【PS5完全マニュアル】性能?スペック?これを読めばPS5の全てが分かる #PlayStation

「PS5完全マニュアル」と題した今回のトピックは、PS4と比較して最大5倍、PS4 Proと比較して最大2倍も処理性能が高速化した次世代PlayStation「PS5」と「PS5 Digital Edition」について。
最大8k対応にレイトレーシング、立体音響にPS4/PSVRとの互換性など、性能の向上はもちろんのこと、色々と話題のゲーム機なだけに気になってる方も多いのでは?
なんてったって、PS4以降7年ぶりとなるモデルチェンジですし、価格も性能もかなり良い感じに進化しました。
PS5の発売日は2020年11月12日。価格はPS5が49,980円(税別)、PS5 Digital Editionが39,980円(税別)。
それじゃ、PS5についてダダっと見ていきましょう。
※Update 2022/8/25, PS5の価格が値上げ。価格はPS5が60,478円、PS5 Digital Editionは49,478円になります。いずれも5,500円の値上げで税込み価格。
※Update 2023/2/6, PS5の流通が正常化。長期にわたって抽選販売が行われてきたPS5ですが、ゲオやノジマなど、様々な取扱店が抽選販売から通常販売に切り替わりました。
▶次世代機の性能に感動「PS5」の写真を眺めつつじっくりレビュー


性能大幅UP!PS5(PlayStation5)のスペックや機能をおさらい。詳細に迫ってみる

まずは「PS5」と「PS5 Digital Edition」の性能やスペックについておさらいしておきましょう。
処理性能はもちろんのこと、グラフィック性能も、SSDの読み込み/書き込み速度も。PS5は次世代の技術を活かして大幅にスペックアップしています。
- 最大8K&レイトレーシング対応
- PS4/PSVRとの互換性
- 独自設計のSSDによりロード時間が約19倍高速化
- Tempest 3D オーディオで立体音響に対応
- 触覚フィードバックと感触が伝わるトリガーを搭載するコントローラー「DualSense」
- 最大消費電力は350W ※PS4 Proは300W
処理性能はPS4と比べて最大5倍、PS4 Proと比べて最大2倍高速化。
後述の次世代コントローラー「DualSense」や立体音響、4k/120fps(最大8k)のグラフィックのおかげでPS5のゲーム体験はさらなる高みに到達しています。
PS5/PS5 Digital Editionのスペックと仕様
PS5 | Digital Edition | |
サイズ | 幅390×高さ104×奥行260mm 約4.5kg | 幅390×高さ92mm×奥行260mm 約3.9kg |
CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine |
メモリ | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
容量 | 825GB SSD | 825GB SSD |
ゲームディスク | Ultra HD Blu-Ray | × |
オーディオ | Tempest 3D オーディオ技術 | Tempest 3D オーディオ技術 |
映画(ディスク) | ○ | × |
レイトレーシング | 〇 | 〇 |
PS4との互換性 | 〇 | DL版のみ |
消費電力 | 最大350W | 最大350W |
発売日 | 2021/11/12 | 2021/11/12 |
価格 | 49,980円+税 | 39,980円+税 |
PS5は光学ドライブを搭載しない「PS5 Digital Edition」と光学ドライブを搭載する「PS5」の2モデルが存在し、いずれも得られるゲーム体験は同じ。
PS5 Digital Editionは光学ドライブを搭載しないため、遊べるゲームはダウンロード版のみとなることには注意が必要ですが……そのかわり、PS5と比べて光学ドライブを搭載しないぶん軽くてスリム。
AMD製のCPU/GPU

