PS5が快適になるおすすめ設定6つ(トロフィー取得時に保存されるスクショや画質に関する設定も)

最高のゲーム体験ができる次世代のPlayStation「PS5」ですが、今回はPS5を購入したらすぐ行いたいおすすめ設定6つについて。
PS5はその高い処理性能と美しいグラフィックスに目を奪われがちで。設定とか詳しく見てないよーって人もいるかもですが、いくつかの設定を変更することでゲームプレイがより快適に、よりリッチになります。
グラフィックに関する設定だったり、スクショやビデオクリップに関する設定だったり、PS5には見落としがちな設定項目もあるので、PS5を新しく購入した人向けにさくっとシェアです。
それじゃ、PS5を購入したら真っ先に行いたいおすすめ設定6つ。いきましょう。
PS5が快適になるおすすめ設定6つ

それじゃ、早速"PS5が快適になるおすすめ設定6つ"について確認していきましょう。PS5の設定はホーム画面右上にある「設定」から。
パフォーマンスに関する設定だったり、レストモード(スタンバイモード)や省電力、スクショやビデオクリップに関する設定、5.1chや7.1ch向けの音質設定などなど、ぜひ設定しておきたい項目ばかりなので、PS5ついに手に入れたぜ! ってブラザーはぜひご確認をどうぞ。
デフォルトのパフォーマンス&解像度

PS5はパフォーマンスを優先するか、グラフィックを優先するかをあらかじめ設定しておくことができます。設定は「設定>セーブデータとゲーム/アプリ設定>ゲームプリセット」から。
- 難易度
- ゲームのデフォルト
- 最もかんたん
- かんたん
- 標準
- 難しい
- 最も難しい
- パフォーマンス優先と画質優先
- ゲームのデフォルト
- パフォーマンス優先
- 画質優先
- 一人称視点のカメラ操作
- 三人称視点のカメラ操作
- 字幕とオーディオ
一人称視点/三人称視点のカメラ操作はあらかじめ反転操作に設定しておくことができるほか、字幕とオーディオではゲーム内で使用する音声を本体言語と同じにするか、オリジナルの言語にするかも選択できるため、チェックしておくと〇。
- 【画質優先】
- フレームレートよりもグラフィックスを優先。
- レイトレーシングに対応するゲームは"レイトレーシング"が有効になる。
- 最大60Hzでのゲームプレイに制限。
- 現在、PS5は8k非対応。将来のアップデートで対応予定。
- 【パフォーマンス優先】
- グラフィックスよりもフレームレートを優先。
- CoD:Black Ops Cold Warやデビルメイクライ5 スペシャルエディションなどの"120Hzのリフレッシュレート"に対応するゲームは"パフォーマンス優先"が必須。
- 大抵の場合、レイトレーシングなどの処理の重めなグラフィックス設定は無効になる。
PS5の画質優先とパフォーマンス優先の詳細については上記の通り。
難易度やパフォーマンス優先、画質優先は自分の好みで設定しておきましょう。4kモニターを使用していないなら"パフォーマンス優先"に設定しておくのがおすすめです。
PS5の場合、パフォーマンス優先であれば描写に負荷のかかる設定を抑制してフレームレートが上昇しますが、大抵の場合は"画質優先"でもストレスなくプレイすることができるので、4kモニターであれば画質優先に設定しておくといいかもしれません。
(好みによりますが、バトロワゲーやFPS、120Hzのリフレッシュレートに対応するゲームと120Hz対応モニターを持っている人はパフォーマンス優先に設定しておきましょう)
没入感を上げるオーディオ設定(AVアンプ使用時)

