旧型PS5が意外とお買い得。
PS4と比較して最大5倍、PS4 Proと比較して最大2倍も処理性能が進化した次世代PlayStation「PS5」と「PS5 Digital Edition」ですが、レイトレーシングや立体音響、画質など、性能の向上はもちろんのこと、ゲーム体験はPS4の時と比べて大幅に進化。
新型PS5は高いし、中古が潤沢な旧型モデル買おうかな…と悩んでいる人もいるかもなので、改めてPS5についておさらいです。
※2024年9月2日よりPS5の価格が値上げ。PS5は66,980円 → 79,980円、PS5 デジタルエディションは59,980円 → 72,980円。どちらも13,000円の値上げです。詳細は以下からどうぞ。
#悲報:PS5の価格が値上げで8万円に。モンハンワイルズに備えて今のうちに買っておこう
PS5の性能やスペックガイド。これを読めば全てが分かる
まずは「PS5」と「PS5 Digital Edition」の性能やスペックについておさらいです。※新型PS5もスペック自体は同じ。
処理性能はもちろんのこと、グラフィック性能も、SSDの読み込み/書き込み速度も、PS5は次世代の技術を活かして大幅にスペックアップしています。
- 最大8K&レイトレーシング対応
- PS4/PSVRとの互換性
- 独自設計のSSDによりロード時間が約19倍高速化
- Tempest 3D オーディオで立体音響に対応
- 触覚フィードバックと感触が伝わるトリガーを搭載するコントローラー「DualSense」
- 最大消費電力は350W ※PS4 Proは300W
- 新型PS5はディスクドライブを着脱可能
処理性能はPS4と比べて最大5倍、PS4 Proと比べて最大2倍高速化。後述の次世代コントローラー「DualSense」や立体音響、4k/120fps(最大8k)のグラフィックのおかげでPS5のゲーム体験はさらなる高みに到達。
PS5は2022年9月15日より値上げされており、2023年11月11には新デザインが採用され、小型&軽量化したモデルが登場しています。2024年9月2日にさらに値上げされPS5本体の価格は79,980円…高い。
スペックや主要な機能については全く同じですが…新型PS5は前面のUSB-C端子が2つ。Ultra HD Blu-rayディスクドライブは着脱式。変更点や現行モデルとの違いが気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。
PS5の性能はPS4 Proの2倍
PS5にはこれまでのPlayStationと同様にAMD製のCPUとGPUが搭載されるのですが、PS4と比べて遥かにパワフルで高性能。
CPUは「AMD Ryzen(第3世代)」がベース、GPUは「AMD Navi」をベースにしたカスタムモデルが搭載され、最大8k画質に対応するほか、ハードウェアレベルでレイトレーシングをサポートするので、画質で言えばハイエンドゲーミングPC並み。グラフィ ック性能はRadeon RX590を上回ります。
理論値では10万円で発売されたグラボRTX 2080と同等の性能と思ってOK。
CPU | x86-64-AMD Ryzen “Zen2″ 8コア/16スレッド 可変3.5GHz |
GPU | Radeon RDNA-based graphics engine 可変2.25GHz 10.3 TERAFLOPS レイトレーシング対応 |
メモリ(RAM) | GDDR6 16GB(PS4/PS4 Proは8GB) 帯域幅448GB/s |
PS5に搭載されるCPU/GPUは最新世代のものが採用されるため、電力効率、処理性能、コスト面でもPS4から順当に進化したイメージ。これまでのコンソール機と比べ、PCゲームで要求されるような性能、スペックにグッと近づきました。
PS4が発売されたのは2014年ですし、さすがに6年も経過していれば革命的な進化を遂げるのは当然なんですけど、PS5はコスパが凄い。
通常版の「PS5」とDL版専用の「PS5 Digital Edition」
PS5が歴代PlayStationと大きく違うのは、通常版の「PS5」とUltra HD Blu-Rayディスクドライブを搭載しない「PS5 Digital Edition」の2モデルが存在するということ。
- PS5
- 価格は60,478円
- Ultra HD Blu-Ray光学ドライブ搭載
- ディスクを入れて映画を観たり、ゲームが遊べる
- PS5 Digital Edition
- 価格は49,478円
- 光学ドライブ非搭載
- ゲームや映画はダウンロード版のみ
- ちょっとスリムで軽い
- 新型PS5&PS5 Digital Edition
- PS5の価格は66,980円 ※9月2日より79,980円