PS5の熱伝導材には"液体金属"が採用
ここからは、PS5のスペックや機能についてもう少し詳しくチェックしていきましょう。
PS5にはこれまでのPlayStationと同様にAMD製のCPUとGPUが搭載されるのですが、PS4と比べて遥かにパワフルで高性能。
CPUは「AMD Ryzen(第3世代)」がベース、GPUは「AMD Navi」をベースにしたカスタムモデルが搭載されます。
最大8k画質のグラフィックに対応するほか、ハードウェアレベルでレイトレーシングをサポートするので、画質で言えばハイエンドゲーミングPC並み。グラフィック性能はRadeon RX590を上回ります。
理論値では10万円で発売されたグラボRTX 2080と同等の性能と思ってOK。
- 【CPU】
- x86-64-AMD Ryzen “Zen2″
- 8コア/16スレッド
- 可変3.5GHz
- 【GPU】
- AMD Radeon RDNA (Radeon DNA) -based graphics engine
- 可変2.25GHz
- 10.3 TERAFLOPS
- レイトレーシング対応
- 【RAM(メモリ)】
- GDDR6 16GB(PS4/PS4 Proは8GB)
- 帯域幅448GB/s
PS5にはCPU/GPUともに最新世代のものが採用されるため、電力効率、処理性能、コスト面でもPS4から順当に進化したイメージ。これまでのコンソール機と比べ、PCゲームで要求されるような性能、スペックにグッと近づきました。
PS4が発売されたのは2014年ですし、さすがに6年も経過していれば革命的な進化を遂げるのは当然なんですけど、PS5はコスパがすごすぎるから凄いのです。
通常版の「PS5」とDL版専用の「PS5 Digital Edition」

PS5がこれまでのPlayStationと大きく違うのは、通常版の「PS5」とUltra HD Blu-Rayディスクドライブを搭載しない「PS5 Digital Edition」の2モデルが存在するということ。
- 【PS5】
- 価格は49,980円+税
- Ultra HD Blu-Ray光学ドライブ搭載
- ディスクを入れて映画を観たり、ゲームが遊べる
- 【PS5 Digital Edition】
- 価格は39,980円+税
- 光学ドライブ非搭載
- ゲームや映画はダウンロード版のみ
- ちょっとスリムで軽い
PS5とPS5 Digital Editionの違いを簡単に比較してみると上記のとおり。
PS5 Digital Editionは光学ディスクドライブを搭載しないぶん少しスリムになっているほか、価格は1万円ほどお安くなっていますね。
PS5とPS5 Digital Editionの性能に違いはないため、廉価版というよりかは……機能を削ぎ落した別バリエーションという認識が近いかも。
PS5とPS5 Digital Editionの詳細な違いや比較は以下の記事もどうぞ。
超高速なロード時間を誇るSSD

PS5には独自に最適化されたSSDが採用されていまして。ローディング時間はPS4から約19倍高速化しています。
サーニーはコントローラーをいじって、スパイダーマンをマンハッタンの別の場所に移動させる。しかし、その操作が完了するまでには15秒ほど待たなければならなかった。
サーニーが次世代機の開発キットで同じことをやってみると、かかった時間はわずか0.8秒だった。
WIRED
実際にPS5でゲームをプレイしてみると分かるのですが、Fallout 76やモンスターハンターワールドなど、ロード時間の長めなゲームでもロード時間が短くなっているのは明白。
ゲームのロード時間で待たされるのって、せっかくゲームの世界に入り込んでいたのに現実へ引き戻される感がすごいので、PS5のロード時間短縮はゲーム体験の向上にも繋がってます。
- PS5のSSDは最新のPCIe 4.0に対応
- SSDの容量は825GB
- シーケンシャル読み込み速度は5,500MB/s。帯域幅が広く、非常に高速
- ロード時間やファストトラベル、キャラクターや世界の描写などなど、あらゆる動作が高速化
- PCIe 4.0対応"M.2 SSD"を増設可能
- 対応する規格はType-2230、2242、2260、2280、22110
めちゃ綺麗なグラフィックで、しかもロードは一瞬。そんな快適なゲーム環境もPS5があれば実現できるわけです。
※2021年7月30日 Update, PS5のシステムソフトウェアベータプログラムにてM.2 SSDによる拡張ストレージの追加をサポートしました。詳細は以下の記事もあわせてどうぞ。
▶PS5がβプログラムでM.2 SSDに対応!正式版のリリースはもう少し先
Tempest 3D Audioによる立体音響