PS5はTempest 3Dオーディオにより"リアルで没入感の高い立体音響"に対応しましたが、AVアンプを用いて5.1ch/7.1chでゲームを楽しむ場合はオーディオ関連の設定を変更することで本領を発揮してくれるようになります。
サウンド設定では、スピーカーの位置を調整したり、音声フォーマット(リニアPCM/Dolby/DTS)を変更することができるのですが、自分のスピーカーシステムの配置にあわせて位置の調整を行うことでPS5が音響を最適化してくれるため、AVアンプで5.1ch/7.1ch環境を組んでいる人はぜひ確認しておきましょう。
音声フォーマットについては…
- 【リニアPCM】
- 非圧縮、サンプリング周波数:48-129KHz/24bit
- 音声データの処理をPS5が行う。音質の劣化無しでデータ容量が大きい。
- 【Dolby】
- 不可逆圧縮、サンプリング周波数:48KHz/16bit
- 外部の機器(AVアンプなど)に音声データの処理を任せる。AVアンプに繋いでBlu-RayなどでDolby音声を出力する場合はこっち。
- 【DTS】
- 不可逆圧縮、サンプリング周波数48KHz/24bit
- 外部の機器(AVアンプなど)に音声データの処理を任せる。
上記の通り。音声フォーマットによる音質の違い = 圧縮方式の違いといった感じで。音質に優れるほうから「リニアPCM > Dolby = DTS」になります。
デフォルトでPS5の音声フォーマットは"リニアPCM"に設定されているかと思うのですが、リニアPCMはいわゆる"ロスレス"。AVアンプなどに接続していない場合は"リニアPCM"で問題ありません。(リニアPCMが最も高音質)
ちなみに、オーディオに関する設定は「設定>サウンド>音声出力」から。スピーカーの位置調整は音質に直結するので音質にこだわるならお忘れなく。ヘッドフォン使用時はヘッドフォン用の設定項目も用意されているので、こちらも要チェックです。
ヘッドフォンを有線接続すれば、どんなヘッドフォン/イヤフォンでも3D音声を体験することができますよ。
スクショ&ブロードキャストの設定(トロフィー取得時の録画設定もここ)

スクショやブロードキャスト、トロフィー取得時に勝手に保存される録画の設定は「設定>キャプチャーとブロードキャスト」から。
ここではクリエイトボタンのショートカットやスクショ&ビデオクリップの形式、ブロードキャストに関する設定を変更できます。
- キャプチャー
- クリエイトボタンのショートカット (スクショ向け/ビデオクリップ向け)
- ビデオクリップの長さ (15秒/30秒/3分/5分/15分/30分/1時間)
- スクリーンショット形式 (JPG/PNG)
- ビデオクリップ形式 (WebM/MP4)
- ブロードキャスト
- ビデオ品質 (最大1920×1080/60fps)
- 音声,カメラ,オーバーレイ,チャット読み上げ
- トロフィー
- スクリーンショットを保存
- ビデオを保存
PS5のスクリーンショットとビデオクリップに関する設定は上記の通りですが、トロフィーの設定も要チェック。

というのも、PS5はトロフィーの取得時に自動でスクショとビデオクリップが保存される設定になっていまして。トロフィーを取得するたびにスクショとビデオクリップが増えていくんですよね。
必要ない場合は「スクリーンショットを保存」と「美腕尾クリップを保存」を切っておくのがおすすめです。
PS5用コントローラー「DualSense」の設定

設定は「設定>周辺機器>コントローラー」から。ここではPS5のコントローラー"DualSense"の振動の強さやトリガーエフェクトの強さ、クリエイトボタンのショートカットの動作などを変更することができます。
- 振動の強さ ※コントローラーのマイクを使用している間は"弱"になります。
- トリガーエフェクトの強さ ※コントローラーのマイクを使っている場合は"弱"になります。
- コントローラーのランプの明るさ
- 通信方法
- 関連設定
- コントローラーのスピーカー
- クリエイトボタンのショートカット
- ゲームプリセット
- コントローラー
基本はデフォルト設定のままで問題ないですが、ボタン割り当てなどを変更したい場合は確認しておくといいかもしれません。※ボタン割り当ての変更は"アクセシビリティ"からも可能です。
プライバシー設定

プライバシー設定は「設定>ユーザーとアカウント>プライバシー」から。
ここでは幅広くいろんな人と遊ぶ」「チームプレイを楽しむ」「フレンドとだけ遊ぶ」「ひとりで集中して遊ぶ」から選んでプライバシー設定が変更ができるほか、プライバシー設定の確認とカスタマイズの項目では細かく変更することもできます。
プライバシー設定の確認とカスタマイズで変更できるのは、
- 検索結果であなたの実名とプロフィール写真を見ることができる人
- ゲーム内であなたの実名とプロフィール写真を見ることができる人
- おすすめのフレンドで、あなたの実名とプロフィール写真を見ることができる人
- あなたの親しいフレンドのフレンドリストであなたの実名とプロフィール写真を見ることができる人
- あなたのフレンドを見ることができる人
- プロフィールの編集
- 名前、オンラインID、プロフィール写真、アバター、カバー画像、自己紹介、よく使う言語
- あなたのオンラインステータスと、プレイ中のゲームを見ることができる人
- あなたのゲーム履歴を見ることができる人
- あなたのゲームをほかのプレーヤーに非表示にする
- あなたにフレンドリクエストを送れる人
- パーティーやゲーム、メッセージを通じてあなたに関われる人
- ブロック中のプレーヤー
上記の通り。この項目ではプロフィールの編集ができるほか、主にオンラインステータスや検索、フレンド関連の設定を変更することができます。
あくまでも"公開設定"の変更となるため、PS5で誰にも邪魔されることなく一人でゲームをしたい時は「PSボタンを押す>コントロールセンターに表示される自分の名前を選択>オンラインステータス」から"オフラインと表示"に変更しておきましょう。
※オンラインステータスはいつでも変更可能です。
レストモードと省電力に関する設定