- デジタルエディションの価格は59,980円 ※9月2日より72,980円
- 小型化&軽量化
- デザインの変更
- ディスクドライブが着脱可能
- 前面のUSB Type-Cが2つに
PS5 Digital Editionは光学ディスクドライブを搭載しないぶん少しスリムになっているほか、価格は安い。
PS5とPS5 Digital Editionの性能に違いはないため、廉価版というよりかは……機能を削ぎ落した別バリエーションという認識が近いかなと。新型PS5にも通常版とデジタルエディションの2種類が存在していますが、スペックは同じで小型化&軽量化し、ディスクドライブが着脱可能になりました。
光学ディスクドライブあり/なしによるメリットやデメリット、違いが気になる人や「どっちを買えばいいの?」って人は以下の記事も参考に。
#PS5はどっちがおすすめ?光学ディスク有り/無しの違いをメリット&デメリットで比較
超高速なロード時間を誇るSSD
PS5には独自に最適化されたSSDが採用されていて、ローディング時間はPS4から約19倍高速化。
実際にPS5でゲームをプレイしてみると分かるのですが、Fallout 76やモンスターハンターワールドなど、ロード時間の長めなゲームでもロード時間が短くなっていることは明白。
ゲームのロード時間で待たされるのって、せっかくゲームの世界に入り込んでいたのに現実へ引き戻される感がすごいので、PS5のロード時間短縮はゲーム体験の向上にも繋がってます。
- PS5のSSDは最新のPCIe 4.0に対応
- SSDの容量は825GB
- シーケンシャル読み込み速度は5,500MB/s。帯域幅が広く、非常に高速
- ロード時間やファストトラベル、キャラクターや世界の描写などなど、あらゆる動作が高速化
- PCIe 4.0対応”M.2 SSD”を増設可能
- 対応する規格はType-2230、2242、2260、2280、22110
めちゃ綺麗なグラフィックで、しかもロードは一瞬。そんな快適なゲーム環境もPS5があれば実現できます。
PS5の立体音響について
PS5には音響を担当する専用のチップ「Tempest 3D Audioチップ」が搭載されており、PS4では実現されなかった立体音響に対応しています。
- 3Dオーディオ処理専用のチップ”Tempest 3Dオーディオ”を搭載。立体音響に対応
- PS5のヘッドセット”PULSE 3D ワイヤレスヘッド”は3Dオーディオを最大限活用できるよう最適化
- 多くのUSB接続/イヤフォンジャック接続のヘッドフォンで3Dオーディオを体験可能
- TVのスピーカーからバーチャルサラウンドサウンドが再生可能
音はゲームにどれだけ没入できるかを大きく左右する要素ですが、ヘッドフォンで前後左右に飛び交う音、スピーカーで空間的に楽しむ音。
PS5は “ドルビーアトモス” やカプコンの “ViReal” などの立体音響が利用できますが、上述の「Tempest 3Dオーディオ」により、高精度で緻密に音場を再現できるほか、人により立体的に聴こえたり、聴こえなかったりする原因である “頭部伝達関数” を解決するような機能まで搭載しています。
スピーカーの位置調整も可能。
3Dオーディオ機能は基本的にすべてのゲームで体験可能というのもPS5/PS5 Digital Editionの大きなトピックで、PS5の3Dオーディオに最適化されたゲームはより深く、没入感のある立体音響を楽しむことができます。
没入感を高めるオーディオ設定や、その他PS5が快適になるおすすめ設定については以下の記事で詳しくご紹介しています。
#PS5が快適になるおすすめ設定とHowTo。トロフィー取得時に保存されるスクショや画質に関する設定も変更可能
ロスレス対応のPlayStation純正イヤホン&ヘッドセットでゲームプレイにコミット
2023年12月には、PlayStation純正ワイヤレスヘッドセット&イヤホン「PlayStation PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」と「PlayStation PULSE Eliteワイヤレスヘッドセット」が登場し、PS5と組み合わせることでゲームプレイにさらにコミット。
いずれもPlayStation PortalやPS5、PCと接続して低遅延のロスレスオーディオに対応し、新しいオーディオ技術”PlayStation Link”でPS5やPlayStation Portalに接続。
USBアダプターを介して、PS5やPlayStation Portalなど、PlayStation Linkに対応したデバイスに複数接続し、デバイス間で音声を簡単に切り替えることができます。
価格はPlayStation PULSE Explore ワイヤレスイヤホンが29,980円(税込)。PlayStation PULSE Elite ワイヤレスヘッドセットが18,980円(税込)。
