PlayStation5(旧型PS5)をレビュー。圧倒的高性能でゲーム体験が変わる

PS5 DualSense コントローラー

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とんでもなくゲームが楽しめるゲーム機。

初回のPS5の抽選ラッシュで敗退し、ソニーストアの第2回の抽選で購入することができたので、PlayStation5(PS5)の写真を眺めつつじっくりレビューをお届けです。

PS5の発売日にスパイダーマン マイルズ モラレスだけが届いていたので、初日からPS5の処理性能と美しいグラフィック、爆速のロード時間は体験できたのですが…ゲーム体験はとにかく「最高」の一言。語りたいことはめっちゃあるのですが、とにもかくにも"PS5″のレビューといきましょう。

※2023年11月10日に新型モデルが登場したので追記。新型PS5や今回レビューしている旧型PS5のスペック、機能の詳細が気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。サイズは異なるものの、ゲーム体験や基本性能は全く同じです。

#PS5の性能やスペックガイド。これを読めば全てが分かる

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次世代機の風格。機能や性能をおさらいしつつ旧型PS5を実機写真多めでレビュー

それじゃ、さっそくPS5のレビューといきましょう。まずはPS5の開封から。(実機写真多めでダダっと進めていきますよ)

パッケージは思っていた3倍くらいは大きくて。PS4 Proと比較するとこれくらいのサイズ差。

僕が購入したPS5は光学ディスクドライブを搭載する"PS5″。

付属品はPS5本体、PS5用コントローラー"DualSense"、AC電源ケーブル、HDMIケーブル(ケーブルの長さは1.4m)、スタートガイドとセーフティガイド、横置き/縦置きスタンドが同梱されていました。

#Tips
PS5に保証書は付属しないため、購入した明細(レシートや納品書)が保証書の代わりとなります。これがPS5を転売で購入してはいけない理由の1つ。

PS5の第一印象は「でっけぇ」。

Ultra HD Blu-Rayディスクドライブを搭載する"PS5″のサイズは以下の通りです。

  • 幅390mm×高さ104mm×奥行260mm
  • 重さは約4.5kg

これまでのコンソール機と比べてPS5は圧倒的なサイズ感ですが、ゲーミングPCと比べるとまだまだ小型ですね。

ただ、PS4/PS4 Proと同じスペースに置こうと思うとスペースが足りない可能性があるため、PS5の購入を検討しているブラザーはサイズを確認し、余裕があるかチェックしておきましょう。僕の場合はギリ同じ場所に置けました。

真っ白で近代的。大幅に変更されたPS5のデザイン

さて、ここからはPS5のデザインを写真多めで眺めつつ、ちょこちょこ補足を挟みつつレビューをお届けです。PS5をサイドから見てみるとほぼ長方形。

PS5の両側にはパネルが取り付けられているのですが、"PlayStationロゴ"の部分は切り抜かれています。お洒落。

少々暗くて見づらいのですが、背面には排気用のスリットが無数に配置されていて、USB Type-AポートやHDMIポート、電源端子が搭載されています。

もう少し寄って見てみましょう。

PS5の背面の端子類は上からUSB Type-Aポートが2つ、LANポートが1つ、HDMIポートが1つ、そして電源端子といった並びで。

  • 前面の端子
    • USB Type-C (Super-Speed USB 10Gbps)
    • USB-A (Super-Speed USB 10Gbps)
  • 背面の端子
    • USB-A (Super-Speed USB 10Gbps)×2
    • Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
    • HDMI 2.1 Ultra High Speed端子

PS5に搭載される"出力系統"は前面/背面合わせて上記の通りなのですが、背面の端子の配置についてはPS4/PS4 Proと大きな違いはありません。

また、背面のUSB Type-Aポートが2つになったのは嬉しいポイントなんですけど…光デジタル端子は廃止されました。

上:イジェクトボタン、下:電源ボタン

前面にはディスクを取り出すための"イジェクトボタン"と"電源ボタン"が搭載。カチッと押すタイプのボタンになってました。

前面中央にあたる部分にはUSB Type-Aポートが1つとUSB Type-Cポートが1つ搭載されており、PS5のコントローラー「DualSense」はUSB Type-Aで接続します。