PS5には音響を担当する専用のチップ「Tempest 3D Audioチップ」が搭載されており、PS4では実現されなかった"立体音響"に対応しています。
- 3Dオーディオ処理専用のチップ"Tempest 3Dオーディオ"を搭載。立体音響に対応
- PS5のヘッドセット"PULSE 3D ワイヤレスヘッド"は3Dオーディオを最大限活用できるよう最適化
- 多くのUSB接続/イヤフォンジャック接続のヘッドフォンで3Dオーディオを体験可能
- TVのスピーカーからバーチャルサラウンドサウンドが再生可能
音はゲームにどれだけ没入できるかを大きく左右する要素ですが、ヘッドフォンで前後左右に飛び交う音、スピーカーで空間的に楽しむ音。
PS5は “ドルビーアトモス" やカプコンの “ViReal" などの立体音響が利用できますが、上述の「Tempest 3Dオーディオ」により、高精度で緻密に音場を再現できるほか、人により立体的に聴こえたり、聴こえなかったりする原因である “頭部伝達関数" を解決するような機能まで搭載しています。

PS5/PS5 Digital Editionでは、スピーカーの位置調整も可能。
3Dオーディオ機能は基本的にすべてのゲームで体験可能というのもPS5/PS5 Digital Editionの大きなトピック。
- Marvel’s Spider-Man: Miles Morales
- Marvel’s Spider-Man Remastered
- ASTRO’s PLAYROOM
- グランツーリスモ7
- Returnal
- Destruction AllStars
- Demon’s Souls
- ラチェット&クランク パラレル・トラブル
- リビッツ!ビッグ・アドベンチャー
- Horizon Forbidden West
- バイオハザード ヴィレッジ
上記のゲームタイトルのように、PS5の3Dオーディオに最適化されたゲームはより深く、没入感のある立体音響を楽しむことができます。
僕はゲームでもなんでも"音"は良い影響を与えてくれると考えているのですが、PS5は素敵な音響体験を簡単に提供してくれます。
最大消費電力は350W、スタンバイモードは超省電力

PS5の電源ユニット(定格350W)
PS5の分解映像で明らかになったPS5の電源ユニットは定格350W。※PS4の消費電力は最大165W、PS4 Proの消費電力は300W。
- PS5に搭載される電源ユニットは定格350W
- スタンバイモード時の消費電力は1.3W
PS5の実際のスタンバイモード時の消費電力は1.3Wとなっており、PS4(CUH-2000)のスタンバイモードの消費電力が6~8Wと言われているので、この数値がどれだけすごいのかがイメージできると思います。
PS5が生きてるかどうか不安になるくらい、びっくりなワッパ。
- USB-A端子
- 起動時平均:5.05V 1.46A 7.37W
- スリープ時平均:5.16V 0.96A 4.7W
- USB-C端子
- 起動時平均:5.12V 2.09A 10.70W
- スリープ時平均:5.12V 2.16A 11.05W
PS5は全面のUSB-A端子とUSB-C端子の定格出力は上記の通り。(充電するデバイスがiPhoneの場合。起動直後やスリープ直後は一時的に出力が落ちる)
デバイスを接続して充電することもできますが、その場合、USB-C端子を使用したほうが充電は速いですね。参考程度にどうぞ。
PS5の色を変えられる純正カバー

PS5には、ギャラクシーコレクションとして「コズミックレッド」「ミッドナイトブラック」「ノヴァピンク」「ギャラクティックパープル」「スターライトブルー」の5色展開で交換できる純正カバーが発売されています。
価格はいずれのカラーも6,578円(税込)。

ギャラクシーコレクションとしてコントローラーにも同じカラーが発売されているため、PS5と合わせて好みの色にカスタムするのもよさげ。
▶PS5の色を変えられる純正カバーがついに登場!発売日は2022年1月27日
4k/120fps、最大8k対応のグラフィック

FF7 Ramake Intergradeのスクショ。画像はめっちゃ圧縮してます。
PS5はグラフィックも素晴らしくて。Unreal Engine5を使用した「The Matrix」の技術デモが分かりやすいのですが、とにかく映像が美しい、強い。実写かと思うほどに綺麗すぎるのです。
▶Unreal Engine5 The Matrixの動画(Youtube)
PS5が持つグラフィック性能のポテンシャルについては上の動画でしっかり伝わったかと思うので、公式から発表されているPS5の映像出力についても見ていきましょう。
- 最大8k画質のグラフィックに対応
- 4k 120Hz TV、8k 60Hz TV
- レイトレーシングをサポート
PS5はPS4 Proと同様の技術でアップコンバートによる8k/4kに対応しますが、8k画質を"実際に"どれくらいのフレームレートで動かせるのかは明かされていません。
というよりも……現在8k画質でのゲームプレイをテストできるような環境がなかなか無いのです。

