余ったパーツで組み立てたサブPCになんか新しいPCパーツを取り付けたいと思ってAmazonを物色しているとNovonestというメーカーの「120mm RGBファン(25mm厚)」を発見しましてですね。
「Novonest」ってあまり聞きなれないメーカーですが、LEDで光る水冷一体型CPUクーラーやRGBを搭載したメモリ用ヒートスプレッダなどもお手頃価格で販売しており、低価格でコスパ良好な自作PCパーツを展開しているメーカーみたいなんですよ。
とりあえず、面白そうだし試してみよう! ってことで早速購入したので、Novonest 120mm RGBファンはどんな風に光るのか、使用感はどうなのかについてサクッとレビューしていきます。
結論を先に言ってしまうと、Novonest 120mm RGBファンは価格から考えれば品質は高く、コスパも良いと感じたので、安く買えてLEDで光るPCファンを探してるという人は参考にどうぞ!
※追記,製品が新しくなり、商品ページのURLが変わったため差し替えました。基本的なスペックについてはレビューしている製品と同じなので、ぜひ参考にどうぞ。
Novonest 120mm RGBファンをレビュー。低価格でコスパは良好
Novonest 120mm RGBファンのLEDの光り方や使用感に触れる前に、まずはRGBファンの外見や付属品について軽く触れていきます。
Novonestの120mm RGBファンは「upHere」と書かれたパッケージに入って届きました。
Novonest 120m RGBファンの付属品はざっとこんな感じ。
120mm RGBファンが3基、ファンに取り付ける防振ゴムパッド、取り付けネジ、LEDの光り方を制御するコントローラとリモコン、コントローラーの接続ケーブル1本が付属しています。
RGBファンにも「upHere」と書かれたシールが貼られているため、ファンの裏表は分かりやすいですね。
Novonest 120mm RGBファンの詳細な仕様は以下の通りです。
Novonest RGB LEDファンの仕様
ファンのサイズ | 120×120×25mm |
重さ | 150g |
回転速度 | 1100RPM(+/- 10%) |
騒音レベル | 23.5dBA |
気流レベル | 46.3 CFM ±10% |
ベアリング | ハイドロ軸受け (4万時間連続回転可) |
電気 | 0.35A |
電圧 | 12V |
定格電力 | 4.2W |
NovonestのRGBファンの仕様は基本的な自作PC用ファンと同じと思ってOK。
ただし、RGBファンはピンの形状がちょっと特殊で、コントローラーの接続は4ピンペリフェラルコネクタとなります。
電源ユニットにペリフェラルコネクタが無い場合は注意しましょう。※ペリフェラルピンのため、ファンの回転速度をコントロールするには別途ファンスピードコントローラが必要です。
また、NovonestのファンはThemaltakeやコルセアのRGBファンのようにソフトウェアでファンの色や光り方を変更できないというのは注意しておきたいポイント。※RGB LEDファンの色は付属のリモコンで変更可能です。
Novonest 120mm RGBファンの取り付け方
NovonestのRGBファンをPCに取り付ける前に、まずは付属の防振パッドをファン本体に取り付けていきます。
防振パッドは、ファンの四隅(ネジ穴部分)に粘着テープで簡単に取り付けることができるので、RGBファンの裏表すべてに忘れないように取り付けましょう。
RGBファンに防振パッドを取り付けるのを忘れてしまうと、ファンが共振してうるさくなってしまいます。全ての防振パッドを取り付けるのは若干手間ですが、忘れずに!
付属するLEDコントローラには6つのファンコネクタが搭載され、合計6基のNovonest RGBファンを制御可能。このファンは、かなりコスパにステ振りされているので……コントローラーがチープに見えるのは仕方ないです。
RGBファンに付属していた接続用のコネクタは電源ユニットから出ているペリフェラルコネクタと接続し、コントローラーの「DC12V」と書かれているところに繋げます。※若干見づらいですが、RGBと書かれている逆側。
PCファンはFAN1、FAN2、FAN3と順に接続すればOK。ピンには向きがあるため、間違えないように気を付けましょう。
付属する説明書が英語でしかも簡潔すぎるため、初心者には分かりづらいかもですが、PCファンの接続は全く難しくないので、簡単に取り付けられると思います。
Novonest 120mm RGBファンの使用感&レビュー
僕が購入したのは、Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDリング搭載 25mm厚 3本1セットという製品でAmazonでの価格は2,750円。
記事公開時点で、3本1セットの商品は現在売り切れてしまっており、120mmはNovonest 120mm RGB LEDファン(5本1セット)しか販売されていないですが、実際に使用してみて、価格から考えれば品質も良く、コスパはどのRGBファンよりも優れていると感じました。
また、多少の音は鳴りますが、特に気になるというほどでもないかも。ただ、静音を謳っているものの、静音と呼べるほど静かではないので注意が必要かもです。
購入前には気になっていた低価格製品独特のチープさもなく、LEDはよく光り、光り方もかっこいい。
※付属のリモコンではLEDの色、レインボー時の色の速さ、明るさが調整できます。
Novonest 120mm RGBファンはこの価格でレインボーLEDに対応しているというのも大きなポイントですね。この価格でこのLEDは・・・ナイスすぎる。
※PCケース上部には手元にあったブルーのLEDファンを取り付けてます。
ちなみに、僕の環境ではリモコンに触れていないのにRGBファンが白く点滅する不具合が発生しました。Novonestに相談してみるとLEDの初期不良とのことで無事交換品を送ってもらえたので、アフターサービスもばっちり。
NovonestのRGBファンが不具合かな? と思った時はNovonestの人が教えてくれた以下の方法を試してみると直るかも・・・です。
Novonest RGBファンの光り方がおかしい時の対処法
最後に、初期不良で相談した時にNovonestの人が教えてくれたRGBファンの光り方がおかしいと思った時に試すと直るかもしれない方法をご紹介。
リモコンで操作できるので、あれ、おかしくね?と思った時はお試しあれ。
- リモコンのOFFボタンを押す。
- AUTOボタンを長押しする。
- 青、赤、緑のLEDが表示される。
- 青色のボタンを何度か押して右から順に赤、緑、青になるようにする。
- もう一度OFFボタンを押して終了する。
念のため、最後にPCを再起動。もしかしたら、起動後にRGBファンのおかしくなっていた表示が戻ってるかもです。
これでも改善されなかった場合はNovonestに相談してみましょう。
安くてコスパの良い光るPCファンを探してるなら「Novonest RGBファン」はおすすめ
Novonest 120mm RGBファンは低価格でコスパが非常に良いPC用LEDファンなので、価格を抑えたいという人や光ってさえくれればOK!という人にはかなりおすすめできるRGBファン。
RGB LEDも明るく、光り方も価格からすれば十分すぎるほど。※強いて言えば、色の変更がリモコン操作というのが気になるくらい。
NZXTとか、ThermaltakeのRGBファンはしっかりソフトウェア制御ができるので、この点は価格と引き換えといった感じです。
また、PC内の温度をしっかり下げたいという人やもっと静音性の高いRGBファンが良いという人はもしかしたら不満が出てくるかもしれないので、品質重視の人はCorsair(コルセア) LL120 RGBファンなど、有名メーカーの堅実なPC用ファンを購入するのがおすすめです。
安くてコスパの良いRGBファンという前提で選ぶのであれば、NovonestのRGBファンは良い選択になりそうなので、少しでも気になった人はぜひ。