PS5の上面に目をやってみると、こちらにも無数の排気口が配置。

どうしてこういう作りになっているのか? については記事の後半で分解しつつ見ていこうかと思うのですが、とにもかくにもスタイリッシュ。排気を考慮したモダンで無骨なデザインはグッとくるというかなんというか…素敵。

もう少し別の角度から見てみるとこんな感じで。ここにはLEDライトも搭載されていまして。起動中も、待機中も、かっこよく光ります。

パネルが反射するくらいにPS5のボディは黒光り。実は、このパネルにもちょっとしたギミックがありまして…

ググっとズームしてみると、なんと、プレステでおなじみの"〇△×□"がびっしり。すごくないですか? これ。

手触りもすごく良い。

前面には"Ultra HD Blu-Rayの光学ディスクドライブ"が搭載されています。PS5 Digital Editionと比べ、PS5には機械駆動の光学ディスクドライブが搭載されているので、故障するとすればここからかなと。

PS4/PS4 Proの時は"スタンド"が付属していなかったのですが、PS5には縦置き/横置き兼用のスタンドが付属するため、好みの置き方ができますよ。

PS5を横置きにした状態

PS5にスタンドを装着して横置き状態にするとこんな感じ。ディスクドライブが下向きになります。

(ゲームディスクはこの状態でラベル面が上向きになるので…縦置き状態だとラベルが外向きになるというのもお忘れなく。僕は『ディスク認識しねぇ!』って一瞬パニクりました)

スタンド装着時(横置き)を後ろから見てみましょう。がっちり固定しているわけではないですが、多少動かしてもずれるようなことはありませんでした。めっちゃスマート。

横置き状態では結構なスペースが必要になる(幅390mm×高さ104mm×奥行260mm)ので、置き場所は結構考えないといけないかもなんですけど、縦置き/横置きが自由に切り替えられるスタンドが付属するのは嬉しいですね。

#Tips
2023年11月10日発売された小型化&軽量化モデル「新型PS5」はスタンドが付属しません。…なぜ。別売りにした理由がほんと分からない。スタンドが付属するのは旧型モデルのメリットかも。

持ちやすくて使いやすい「DualSenseワイヤレスコントローラー」

PS5のイノベーティブなコントローラー"DualSense(デュアルセンス)"についてもさくっとレビューです。

デュアルセンスには引く強さが変わるL2/R2トリガー「アダプティブトリガー」とリアルな振動で触覚にアプローチする「ハプティックフィードバック」の2つの革新的な技術を搭載しているのですが、コントローラーとしての持ちやすさも最高で。

PS4のDualShock4と比べて格段に手にフィットするというか…少し重さが増しているのですが、その重さと相まってしっくりくるんですよね。包み込むように持てるイメージ。

DualSenseにはマイクを搭載するため、そのままボイスチャットをすることもできるのですが、3.5mmイヤフォンジャックを搭載するため、ゲーミングヘッドセットも利用可能です。

背面にはUSB Type-Cポートを搭載。L2/R2ボタンは銃の引き金だったり、ジャンプする際の溜めだったり、トリガーを"引く強さ"が変わる"アダプティブトリガー"の感触がこれまた楽しくて。

PS5にプリインストールされているAstro’s PlayRoomでじっくり試すことができるのですが、コントローラーの引く強さが変わるってのがこれまた新体験なのです。

スパイダーマン マイルズモラレスやその他のPS5ゲームでも利用できるのですが、これはPS5のDualSenseだからこそ。

ゲームタイトルによっては、銃ごとに引き金を引く強さが変わったり、弾詰まり(ジャム)を再現しているものもあるので…PS5のゲーム体験は圧倒的に進化しています。

PS5が付属のスタンドが使いやすい

PS5には縦置き/横置きを兼用する"スタンド"が付属していて、こいつの使い勝手が非常に良き。

※上の画像は横置き用にスタンドを回転させた状態です。

台座を回転することで縦置き/横置きの両方に対応できる仕様になっているのですが、裏面にはネジとキャップを収納しておくためのスペースが用意されており、ネジ穴を保護するためのキャップのスタンドに収納しておくことができます。