発売直後の公式情報によれば「Spider-Man:Miles Morales」「DEATHLOOP」が4k/60fpsで動作、「DIRT 5」は4k/120fpsで動作するとのことだったのですが、2023年現在はほかにも4k/120fpsに対応するゲームはたくさんあります。
120fpsに到達するゲームであれば、ゲーミングモニターの使用も十分視野に入りますし、PS4/Xbox One版では散々だった"サイバーパンク2077″もPS5だと快適に遊ぶことができました。
レイトレーシングってなに?

せっかくなのでPS5が対応する「レイトレーシング」についてもダダっとおさらいしておきましょう。
▶Unreal Engine5 デモ PS5(Youtube)
レイトレーシングについてざっくり説明すると、光線を追跡・計算し、肉眼で見る世界のような光の屈折であったり、水の反射だったりをシミュレートする技術のことなんですけど、要は、レイ(光)をトレース(追跡)する技術のこと。
反射・屈折などの表現はPS4/PS4 Proでもありましたが、レイトレーシングの対応により実写に近い正確な表現が可能になりました。PS5はレイトレーシングへ対応することで、ゲームへの没入感がさらに向上しています。
グラボ換算でPS5のグラフィック性能はRTX2080くらい

PC向けグラボ「RTX 2080」
もうひとつ気になるのが、PS5のグラフィック性能をグラボ相当に換算するとどうなるの? ってところ。こちらもさくっとチェックしておきましょう。
PS5/PS5 Digital Edition | 10.3 TFLOPS |
Xbox Series X | 12.15 TFLOPS |
GeForce RTX 2080 | 10.068 TFLOPS |
GeForce RTX 2080 Super | 11.150 TFLOPS |
GeForce RTX 2080 Ti | 13.448 TFLOPS |
GeForce TITAN RTX | 16.312 TFLOPS |
Geforce RTX 3070 | 20.4 TFLOPS |
Geforce RTX 3080 | 29.8 TFLOPS |
Geforce RTX 3090 | 35.7 TFLOPS |
PS5に搭載されるGPUの性能をグラボの処理性能を表す値"TFLOPS(テラフロップス)"に換算して比較してみると、上記の通りで、PS5はRTX 2080相当の性能を備えているというのが分かります。
※RTX 30シリーズの"単精度浮動小数点数(TFLOPS)"は驚異的ですが、RTX 20シリーズのグラボに肉薄するグラフィックス性能をPS5(39,980円~)が持つのはとてもすごいこと。RTXシリーズのグラボは6万円~20万円程度で販売されています。
TFLOPSはあくまでも"指標"ですし、この通りの性能差があるとは言い切れないですが、少なくとも、GPU性能はXbox Series X/RTX 2080 Super/RTX 2080 Tiに及ばずといった認識で問題ありません。
ただし、得られるゲーム体験を加味した場合この限りではないというのは言うまでもなく、PS5はアップコンバートにより最大4k 120fps/8K 60fpsに対応しています。(15万円超えのRTX 2080Tiですら4k/120fpsをネイティブで出すのは厳しい)
PS4/PSVRとの互換性

PlayStation4ユーザーにとって嬉しいのが、PS5はPS4(PS4 Pro)/PSVRとの互換性を持つということ。
PS4向け/PSVR向けゲームともに一部のゲームタイトルでは画質が向上するほか、パフォーマンスも向上しますよ。
今持っているPS4のゲームディスクを遊ぶのであれば光学ドライブを搭載するPS5を選ぶ必要があるものの、PS5へ無料アップグレードできるゲームもありますし、慣れ親しんだゲームをPS5で遊ぶことができる……というのは大きなメリットかなぁと。
※ダウンロード版であればPS5デジタルエディションでPS4のゲームタイトルをプレイ可能。
ゲームタイトルやコンテンツについては、PS5発売以降もPS4/PS4 Pro/PS5に対応するものがしばらく発売されるため、PS4 Slimがミドルレンジ、PS4 Proがハイミドルレンジ、PS5がハイエンド……といった構図がしばらく続きそうですね。
- PS5はPS4/PS4 Pro/PSVRとの互換性あり
- PS5発売以降もPS4/PS4 Proは販売継続
- PS4向けゲームはディスク版/DL版問わず遊べる
- PS5 Digital Editionは光学ドライブを搭載しないため、PS4のDL版ゲームのみ
PS Plusがリニューアルされ、初代プレステ/PS2/PS3/PSPのゲームがPS4/PS5で遊べるようになったので、遊べるゲームもドドンと増えました。
▶PS Plusが6月2日にリニューアル!初代プレステやPS2、PS3のゲームがサブスクで遊べる(月額850円~)
PSVRは後方互換性のみ。PS5向け「PSVR2」が必要