簡単に増設できるストレージ
PS5が対応しているM.2 SSDの規格(サイズ)は、Type-2230、2242、2260、2280、22110。
現在販売されているM.2 SSDを増設可能ですが、5.5GB/s以上の帯域幅や物理的な形状に制限があること、M.2 SSDの規格のうち”SATA 3.0互換”やUSB 3.0互換の接続には対応しないことには注意が必要かなと。
PS5の本領を発揮できるのはNVMe接続かつPCIe Gen4の4レーン対応のM.2 SSDです。
PlayStationシリーズお馴染みのこれを剥がすと保障が切れますよーって教えてくれるシールが貼られていますが、PS5はこのシールを剝がさずにM.2 SSDを交換できてうれしい。
PS5がサポートするM.2 SSDについて
2021年7月29日から配信が開始されたPS5のシステムソフトウェアベータプログラムでは、UXの強化やTVの内蔵スピーカーの3Dオーディオサポート、M.2 SSDへのサポートが含まれ、ついに、ユーザーが自分でPS5のストレージ(容量)を増やせるようになりました。※現在は正式にサポート。
PS5でM.2 SSDを使用するために必要となる要件は以下の通り。
インターフェース | PCIe Gen4x4 M.2 NVMe SSD |
容量 | 250GB~4TB |
放熱構造 | ヒートシンクが必須 片面/両面どちらのタイプでもOK。 |
シーケンシャル読み込み速度 | 5,500MB/秒以上を推奨 |
モジュールの幅 | 22mm (25mm幅は非対応) |
対応サイズ | type2230/2242/2260/2280/22110 |
ソケットタイプ | Socket3(Key M) |
ヒートシンクを含むサイズ | 110mm(L)×25mm(W)×11.25mm(H)未満 |
要約するとPCIe Gen 4×4 M.2 NVMe SSDで容量は最大4TBまで。5,500MB/s以上の読み取り速度を持つM.2 SSDであれば使用可能ということになります。
最大消費電力は350W、スタンバイモードは超省電力
PS5の分解映像で明らかになったPS5の電源ユニットは定格350W。※PS4の消費電力は最大165W、PS4 Proの消費電力は300W。
- PS5に搭載される電源ユニットは定格350W
- スタンバイモード時の消費電力は1.3W
実際のスタンバイモード時の消費電力は1.3Wとなっており、PS4(CUH-2000)のスタンバイモードの消費電力が6~8Wと言われているので、この数値がどれだけすごいのかがイメージできると思います。
PS5が生きてるかどうか不安になるくらい、びっくりなワッパ。
- USB-A端子
- 起動時平均:5.05V 1.46A 7.37W
- スリープ時平均:5.16V 0.96A 4.7W
- USB-C端子
- 起動時平均:5.12V 2.09A 10.70W
- スリープ時平均:5.12V 2.16A 11.05W
PS5は全面のUSB-A端子とUSB-C端子の定格出力は上記の通り。(充電するデバイスがiPhoneの場合。起動直後やスリープ直後は一時的に出力が落ちる)
デバイスを接続して充電することもできますが、その場合、USB-C端子を使用したほうが充電は速いですね。参考程度にどうぞ。
グラフィックは4k/120fps、最大8k対応
PS5はグラフィックも素晴らしくて。Unreal Engine5を使用した「The Matrix」の技術デモが分かりやすいのですが、とにかく映像が美しい、強い。実写かと思うほどに綺麗すぎる。
▶Unreal Engine5 The Matrixの動画(Youtube)
PS5が持つグラフィック性能のポテンシャルについては上の動画でしっかり伝わったかと思うので、公式から発表されているPS5の映像出力についても見ていきましょう。
- 最大8k画質のグラフィックに対応
- 4k 120Hz TV、8k 60Hz TV
- レイトレーシングをサポート
PS5はPS4 Proと同様の技術でアップコンバートによる8k/4kに対応しますが、8k画質を”実際に”どれくらいのフレームレートで動かせるのかは明かされていません。
発表直後の公式情報によれば「Spider-Man:Miles Morales」「DEATHLOOP」が4k/60fpsで動作、「DIRT 5」は4k/120fpsで動作するとのことだったのですが、現在はほかにも4k/120fpsに対応するゲームはたくさんあります。
120fpsに到達するゲームであれば、ゲーミングモニターの使用も十分視野に入りますし、PS4/Xbox One版では散々だった”サイバーパンク2077″もPS5だと快適に遊ぶことができました。
PS5が対応するレイトレーシングってなに?