※ネジは縦置き時に使用。ネジがジャストフィットに収納されているので、取り出すのに少々てこずるかも。

PS5を縦置きする場合は底のキャップを取り外して、スタンドに収納して…

PS5にスタンドを装着してネジを締めるだけ。めちゃ簡単ですね。

横置きの場合は台座を"横置き状態"に回転して、PS5の背面にある"△〇×□"のマークに合わせてスタンドを取り付けるだけでOKです。めちゃ簡単。

縦置きではネジを使用しますが、横置きではネジを使わなくて。カチッとはめるだけでOKですよ。すでにちらっと触れているとおり、小型&軽量化した新型PS5にはスタンドが付属しないため、これは旧型PS5の明確なメリット。

動作音はPS4 Proと比べて明らかに静か

さて、光学ディスクドライブを搭載するPS5で気になることと言えば? そうです。ディスクドライブから発生する"動作音"ですね。

PS5は次世代のゲーム機といえど、冷却ファンだったり、ディスクドライブだったり、"音"のする機構はいくつかあるので、動作音は無視できない重要なファクターです。

でもでもご安心を。PS5はPS4/PS4 Proと比べても明らかに動作音が静かになっていて、ほとんど気になるようなことはありませんでした。

ファンの回る音も静かですし、光学ディスクドライブの読み込みのはもゲームのプレイ中も、映画の視聴中も気になりません。めっちゃ近づくと聞こえるくらいに動作音は控えめです。

1mくらい離れたらもう聞こえないんじゃないかなぁってレベル。

PlayStation5(PS5)のスペック・仕様

PS5Digital Edition
サイズ幅390×高さ104×奥行260mm
約4.5kg
幅390×高さ92mm×奥行260mm
約3.9kg
CPURyzen Zen2 8コア/12スレッドRyzen Zen2 8コア/12スレッド
GPUAMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engineAMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine
メモリGDDR6 16GBGDDR6 16GB
容量825GB SSD
増設可能
825GB SSD
増設可能
ゲームディスクUltra HD Blu-Ray×
オーディオ“Tempest" 3D オーディオ技術“Tempest" 3D オーディオ技術
入出力(前面)USB Type-C (Super-Speed USB 10Gbps)
USB-A(Super-Speed USB 10Gbps)
USB Type-C (Super-Speed USB 10Gbps)
USB-A(Super-Speed USB 10Gbps)
入出力(背面)USB-A(Super-Speed USB 10Gbps)×2USB-A(Super-Speed USB 10Gbps)×2
通信Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
映画
(ディスク)
×
PS4との互換性DL版のみ
消費電力最大350W最大350W
発売日11月12日11月12日
価格49,980円
60,478円
39,980円
49,478円

PS5の発売日は2020年11月12日。価格はPS5が49,980円+税。PS5 Digital Editionが39,980円+税となっています。

※Update 2022/8/25, PS5の価格が値上げ。価格はPS5が60,478円(税込)、PS5 Digital Editionは49,478円(税込)になります。

保証範囲内でPS5を分解してみる

PlayStation公式Youtubeで分解映像が公開されている"PS5″ですが、せっかくですし保証の範囲内で分解してみましょう。

PS5はパネルの両端を持ちあげつつスライドすると外装の"パネル"が取り外せるようになっていまして。

簡単に内部にアクセスできる仕様になっているというのも大きな特徴です。パネルはスッと取り外すことができました。

外装になっているパネルはほどよい柔軟性を備えつつもしっかり硬くて。相当な力で変な方向に曲げない限りバキッといってしまうことはなさそう。

右端の大きな機構が光学ディスクドライブ。

外装をパカっと。PS5の内部は"美しさ"を感じるほどに非常にシンプルで。パッと見でも淘汰厳選されて考え抜かれた構成になっているのが分かりますね。

PS5の冷却機構は"両排気"。

PS5本体の上面から吸気し、背面から排気というシステムが採用されているのですが、その重要なエアフローを担うのがこの大型ファンです。

両排気になっていて、冷却ファンの直径は120mm、厚さは45mm。この大型ファンのおかげでPS5の内部に溜まった熱はヒートパイプを流れ、ヒートシンクで冷却するというわけですね。