PS5はPSVR(PlayStation VR)との後方互換性は備えており、2023年2月22日には「PSVR2」が発売予定。
PS5でPSVRを遊ぶには"PlayStation Cameraアダプター"が必要ですが、PSVRのプロセッサーユニットの背面に記されたシリアルコードを入力することで“PlayStation Camera アダプター"が無料で提供されるので必ずチェックしておきましょう。
※新しくPSVRを購入する場合、PlayStation Cameraアダプターは同梱されています。
2023年2月22日に発売された次世代PSVR「PSVR2」の詳細やスペック、コントローラーの詳細が気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。
▶PlayStationVR2のスペックおさらいしとく?発売日は2023年2月22日、価格は74,980円 #PSVR2
直感的な操作ができるPS5のUX

PS5の新しいユーザー体験では、素晴らしいゲームの数々やゲームコミュニティと瞬時につながり、ゲームの世界に没入して、ユーザー中心に考えた「次世代」と呼べる体験を目指したとのことで、ホーム画面は大きなアップデートが加えられています。
PS5のホーム画面はとてもシンプルにまとまっていて分かりやすくて。操作感はPS4と似たようなイメージですね。
- コントロールセンター
- PSボタンを押すだけでゲームを終了することなく、ゲーム中に必要なほぼすべてに一瞬でアクセス可能。
- PS5の電源を切ったり、レストモード(スリープモード)にするのもここから。
- アクティビティ
- コントロールセンター上にカードとして表示され、ゲーム中に逃していたアイテムを探しに戻ったり、プレイしたいステージやミッションに一瞬で移動可能
- 画面上にピクチャー・イン・ピクチャーで表示も可能
- PS Plus加入者向けに、ゲームのヒントが見れるゲームヘルプ機能
PS5のUXの中で抑えておきたいトピックはこんなところ。

本体からネットワークまでのシステム全体を再構築することで、インターフェースの操作やゲームの切り替え、オンラインマルチプレイへの参加など、そのすべてが高速化しています。
ほんと、切り替え時の待ち時間は大幅に短縮されていてめっちゃスムーズ。
ストリーミングアプリも充実

PS5/PS5 Digital Editionは様々な"エンタテインメントストリーミングアプリ"がプリインストールされています。
- Apple TV
- Netflix
- Spotify
- Twitch
- Youtube
- Amazon Prime Video
- DMM.com
- Hulu
- U-NEXT
- Rad.TV(旧LittleStar)
PS5で利用可能なストリーミングアプリについては上記の通りなのですが、PS5にはホーム画面のすぐ横にメディアエンタテインメント専用のスペース「メディアホーム」が用意されていまして。
ゲームを中断することなくメディアコンテンツを素早く切り替えることができます。

別売りのメディアリモコンを使用すれば、PS5の電源をONしたり、ボタン操作ひとつでNetflixやSpotify、Youtubeを起動したり、再生/停止/早送りなどの操作を簡単にできますよ。
PS5はエンタメも充実させてくれること間違いなしです。
PS5用コントローラー「DualSense」が強い

PS5の目指すゴールの1つが「没入感をさらなる高みへ導くこと」。
そのためには、コントローラーについても再考する必要があるとのことで、PS5はコントローラーも大きく変化しました。
その名も「DualSense™」。ツートンでモダンなデザインのコントローラーには2つのイノベーティブな新技術が搭載されています。