せっかくなのでPS5が対応する「レイトレーシング」についてもダダっとおさらいしておきましょう。
▶Unreal Engine5 デモ PS5(Youtube)
レイトレーシングについてざっくり説明すると、光線を追跡・計算し、肉眼で見る世界のような光の屈折であったり、水の反射だったりをシミュレートする技術のことなんですけど、要は、レイ(光)をトレース(追跡)する技術のこと。
反射・屈折などの表現はPS4/PS4 Proでもありましたが、レイトレーシングの対応により実写に近い正確な表現が可能になりました。PS5はレイトレーシングへ対応することで、ゲームへの没入感がさらに向上しています。
PS5のグラフィック性能はグラボ換算でRTX2080くらい
PC向けグラボ「RTX 2080」
もうひとつ気になるのが、PS5のグラフィック性能をグラボ相当に換算するとどうなるの? ってところ。
PS5/PS5 Digital Edition | 10.3 TFLOPS |
Xbox Series X | 12.15 TFLOPS |
GeForce RTX 2080 | 10.068 TFLOPS |
GeForce RTX 2080 Super | 11.150 TFLOPS |
GeForce RTX 2080 Ti | 13.448 TFLOPS |
GeForce TITAN RTX | 16.312 TFLOPS |
Geforce RTX 3070 | 20.4 TFLOPS |
Geforce RTX 3080 | 29.8 TFLOPS |
Geforce RTX 3090 | 35.7 TFLOPS |
PS5に搭載されるGPUの性能をグラボの処理性能を表す値”TFLOPS(テラフロップス)”に換算して比較してみると、上記の通りで、PS5のグラフィック性能はRTX 2080相当ということが分かります。
#Tips |
RTX 30シリーズの”単精度浮動小数点数(TFLOPS)”は驚異的ですが、RTX 20シリーズのグラボに肉薄するグラフィックス性能をPS5が持つのはとてもすごいこと。RTXシリーズのグラボは6万円~20万円程度で販売されています。 |
TFLOPSはあくまでも”指標”ですし、この通りの性能差があるとは言い切れないですが、少なくとも、GPU性能はXbox Series X/RTX 2080 Super/RTX 2080 Tiには僅かに及ばずといった認識で問題ありません。
PS4/PSVRとの互換性
PlayStation4ユーザーにとって嬉しいのが、PS5はPS4(PS4 Pro)/PSVRとの互換性を持つということ。
PS4向け/PSVR向けゲームともに一部のゲームタイトルでは画質が向上するほか、パフォーマンスも向上します。
今持っているPS4のゲームディスクを遊ぶのであれば光学ドライブを搭載するPS5を選ぶ必要があるものの、PS5へ無料アップグレードできるゲームもありますし、慣れ親しんだゲームをPS5で遊ぶことができるのは大きなメリットかなぁと。
※ダウンロード版であればPS5デジタルエディションでPS4のゲームタイトルをプレイ可能。
2024年現在、多くの新作ゲームはPS4/PS4 Proでは発売されず、PS5専用のものが多くなっているため、今買うならPS5一択です。
- PS4/PS4 Pro/PSVRとの互換性あり
- 2024年現在、最新ゲームはPS4/PS4 Proで発売されず、PS5専用で発売されることが多い
- PS4向けゲームはディスク版/DL版問わず遊べる
- PS5 Digital Editionは光学ドライブを搭載しないため、DL版ゲームのみ
PS Plusがリニューアルされ、初代プレステ/PS2/PS3/PSPのゲームがPS4/PS5で遊べるようになったので、遊べるゲームもドドンと増えました。リニューアル後のPS Plusについて知りたい人は以下の記事からどうぞ。
#PS Plusが6月2日にリニューアル!初代プレステやPS2、PS3のゲームがサブスクで遊べる(月額850円~)
PSVRは後方互換性のみ。PS5向け「PSVR2」が必要
PSVR向けソフトを遊ぶには”PlayStation Cameraアダプター”が必要ですが、PS5はPSVR(PlayStation VR)との後方互換性を備えており、PS5専用の次世代VR機「PSVR2(PlayStation VR2)」に対応します。
PS5でしか使用することができないというデメリットこそあれど、PSVR2はかなりのハイエンドVR。PSVR2は2024年内にPC対応予定となっており、汎用性も増しそうな予感。
PS5とPlayStation Portalで広がるゲーム体験
2023年11月15日に発売された「PlayStation Portal リモートプレーヤー(PS Portal)」は、Wi-Fi環境下でPS5にダウンロードされたゲームをストリーミングでプレイできるハンドヘルドデバイス。
▶PlayStation Showcase 2023 – Project Q(動画)
8インチの液晶画面(1,080p/60fps)をDualSenseで挟み込んだようなデザインが特徴で、PS5本体にインストールされた対応ゲームを場所を選ばず、インターネット環境さえあれば遊ぶことができます。