反対側も見てみましょう。

こちらからはドライブユニットや定格350Wの電源にアクセスすることはできないですが、PS5に溜まったホコリを掃除機で吸える"ダストキャッチャー"が設けられていまして。

PS5の内部にはダストキャッチャーもあり、掃除しやすい。

電子機器の内部に溜まるホコリって動作不良の原因になりますし、ましてや、ファン周囲のホコリは騒音の原因にもなります。

PS5はそういった"長期使用"を想定した設計がなされているわけですが、こうした工夫は長期使用で問題になる"ホコリ"にしっかり対処できますし、アクセスのしやすさも相まってユーザー目線になっているので非常に良き。

ファンのコネクタは保障の範囲内では外せないですが…掃除することは出来るため、PS5は長く愛用できるコンソール機です。

PS5はM.2 SSDの交換もめちゃ簡単

PS5はM.2 SSDを増設して容量を追加することができるのですが、これもめちゃ簡単で。パネルを取り外したら、M.2 SSDの保護カバーを外して装着するだけ。

(ネジにまで〇△×□が! PS5、凝ってます)

自作PCを組んだことがあるブラザーなら見慣れたインターフェースですが、PS5に対応するM.2 SSDの規格は"Type-2230、2242、2260、2280、22110″の5種類。

PS5は1TBのSSDを搭載していますが、実際に使用できる領域は"825GB"程度。時間の経過とともに遊ぶゲームが増えれば空き容量が少なくなるのは必然ですし、簡単に容量を増設できるというのはPS5の大きなメリットです。

しかも転送速度に優れる"M.2 SSD"。ありがとう、SIEさん。

PS4 ProとPS5のサイズ感を比較

ところで、PlayStation史上最も大きなサイズで登場したPS5ですが、実際にどれくらい大きいの? って気になりません?

このあたりでPS4 ProとPS5の"サイズ感"をさくっと比較しておきましょう。

まずは横から。ほぼ四角形なPS4 Proと比べて、長方形なPS5の圧倒的存在感。

サイズと重さ
PS4 Slim約265×39×288mm
約2.1Kg
PS4 Pro約295×55×327mm
約3.3Kg
PS5約390×104×260mm
約4.5Kg
新型PS5約358×96×216mm
約3.2kg

数字でPS5とPS4 Pro、そしてPS4 Slimのサイズを比較してみるとこんな感じなのですが、並べるとより分かるのその歴然とした差。2023年11月10に発売された新型モデルは圧倒的なダイエットに成功していることを考えると、旧型PS5ってやっぱりデカいのです。

幅も違うのですが、PS5は高さもあるので…それがさらに大きく感じる理由ですね。

もう少し違う角度から見てみましょう。

この高さの違い…強烈。PS4/PS4 Proは大抵の収納棚やテレビ台に置くことができたのですが、PS5はスペース的な"余裕"が必要です。

背面を並べてみてみるとこんな感じ。PS5はUSBポートが2つ、光デジタルが廃止されていますが、配置に大きな違いはありません。

PS5のコントローラー"DualSense"も存在感がマシマシ。

PS5とPS4のサイズ感はほんと全然違いますし、PS5は予想しているよりも大きく感じること間違いなしなので、購入時は置き場所にスペースがあるか? を確認しておきましょう。

爆速のロード時間、美しいグラフィック、DualSenseのリアルな感触、PS5のゲーム体験は?

