-Conとドックも含まれる。

任天堂スイッチ2の保証外修理の価格(公式)
電源が入らない
画面が止まる
充電ができない
ゲームが読み込めない
など
CPU基板
27,500円
液晶画面の割れ(ヒビ、液漏れなど)
液晶画面の映像が正常に出ない
タッチ操作が反応しない
など
液晶ユニット
15,400円
ゲームカードスロットの破損
USB Type-C端子の不具合
バッテリー交換
など
CPU基板、液晶ユニット以外の部品
9,900円
イヤホンをさしても聞こえない
SDカードが読み込めない
本体内蔵スピーカーから音が出ない
など
CPU基板、液晶ユニット以外の部品
7,150円
ジョイコンの故障3,960円
※ジョイコン1本分の価格

保証期間内であれば、任天堂公式サポートに連絡して修理または交換してもらうのが手っ取り早いですが、メーカー保証の1年間なんてあっという間に過ぎちゃうし...ジョイコンくらい自分で修理できれば楽だし、速いし、安いんですけど、本体に関しては自分で修理するのは難しそうです。

任天堂スイッチ2は基板と液晶画面の修理費が高めなので、なるべくこのあたりの故障は避けたいところですね。というより...早く...抽選当たってくれ。マリカワールド遊びたい。

#修理のご案内 - 任天堂公式サポート

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