PS Portalは、PS5用コントローラー”DualSense”と同様のハプティックフィードバックやアダプティブトリガーを搭載しており、DualSenseと同じ機能とボタン、同じ体験ができるというのも大きなトピックですね。
定価は29,980円(税込)。PS Portalの詳細が気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。
グリップ感良好で使用感も抜群。PS5純正コントローラー「DualSense」
PS5の目指すゴールの1つが「没入感をさらなる高みへ導くこと」。
そのためには、コントローラーについても再考する必要があるとのことで、PS5はコントローラーも大きく変化しました。
その名も「DualSense™」。ツートンでモダンなデザインのコントローラーには2つのイノベーティブな新技術が搭載されています。
1つめが「ハプティック振動」と呼ばれる触覚フィードバックの振動機能で、これまで以上に多彩な感覚を手に伝えてくれるというもの。
- 様々な振動で多彩な感覚を返してくれる触覚フィードバック「ハプティック振動」
- 抵抗力が感じられるトリガー「アダプティブトリガー」
そして、2つめが「アダプティブトリガー」と呼ばれる新しいL2/R2ボタン。抵抗力がプログラム可能なトリガーになっており、弓を引き絞る感覚や、オフロードでアクセルを踏み込む感覚を体感できます。
PS5のスペックまとめ
PS5 | Digital Edition | |
サイズ | 幅390×高さ104×奥行260mm 約4.5kg | 幅390×高さ92mm×奥行260mm 約3.9kg |
CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine |
メモリ | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
容量 | 825GB SSD | 825GB SSD |
ゲームディスク | Ultra HD Blu-Ray | × |
オーディオ | Tempest 3D オーディオ技術 | Tempest 3D オーディオ技術 |
映画(ディスク) | ○ | × |
レイトレーシング | 〇 | 〇 |
PS4との互換性 | 〇 | DL版のみ |
消費電力 | 最大350W | 最大350W |
発売日 | 2021/11/12 | 2021/11/12 |
価格 | 旧型:54,978円 新型:79,980円(値上げ後) | 旧型:43,978円 新型72,980円(値上げ後) |
ここまでじっくり読み進めてくれたブラザーはすでにご存じかと思いますが、PS5は光学ドライブを搭載しない「PS5 Digital Edition」と光学ドライブを搭載する「PS5」の2モデルが存在し、いずれも得られるゲーム体験は同じ。
PS5 Digital Editionは光学ドライブを搭載しないため、遊べるゲームはダウンロード版のみとなることには注意が必要ですが……そのかわり、PS5と比べて光学ドライブを搭載しないぶん軽くてスリム。
小型化&軽量化した新型PS5はラインナップこそ「通常版」と「デジタルエディション」に分かれてはいるものの、光学ディスクドライブは取り外し/取付可能なので、後から買い足してデジタルエディションに装着する…といったこともできます。このあたりは新型のメリット。
PS5の価格が9月2日より13,000円値上げ。買うなら今がチャンス
現行モデルのPS5の価格は、PS5が66,980円。PS5 Digital Editionが59,980円となっていましたが、2024年9月2日より13,000円値上げされ、PS5が79,980円、PS5 Digital Editionが72,980円になります。
発売直後はスペックを考えると驚異的に安い価格だったのですが、度重なる値上げを受けてなかなかにハイエンドな価格に。
PS4 Slim | 29,980円(500GB) 34,980円(1TB) |
PS4 | 39,980円 |
PS4 Pro | 44,980円 |
PS5 DigitalEdition | 49,478円 |
PS5 | 59,478円 |
新型PS5 Digital Edition | 59,980円 値上げ後:72,980円 |
新型PS5 | 66,980円 値上げ後:79,980円 |
新型PS5も価格改定で高くなるので…コストパフォーマンスは初代PS5の発表直後と比べると落ちてるかなと。いよいよゲーム機本体が8万円に迫りました。
新デザインが採用され、小型&軽量化した「新型PS5」の基本性能は旧型モデルと同じなので、前面のUSB-C端子2つと着脱式のUltra HD Blu-rayディスクドライブ、新しいデザインを魅力的に思わない場合は、旧型モデルのPS5を購入しておくのもひとつの手。
いずれにしても、PS5の購入を検討している人は値上げ前に購入しておくのがおすすめです。
新型PS5のスペック・仕様、値上げについて詳しく知りたい人は以下の記事もぜひ。
#悲報:PS5の価格が値上げで8万円に。モンハンワイルズに備えて今のうちに買っておこう
#新型PS5の変更点とスペック、性能をおさらい。価格は59,980円から
#次世代機の性能に感動「PS5」の写真を眺めつつじっくりレビュー