ここからはやっと"PS5のゲーム体験"について。

最新世代のCPUとGPUを搭載しているため、PS5のゲーム体験は格別。その圧倒的なスペックにより様々な恩恵が受けられるようになっています。

PS4/PS4 Proとは比べ物にならないほどに高速で、"間"を感じさせないロード時間はゲームの没入感を損なわないですし、PS5はその高い処理性能を活かし、遠景の描写やオブジェクト、人物のディティールもめちゃ繊細で綺麗。

それと、グラフィックスに大きく影響しているのが"レイトレーシング"ですね。

これはPS5のグラフィックス、ゲーム体験、没入感をさらなる高みへと引き上げている技術なのですが、要は光線の動きをシミュレートして追跡、現実の世界で見るような光の反射や光源を再現できる技術のことで。PS4/PS4 Proでは体験できなかった世界が画面の中に広がります。

レイトレーシングのおかげでプレイヤーキャラの移動に合わせて移り変わる"光の動き"がもうすんごいのです。

一部のPS5向けゲームではレイトレーシングのON/OFFが設定画面に用意されているのですが、光の描写がリアルになったこととグラフィックスの向上により、PS5で遊ぶゲームの画質はどれも鮮明で立体的。

ゲームの世界に飛び込んだかのような没入感は時間を忘れてゲームを遊んでしまうほどでした。

PS5で"出来るようになったこと"のすべてはプリインストールされている「Astro’s Playroom」で体験することができるのですが、DualSenseから伝わる感覚や音、リアルな振動(触覚にダイレクトで伝わる感じ)がとにかく新体験で。

キャラクターの足音は地面の材質によって変わるし、例えば、砂地ならシャクシャク、金属ならカンカンッといった感じで。DualSenseのスピーカーから聞こえてくるんですよね。

触覚フィードバックもびっくりするくらいにリアルなので、ついつい感触を確かめるように遊んでしまうというか…何かアクションがあるたびにわくわくしちゃうっていう。

PS5のゲーム体験はガチ。

PS5の音声出力機能は音質厨も大満足の充実っぷり

Marvel’s Spider-Man: Miles Morales

PS5は立体音響に対応するため、僕の7.1chサラウンドシステムの環境では音の定位もしっかり。まさに"音に包まれる"ような体験ができます。

参考までに、PS5が対応するオーディオ出力形式は…

  • Dolby Digital (最大5.1ch)
  • Dolby Digital Plus (最大7.1ch)
  • Dolby TrueHD (最大7.1ch)
  • DTS (最大5.1ch)
  • DTS-HD High Resolution Audio (最大7.1ch)
  • DTS-HD Master Audio (最大7.1ch)
  • AAC (最大5.1ch)
  • Linear PCM (最大7.1ch)
  • Blu-ray、Ultra HD Blu-rayにおいてDolby AtmosおよびDTS:Xの出力が可能 ※対応機器と接続している場合

上記の通り。めっちゃ次世代な並びの音声出力形式。形式にもよりますが、最大7.1chの音声出力に対応しています。

PS5はヘッドフォンでもサラウンドサウンドな没入感が体験できるようになっているのですが、これはPS5の"Tempest3Dオーディオ技術"により実現されていまして。どんなヘッドフォンでも優れた立体音響を体験できるというのも大事なトピック。音質厨な僕でも大満足な仕様です。

ウルトラワイドのディスプレイには非対応

PS5のゲーム体験についてもうひとつ大事なこと。

事前情報では触れられていなかったので「もしや…PS5はウルトラワイドモニターでゲームが遊べるかもしれない!」って期待してたのですが…残念ながらPS5はウルトラワイドモニターの表示には非対応。

PS4/PS4 Proと同様に21:9の画面比率でもゲームを遊ぶことができるのですが、無理やり横に引き延ばした感じになっちゃいます。(通常の画面比率16:9で表示すると画面の両側に"黒い帯"が入ります)

出力を自動設定にすればWQHDのモニターでも1080pの通常出力よりは綺麗に表示されるというメリットがありますが…ウルトラワイドモニターの没入感は失われるため、PS5でのゲームプレイを考えているなら、ウルトラワイドモニターは微妙かなぁと。