レストモード(スタンバイモード)と省電力に関する設定は「設定>システム>省電力」から。
ここではPS5をレストモードにするまでの時間やコントローラーの電源を切るまでの時間、レストモード中に使う機能についての設定ができます。
- PS5をレストモードにするまでの時間
- メディアの再生中 (1時間後/2時間後/3時間後/4時間後/5時間後/レストモードにしない)
- ゲームのプレイ中 (20分後/1時間後/2時間後/3時間後/4時間後/5時間後/レストモードにしない)
- レストモード中に使う機能
- USB端子に給電する (オフ/3時間/常に)
- 常にインターネットに接続
- ネットワーク経由でPS5の電源を入れる
- SpotifyからPS5の電源を入れられる
- コントローラーの電源を切るまでの時間 (10分後/30分後/60分後)
PS5で映画を視聴する場合はメディアの再生中を3時間後以上に設定しておくと、視聴中に勝手にスリープ入った! ってシチュエーションを防げます。
ちなみに、これはPSVRを持っている人に言えることなのですが、PS5のレストモード時(スリープ中)はPSVR用コントローラー"PS Move"の充電ができません。※USB Mini-Bを搭載する古いPS Move。
【おまけ】PS5のコントロールセンターで出来ること

コントロールセンターはカスタマイズも可能。
PS5の新しいUIの中でも使用頻度が高く、便利な機能の1つが「コントロールセンター」。
これはゲームを切り替えたり、周辺機器の設定や追加を行ったり、マイクの設定を変更したり、PS5のゲーム画面の表示を邪魔することなく様々な操作ができるいわば"ミニ操作パネル"みたいなものなのですが、せっかくですし、PS5のコントロールセンターで出来ることについてもおさらいです。
PS5のコントロールセンターでは、PS5の再起動やレストモード、ログアウトやユーザーの切り替え、コントロールのスピーカーやメディアの音量調整、マイクの消音やレベル調整、アプリの切り替えなど、様々な操作を行うことができるのですが、ささっとチェックしていくと……

すべてのPS5ユーザーが頻繁に使用するであろう「電源」では、PS5の電源を切ったり、再起動したり、レストモードにすることができます。

プレイしているゲームを中断することなくほかのゲームに切り替えられる「アプリ切り替え」。

PSNアカウントの項目では"オンラインステータス"を変更したり、ユーザーの切り替え、プロフィールやトロフィーの確認が可能。

「マイク」ではワイヤレスコントローラー"DualSense"のマイクや繋いでいる機器の変更、消音のほか、マイクレベルの調整が可能です。

「サウンド」では、音声の出力機器の選択のほか、コントローラーのスピーカーやメディアの音量を調整ができたり「通知」や「サウンド」からは素早くアプリを切り替えて確認することができます。
コントロールセンターはPS5の便利な機能の1つなのでぜひともご活用あれ。コントロールセンターでDualSenseのメニューボタンを押すと表示する項目を表示/非表示にしてカスタマイズすることもできます。
画質にこだわるならPS5のHDR調整もお忘れなく

HDR調整もお忘れなく。
さてさて、PS5を購入したら真っ先に確認したい設定6つについておさらいしてみましたが……どれくらい知ってました? もし、すべての項目を確認済みならあなたは生粋のプレイステーションLover。PS5への愛に溢れてます。
ちなみに、HDR対応モニターを使用している人は、おそらく接続時に設定しているかと思うのですが、HDR調整の確認もお忘れなくです。これが結構大事。(HDR調整は"スクリーンとビデオ"からいつでも変更可能です)
少々長めになってしまいましたが、PS5の確認しておきたい設定については以上。自分好みに設定を変更して、PS5でのゲームプレイを快適にしましょう。