1つめが「ハプティック振動」と呼ばれる触覚フィードバックの振動機能で、これまで以上に多彩な感覚を手に伝えてくれるというもの。
そして、2つめが「アダプティブトリガー」と呼ばれる新しいL2/R2ボタン。抵抗力がプログラム可能なトリガーになっており、弓を引き絞る感覚や、オフロードでアクセルを踏み込む感覚を体感できます。
- 様々な振動で多彩な感覚を返してくれる触覚フィードバック「ハプティック振動」
- 抵抗力が感じられるトリガー「アダプティブトリガー」
それじゃ、PS5のコントローラー「DualSense」に搭載される2つのイノベーティブな新機能「ハプティック振動」と「アダプティブトリガー」についてもダダっと見ていきましょう。
ハプティック技術で多彩になる振動機能

ハプティック技術(触覚フィードバック)が採用されるPS5のコントローラー振動機能は、これまでのようなただ振動するだけの機能ではなく、様々な反応を手で感じ取ることが出来ます。
レース中に車が壁にぶつかる感覚と、フットボールで相手にタックルする時の感覚では全く異なったものになるでしょう。草原を駆け抜け、泥の中を這う感覚さえも味わうことができるのです。
PlayStation Blog
新しいL2/R2ボタン「アダプティブトリガー」

DualSenseに搭載される"L2/R2ボタン"は「アダプティブトリガー」と呼ばれ、開発者がゲームのアクションに合わせてトリガーの抵抗力をプログラムすることができます。
要するに、アダプティブトリガーの抵抗力とハプティック技術を組み合わせることで、弓を引き絞る感覚やゴツゴツとした岩場でオフロード車のアクセルを踏んで加速させる感覚までを指先に伝えられるのです。
実際にゲームをプレイしてみると、DualSenseがゲームの没入感を高めているのは間違いなし。グリップ感も良いので、PC用のコントローラーとしても使えるすごいやつです。
豊富なカラーも魅力的

DualSenseには「DualSense ギャラクシーコレクション(動画)」として様々なカラーがラインナップされているのも大きなトピックの1つ。
いずれも価格は8,228円(税込)。同じカラーバリエーションでPS5用純正交換カバーも発売されていますし、PS5と同じカラーで揃えるといい感じ。
▶PS5のコントローラー「DualSense」の新色が素敵(コズミックレッドとミッドナイトブラックの2色)
PS5の価格は39,980円から

PS5/PS5 Digital Editionの価格についてもチェックしておきましょう。
PS4 | 39,980円 |
PS4 Pro | 44,980円 |
PS5 DigitalEdition | 49,478円 |
PS5 | 60,478円 |
PS5は49,980円。PS5 Digital Editionは39,980円。スペックを考えると驚異的に安いですね。
※Update 2022/8/25, PS5の価格が値上げ。価格はPS5が60,478円、PS5 Digital Editionは49,478円になります。いずれも5,500円の値上げで税込み価格。
PS4と比べて数倍性能が向上し、4k/120fpsや最大8k画質、レイトレーシングやハプティック振動を搭載したコントローラーがついてきてこの価格。
PS5 デジタルエディションに至っては光学ディスクドライブを搭載しないってだけで1万円お安く買えるので……驚きのコスパ。
スペックを見比べても違いはなくても、得られるゲーム体験は同じなので、光学ディスクドライブが必要ないって人はPS5 Digital Editionを選ぶと幸せになれます。
PS5の流通が正常化!ゲオやノジマでも抽選販売→通常販売に切り替え

グラフィックや性能の向上はもちろんのこと、サラウンドサウンド、PS4との互換、全く新しいコントローラーなどなど、ゲームへの没入感がより一層高まるPS5は2020年11月12日に発売されました。
2022年は楽天やYahooショッピング、オークションサイトで8万円、9万円ものもはや暴利でPS5が転売されていたせいで非常に入手しづらい状況が続いていましたが、2023年現在はPS5の流通が正常化。
長期にわたって抽選販売が行われてきたPS5ですが、ゲオやノジマなど、様々な取扱店が抽選販売から通常販売に切り替わりました。
Amazonでは抽選販売が続いていますが、ゲーム取扱店舗ではかなりの確率でPS5/PS5 Digital Editionの在庫が並んでいると思われるので、気になるブラザーは近くのゲーム取扱店に足を運んでみるといいかもしれません。
PS5のレビューについては以下の記事もぜひ。
▶次世代機の性能に感動「PS5」の写真を眺めつつじっくりレビュー