PS5に最適なモニターは"画面比率16:9の4k HDR"がベスト。

PS5の初見の感想を振り返ってみる

このあたりで、PS5の初見の感想を振り返ってみようかと思うのですが…まず1つめは「4kでのゲームプレイ半端ねぇ」ってこと。

PS4 Proでも4kでのゲームプレイには対応していたのですが、PS5には"レイトレーシング"という新しい武器を手に入れたことでグラフィックスは次世代機に相応しいものになっているんですよね。

上の画像はスクショではなくて、4k HDR対応モニターを映したものなのですが、このキメの細かさ。

音の定位に優れる立体音響にも感激しましたし、DualSenseの触覚フィードバックとアダプティブトリガーにも感激。PS5を初めて起動した時の感想はただただ「すげぇ…」です。(語彙力よ)

僕はPS5でプレイするために4kモニターを購入したんですけど、PS5は4kモニターでプレイするからこそその魅力を全力で引き出せるかなぁと。別に10万を超えるような高級な4kモニターは必要ありません。

品質の確かなメーカーから発売されている28インチ前後の4kモニターなら3万円前後で販売されているので、PS5を購入するなら…ぜひ4kモニターもあわせて購入することをおすすめします。

PS5のレビューまとめ!次世代機にふさわしいド級の性能とゲーム体験が得られる

これ以上は長くなり過ぎてしまうので、そろそろレビューのまとめといきましょう。

僕はPS4版 サイバーパンク2077を"PS5″で遊び、PC版サイバーパンク2077もゲーミングPCで遊んでいるのですが、両方遊んでみたら分かるPS5の性能の凄まじさ。

僕のゲーミングPCはRyzen 2700X+RTX2080で組んだ総額20万円ほどの結構ガチめな構成なんですけど…普通に遊ぶならPS5で遊んだほうが快適に遊べちゃうっていう。それくらいPS5はすごい。

PC版ならフレームレートが20fpsに落ち込む重いシーンでもPS5はフレームレートが落ち込むことが"ほぼ"無いんですよね。

(当然、PS5は設定が抑えられていますし、PC版のほうが最高画質に設定した際のグラフィックは綺麗なのですが、僕の自作PCのスペックではとてもじゃないけど遊べません。PC版サイバーパンク2077はレイトレーシングオフの"中"設定でギリ60fpsに迫るかなぁってくらいに重い)

PC版サイバーパンク2077を遊ぶために必要なグラボについてはまた別の機会にするとして…とにかくそんな重いゲームも快適に遊べちゃうPS5。

発表当時は49,980円高くない? って話題になりましたが、触れてみたら分かる凄いやつ。PS5の価格は逆に安すぎるくらいかなぁと。

デュアルセンスや立体音響で実現されるゲーム体験も唯一無二ですしね。

メリット

  • 49,980円+税というスペックを考えれば圧倒的に安い価格!
  • レイトレーシングと高い処理性能により、これまでになかったリアルなグラフィックが体験できる。
  • DualSenseのアダプティブトリガーとハプティックフィードバック、そして立体音響による高い没入感。
  • レイトレーシングをONにした状態でもフレームレートを落とさない"素のスペック"の高さ。
  • デカいけど…モダンで近代的で馴染むデザイン!

デメリット

  • 全く手に入らない、本当に欲しい人に行き渡っていない。
  • 結構大きいのでスペースに困る。
  • 2022年9月15日より値上げされ、PS5は60,478円(税込)、PS5 DigitalEditionは49,478円(税込)。買うハードルが高くなった

PS5のレビュー・評価まとめ

性能★★★★★
デザイン★★★★★
機能★★★★★
ゲーム体験★★★★★+
価格(コスパ)★★★★☆

ちょっと書きたいことがあり過ぎて長めになっちゃいましたが…僕のPS5のレビューをまとめるとこんな感じ。

じっくり遊んでみると、ゲーム体験も、没入感も、グラフィックスも、間違いなく最高のゲーム機でした。というか、PS5ディスる人がいるの? ってくらいに完成度が高いプロダクトかなぁと。

新型PS5や今回レビューしている旧型PS5のスペック、機能の詳細が気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。サイズは異なるものの、ゲーム体験や基本性能は全く同じです。

#PS5の性能やスペックガイド。これを読めば全てが分かる

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